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2024年11月の読書メーターまとめ

ふーま
読んだ本
13
読んだページ
3336ページ
感想・レビュー
13
ナイス
182ナイス

2024年11月に読んだ本
13

2024年11月のお気に入り登録
2

  • みこ
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2024年11月のお気に入られ登録
2

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2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ふーま
"竹林からお送りしております、タケトリ・オキナです。かぐや姫は元気かな"ーーー。連作短編集。各主人公が躓いてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった・・・。私もそういう時に息抜きに聞くとあるポッドキャストのラジオがあります。気持ちわかるなぁって思いながら読んでいました。各短編の主人公達との繋がりが意外で面白かった。どのお話も好きだけど特に「レゴリス」と「お天道様」が好きでした。家族のすれ違いって、近いからこそなかなか伝わらなくて難しいですね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
13

ふーま
小説家の千早茜さんと書店員・エッセイスト・ストリッパーと三足のわらじを履く新井見絵香さんによる食エッセイ。タイトル通り胃が合うふたりがひたすら美味しそうに食べていく。時折仰天行動をしちゃう新井さんに、それを気にしない千早さん。一見正反対に見えて、お互いがお互い気を遣っていたり、心配していたり。なんかこういう関係ってすごく素敵だなぁと思いました。2人が食事する時の自由さと、それぞれが真剣に食に向き合ってるところがすごく好き。素敵な1冊。読了後、私も、胃と気が合う友達と外食したくなりました。
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ふーま
まさにタイトル通り・・・!尾崎世界観さんと千早茜さんの共著。とある男女の話を、女性視点が千早さん、男性視点が尾崎さんで進んでいきます。男性がとにかくダメ男すぎるんだけど、女性側も他人を見下しすぎてて暴言多数でちょっと・・・。そんなお二人なので正直全然共感は出来なかったんだけど、まぁ恋愛ってそういうモンなんかなぁって思いながら読みました。しかし福ちゃん強い。本来ならひとりで生きていけると思うけどなぁ・・・w
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ふーま
人間そっくりの謎のロボット"カゲロボ"を巡る物語。木皿さんの小説は「昨日のカレー、明日のパン」のみしか読んだことがないので作風の違いに驚きました。ちょっとグロいシーンや、世にも奇妙な物語っぽい要素もありつつ、読みながら物語を通して理不尽な感情や他人の無責任な不条理さにモヤモヤしたり、共感したり。最後の「きず」の空豆の話が印象的。心に響きました。
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ふーま
"竹林からお送りしております、タケトリ・オキナです。かぐや姫は元気かな"ーーー。連作短編集。各主人公が躓いてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった・・・。私もそういう時に息抜きに聞くとあるポッドキャストのラジオがあります。気持ちわかるなぁって思いながら読んでいました。各短編の主人公達との繋がりが意外で面白かった。どのお話も好きだけど特に「レゴリス」と「お天道様」が好きでした。家族のすれ違いって、近いからこそなかなか伝わらなくて難しいですね。
が「ナイス!」と言っています。
ふーま
2巻が出たとのことで、久々に引っ張り出してきて1巻を再読。東京某所にある居酒屋「げん」の店主・草平は閉店を考えていた矢先、突然店の出入り口が異世界と繋がって・・・!? 別シリーズ居酒屋「のぶ」との繋がりもひっそりありつつ、繰り広げられる異世界居酒屋ファンタジー。相変わらず、ごろごろハンバーグにカレーうどんに手作りパンに天丼など、食事の描写が見事で読んでいて食欲をそそります。 読んでいてのぶのシリーズも再読したくなってしまいました。やっぱり読みやすいしほっこりしますね。美味しい食事は幸せな気持ちになる。
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ふーま
幻想の京都と、現実の京都が行き来する悲しくも優しいファンタジー。主人公は周りの人達の物理や言葉の暴力のせいで心が歪んでいる。読み進むにつれ、早く病院行って考え方変えた方が・・・とは思うんだけど、きっと彼女にとってはそういうことじゃないんですよね。彼女の欲しい存在や彼女の欲しい自分は手に入らない。もどかしくて、つらい。しかし唯一の救いは彼女に"幻想の京都"があったこと。怪獣のゴンスの言動は、優しくてあたたかい。自身に届いたかどうかはわかりませんが、どうか自分を、労ってあげて。と願いながら本を閉じました。
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ふーま
発達障害である著者の姫野桂さんによる、ご自身の体験談を綴った1冊。発達障害、バンギャ、毒親、アルコール依存症、SNSでの炎上等興味深い内容が多かったです。炎上での"発達障害の人は説明や経緯を知りたがる傾向にある。だから放置すればするほど燃える。"というのは目から鱗でした。発達障害じゃない方もいるかもしれませんが、たまにいる炎上でしばらく経ってもやたら怒ってる人達の心理の一部はそれかもなぁ。自立医療保険制度についても初めて知りました。自分や周りの人がそうなった時の為の知識として覚えておきたい制度ですね。
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ふーま
ゲリラ襲撃を受け、巻き込まれ人質として拉致された旅行ツアーの参加者と添乗員。拉致された中、やがて始まる8人の人質達による朗読会。朗読内容は、それぞれの人生で起きた、ささやかな一場面・・・。ずっと気になっていた1冊。"もし、私がこの朗読会に参加していたなら何を話すだろう・・・?"読了後、そう思わずにはいられない1冊でした。「やまびこビスケット」、「B談話室」、「槍投げの青年」、「ハキリアリ」が特に印象的。特に「槍投げの青年」のお話は、今後仕事の朝の通勤時間に、ふと思い出しそうな予感がしました。
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ふーま
今や誰もが知る世界的に有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホと、弟のテオ。一方パリにて浮世絵を扱う画廊を営む若き日本人経営者・忠正と忠正にスカウトされた重吉。そんな4人が運命的に交わる半生を描いた史実をもとにしたフィクションのアート小説。過去に読了済のマハさん著の「リーチ先生」と同じく、言語化が難しいのですが・・・ページをめくる度、現実と混合したような、不思議な感覚になりながら、物語に引き込まれていきました。不思議な読書体験・・・。読了後、また最初の数ページに戻ると、印象が変わって別の角度で楽しめました。
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ふーま
学生時代から人付き合いが下手な主人公・詩葉。派遣社員を辞めた退職日、自分のご褒美に少し贅沢をしようとお高めのバケットサンドを買うつもりが素敵なガレットとクレープのお店「ポルトボヌール」を見つけたことで人生の扉が開くーーー!?美味しそうなガレットやクレープ。ガレットやブルターニュの歴史、店主の多鶴さんや常連客の人々と関わりながら、少しずつ詩葉の心境が変わっていく・・・。読了後、ガレットやクレープをゆっくりと食べたくなる1冊でした。作中出てくる高柳先生の言葉はとても優しくて、読者である私自身にも響きました。
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ふーま
タイトルに一目惚れ。SEKAI NO OWARIのSaoriさんによる読書にまつわるエッセイ。冒頭の前書きから衝撃で引き込まれました。元々セカオワってキラキラしたステージのイメージが強いので、失礼ですがすごく意外な一面でした。感性が素敵で、共感したりハッと気づかされたり、読んでいて心痛むページも。個人的には特に読書愛に溢れた文章が好きでした。「犬の散歩」、「武道館」、「夏の夜」が特に印象的。Saoriさんが悩んでいる時にポンとアドバイスするボーカルの深瀬くん、素敵な方ですね。良い読書時間になりました。
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ふーま
令和を生きる25歳の誕生日を迎えた桐矢、突然苦手なおじいちゃんと同居展開!? 作中出てくるアレンジカレーがどれも美味しそうで、読了後カレーが食べたくなる1冊。最初は桐矢以外の登場人物があまりに自分勝手すぎて読んでいてウンザリしましたが、桐矢の優しさや考え方の広さ、葉月さんや北野丸さんの登場により頑固ジジイだと思っていたおじいちゃんの意外な一面や過去を知るうちに見方が変わってきます。おじいちゃんに限らず、人って完璧じゃないし、固まった価値観変えるって難しいですね。読んでいてハッと気づかされました。
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ふーま
最高のアフタヌーンティーを提供すべく努力に努力を重ね、ついに憧れのホテルのアフタヌーンティーチームへ配属された涼音を中心に、同じホテルで働く人々を巡る物語。「"普通"って、一体なんだろう。」ーーー全体的に問いかけてくるようなストーリー。読んでいて現実が突き刺さるような辛いシーンもありましたが、やはりそこは古内さん作品。まるであたたかい紅茶のような優しい読了感が素敵。涼音のおじいちゃんが素敵だったなぁ。おじいちゃんの"お菓子はご褒美"の言葉がすごく心に響きました。私もたまにはゆっくり、お茶してみようかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/03/22(1733日経過)
記録初日
2020/01/03(1812日経過)
読んだ本
396冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
109819ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
396件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
現住所
京都府
自己紹介

はじめまして。読書メーター、ゆるっと始めました~!月の読了数はバラバラですし基本遅読なのですが、楽しくマイペースに読書中です。

基本は雑食なのですが、特に好きなジャンルは連作短編集、わかりやすい説明のお仕事系小説、元気や食欲が出るお料理小説や人が死なないミステリーもの、ファンタジー、本屋大賞や芥川賞ノミネート・受賞作ものの小説等。表紙に一目惚れしてジャケ買いもよくします。あと夏の文庫フェアが大好きなので夏は積読本増えがち・・・w
最近は海外・国内の近代文学もちまちま読んでます。通勤用にエッセイも読みます。また、ラジオを聞くことが趣味なのでラジオキッカケで手に取る本や、文学YouTuber・ベルさん、ほんタメのあかりんのファンなので本関連のYouTube動画で本を購入することもあります。

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