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5月の読書メーターまとめ

aquamarine
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感想・レビュー
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1973ナイス

5月に読んだ本
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  • うみ
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  • Clean Jonh

5月のトップ感想・レビュー!

aquamarine
八日後に不自然な死を迎える人の元で、その死を執行されていいのかどうかを判断する死神。連作短編で同じ死神「千葉」視点で物語が進みます。人間に擬態していますが、生理的に全く違うし考え方も違うのに、どこか人間臭い彼がなぜか愛しい。想像の余地を残すラストや全く違う話なのに少しずつ繋がった作りなど伊坂さんらしさも光り、後味がいいばかりではないのにとても楽しんで読むことができました。人のやることは大概無駄なものだと思っている、などなかなか胸を突くセリフをいくつも残した千葉さん。でもそれが生きるってことなのですよね。
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5月のトップつぶやき!

aquamarine

大好きな作家さんのシリーズ、忘れられそうもない恐怖やトリック、印象深い本がたくさんありました。この中からオススメを聞かれても選べませんが、何を読み返したいかと聞かれたら、間違いなく「薔薇忌」をあげます。人を選ぶあの世界観がとても好きでした。2017年4月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:6014ページ ナイス数:2139ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/160019/summary/monthly

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5月の感想・レビュー一覧
15

aquamarine
霊と交流できる主人公のお話の続編。一話目は動けない母親の地縛霊が自分の子供の成長した姿を見てきてくれという、心臓が痛くなるようなストーリーでした。ハッピーエンドが約束されている(と他の作品の傾向から勝手に信じている)から読めますが、やはり霊が関わるのですから切ない話ばかりでした。とはいえ、純粋に楽しむには自分は年を取ってしまった気がします。たまにはこんな本もいいですが。カバーは彼女とのラストシーンですね。カスヤナガト氏のカバーはいつも優しくてとても素敵です。
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aquamarine
長く積んでしまい、先に何話かドラマを見てしまいました。読んでみるとこちらを先に読んでいたらビジュアルは絶対相葉くんにはならなかったですね。使用人に情報収集も推理も関係者一同への説明すらさせ、自分は貴族探偵と名乗る。設定に好き嫌いはありそうですが短編でもトリックはしっかりしていて私は十分楽しみました。使用人の方のファンになりそう。でも実は貴族探偵、全部わかっていて使用人にやらせているんだったりして。「こうもり」は一読の価値ありです。さらさらっと「?」をたくさん抱えたままラストまで行って唖然としました。
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aquamarine
ドイツ上空でハイジャックされた164人を乗せた旅客機。ハイジャック犯は7万人の観客のいるサッカースタジアムに旅客機を墜落させようとする。旅客機を撃墜し164人を殺して、スタジアムの7万人を救った空軍少佐は有罪か無罪か。話は法廷の中だけで進みます。有罪を求める理由も、無罪を主張する理由も、わかるような気がしてやっぱりわからない。いや、割り切れない。日本なら他の方法をとったのではないかなど、国民性の違い、個人の権限、意思。判決がどう下されるかということよりも、他のことを本当にいろいろと考えました。
すなどけい
2017/05/26 15:08

旅客機を撃墜した少佐は英雄か犯罪者かを評決ではなく視聴者の票で決するらしいのですが、数だけに頼った判決ならaquamarineさんの仰るように危うい感じも確かにしますね。ただ、なぜ少佐個人が罪に問われるのか(独断なの?)という最も肝心な点が今のところ分からない(^^;ので、ぜひ見なければとは思っています。

aquamarine
2017/05/26 15:38

ごめんなさい。私の書き方が悪く、誤解をさせてしまいました。その番組が危険だということではなく、AXNというミステリ専門チャンネルが魅力的で(一日中テレビに貼りついて時間を忘れそうで)危険だ、と申し上げたつもりだったのです^^「裁判劇テロ」という番組は票数のみでなくきっと投票した方のコメントなども取り上げるでしょうし、今の日本人の考え方を知ることができそうですね。私は見ることができず残念ですが、すなどけいさんは是非参加視聴者として楽しんでくださいね。

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aquamarine
朧月市役所妖怪課で自治体アシスタントとして働いていた宵原秀也。前作で彼は朧月市での仕事を終えたので、まさかまた彼に会えるとは思っていませんでした。悲しい別れもあったので続きが出たのはとても嬉しいです。あの後いくつかの自治体で普通のアシスタントの仕事をこなし、今度はロシアの妖怪が封じ込められている町、北海道綾志別町の妖怪課へ。妖怪たちがロシア由来ということで前作とは違う雰囲気も楽しめましたが、妖怪よりも人間の醜さのほうが怖いのは同様です。思いがけないラストの展開もあり、続編を楽しみに待ちたいと思います。
チャコ
2017/05/21 23:17

嬉しい!続編出たんですね〜◡̈⃝︎知らなかったです。早速ポチります!

aquamarine
2017/05/21 23:27

そうなんです^^あの終わり寂しかったですよね!私も見つけて飛びついてしまいました。ぜひ楽しんでくださいね(*^^*)

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aquamarine
冤罪は昔のことのような気がしていました。科学が進んでも決して過去のものではないのですね。読み進めるにつれ伝わってくる、冤罪に翻弄された一家の運命は本当にやりきれない思いです。前作の3人の、無茶をしながらも連携しながら真相に迫っていく様は秀逸で、セピア色の回想を挟んで、本当に胸が潰れる思いで読み進みました。現実は何があっても弱者は弱者のままでいなければならないのでしょうか。やるせなさがあふれます。カーテンを開け過去に想いを馳せるラストを読み終え、本を閉じたとき、目に入った情景に思わず息を止めました。
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aquamarine
蜜柑花子が高校生の時のお話。連作短編の形ですが、納得のいく伏線と結果のある綺麗なロジックだと思います。ただ、個人的好みかもしれませんが、本シリーズの時同様、今回もどのキャラにも全く思い入れできませんでした。学生時代の彼女はもう少し違うかなと思いましたが、やはり主人公も彼女も全く好きになれず残念です。同じことを何度も書いている気がしますが、もっとキャラが魅力的なら楽しめると思うのでぜひ別シリーズをお願いしたいです。
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aquamarine
読友さんオススメの一冊。凄い勢いで一気にラストまで読まされてしまいました。主人公は職業探偵にもかかわらず特別要領がよかったり力が強かったりするわけでもなく、信念を貫きながら一人娘のことを第一に考えるというハードボイルドらしからぬ普通の人間らしさが、逆にとても魅力的です。沢山の登場人物も綺麗に描き分けられ、戸惑うこともありませんでした。色々なことが一つに繋がり、迎えるラストは息を止めました。こんな「渇き」は認めません。大切なものを守るためなら人間は本当に強いです。ほっとできるラストで本当に良かったです。
aquamarine
2017/05/16 23:51

あはは(*^▽^*)追いかけるのは私のような気もしますが。無理せず楽しくいきましょう♪

hanchyan
2017/05/17 21:03

シメシメ(笑)

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aquamarine
あるきっかけで突然霊が視えるようになった主人公が、彼らの残した想いを叶えたり届けたりしていく連作でした。とても優しいお話です。最初に見えた霊が幼馴染だったということが、彼が他の霊たちと関わっていくことに不自然でない形を与えていて、読みやすかったです。個人的な想いではありますが、やっぱり死ネタは読んでいて辛いです。続編があるようですので、今度は彼は身近にいる生きている女の子と、素直にチョコレートの話ができるくらいには関係を変えていってほしいなと思います。
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aquamarine
スイーツのレシピを通じて身の回りの謎を解いていく連作短編の形ですが、吃音症のため人と関わることに恐れを感じる主人公が、スイーツ男子や保健室登校の少女と触れ合うことで少しずつ変わっていく、ミステリとしてだけでなく青春ものとしてもなかなか読み応えのあるものになっていました。美味しそうなスイーツがたくさん登場しますが、スイーツ作りというのは化学だと滾々と諭されたような気もしています。私が彼らと同じくらいの頃、同じマドレーヌを焼いたのにどうしてこんなに見かけが違うんだろう、と思った答えが今頃わかって苦笑しました。
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aquamarine
有罪であると証明されない限り被告人は無罪であるという「推定無罪」は、今回判事が何度も何度も念を押して陪審員たちに語りかけることですが、裁判自体も日本とは少し違う印象を受けます。迫真の裁判シーンの描写は素晴らしく、細部はほとんど覚えていなかったこともあり、再読でも息を止めるようにして一気にラストまで読み切りました。法廷ものとして抜群なのはもちろんですが、ミステリとしても裁判が終わった後のストーリーに圧倒されます。映像のように覚えていたシーンも物語の中ではとても深みのあるものでした。堪能しました。
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aquamarine
もう何年前かわからないほど前に読んでからの再読ですが、ラストの衝撃とそれを手に取った後の彼の所作は目に浮かぶように覚えています。今回、きっちりとその件が伏線として目の前に並んでいるのに驚かされました。苦手なカタカナ名前で大勢の登場人物を区別するのが大変かと思いましたが見事に生き生きと描き分けられていて、意外にも読みやすかったです。正直、首席検事補という立場にありながら、しかも愛する妻子があって、同僚の女性に本気で恋をした主人公って…自業自得でしょ、って思ったりしています。さて、いよいよ開廷です。
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aquamarine
八日後に不自然な死を迎える人の元で、その死を執行されていいのかどうかを判断する死神。連作短編で同じ死神「千葉」視点で物語が進みます。人間に擬態していますが、生理的に全く違うし考え方も違うのに、どこか人間臭い彼がなぜか愛しい。想像の余地を残すラストや全く違う話なのに少しずつ繋がった作りなど伊坂さんらしさも光り、後味がいいばかりではないのにとても楽しんで読むことができました。人のやることは大概無駄なものだと思っている、などなかなか胸を突くセリフをいくつも残した千葉さん。でもそれが生きるってことなのですよね。
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aquamarine
内容紹介にある「日常と異常の境界線」という言葉。まさしくその境界線を感じずにはいられない10の短編です。最初の「ピアース姉妹」はその境界を越えてしまうきっかけがとても分かりやすくホラーともとれるラストがとても悲しいものでした。違う意味の境界線を一気に超えた「地下を行く舟」も印象深いです。「宇宙人にさらわれた」や「川を渡る」「ボタン泥棒」のようなふわっと優しさを感じるラストもいいですが、最初から最後まで美しく印象深かったのは「蝶の修理屋」。テイストの違う物語をじっくりと堪能しました。
たんたん(休みます)
2017/05/05 23:58

すごい偶然ですね(⊙⊙)‼ 私も今から感想をアップします!ビックリしました。私も「蝶の修理屋」がとても好きです。バクスターくんと奇妙な道具が出会えた事が奇蹟ですよね(^-^)/

aquamarine
2017/05/06 00:13

たんたんさん!本当にすごい偶然(*^▽^*)しかもミステリじゃなくて登録数二けたの奇妙な話でというのが驚きです。「蝶の修理屋」本当に良かったですよね。感想アップ楽しみにしていますね(*^^*)

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aquamarine
経営コンサルタントでありながら、実は殺し屋でもある主人公。依頼は顔を見たこともない歯科医が受け、連絡係を通じて依頼が届くという、依頼人と殺し屋がお互いの情報を持たないよくできた仕組みです。殺し屋はターゲットを観察するうちに相手が異常な行動をするのに気づきます。その行動理由を想像するだけの話なのですが、これが非常によくできていて感心します。殺人が発生しますがとにかく軽くて、日常の謎の延長のようなものかもしれません。殺し屋視点でないものが混じっていたり自分がターゲットにされたり、連作でとても楽しめました。
Yoko Omoto
2017/05/04 00:50

仕事に対する行動のほぼすべてが、自分の利益第一ってのがもう徹底してシビアだよね(笑)彼女、よく付き合えるよなあ(笑)

aquamarine
2017/05/04 07:30

そうなんだよね。まあこういうシステムだと金額、日程等絶対動かせないってのはわかるけど。彼女が何もかも承知でってのは私もびっくりした^^

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
例えやりたい仕事が自分を受け入れてくれなくても、移動願を出し続け、現在の仕事もそして恋も精一杯。そんな彼女ですが、今回はファッション誌を実際に経験し、是永との仲も進展し…考える時期に来たようです。そして最終的に彼女が出した結論は、自分をしっかり理解し、すごく前向きなものでとても良かったです。賛否あるようですが、私は彼との結論もあれが一番良かったと思うのです。シリーズはここでおしまいのようですが、スピンオフででも校閲部の数年後などを教えて貰えたらいいなと思います。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/13(2022日経過)
記録初日
2011/10/02(2094日経過)
読んだ本
1451冊(1日平均0.69冊)
読んだページ
466213ページ(1日平均222ページ)
感想・レビュー
1451件(投稿率100.0%)
本棚
11棚
性別
外部サイト
自己紹介

基本ミステリー読みです。ホラーも時代小説も好き。恋愛ものは苦手。翻訳ものはカタカナ名前が苦手なので読むのに時間がかかり、少なめです。収納場所の関係で図書館&購入は文庫派なので最新作は少ないです。  
感想はネタバレをしないように細心の注意を払っていますが、万が一ネタバレがありましたらこっそり教えてください。すぐに修正、削除いたします。自分が読み終わって感想を書いた後、皆さんの感想を読ませていただいたり、共読で上がって来たものの中で共感したものやなるほどと思ったものにナイスをさせていただいています。お気に入りの方の感想で読んでみたい、と思った感想にナイスさせていただくこともあります。特にミステリ好きさん、参考にさせてくださいね。
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ナイス、コメントをくださるみなさま。いつもありがとうございますm(__)m