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みこ
さんの感想・レビュー

みこ
新着
「虎狼の血」の映画を観て気になった作家だったが本書が初読み。定年退職した元刑事が妻と共に四国八十八か所参りの旅に出る。彼にはかつて少女殺人事件を解決した華々しい功績があるのだが、そのことは何故か彼自身にとって心に残る事件だった。彼の古い心の傷や警察官人生が少しずつ徐々に語られる感じが逆に気を惹かれ先へ先へと読み進む。世間を離れた夫婦が宗教に向き合う様が漱石の「門」に近いと思った。
0255文字
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みこ
さんの最近の感想・レビュー

教誨 (小学館文庫 ゆ 8-1)

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柚月 裕子
我が子を含め二人の幼子を殺め死刑になった女から遺物受取人に指名された主人公が彼…続きを読む
日米首脳会談-政治指導者たちと同盟の70年 (中公新書 2834)

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山口 航
戦後の日本とアメリカの通史ともいえる。双方の視点から描かれているので首脳同士の…続きを読む
新装版 菜の花の沖 (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-88)

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司馬 遼太郎
身代を大きくした嘉兵衛はいよいよ北の大地へ。ようやく最上徳内という知っている人…続きを読む
家裁調査官・庵原かのん (新潮文庫 の 9-71)

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ギャンブル脳 (新潮新書 1074)

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帚木 蓬生
作家でもある医師の著者によるギャンブル依存症の実態。行き着くところまで行くと、…続きを読む
新装版 菜の花の沖 (2) (文春文庫) (文春文庫 し 1-87)

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司馬 遼太郎
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/31(4164日経過)
記録初日
2013/11/02(4162日経過)
読んだ本
983冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
310457ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
870件(投稿率88.5%)
本棚
21棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
千葉県
自己紹介

好きな作家(レジェンド部門)夏目漱石、三島由紀夫、司馬遼太郎、井上ひさし
現役部門・新作はほぼ必ず買う人:平野啓一郎、伊坂幸太郎
気にしてみる人:東野圭吾、原田マハ(刊行ペースが速めで追いつけない)
取りあえず手に取ってみる人:朝井リョウ、辻村深月、池井戸潤
上位待機組:伊岡瞬、門井慶喜、米澤穂信、塔山郁、久坂部羊

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