読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

MASAKO
読んだ本
19
読んだページ
6275ページ
感想・レビュー
19
ナイス
315ナイス

2025年1月に読んだ本
19

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MASAKO
猟師というより、最早獣そのもののような熊爪の生き方が凄まじい。極限に陥った時人はどう生きるのか、壮大なテーマ。河﨑さんの迫力ある筆致に引き込まれる。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
19

MASAKO
東京モノレールで働く人々の何気ない日常を書いた作品。心の中がぽかぽかして小野寺さんらしい1冊。「タクジョ」の高間さんの話が出てきて嬉しい。そして卓球が得意だったとは。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
就職氷河期世代の生きづらさに息が詰まる。本人の努力は勿論必要だが、実は運によるところが大きい。誰にも認められず、ましてや親にまでああ言われたのではやり切れない。勿論親の気持ちも理解できるのだが。ただでさえ冷遇されている彼らが、新卒初任給UPを聞いてさらに傷つくと思うと心が痛い。少子化も彼ら世代が結婚できない程経済的に追い詰められているのも一因だろう。この国はやはりおかしい。事件を追う綾乃達と男性の手記が交互に書かれていてそこもとても良かった。そして、ああこういう時代だったよねと懐かしく感じた。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
猟師というより、最早獣そのもののような熊爪の生き方が凄まじい。極限に陥った時人はどう生きるのか、壮大なテーマ。河﨑さんの迫力ある筆致に引き込まれる。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
初読み作家さん。辞書を編纂する苦労がよくわかる。それでもそれに取り組む人々の情熱に胸が熱くなった。登場人物が皆いい人たちで、ホッコリさせられる。特に馬締のキャラにしてやられた。しんみりさせられる場面もあって良書。辞書を”読んで”みたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
現代社会が抱える問題がさらに深刻になった近未来のオーストラリア。これからもここが彼らの安息の地であってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
なんとも救いのない話。ここに至るまでの経緯も犯人も予想が全くつかなかった。そして一番悪いのは此奴か…。血縁関係の有無に関わらず犠牲になった人たちが可哀想過ぎる。武瑠と琴子には幸せになって欲しい。ヤングケアラーの問題を絡めているあたり流石は櫛木さん。タイトルが「骨肉」ではなく、「と」を入れているのも秀逸。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
シリーズ2作目。この3人組、とにかく懐が広い。こういう人が身近にいてくれるといいね。貴子は随分しっかりしてきて安心。祐希と早苗が微笑ましくて、見ていて口角が上がる。ラストの「好きだよと言えずに初恋は、」は「植物図鑑」からの流れだそうで、そちらも読んでみたい。前作でも思ったが、アラ還っておじいさんか?まだそんな年じゃないだろうに。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
元悪ガキでアラ還の三人組、かっこ良い!世界の〜とか日本の〜とか言わずに身近な平和を守るため奮闘する姿が好ましい。こういう人、最近減ったよなと残念に思う。祐希も言葉遣いからとんでもない子と思っていたが、存外にいい子で。早苗との恋模様にキュンっとさせられる。軽く読めスッキリして面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
ネタバレ恋なのか友情なのかわからずに悩むヤマトの戸惑いが溢れ出ていて、時折辛くなった。「君が隣にいない」なんて冒頭に書かれていたから、悲しい結末かと覚悟していたが、予想が外れて良かった。相手が同性だろうと異性だろうとそんなの関係ない。質の良い恋愛小説だった。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
患者の心の声が聞ける聴診器。ルミ子から摩周湖へ受け継がれて…。今回は貧困問題を絡めてあったが、深刻にならずにさっぱりと読めた。最後は大団円でホッコリ。ただ、やっぱり風俗は理解しがたいな。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
アイヌの女性ミワの物語。淡々としているように見えるが熱い想いを持っている。ミワの両親を書いた「谷へゆく女」が一番良かった。アイヌを取り上げた本はこれまでに何冊か読んだが、彼らが何故迫害されるのか全く理解できない。自然を愛し共に生きていく彼らの方がよっぽど人として正しいとしか思えないのだが。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
「すべての人間があらゆる点で平等で、誰もがその天分を十全に開かせることのできる、いまだこの世に出現したことのない理想の世界」を作ることが目的でその手段が「革命」だったはずなのに、いつの間にか手段が目的になってしまった悲劇。あさま山荘事件は今でも時折メディアで取り上げられるが山岳ベース事件はあまりやっておらず、今回初めて詳細がわかった。「夜の谷を歩く」は事件後の女性の人生を書いているがこちらは、事件そのものを扱っていて興味深い。犯した罪は大きいが、それでも根本には人民を思う気持ちがあったことがせめてもの救い
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
シリーズ2作目。怪しい人がやっぱり…と謎解きはごく軽め。ミステリーではなく勧善懲悪を楽しむ本だと思う。何故エリスが裏メニューを作ったのか、何故メープルが車を怖がるのか知りたい。まだまだ続きがありそうで楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
壮絶な環境での獄中生活。人権など何処にあるのだろうと思うが、そもそもそれだけの罪を犯していたのだし、脱獄後の行いをみるにこうされても致し方ない部分はある。厳しくしても人はなんら更生しないということがよく分かる。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
ネタバレやってはいけない事だと十分すぎるほど解っているが、安西の気持ちは理解できる。これだけの犠牲者を出したのだから、恐らくは刑場の露と消えるのだろうが、それもきっと覚悟の上だったのだろうと思うと胸が痛い。最後に謙一と共に星を見られた事だけがせめてもの救い。ただグエン達には共感できない。確かに不遇な扱いはされてはいたが、結局はお金だもの。そしてこれが東日本大震災の前に書かれていたことに驚き。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
2.26事件を扱った本を読んだのは初めてだった。朧げにしか分かっていなかったので勉強になった。立場もやり方も違うけど、皆憂国の情に基づいての行動だったのだろう。つかみどころのない山口の秘めた情熱が伝わってくる。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
まばたきができるのに、それで意思表示できるのに、自分達の欲でそれを封じてしまう。最低最悪の家族。父親だけはまともかと思っていたら大間違いだった。奇跡がおきて、家族の所業を白日のもとに晒し罰を与えて欲しかったのに、なんて救いのない終わり方。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
被害者となった3人(お婆ちゃん除く)も石田も綾子も皆、軽慮浅謀。その上八代と綾子が自分勝手過ぎて、途中から読むのが辛くなった。住宅ローンが払えなくなったことから始まり占有屋とかが絡んでくるだけれども、なんでこんな話に乗るかな?小糸も浅はかここに極まれりといった感じ。ルポルタージュ風に書かれていて面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
MASAKO
養護施設出身の元金メダリストと干されたカメラマンの話。エイジと丈太郎の関係性が素敵。そこにトモがスパイスのように加わって爽やかな青春物語になっている。気軽に読めるけどちゃんと感動もする。額賀さんらしい1冊。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/05/04(2118日経過)
記録初日
2019/02/20(2191日経過)
読んだ本
1712冊(1日平均0.78冊)
読んだページ
565750ページ(1日平均258ページ)
感想・レビュー
934件(投稿率54.6%)
本棚
10棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう