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ミカママ
さんの感想・レビュー

ミカママ
新着
『ルーシー・バートン』の姉妹編ではあるが、実際のルーシーは一部にしか登場しない。本編でルーシーと母親の噂話の俎上にのせられた人物たちが活き活きと語って、それが結果的にルーシーが本編で語らなかったこと、もしくは語れなかったことを浮き彫りにする。各エピソードに、読者自身が自らの人生を重ねてしまうという効果も。チャーリー・マコーリーが人生に絶望しB&Bに滞在、女主人とふたりでイギリスのコメディーを黙って見つめるシーンは、泣きそうになったよ(泣かないけどな)。そう、「人生はなんでもあり」。今年ベストの予感です。
講釈夫人

Esquire(エスクァイア)のベストブックにも選ばれましたね。まだ2017上半期ですが(*^^)v http://www.esquire.com/entertainment/books/a52733/best-books-of-2017/ 日本の版元は〇川書房で、割と荒っぽい翻訳者を選ぶことがあるのですが、ストラウトはラヒリの小川高義・訳で力入ってます!

07/29 11:04
  • テンテン(^^♪
  • イシザル
  • おか
  •   まーしゃ
  • ミカママ
ミカママ

鼻眼鏡ちゃん、そんな指針があるのね、知らなかった!ホントにじんわりくる作品だよ。また『ルーシー』から読み直したくなった。

07/29 11:21
  • テンテン(^^♪
  • イシザル
  • おか
  • 講釈夫人
  •   まーしゃ
講釈夫人

ガルシア=マルケス、リョサ、古くはバルザックのように再登場して違う顔を見せる登場人物達なんですね! では私は楽しみに、小川訳を鶴首で待ちます^_^ そうそう、件の版元さん選ぶと言うより クレスト&エクスリブリスの二大レーベルに翻訳者を押さえられているので(白水なんて三年連続、日本翻訳大賞受賞者を輩出していますし) 新規獲得、作家に依頼したり過渡期で中には……です(*_*)

07/29 17:38
  • テンテン(^^♪
  • i-miya No2
  • ウニプロ
  • イシザル
  • ミカママ
ミカママ

鼻眼鏡ちゃん、ぜひぜひ♪ なるほど、翻訳業界にもそんなオトナの事情があるのね〜。普段は意識してなかったけど。

07/29 20:47
  • ケイ
  • テンテン(^^♪
  • i-miya No2
  • イシザル
  • 講釈夫人
ケイ

『Anything is possible』は、never too late のように、何だってできるさ!的なすごくポジティブな意味だと最初から最後まで思ってたの。ミカママのこの感想を読んで、『なんでもあり』なのかと腑に落ちた。なるほど。

01/01 01:00
  • ミカママ
ミカママ

あんまり明るい内容ではないよね。でもクセになる(๑ˇεˇ๑)•*¨*•.¸¸♪

01/01 01:16
  • R
  • ケイ
アン

ミカママさん、とても良かったです(^^)!ささいな事に悩んだり、愚痴を言ったりする日々ですが、「人生はそんなもの!ごちゃごちゃなもの!」のセリフに救われます。ミカママさんのおかげで、早めに読めました。ありがとうございます?

02/11 09:21
  • ミカママ
ミカママ

アンさん、【スプラウト部♪】へようこそ(笑)再読したくなっちゃいました、ありがとうございます。

02/11 09:36
  • アン
天の川

ミカママさんのおかげで、続けて一気に読めました(でないと、誰が誰かわからなかった…)。『私の名前は…』よりこちらの方が好きでした!重苦しい中に肯定感が含まれている感じ。「人生なんでもあり」なるほどです。

03/07 17:49
  • ミカママ
ミカママ

天の川ちゃん、それは何より。わたしもこちらの方が胸に刺さりました。ルーシーのキャラを、ストラウト女史に重ねてしまっているのかも。

03/07 21:58
  • 天の川
0255文字
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ミカママ
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読書データ

プロフィール

登録日
2011/06/13(4956日経過)
記録初日
2011/06/13(4956日経過)
読んだ本
3689冊(1日平均0.74冊)
読んだページ
1050699ページ(1日平均212ページ)
感想・レビュー
3664件(投稿率99.3%)
本棚
7棚
性別
職業
その他
現住所
海外
外部サイト
自己紹介

特技は速読。

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