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kolion
さんの感想・レビュー

kolion
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壮絶で陰惨でどうしようも無い展開なのに、読む手を止めることができなかった。いまはこの著が書かれてから随分になるがこれが近未来だと発表されたときはどうだったろうか。過去を操ることが現在を操る。捏造された記憶の中で人が生きていく。知性を身につけないように戦争で破壊を続ける。いつかは消されるなんて、生易しいものではなかった。無にするために行われるありとあらゆる拷問にかけられ自分が改められる。希望もなにもないが命だけは続いていく。恐ろしいことだが、いまの社会にも通じている。
0255文字
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さんの最近の感想・レビュー

夫よ、死んでくれないか

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丸山 正樹
ドラマが始まるというので図書館から借りてきた。丸山正樹さんの作風が少し変わった…続きを読む
無敵の犬の夜

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小泉 綾子
北九州の田舎に住み、なにもない日常に危機感も持たなかった界が高校生の橘さんに出…続きを読む
ツミデミック

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一穂ミチ
図書館本。これほども人の死を乱暴に扱った短編集は初めてかもしれない。1話1話は…続きを読む
しゃもぬまの島 (集英社文庫)

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上畠 菜緒
天国に連れて行きたい人に死期が近づくと現れるしゃもぬま。島から出ないはずのしゃ…続きを読む
イグアナの花園

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上畠 菜緒
初読みの作家さん。なんとなく手に取って読み出したら止まらない。文章が心地いい。…続きを読む
風に立つ (単行本)

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柚月 裕子
多くを語らない父親の過去を知るところで胸が締め付けられた。人の中を全て理解する…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/08(4333日経過)
記録初日
2013/03/08(4394日経過)
読んだ本
594冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
164352ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
564件(投稿率94.9%)
本棚
1棚
自己紹介

読書と創作とネコが好きです。2にゃん生活3年目。長田弘さんの著書「本という不思議」のなかにあった「『何のために』人は、本をよむのか。『極上の時間』をみずから手にするために」ということばに感動した。
「本と付き合うというのは、日常の時間を持ちかえるということです。本の愉しみは与えられる愉しみではありません。自分から自分と本の付き合い方を発見していくしかない。そういう愉しみです」
自分の生き方を変えられるとは思わないけれど、いろんな考え方があることに気づかされる。それは自分を深められることになるかもしれないけれど、反対に純粋にもさせてくれるかもしれない。
感じたままに足跡を残したくて読書メーターします。
よろしくお願いいたします。

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