ネタバレ１８世紀初頭の英国初の小説でベストセラー。読み始めてすぐ「シマッタ」と思った。調子のいい文体で読みやすいのだが、子どものころ読んだ、ほぼ予定調和的なストーリーを辿るには、あまりに分厚い５５０頁以上の長旅。そんな価値があるのだろうか、と。ロビンソン島に漂着するまでの話が長い。最初の家出航海でもう船が沈没して、船長に「お前と同じ船に乗るのはごめんだ」と言われたのに、ロンドンでまた別の船長に気に入られてアフリカ往復して金を儲ける。調子に乗って２回目のアフリカ行きでは海賊に捕まって奴隷にされるが、小舟で脱走。↓

ネタバレ１８世紀初頭の英国初の小説でベストセラー。読み始めてすぐ「シマッタ」と思った。調子のいい文体で読みやすいのだが、子どものころ読んだ、ほぼ予定調和的なストーリーを辿るには、あまりに分厚い５５０頁以上の長旅。そんな価値があるのだろうか、と。ロビンソン島に漂着するまでの話が長い。最初の家出航海でもう船が沈没して、船長に「お前と同じ船に乗るのはごめんだ」と言われたのに、ロンドンでまた別の船長に気に入られてアフリカ往復して金を儲ける。調子に乗って２回目のアフリカ行きでは海賊に捕まって奴隷にされるが、小舟で脱走。↓

ネタバレ「クロイツェル・ソナタ」のみ。 これはソナタ形式なのか？ ①長距離列車の中で「離婚」についての世間話から、徹底禁欲主義を語る主人公が出現。　②彼の家庭生活。性に翻弄され、激しい夫婦の攻撃性。　③美しい妻と、バイオリニストの男の「不倫」を疑い、妻を殺す話。　　トルストイは、クラスの優等生、「学級委員」である。物語作者であるとともに、「オピニオンリーダー」であり、「哲学的宗教的な深み」を、期待され、その役割をきちんと果たしているように見える。↓