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2024年4月の読書メーターまとめ

はるぱ
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感想・レビュー
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ナイス
2109ナイス

2024年4月に読んだ本
23

2024年4月のお気に入り登録
2

  • まこみや
  • ゆりあす62

2024年4月のお気に入られ登録
3

  • まこみや
  • tetsubun1000mg
  • ゆりあす62

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

はるぱ
ネタバレ(プチネタバレ)ああ、面白かった!2024年本屋大賞。期待通りの展開にページが止まらない。本書の読ませどころは後にも先にも成瀬あかりのキャラクター。飄々と突拍子もないことをやってのけながら実は繊細な一面も垣間見せてくれて、魅力たっぷりだった。作者は本書がデビュー作。シリーズは既刊2冊。まだ続くということなのでしっかりこのまま楽しませていただきますが、このキャラが躍動する以外の作品が正念場になるのでは?と早くも余計な心配もしている。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
23

はるぱ
中国の習近平がいかに台湾統一に執念を燃やしているか、その事態が起きた際に日本がどれだけ混乱するのか、日々のニュースを漫然と見ているだけでは認識できない“不都合な現実”を突きつけられる衝撃の1冊。有事の際の国民保護は自衛隊任せではなく、民間の協力と覚悟も必要だと知った。「平和ボケ」している場合ではないと痛感させられる。大丈夫か、日本(>_<)?全国民必読の書。
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はるぱ
ネタバレうーむ、もっともらしい断定調で読み物としては面白いのかもしれないが、かなり牽強付会な部分もあって、本書を100%鵜呑みにするのもリテラシー的には問題あり。第1章についてはあまり異論もないんだけどね。つまり娯楽本として「ほー、そーゆーご意見なんすねー」と読めばよろしいかと。
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はるぱ
評判の「イエローでホワイトで」も積んだままなので、筆者は初読み(谷川俊太郎さんとの対談はさっぱり理解不能だった)。「半自伝的小説」ということらしいのでどうしても登場人物に筆者を重ねて、エッセイ風に読んでしまうが、その視点は常に冷静で誇り高い。そして文章もとても上手い方である。こりゃあちょっと作品たちを追いかけて見なくてはならない方だわー、という発見。
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はるぱ
成瀬あかりは続編でもやっぱり「成瀬」で、さらにパワーアップしていた。。家族だけでなく、近所の小学生や受験生仲間やバイト先のクレーマーや観光大使の同僚までを素敵に巻き込んでいく。あまりの楽しさにページが止まらず、半日で読了してしまった。さらにシリーズは続くらしいので、もっともっと成瀬を見守っていきたい。
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はるぱ
誰もが知っているゲームに特殊設定を加える連作短編集。パズルのような設定と、それを逆手に取る主人公の頭のキレっぷりがすごい。本書を読んだことで私が本格推理モノが苦手な訳がやっと理解できた。こうしたトリックを突きつけられる快感は理解しつつも、「長編小説1冊分をかけてまでトリックに付き合って騙されるのはなんともかったるい」のだった!その意味でもこの短編集はタイパが良かった。そして真兎キャラが「成瀬あかり」にかぶって見えるのも、偶然とはいえ面白かったことである。ラストには爽やかな感動もあって、面白かった!
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
2024/05/01 08:07

面白かったです。漫画「カイジ」世界が好きなので、ドンピシャでした。

はるぱ
2024/05/01 08:09

コメントありがとうございますm(_ _)m 漫画は嗜まないのでその作品は知りませんてした(^^;;

が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
リチャード・カーペンターの全面協力を得て書かれたカーペンターズクロニクル。細かい曲やアルバムのリミックス情報など資料的な価値もすごいが、やはり読ませどころは貴重な証言の数々だった。「ローリングストーン」誌のトム・ノーランの寄稿だけでも読む価値があった。ファンとしては図書館に返却するのが惜しい本だが、でも買っても邪魔になる大きさなんだよね。
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はるぱ
ネタバレ(プチネタバレ)あれよあれよと転落してゆく主人公。そのヒリヒリするような独白が続く。90年代の底辺人生の“暮らしの手帖”であり、エピソードの数々の引力でリーダビリティもある。しかしこの安易で甘ったるいまとめ方はどうなんだろう?それまでのテイストがひっくり返されて、そこにはカタルシスはない。スマホが当たり前にある現代なら彼の生き様はどう変わったのか、そこにも興味がある。
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はるぱ
関連書の中ではかなりわかりやすい本になっているとは思うが、やはりいまtoodledoやEvernoteや100年日記でやっていることをすべてこちらに集約させる作業は、私の能力ではハードルが高い。さらに保留が続きそう。
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はるぱ
いま大評判のシリーズとあって“ファンタジー嫌い”の私もやっと手に取ってみた。なるほどイメージ豊かなこの世界観は食わず嫌いで避けてばかりでは勿体無いのかもしれない。しかし冷静になってみれば、キャラクターやストーリー展開など小説としての骨格は結構チープで、ライトノベルとして売られていたらここまで騒がれることもなかったのではないかな?続刊にも進むけどさー。
ワニ🐊
2024/04/21 08:03

こんなに初心者向けにしないと読まれないのか、と、もの足りませんでした。人間の心はもっと複雑で玄妙に動くと思うんですけどね。

はるぱ
2024/04/21 09:48

まったく同感です。もしもこの「玄妙な世界観」が現代日本だったらとんでもないことになります。ま、その世界観を楽しむのが正しい読み方なんだろうとは思いますが

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はるぱ
大江氏のマネー本読了は何冊目か?具体的な制度を紹介するというよりも、その背後に持っているべき“考え方”を説く姿勢が特徴で素晴らしい。とはいえこのテの本が嫌いではない私にとっては新しい知見はほとんど得られず「まあ、大江さんのいう通りにやっていて間違いないんだろうな」と確認したことになる。良書。
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はるぱ
ネタバレ(ネタバレ)全巻読んでる大好きな「お仕事日記シリーズ」。本書は大学教授という、ある意味ハイブロウなお立場の方。「現場ならではの苦労を垣間見る」という点ではあまり変わらないが、半分は「それでも恵まれるやん」と思ってしまう。それでも、教員を露骨に使い捨てしているとしか思えないような最初の勤務先はやっぱり“ブラック”である。こんなこともあるんだねえ。奥さまを亡くしてガックリされる姿には共感を覚えずにはいられなかった。
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はるぱ
ネタバレ(プチネタバレ)ああ、面白かった!2024年本屋大賞。期待通りの展開にページが止まらない。本書の読ませどころは後にも先にも成瀬あかりのキャラクター。飄々と突拍子もないことをやってのけながら実は繊細な一面も垣間見せてくれて、魅力たっぷりだった。作者は本書がデビュー作。シリーズは既刊2冊。まだ続くということなのでしっかりこのまま楽しませていただきますが、このキャラが躍動する以外の作品が正念場になるのでは?と早くも余計な心配もしている。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
趣味で続けているnote毎日更新の参考になるかと手に取った。「アタマで考えずに目で見たモノを書く個性が大切」ということを繰り返し述べていて「なるほど」である。しかし後半の「想像力を駆使する」で引用されている受講者の文章などは典型的な「アタマの中で捻り出した」もので、まったく理解ができず。「こうした“教室”に参加して自分の文章を読んだり批評されるなんて、とても私にはできないだろうな」という思いが強く残った。
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はるぱ
「体験ノンフィクション漫談」の芸人さんによる本。スルスル読めるのだが、肝心のネタはまあそこそこ面白い程度で「ホロッとさせよう」という色気も垣間見えてきて、あまり楽しめず。これなら裏モノJAPANを読んだ方がいいのではないかな、なんて思っていた。
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はるぱ
世には「偏愛本」が結構多くて、つい手に取ってしまう。こちらはガードパイプ偏愛本。しかし個人的にあまり面白いモチーフとはとても思えず、パラパラと流し読みになってしまった。個人的にNo. 1だったのはp105掲載の水車型かなあ。
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はるぱ
ヤバいほどの“経済オンチ”を自覚しているので手に取ってみた。結果、大正解である。数式はほとんど使わずに身近な例を引いて経済を楽しく解説してページがどんどん進み、この厚さを1.5日で読了してしまった。これですべての事象を完全網羅しているわけではないが、少なくとも「経済アレルギー」は払拭してくれる好著。このいささかいかめしい装丁にビビる人が出たら残念だなあ。読んでよかった。
はるぱ
2024/04/12 17:20

サンダーバードさま 本書はとっても軽妙な語り口が魅力。こんなエコノミストさんが日銀にもいたら面白いっすねえ

MOKIZAN
2024/04/12 17:24

ポチさせてもらいます。

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はるぱ
「若者には伝わりにくい日本語の数々」を並べる。日本語らしいユニークな表現を味わうことができて楽しいのだが、活字が大きくて、(面白くもない)イラストも多いのであっという間に読了。1400円+税とはなんとも強気の設定がされたモンだなあ、と。
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はるぱ
トーク&お渡し会にてフライングゲット。競技の写真だけでなく、本人やコーチのインタビュー、プライベートショットなどが満載でファンにはたまらない写真集。りくりゅうペアの魅力がたっぷりで、大満足である。
mike
2024/04/09 15:29

この二人はいいですね。私も応援しています。先日の「情熱大陸」、30分の間でこのペアの魅力が十分に伝わって来ました。

はるぱ
2024/04/09 15:33

mikeさん コメントありがとうございます。はい、トークイベントもとてもいい雰囲気でした♪

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はるぱ
ネタバレ(プチネタバレ)モンスターパニックとミステリーと政治ネタをミックスした不思議な小説。主人公の軽妙なキャラクターも面白くてスルスルと読了。よくもまあこんなネタを考えるものだ(ホメてます)。
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はるぱ
お名前を存じ上げなかったが「Number」を中心に活躍し、2015年に逝去された方。野球、プロレス、サッカーなど実に幅広いスポーツをカバーしているのがすごい。江川騒動に巻き込まれた小林繁の話など印象的。スポーツノンフィクションはそれほど熱心に読んできたわけでもないが、そういえばボクシングを扱ったものには熱い作品が多い。こうした作品は選手の心理を鮮やかに描き出すのはもちろんだが、そこに作家の個性もかなり反映されるのが魅力的だと気づいた。
はるぱ
2024/04/07 15:44

 編集には不満も。基本的に雑誌連載をアトランダムに掲載しているので、当該項目がどの時点で書かれたのかがわからないと困る。もちろん巻末に一覧になっているが、それぞれの項目ごとに書いてもよかったのではないか。

はるぱ
2024/04/07 15:45

スポーツノンフィクションの他の作品もさらに追いたくなるが、有名どころは山際淳司さん「江夏の21球」あたりか。あ、これも「Number」から生まれた作品だった。

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はるぱ
「スーパーマン」に代表される異性愛者白人男性による無邪気な「正義」が成立しなくなった現代を、映画やドラマから斬ってみせる。「なるほどねー」という分析もあるのだが、「そ、そこまで深読みしなくとも(^^;;」という気分にもなる。一部に難解な部分もあるが、後半になるに従って論旨は明確で(日本作品だからわかりやすいこともあるが第十章が秀逸)、面白かった。ウルトラマン・仮面ライダーは知っていてもエヴァンゲリオンはかじってこなかったので、本書によって基礎知識を知れてよかったかな。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
一気読みだった。ストーカーの身勝手な思考とその行動力が生々しく記述されていて、戦慄せざるを得ない。筆者は「現在ストーカー加害者更生支援活動をやってる」とのこと。「おわりに」では「二度とストーカーになることはないと自信を持って言える」としているが、本当にこのまま“落ち着いて”いられるのか。アルコールやギャンブル依存症にも似ていて再発の恐ろしさも感じる。この人の話に付き合って本にまとめたライターさん、ホントにお疲れさまでした。
が「ナイス!」と言っています。
はるぱ
ネタバレ(ネタバレ)ニヤリ。高瀬隼子さん、変化球ネタの処理も上手ですね。ある日、大人全員が原因不明ではげてしまったという世界を描く。「現代人にとって髪とは、容姿とは何か」を問いかけていて、スキンヘッド歴約10年の私はとても面白かった。髪がまた生えて「しまった」主人公の優越感とコソコソ隠し立てする気分が読ませどころ。ラストの爽快感もご馳走様です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/02/08(1548日経過)
記録初日
2019/01/04(1948日経過)
読んだ本
1442冊(1日平均0.74冊)
読んだページ
375573ページ(1日平均192ページ)
感想・レビュー
1442件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

佛弟子。2023年に定年退職し、シニア再雇用に。20/2から読メ参加。子供の頃から読書が趣味でしたが、地元区図書館、勤務先区図書館、近接区図書館を駆使するようになってから、読書量と人生の愉しみが倍増したように思います。読メの皆さまの感想にめちゃくちゃに啓発されているだけでなく、感想をoutputすることでさらに読書ワールドが深く広がっています。
好きなジャンル:ノンフィクション、人文、ミステリー、佛道
※時に忖度なしでかなりひどい毒を吐きますが、所詮はシロウトの私見です。何卒ご寛恕ください。
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