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2024年10月の読書メーターまとめ

こたま
読んだ本
10
読んだページ
2618ページ
感想・レビュー
10
ナイス
156ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こたま
今一つ怖さがか分からなかった自分はいったい…。手法はいい。テープ起こし、ブログの転載、未発表の記事、読者からの手紙等々、並べていく順番も考えられているし、巻末の袋とじも斬新だった。子どもたちの間でだけ伝えられていく不思議な話の謎に迫るのも面白かったが、今でもやっぱりその手の話はあるのかな?
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

こたま

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2788ページ ナイス数:125ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/101461/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
10

こたま
書店が舞台だから本にまつわるミステリー?と思っていたら、まるで違っていた…。特に人気作家へのストーカー事件は予想以上にぞっとさせられたし。万引き犯を捕まえた時の対応が、どうも店長らしくない感じがしたら、そういう流れだったかと。自分の店の現状に絶望し過ぎた店長の行動は極端だったが、特に個人書店の経営の苦しさは、閉店数の多さからも伺える。だからこそ客に対する仕掛けが必要だ。一枚のポップからベストセラーが生まれた時代はもう過去のことかもしれないが、それでも頑張って欲しいな、ポップ姫。
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こたま
何かを解明して欲しい客は、特定のメニューを注文する。 その商品を配達員に運ばせつつ、情報を持って帰らせる。 謎を解き、合い言葉を含んだメニュー名をアップして、注文が入ればその“真相”を届けて終わりだ。が、それはあくまで“真相”であって“事実”ではない。“真相”には解釈の違いや証言の違いによって揺らぎがある。シェフは警察でも探偵でもないのだから、依頼人から注文された謎解きに、一応筋の通った解釈を提供すればそれでいいのだ。そして恐らくは、依頼人が望んでいる方向に解釈を寄せているのではあるまいか…。
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こたま
この柔らかな絵と、ある意味シュールな内容が不思議とマッチして、切なくはあるけれど悲しくはならない、漫画の「銀の匙」で、畜産科の生徒たちが、“生命を頂く”ということを自然に考えるようになっていたことを思い出した。
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こたま
今一つ怖さがか分からなかった自分はいったい…。手法はいい。テープ起こし、ブログの転載、未発表の記事、読者からの手紙等々、並べていく順番も考えられているし、巻末の袋とじも斬新だった。子どもたちの間でだけ伝えられていく不思議な話の謎に迫るのも面白かったが、今でもやっぱりその手の話はあるのかな?
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こたま
就職や結婚以外で実家を出るタイミングは結構難しいのかも。もっとも出たら出たで、次に同居するのは要介護になっと時という話も多いわけで。元気な両親と一緒に暮らせるのは、幸せなことでもある。作中では、新しいものについてお父さんに教えてあげた後で、自分は誰に教わったらいいんだろう…と考えるシーンがなんとも…。ちなみにこちら、「沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳」と「沢村さん家はもう犬を飼わない」の合本。ということは他にもこのパターンが?今後読む時には気を付けないと。
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こたま
乗り物を舞台にし、乗客を主人公にした作品もいいが、運行する側がメインのものはまた違った面白さがある。今回は東京モノレールという、かなり限定された乗り物にも関わらず、魅力的な場所や人物が登場する。特に人物については、社員として以外の部分も知ることでイメージに膨らみが出てくる。これもまた、小野寺作品の真骨頂だと思っているが。ユニークだったのは、東京モノレールを題材にしたドラマが作られるという設定で、実際に全4話分のストーリーが書かれていること。作者の“東京モノレール愛”が感じられて、乗りたくなってしまった。
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こたま
いつの間にか人気店になったらしいドードー。満席の時間も多く、当初からの常連の睦子さんも入店を諦めたりする。今回は、客が増えたことでのそろりの戸惑いが感じられる。以前は効果的に演出されていたテラス席も、店内が一杯だからと使われている程度。悩みを抱えた人が自然にたどり着く店ではなく、情報を得た人がやって来る店になったようで、それは本来の目的とは違うだろう。それでもドードーを見付けたことで救われた人もいるから、そろりもまだ頑張れていたが…。カスタードプリンとミートドリアが食べたい。
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こたま
人が集まれば嫌が応でも人間関係が生じる。望む通りになることの方が少ないから、自分なりの線引きが必要になってくる。転職した茉子は、暗黙の了解で成り立っている社内ルールに強烈な違和感を抱く。同時に就業規則の古さに呆れ果て、社長や会長にも異議を唱える。それは決して簡単なことではなかったが、どうしても我慢できなかったのだ。第一印象がとっつきにくかったパートの亀田さんは、思いのほか理路整然としていて、茉子とやや似た部分がある。他にも角度を変えて見てみれば、相手の意外な面が姿を現すことはいくらでもあるだろう、きっと。
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こたま
いつになく体調のいい若旦那。それでも怪しいものに魅入られてしまうのはいつものことだけれど。タイトルの「なぞとき」の通り、長崎屋の周囲で起こった不可思議な出来事の謎を解こうというわけだが…これは謎?と言いたくなるものもあったり。それにしても、勘太の両親が毒親過ぎて切ない。あまりの理不尽さに手を打った長崎屋はさすが。奉公人の行先の難しさはどこの店でも同じとはいえ、出来るだけ寄り添う姿勢は先代からなのかな。
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こたま
主人公は乳酸菌?由寿?乳酸菌が“吾輩”と称して語り始め、合間にブルガリア菌が主役のネット投稿小説が挟まる。とりあえず由寿の話になかなか辿り着かない。乳酸菌と由寿と挿話と、どこをメインと捉えるかは読み手次第なのだろう。が、正直読みにくい…。最後になって挿話の存在の意味が分かるが、あれはあれで独立させてもらった方がいいような?由寿の子供の頃の体験や、仕事に向かう姿勢はしっかり書き込まれていて面白い。彼女と“共生”しているらしい乳酸菌も語り手としては重要な存在ではあるものの、もう少し由寿の活躍を読みたかった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/01(4986日経過)
記録初日
2007/06/15(6372日経過)
読んだ本
1476冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
423077ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
913件(投稿率61.9%)
本棚
186棚
性別
現住所
千葉県
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