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最近の感想・レビュー

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鳴くばる
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斜に構えた主人公と同じように、周囲の就活仲間に対して意地悪な目を向けて読んでしまった。安全圏で俯瞰して自分は特別だと思っているけど、そんな自分を含めて客観視できてなければ、主人公が持つような弱さ醜さとは向き合えない。人間の嫌なところの解像度が高くてグサグサ…
0255文字
鳴くばる
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独特な家族の形、でもホッコリ暖かい。「現実の世界はもっと善意に溢れている」が過ぎるけど、瀬尾まいこ作品はこれだからいいんだろうな。交流関係を遮断することの気楽さ、関わりへの戸惑いと嬉しさ。良い読後感でした。
0255文字
鳴くばる
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人情型ミステリーの短編4話。タイトルにもなっている「傍聞き」が好みだった。4作品通してだけど、人間のジメジメした嫌な部分が絶妙に描かれている気がして、何とも言えない読了感。面白かったけれども。
0255文字
鳴くばる
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「リョウコちゃん、お顔がないよ」の帯から、恒川さんが新潮文庫で正統派ホラーを!?と思ったが、二重で予想が外れた。いつもの幻想的ホラー要素は少ないが、絶妙に陰鬱な雰囲気は健在している、ここが恒川作品の好きなところ。あくまで所謂、一般社会からは外れた人達のストーリー。
0255文字
鳴くばる
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久々の瀬尾まいこさん。恋愛小説ながら死や病気を考えるテーマでありつつも、その重さをキャラの前向きな個性が自然に包んでくれて心地イイ。皆に愛されてる分濁ってる、道頓堀ならうまいこと飲み込んでくれる。
0255文字
鳴くばる
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自分が求めずとも、気付いたら側にある人やモノ。巡り合わせや運と思うけど、それは自分が認識できてない努力なんだよね。でした。理系ワールドでない森さん、万人にオススメできる
0255文字
鳴くばる
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ネタバレ鉄道で知らない土地に迷い込み、という冒頭から真っ先にきさらぎ駅を連想し、どんな怪奇な世界が広るのかと思いきやそこは理想郷の想念世界。一方で、現実は白ぷにぷにのプーニーによって生きるか死ぬかの混沌へ。可愛いのは字面だけで、食物連鎖の理から外れて他の全ての生き物を飲み込み数を増やしていくのが心底恐ろしい…。その元凶となる想念の世界を破壊するか守るか、立場が違う者同士の傲慢さや残酷さが、まさに現実のウイルスや自然災害に巻き込まれた人たちを表しているようだった。うーん、色んな意味で引き込まれました。面白い。
0255文字
鳴くばる
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ネタバレS&Mシリーズ4作目、初読。密室や時間差、入れ替わりのトリックは緻密だけどシンプルで、前作までのシリーズと比べてミステリーとして読みやすい。ただ特筆したいのは、本作は今まで以上に詩的素敵表現が多かった・・・。犀川先生の「英語で言える?」や萌絵の「明後日まではとても待てない」はさることながら、切れ味があったりなかったりする2人だけの意味無しジョーク好きだなあ。もっと魅力を伝えられる語彙力があればよかった
0255文字

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読書データ

プロフィール

登録日
2019/05/19(2076日経過)
記録初日
2019/08/02(2001日経過)
読んだ本
115冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
37376ページ(1日平均18ページ)
感想・レビュー
41件(投稿率35.7%)
本棚
5棚
性別
外部サイト
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