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おにく
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おにく
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"忠直卿行状記"は、桐野夏生さんの選集、"我等、同じ船に乗り"で紹介されていて、強く印象に残りました。あらすじは、とある血気盛んな若殿が、ある日偶然に家臣のないしょ話を耳にする。それによると、これまで家臣らは、若殿に勝ちをゆずるため、わざと負けていたと言う。虚しさと寂しさで誰も信用できなくなった若殿は、やがて暴君のように暴力の限りを尽くすようになる。。どの短編も示唆に富んでいて、読み物としても大変おもしろい。太宰治の"お伽草子"と同様、こうした古典文学に触れていきたいです。
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おにく
さんの最近の感想・レビュー

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/15(4087日経過)
記録初日
2014/01/15(4087日経過)
読んだ本
478冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
165516ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
477件(投稿率99.8%)
本棚
1棚
性別
血液型
AB型
現住所
福島県
自己紹介

令和6年現在 今年は、まだ読んだことのない作家さんの作品を読んでいきたいですね。

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