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Hiroshi
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Hiroshi
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近代天皇制は国民国家日本の形成過程に登場した編成原理である。それは天皇という絶大な権威を振りかざすことで内と外から迫り来る危機に立ち向かい、権威的秩序を維持しながら近代化=文明化を実現していくのである。この時儒教・仏教は普遍原理を掲げることで此岸の秩序を相対化しているが、万世一系の天皇制は彼岸の秩序の不変性・絶対性を表象する神権的権威とされるので権威秩序を維持できるのだ。このことを明らかにするために天皇制に係わるイメージや観念がどのように展開したのかを思想史的手法で論じた本。古くは近世の織田信長まで溯る。
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さんの最近の感想・レビュー

戦時期日本の精神史: 1931-1945年 (岩波現代文庫 学術 50)

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鶴見 俊輔
1979年にカナダ・マッギル大学の講義ノートを日本語にしたもの。外国での講義だ…続きを読む
十五年戦争小史 (ちくま学芸文庫)

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江口 圭一
十五年戦争について整理されていて大変判り易い本。大日本帝国の説明の後で、①満州…続きを読む
太平洋戦争 (岩波現代文庫 学術 85)

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家永 三郎
戦記では無い。侵略戦争の実体を厖大な文献に基づいて明らかにしていく本。1966…続きを読む
草の根のファシズム 日本民衆の戦争体験 (岩波現代文庫 学術452)

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吉見 義明
「戦前における日本ファシズム観の変遷」において独占資本・官僚・ファシズム政党か…続きを読む
世界史のなかの昭和史 (平凡社ライブラリー) (平凡社ライブラリー 905)

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半藤 一利
戦前昭和史を世界史に関係づけて見ていく本。登場人物は全体主義側としてはヒトラー…続きを読む
B面昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー は 26-9)

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半藤 一利
昭和は大正時代の不景気(大戦後の不況)と反日抗争の強い中国問題を抱えて始まった…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/15(4443日経過)
記録初日
2013/01/06(4452日経過)
読んだ本
1223冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
362403ページ(1日平均81ページ)
感想・レビュー
1124件(投稿率91.9%)
本棚
50棚
性別
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