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2024年10月の読書メーターまとめ

朗読者
読んだ本
15
読んだページ
3631ページ
感想・レビュー
15
ナイス
1056ナイス

2024年10月に読んだ本
15

2024年10月のお気に入り登録
4

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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

朗読者
迷う前に行動している人間、それが成瀬あかり。幼少期から頭脳明晰、運動神経抜群で、何でもすぐに上手にできる。おまけに奢りがなく、他人を妬むこともなく、突き抜けたあっさり性格。しかし、唐突に素っ頓狂な行動を始めるため、周囲からは変人扱いで定着している。そんな成瀬の幼稚園からの幼馴染が島崎みゆき。二人は初め少し他人行儀だったが、友情を紡ぎ無二の親友になっていく。親の転勤で島崎が引っ越すと知ってからの天才成瀬のスランプ振りが心地好い。真夏日の午後に飲む清涼飲料の最初の一口のような物語。これでまた本屋大賞全読破。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

朗読者

ゲルニカ、見たかったんだよねえ。マドリッドに行ったとき定休日だったんだよね。ピカソの怒りを感じる。

ゲルニカ、見たかったんだよねえ。マドリッドに行ったとき定休日だったんだよね。ピカソの怒りを感じる。
カピバラKS
2024/10/20 11:50

大塚美術館に展示しているのですね。行ってみたくなります。藝術の秋🍂

朗読者
2024/10/20 14:47

はい、ゲルニカはいろいろな訴えかけを感じる作品でした。大きさにも圧倒されました。この絵の前に立つことができて良かったです♪

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2024年10月の感想・レビュー一覧
15

朗読者
最初は少し気持ち悪いがまだ静かだった。ページをめくる度に気持ち悪さが増して行った。短い作品の中程で二人の少年が登場し、ここから家族愛の物語に変わるのかと思ったが、予想は裏切られた。後半は気持ち悪いからおぞましいに変わった。作品全長におぞましさクレシェンドを掛けてあるようだった。
が「ナイス!」と言っています。
朗読者
ぐっと引き込まれた。タイトルは二人の少女の自殺願望だろう。そこに気付いたのが主人公の男。果たして自殺阻止はなるのか緊迫漲る第2章。対して、冗長に感じる第1章は主人公の人物説明。小児性愛者であり、いくつかの違法行為があり、それが原因で妻と離婚し、愛娘に会えなくなった。それを後悔し、自分を理解して自制した生活を送っている。この構成が芥川賞っぽい。途中の会話に、プーチンのチェチェン侵攻と、ウガンダ内戦に伴う非人道行為の問題が登場する。少女の自殺、ロシア問題、アフリカ問題、すべて今もそのままだと気付くと恐ろしい。
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朗読者
先週、新人さんから、「四条烏丸のセカンドハウスっていう素敵なパスタ屋さんに入ったら、『八月の御所グラウンド』っていう直木賞作品が飾ってありましたよ」と教えてもらいました。新人さん、ストライクです! フィールド・オブ・ドリームスの感動再び♪ 明日、新人さんに、「直木賞作品の『八月の御所グラウンド』っていう青春ファンタジーを読んでいたら、セカンドハウスっていう素敵なパスタ屋さんが出てきたよ」と教えてあげよう。
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朗読者
「クラムボンはわらったよ」のフレーズで有名な「やまなし」。「小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です」と始まり、「私の幻燈はこれでおしまいであります」と終わるんですね。ヨルシカはオマージュ曲ではなく、オマージュアルバム「幻燈」を作りました。クラムボンの正体はよくわかりませんが、笑ったり、魚に食べられたりするので、何かの稚魚とか、幼虫っぽいですよね。ヨルシカはこの幻想的な雰囲気をアルバムコンセプトにしたんでしょうね。さてこの蟹一家は、沈むまで置いとこうって決めたやまなしに、ありつけるのでしょうか。笑
が「ナイス!」と言っています。
朗読者
またまたヨルシカ&宮沢賢治で、「風の又三郎」を読みました。文字だけなのに、音程と強弱が自然と伝わるオノマトペ良いですね♪「どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ」
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朗読者
ヨルシカの「靴の花火」を聴きながら、この曲がオマージュしている「よだかの星」を読み直してみたくなりました。ひたむきさ、懸命さ、大切ですね。忘れかけているものを思い出させていただきました。
が「ナイス!」と言っています。
朗読者
3つの短編を集めた作品。3つとも気持ち悪いが、3つ目は酷すぎる。表題作の1つ目の作品は、読者を出し抜く著者の罠が巧妙に張り巡らされていて、私はまんまと騙されました。2つ目の作品はディストピアですが、ロシアで行われている追加徴兵が老人を対象にしているので、空想のはずが著者の意図を超えて今現実になっているのが怖い。3つ目はゾンビホラー小説と青春小説を掛け合わせることのギャップを楽しませる作品、、、と思わせて、ほぼ予想通りに進みますが、最後の二行だけが予想の逆で、本を叩きつけたくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
朗読者
先日のヨルシカライブでナブナさんの歌う「451」があまりにカッコ良かったので原作を読んでみた。賢老人5人衆との川下での遭遇は逃走中継開始からたった数時間後だから不可能だよね。オーウェルの1984をパクリすぎだよね。宗教色が強すぎだし、そもそも宗教色不要だよね。それが正直な感想。作品は悪魔の化身のようだった狂気の焚書官モンターグが、賢少女、賢老女、賢教授、5老人に出会って、数日であっという間に洗脳が解け、賢者に成長するという物語でした。締めは、ナブナさんのシャウト「ショーカ(昇華)してー」。私も叫びたい!
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朗読者
注目の100技術。Top3は、自動運転、介護ロボ、産業メタバース。AI・IT分野では都会の熱問題が2つもあった。サーバー冷却の消費電力が大きい従来の空冷式から絶縁性冷却液に液浸させる液冷式に代える。監視カメラの画像分析の消費電力削減のため、地方にデータ転送して遠隔分析する。そこまでするか。医療・食分野の箸型デバイスも面白い。味蕾が感知する微弱電流を使い塩分を1.5倍に錯覚させて減塩する。健康的。99・100の抱き枕と立ち寝が渋い。監視カメラAIは防犯利用より先に独裁者に悪用されるだろう。すでにされてるか。
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朗読者
アニマルセラピー。前半はページを捲る度に酷さが増していくので読むのをやめようかと思いました。盲導犬ジョイの登場からの後半は、心身の回復と正常な普通の生活を手にしていく物語に、自然に引き寄せられるようにページを捲っていた。ここまで行ってしまっていても、犬の献身性や温もりは癒しになり、救うことができるのはそうかもなあって思いました。リヒトはドイツ語で光なので違う流れを予想しました。そこは予想外でした。
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朗読者
読友さんからの借本。面白かった。メインキャスト3人の名がまず駄洒落。千反田さんは、謎を放置しようとする奉太郎に「地たんだ」を踏んで抵抗するから、ヂタンダさん。里志くんは、千反田さんに加担して一緒に「諭し」て来るので、サトシくん。奉太郎は、面倒くさがりで何でも「放たろう」と考えるから、ホータロー。そして、謎の伝説に絡む純くんと養子さんは、純情な兄と養子に出された妹で実は兄妹。タイトルの氷菓は「アイス」で、「妹を愛する」という兄からメッセージなんだろう。つまり、全て駄洒落と予想して読んでいたが、真相は如何に!
カピバラKS
2024/10/10 21:51

凄い読解力です❗️感動した🤣

朗読者
2024/10/11 07:01

カピバラさん、読解力をお褒めいただきありがとうございます。真ん中まで読んだところで登場人物とメインの謎が出揃ったので、予想したことを書いてみたのですが、私の妄想&暴走で当たっていないことも多かったです。この本のほとんどが駄洒落ってことは当たりました!

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朗読者
アガサ・クリスティのオリエント急行のような話と思わせて、映画「スティング」のような痛快な話でした。2つのあだ討ちを使って、あーそっちかと。あだ討ちメンバーそれぞれには人情をくすぐるエピソードがあり、そうしたメンバーが力を合わせてあだ討ちの名を借りた下剋上を達成するのは心地良かった。ただ、中盤でそういう話だとわかってしまうのが少し早すぎるので、終盤までわからないようにして、あっとどんでん返しが来る方が良かったかも。
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朗読者
異性の名を漢字まで覚えている、音(カタカナ)は覚えている、覚えてない、の3段階で関心度を表すのが、まず感じ悪いと思いました。そこが花の知識にも掛けてあって、好きなものはものすごく良く知っている。つまり、漢字で名を覚えている女性も、花ほど興味は沸かない。つまり、草食系なんだと。常に世の中すべてを見下している感じが漂っている。鉢替えのときのぎっしり詰まって渦巻いた白い根の描写は怖かったです。そして最後もう一人の漢字の名の女性に本心を指摘されてようやく気付く。かなり面倒くさい人でした。自分を偽って生きる人の話。
が「ナイス!」と言っています。
朗読者
葬儀屋で働く人たちを主人公を入れ替えながら描いた連作短編集。読んでいて嫌な苦痛を感じることが多く長かった。不幸な結婚と幸福な葬儀を通じて職業に貴賤はあるのかを描いた第一話から三方よしの選択肢がなく、常に苦痛を伴う選択しかない話が続いた。共感できるところとできないことが混在していた。次は軽く爽やかな作品を読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
朗読者
迷う前に行動している人間、それが成瀬あかり。幼少期から頭脳明晰、運動神経抜群で、何でもすぐに上手にできる。おまけに奢りがなく、他人を妬むこともなく、突き抜けたあっさり性格。しかし、唐突に素っ頓狂な行動を始めるため、周囲からは変人扱いで定着している。そんな成瀬の幼稚園からの幼馴染が島崎みゆき。二人は初め少し他人行儀だったが、友情を紡ぎ無二の親友になっていく。親の転勤で島崎が引っ越すと知ってからの天才成瀬のスランプ振りが心地好い。真夏日の午後に飲む清涼飲料の最初の一口のような物語。これでまた本屋大賞全読破。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/13(1931日経過)
記録初日
2007/01/01(6538日経過)
読んだ本
899冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
281797ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
721件(投稿率80.2%)
本棚
26棚
自己紹介

感動する作品にたくさん出会いたいと思っています。
同じ作品を読まれた方の感想、メッセージをお聞かせいただけると嬉しいです。

以前は歴史小説にはまっていましたが、これからは感動小説を読んでいきたいと思っています。

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