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2025年1月の読書メーターまとめ

鍵ちゃん
読んだ本
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読んだページ
5928ページ
感想・レビュー
16
ナイス
2331ナイス

2025年1月に読んだ本
16

2025年1月のお気に入り登録
11

  • タルト
  • あや
  • 163
  • Nao023
  • くじら
  • 大学芋
  • おーえ
  • Terutaka Kato
  • ぴぃ。
  • あやや
  • 備忘録

2025年1月のお気に入られ登録
12

  • いく
  • タルト
  • あや
  • 163
  • Nao023
  • くじら
  • 大学芋
  • おーえ
  • Terutaka Kato
  • ぴぃ。
  • あやや
  • 備忘録

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鍵ちゃん
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会亅。夏合宿の2日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、4年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会亅をめぐる邪悪な5つの事件。5編とも不気味で話が進むにつれて怖くなり、最後は正体を現す話でした。「玉野五十鈴の誉れ亅が良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

鍵ちゃん

あけましておめでとうございます。昨年はいろいろお世話になりました。今年もまたお願いします。そして皆さまにも良い年でありますように。12月の良かった作品は、「アニーの冷たい朝亅「絶叫亅「ホワイトアウト亅鍵ちゃんさんの2024年12月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:5682ページ ナイス数:2162ナイス ★鍵ちゃんさんの2024年12月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1125536/summary/monthly/2024/12

5 よういち
2025/01/01 13:58

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

鍵ちゃん
2025/01/02 08:47

こちらこそ、よろしくお願いします。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
16

鍵ちゃん
香港・マカオに別れを告げてバンコクへと飛んだものの、どこをどう歩いても、バンコクの街も人々も、なぜか自分の中に響いてこない。私は香港で感じたあの熱気を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かった。途中、ペナンで娼婦の館に滞在し、女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに私はやっと気が付くのだった。旅なれしたのか、余裕な行動している。やはりそうなると街並みを比較する様だな。もうちょっと東南アジアを楽しんでほしかったが、国それぞれの特徴が出ていて面白い。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
シリーズ第5弾。臓器を抜き取られ傷口を雑に縫合された死体が、都内で相次いで発見された。司法解剖と捜査の結果、被害者はみな貧しい環境で育った少年で、最初に見つかった1人は中国からやってきたばかりと判明する。彼らの身にいったい何が起こったのか。臓器売買、貧困家庭、非行少年。いくつもの社会問題が複雑に絡み合う事件に、犬養と高千穂が挑む。今回の犬養は苦労したな。移植というても適合しないと意味ないし、それを行う医者の技量も問われる。最後はほろ苦かった。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
「また、会えたね亅。昭和20年5月、神戸。疎開を前に夢中で訪ねた私を、あの人は黄金色の入り日の中で、穏やかに見つめてこう言いました。6年前、あの人が選んだ言葉で通った心。以来、遠く近く求めあってきた魂。だけど、その翌日こそ2人の苛酷な運命の始まりの日だった。流れる2つの時は巡り合い、もつれ合って、個の哀しみを超え、生命と生命を繋ぎ奇跡を呼ぶ。時空ミステリ第3弾でありながら、私はこの作品が一番よかったと思う。戦時中の話から主人公の少年時代を輪廻や転生が交じり合いよみがえる。じわっと心にしみる話でした。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と育った海辺の小さな町へ帰省した夏、まだ浅い夜の始まりに、つぐみと私は、ふるさとの最後のひと夏を共にする少年に出会った。少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないを描く。透明感があり、切ない話でした。つぐみの乱暴で真っすぐな性格がエッセンスになり周りを取り巻く人々を優しくて温かく包んでくれてました。心の一服ができたように感じられました。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。監察官の藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった津久井刑事に監察の協力を要請した。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。被害者はすすき野の風俗営業店で死んだ男の父親。再捜査の依頼の為、泊まっていたのだという。佐伯は部下の新宮と事故現場に向かうのだが。佐伯と藤川の捜査が並行して進み、その先に真実が明るみになり、最後のクライマックスが最高によかった。今回の活躍は面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会亅。夏合宿の2日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、4年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会亅をめぐる邪悪な5つの事件。5編とも不気味で話が進むにつれて怖くなり、最後は正体を現す話でした。「玉野五十鈴の誉れ亅が良かった。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
大日本帝国陸軍内にスパイ養成組織(D機関)を作り上げ、異能の精鋭たちを統べる元締め、結城中佐。その正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・ブライス。結城の隠された生い立ちに迫るが「追跡亅。ハワイ沖の豪華客船を舞台にした初の中編「暗号名ケルベロス亅を含む全5編。やはり結城の正体を暴いてはいかんな。結城は謎めいてこそ成り立っているから。やはりこのシリーズは面白い。スパイの真骨頂だね。
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鍵ちゃん
1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた。2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑因・赤嶺信勝であることを知る。苦悩する洋平は冤罪の可能性に賭け、雑誌記者の夏木京子と私的な調査を開始する。冤罪を追及するにつれて泥沼に落とされていく。司法とは本当に公正なのか。世間の目や自分の地位だけで左右されているのではと疑いたくなる話でした。結構入り組んだ話でしたが、最後はきっちりとまとまっていたが、作者特有の粘っこい語り口がいいね。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
自分が想像できる多様性だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気付く女子大生・八重子。一つの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繋がりは、多様性を尊重する時代にとって、ひどく不都合なものだった。多様性について、昔より受け入れるようになった現代も受け入れるには難しいところもある。犯罪にかかわらない程度なら声を上げてもいい世の中になりたい。夏月の夫婦の言葉がいいね。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
操の元に届けられた差出人不明の保育園と一枚の絵の写真。次いで見知らぬ少女のポートレイトも届き。次々届く写真に恐怖を覚え調べていくと、そこには昔未解決の園児誘拐事件があったらしい。そして被害者の容貌は幼い頃の操に酷似していた。自分は誘拐された園児か?最後まで事件に引き込まれ騙された。先輩の坂崎の推理は見事でスッキリした。ただ戸籍制度がややこしく分かりづらかった。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗り合いバスで行ってみたい。ある日そう思い立った26歳の私は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わず長居をしてしまう。マカオでは「大小亅というサイコロ賭博に魅せられ、あわや。1年以上にわたるユーラシア放浪の旅が幕を開けた。この主人公の融通不断が気にかかる。香港はいいが、マカオの賭博は腹立たしい。これが人間を貶めるのだなと思った。本当にロンドンまで行けるのか。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
中毒死事件で店を畳んだふぐ料理店。単純な食中毒かと思いきや、閉店前には立ち退かせ屋が姿を見せ、あとにできた店の支配人はつぶれた店の仲居だったことが判明「てとろどときしん亅。タクシー強盗事件の意外な真実や電車内で見つかった切断された指の謎を大阪弁の掛け合いで刑事たちが解き明かす。6編からなる短編集。黒豆コンビもさながら、誠とデコ夫婦も登場し短編だけど面白さ半端ない。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
気鋭の特捜検事、富永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遥。ある汚職事件と、親友の失踪が二人をつなぐ。そして炙り出される、戦後政治の闇と巨悪の存在。正義を貫こうとする者を襲う運命とは。富永と遥の話が最後になって繋がってほっとした。特捜検事の大変さがよく分かったが、政治家の方はどうなったか不明なところが残る。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
夫との関係に悩む泉は、ある日女子高生の飛び込み自殺を止める。事情を聞いているはずが、知らず知らずのうちに自らの身の上話をしていた泉。やがて2人は魅かれ合い、お互いをかけがえのない存在だと知る。家族として共に歩むことを決意し、理想の地を求めて山里へ移り住んだタカシマ家は、母2人、子2人での生活を始める。形はいびつだが家族としての幸せだったけど、最後が悲しすぎる。今まで読んだこの作者の作品の中で、一番よかったし、じ~んときた。
が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
大阪地検一級検事の不破俊太郎はどんな圧力にも屈せず、微塵も表情を変えないことから、陰で能面と呼ばれている。新米事務官の惣領美晴と西成ストーカー殺人事件の調べを進めるかなで、容疑者のアリバイを証明し、捜査資料が一部なくなっていることに気付いた。これが大阪府警を揺るがす一大スキャンダルに発展して。事件の流れや府警の落度、また不破や美晴の人間性が加わり全体的に面白く、読み止めるのが惜しい。シリーズになっているみたいだから読んでいきたい。
鍵ちゃん
2025/01/07 08:26

大阪を舞台にしているのだから大阪弁を織り交ぜてほしかった。

が「ナイス!」と言っています。
鍵ちゃん
今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いづみは、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていた。人の心に潜む「毒亅を力強く描かれていた。また、誰しもというか人間自体が毒であり、その強さで事件を起こす。北見氏が生前言っていたように、解毒のために探偵になることの意義が凄く感動した。胸が熱くなる作品でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/04/21(1750日経過)
記録初日
2020/04/21(1750日経過)
読んだ本
1195冊(1日平均0.68冊)
読んだページ
408660ページ(1日平均233ページ)
感想・レビュー
1173件(投稿率98.2%)
本棚
268棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

3年前から読書を始めました。
オススメがわからずどんな分野でもいいから読んでみようと思い、図書館のあいうえお順に読んでいます。(目標、一つの図書館の文庫本制覇!何年かかるだろう…。)
その他話題となっているものをちょこっと読んでいて、300冊ぐらいになっています。
分野を変えて読み続けるのは、いろんな発見やその作家さんの面白さがわかり楽しいですよ。

2020年5月より以前読んだ本を整理するため、徐々に出していきます。(ほぼ「あ」がつく作家さんです。その他は家にあるもの)

と言いたいところだが、おすすめの本が出ると市内5か所ある図書館で探し出す面白さを知り、常に図書館の在庫確認をして2〜3か所借りて読んでます。

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