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aquamarine
さんの感想・レビュー

aquamarine
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「脱出」をテーマにしているが、ただ脱出することがメインな話ではなく、そのシチュエーションや理由、設定等から読ませてくれる。阿津川さんは天体観測中に屋上に閉じ込められた王道ミステリ「屋上からの脱出」、織守さんは村の森を扱ったホラーよりの「名とりの森」、斜線堂さんは魔女狩りを扱った「鳥の密室」、この3つは作者の色も出ていて堪能。空木さん「罪喰の巫女」は一度では理解できず何度か読み返したが読み重ねるごとに圧倒された。井上さん「サマリア人の血潮」は一気に読まされて読後技巧にため息。読み応えのある一冊だった。
0255文字
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aquamarine
さんの最近の感想・レビュー

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/13(4788日経過)
記録初日
2011/10/02(4860日経過)
読んだ本
2873冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
898081ページ(1日平均184ページ)
感想・レビュー
2873件(投稿率100.0%)
本棚
16棚
性別
自己紹介

基本ミステリー読みです。ホラーも時代小説も好きです。最近はこれまであまり読んでこなかった翻訳物や文豪作品も楽しんでいます。恋愛もの歴史ものはちょっと苦手で少なめです。

ナイス、コメントをくださるみなさま。いつもありがとうございます⸝⸝⸝˘◡˘♡ HNを打つのが面倒でごめんなさい。読友さんが「まりりん」という素敵なニックネームを付けてくださったのでよろしければそうお呼びください。

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