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sabosashi
さんの感想・レビュー

sabosashi
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(1)世には国際関係論なるものがあって、わたしも中嶋 嶺雄の担当するものに出席を強いられた一人であった。概して読み解き方が肝心。つぼにはまれば、構造なるものが眼前にひらけてきて、ふむふむと自分でうなずきつづける。 (2)ここ、手嶋・佐藤組によって開かされてくるのは、やはり公の正史とは異なったものになっている。歴史の裏側でもしかするとだれにも触れられることなく忘れられていく事実。その意外感に呆然とせずにはいられない。
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sabosashi
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2011/09/26(4933日経過)
記録初日
2012/08/14(4610日経過)
読んだ本
647冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
211473ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
645件(投稿率99.7%)
本棚
5棚
性別
外部サイト
自己紹介

 英語はあまり得意ではない(得意だと思っていた時期もあったが)。
 それでも映画にて「存在のたえられない軽さ」を見たときは、原作をぜひ読みたいものだと思った。
 当時、邦訳はまだ出ていなかったので英訳を買って読んだ。
 The Unbearable Lightness of Beingである。
 わりとやさしく読めたと思った。
 それに味をしめたのか、おなじくミラン・クンデラのImmortalityの仏訳を買って読もうとした。
 しかしそう簡単には読めるものではないのである。
 おなじことはエーコでも発生した。
 The Name of the Roseを英文で読もうとしたのである。
 カトリック英語には詳しいはずだった。
 しかし哀しいかな、読み進められる道理はなかった。
 ドリス・レッシングのThe Golden Bookを読み始めたときは決死の覚悟であった。
 だが案の定、なかなか読み進められない。
 一年以上もかかってようやく終える(正しくは二年以上)。
 そんなていたらくな生き方しかできないわたくしであるのが哀しい。

(そういえば、マルコム・ロウリーのUnder the volcanoのペーパーバックをもらったことがあった。字が小さいので、ちょっと引く。しかし西訳のBajo el volcanと並行して読むことにした。なんとか読み終えた。しかしあとには頭になにも残っていなかった)

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