読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

タナカとダイアローグ
読んだ本
10
読んだページ
1842ページ
感想・レビュー
10
ナイス
281ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入り登録
3

  • ほし
  • T
  • ひろし

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • WATA
  • たっきー

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タナカとダイアローグ
オーディブル。短編と相性いい。コロナ禍の人間がどう振る舞って罪を犯していくか、ありえそうな話とそうでなさ(エンタメ性)の両立がさすが直木賞(直木賞初めて読んだかもしれんから比較不可能)。 映画・あんのことを観た後ということもあり、あの緊急事態にどんな悲劇があったか、ありえたのか想像を喚起するすぐれた創作。歴史の教科書にはのるだろうけど、その日常にある人間の醜さと逞しさ。ロシアのウクライナ侵攻もしかり、歴史的運命的なものに翻弄させられることは、近い未来にまだあるなと。ロマンス☆のウーバーとガチャの連想がすき
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

タナカとダイアローグ

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:3502ページ ナイス数:406ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1092491/summary/monthly/2024/9 創作多めの九月。というか麻布競馬場さん多め。戸谷洋志さんの著作と海のはじまり(フジテレビドラマ)のテーマの重なり、虎に翼ロスがトピック。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

タナカとダイアローグ
ポッドキャスト、アルコ&ピースのしくじり学園放送室に岸田さんがでていたので。本でも読んでいたけど、きくのもよかった。noteで収益化するっていうのがコルクの佐渡島さん発案者だったということらしく、先見の明すごい。岸田さんの持っているものを引き出して広めてくれてありがとう。ミラツクの掲げるバリアバリューに感化され、学生時代からベンチャー企業は、意識が高いというわけでなく、必要に応じて「本当に必要だった」ことをやっていらっしゃる。文章を書くことも必要だかららっているから、てらいがなくて良いなと改めておもった。
タナカとダイアローグ
2024/10/26 05:48

オーディブルは0ページ。電車で本読む気分じゃない時、歩く時にきくラジオ・ポッドキャストがないときに試してみたけど、5冊分くらいはきけた。そろそろ無料期間が終わるからきけなくなるけど、目で読むのとは集中のモードが違って、使い分けるのがいいなとおもった。オーディブルの感想

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
人類学、参与観察に関心があるかつ、ノリに乗っている(ように見受ける)編集者・柴山浩紀さんというところから。エスノグラフィーが描きたいものとはどういうものか、質的研究・量的研究・古典など先行研究の考え方、行くんじゃなくて通うこと、その往復が重要っていう視座をうけとった。外部の観察者では理解できないことを記述する試み、ビジネス界隈で注目されている理由がわかる。独特の関係を理解することができるようになったら、どこが詰まってるか分かってなんとかなるような気がしている。構築人類学(松村圭一郎さん)の第一歩
タナカとダイアローグ
2024/10/23 19:40

ルポとは違い、10年単位で研究してはじめてわかってくる時間感。三年刻みの科研費じゃどうにもならん‥また、年度会計の大学でもどうにもならん(授業や教授会で、長期滞在もできぬ)

タナカとダイアローグ
2024/10/23 19:42

現地でボーリングしてます、ボクシングしながら参与観察してますって、大学の枠組みで研究費として説明するのめっちゃ難しいなと思った。人類学やってる大学生には独特の規程があるのかも。メイド喫茶が研究費でスルッと通るような大学が理想(言語学の先生どうやってんだろ)

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
オーディブルちょうど良い。大学生になった成瀬とその周りの人々。観光大使になるよう仕向けられ、見事三代目になったものの、四代目を期待されるグロテスクさとか、成瀬の父親が普通の人とか世界観の広がりがあってよかった。主要人物で視点になっていないのは表情の薄い母くらいかな?小学生のファンがついたり、受験中にYouTuberを家に連れて帰るなど、エピソードがおもしろい。小学生高学年くらいで読めるかな?でも、影響されても困る。成瀬の語り口の独特さが増していて、なぜそうなったか気になるところ。
タナカとダイアローグ
2024/10/23 19:27

ディープインパクトみたいなもんってそうかも。そういうこともあるかも。すべてをさらっていく主人公っているかも。周辺化された人々の物語ばかり読んでいて偏ってるなぁと感じてるアナタにおすすめ

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
勉強もスポーツもできるけど、発想が独特で奇抜な成瀬を中心にした群像劇。視点人物がシマザキ中心なのかなと思ったら、中年男性の若い頃〜現在が視点もあり立体的だった。最後の章は成瀬目線になり、意外と(?)普通に悩んでいることが分かってよかった。コロナ禍の青春として描かれる中学生活で、平常時だったら運動会や文化祭に力を入れるであろう成瀬が、西武デパートの中継に毎日映ることやM-1にでてみるなどの奇行じみた行動の説明になっていてよかった。中学生〜高校三年生までの話。売れているのがわかる、染み込むきれいな水みたいな話
タナカとダイアローグ
2024/10/23 06:57

スキンヘッドにしてみるとかは奇行だけど、東京大学も目指せるくらいの頭脳ゆえと好奇心ならわからんでもない。人の眼よりも自分の興味を優先できるところに憧れる読者がおおいのだろうと思う。対して、ぬっきーはスクールカーストを意識する今っぽい女子高生代表。シマザキはなんやかんや成瀬とともに成長する主人公格。ドロドロした感情がなく爽やかなのが好みではないけど(不条理や葛藤を描いているものが好きという自信の傾向)、児童文学としても良いかもしれない。

タナカとダイアローグ
2024/10/23 07:01

YouTube出版区で永野さんと鷹村さんの解釈も補助線に。ほぼ順調にまっすぐ育つ成瀬の地元愛、地元でパッとしない人間が都会に出て這い上がるできる世界観

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
図書館で何となく借りた、上間先生著作「海をあげる」の編集者が柴山浩紀さんだった。いま読んでいるのが、「エスノグラフィ入門」最近読んだのが「聞く技術 聞いてもらう技術」で、ご縁を感じる。研究者のエッセイ、生活史など、構造的困難を抱えた人々への想像力を強制的に開くような書籍がすごい。ヘルシンキ生活の練習、植本さんの本なども。本書では個人ではどうすることもできない困難、ありふれているかつ固有の困難の温度感が書かれている。沖縄に寄せた不合理、売春やシングルマザーに寄せる想い、水を中心とした環境問題など。刺さる内容
タナカとダイアローグ
2024/10/21 20:20

活動の温度を感じたいがために、現地に行こうとした大学人みたいなことが、本土(沖縄から見て、この言葉に周縁性が染み付いている)の非当事者、最悪なことに知識人であることに憤り。

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
オーディブル。短編と相性いい。コロナ禍の人間がどう振る舞って罪を犯していくか、ありえそうな話とそうでなさ(エンタメ性)の両立がさすが直木賞(直木賞初めて読んだかもしれんから比較不可能)。 映画・あんのことを観た後ということもあり、あの緊急事態にどんな悲劇があったか、ありえたのか想像を喚起するすぐれた創作。歴史の教科書にはのるだろうけど、その日常にある人間の醜さと逞しさ。ロシアのウクライナ侵攻もしかり、歴史的運命的なものに翻弄させられることは、近い未来にまだあるなと。ロマンス☆のウーバーとガチャの連想がすき
が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
ネタバレ佐久間さんも宇垣さんもおすすめしてたから読んだ。中国語名が頭に入ってこず、オーディブルを聴きながら目で追いかけた。耳と目で情報があるから頭に入りやすいし、読み切る時間が分かるし(2倍速くらいでちょうどいい)、新しい読書経験だった。想像を超えるスケールっていうのはそのとおりだけど、序盤で脱落する未来はあった。異星人が憧れた規則正しい太陽のもと、科学の進歩スピードが早すぎるから、基礎科学の学者を潰していくというメソッドは、基礎研究している学者の応援になるなと思った。ストーリーは到底説明できないおもしろい。
が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
図書館本。宮台真司さんの「14歳の社会学」の雰囲気を感じた。学問よりも実践向け。攻略方(本)の良さって、別にその通りにしなくてもいいことだと思う。見通しが立っていた方が物語を進める楽しみに専念できたり。こうすべき的なことではないので、人生って何だっけ?て悩むおしゃまな中高生は読んだら良い。ふらふらしている社会人にもよい。行動経済学、遺伝心理学、ネットワーク社会学など、著者の関心事項が平易に記されている。資本(人的、金銭的、社会的)形成の方法論。
が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
AI最先端の安野さんが自動運転アルゴリズムについてトロッコ問題を主題に思考実験する近未来小説。もう少し先だけど、すぐそこにある未来。有人ドライブだと、運転手自身の判断か車両の整備責任が問われる。自動運転では運転手の責任ではなく、ソフトウェアのアルゴリズムと車両の整備責任になる。アルゴリズムに決定権のあるエンジニアが断罪されることになるけど真相は‥という話。すごい作品なのにコンテストでは次点。選評が巻末にあるけど、想像を超えるSFが大賞に相応しいとのこと。この物語の先、アルゴリズムを運転手が選択する未来も‥
タナカとダイアローグ
2024/10/12 11:16

都知事選で、東京都民の恩師が投票したということで関心をもった安野さん。CINRAと小川哲さんのポッドキャストをきいてから読むのもおすすめ。テクノロジーが悪なのではなく、使う人次第だなと思わせてくれる。

タナカとダイアローグ
2024/10/12 11:17

安野さんのパートナーが編集者で、麻布競馬場さんの著作を担当しているというのも、巡り合わせがおもしろい。

が「ナイス!」と言っています。
タナカとダイアローグ
初オーディブル。メディアの感想:声優の日笠さんが声を使い分けているからラジオドラマみたい。会話と回想メインの作品に合う感じ。声優さんってすごいなと思った。作品の感想:45歳で無気力ルーティンの事務職って、ずっとそうなのか、かつて何かあった結果なのか追いかける読書。後者だったけど、もし村田沙也加さんだったら前者を描きそうだなと思った。蛇にピアスの印象が強かったけど、本作はエログロなしのヒューマニズム・フェミニズム。とくに、妊娠をめぐる葛藤は見えづらい現実。自分は夫と同じような振舞いをしていたかもと反省した‥
タナカとダイアローグ
2024/10/05 05:53

オーディブルじゃないと読まなかったと思う。実は昔から知ってる人だった、好意をもたれていたっていうことにしなくても良いように感じたところはある。無自覚に加害な元夫とマサカさんの対比で、惹かれるだろうなそれはと思ったから。出版社勤務、かつて編集者で〜っいう設定は、嫌いな作家と元夫のエピソード(この業界ですらアップデートされていない感)を描く必然だと思うけど、機能不全家庭のマサカさんに現代的倫理観を担わせるのは辛いかもと思った。平木さんの底抜け陽気感は、ホントにこんな人いるのかも‥と覗けてよかった。

タナカとダイアローグ
2024/10/05 05:53

これはシスターフッドって紹介されるのかな?

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/25(1810日経過)
記録初日
2007/10/18(6292日経過)
読んだ本
504冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
134792ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
496件(投稿率98.4%)
本棚
103棚
自己紹介

とっ散らかった思考を整理するためのこころみ。物心ついた2008年(20歳、遅い)くらいから遡ってみたいと思っている。
私立大学職員。学問はなんのために。

2020年 1月26日 読書メーターを始める
本を思い出すの楽しい。
娘と息子が自分の幸せをみつけてほしい。
経営学と人類学が繋がって何とかならんかなと考えつつ、いろいろ読んでみる。

20231024に名前を微調整した。
20240323にプロフィールを簡潔にした。経営学×人類学の関心を掲げてみた。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう