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きつね
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きつね
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時間の「博物学」なのでは。子引き孫引きされた例はどれも面白いものばかりだが、だから何。時間も場所も違うものを比較するのが比較社会学なるもののメソッドのようだが、「ゲゼルシャフトは最悪だけど、がんばって今を肯定しようね(´・ω・`)」という凡庸な結論に到るまでのパッチワークに見えてしまう。ゲマインシャフトの崩壊、近代的な個我が導き出した時間論ゆえのニヒリズム、それがただしい見通しだというならば猶更、ハイデガーやファシズムを取り上げない理由がわからない。急に石牟礼道子に丸投げして結論にするのも意味不明。
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きつね
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読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/15(4881日経過)
記録初日
2011/11/16(4880日経過)
読んだ本
694冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
196797ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
312件(投稿率45.0%)
本棚
1棚
自己紹介

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