映画は観ていないので、映画化に際しこの話をどう整頓し脚色したのか気になる。アラン・ムーア先生はご自身の作品の映画には常に批判的だけど、いち読者としては映画も―興味本位で―観なくては。『ウォッチメン』はラストの超重要な要素以外は割と忠実だったように思うけど、あれは監督ザック・スナイダーの趣味って感じもするな…。

ちょうど今日あげたヒーローの本にこの映画のことが書かれていて驚いています。

なんという偶然！マーブルさんの感想も大変興味深くブログのほうも拝見しました。面白そうな本でしたね。 僕としては、“V”は目的のためには殺人もためらいがないので、ヒーローとは言い難いようにも思いますが、象徴ではあるという…。正しいと信じることが時に「正義」と反することに自覚的かそうでないか、ヒーローか否かの分水嶺はそこにあるような気がします。

正当のヒーローとしてではなくダークヒーローとして紹介されています。ちょうど本で読んだばかりの仮面を見て驚きました。 あちらの本ではこの映画の脚本を書いたウォシャウスキー姉妹による、自らと違った意図で受け取られてしまった『マトリックス』シリーズからの解放として論じられています。民衆の連帯と反乱。 X-MENについて割いている賞もありますのでGM職員さんならもっと理解できるのではないかと思います。

“V”やはりダークヒーローの部類ですよね。なおさら映画も見てみないとという気になりました。X-MENと聞くと本も読まないと！