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2024年11月の読書メーターまとめ

戸部アンソン
読んだ本
7
読んだページ
2046ページ
感想・レビュー
7
ナイス
323ナイス

2024年11月に読んだ本
7

2024年11月のお気に入り登録
6

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  • Yo
  • モトラッド
  • かくかく鹿々
  • 真作
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2024年11月のお気に入られ登録
5

  • yama
  • esop
  • 真作
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  • モトラッド

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

戸部アンソン
ネタバレnever let me go そのタイトルから想像できるように、恋愛小説、の体裁であるが、社会問題提起でもあった。医学、科学の進歩と課題、彼らが生まれた目的は、使命を果たすこと。淡々と事実を受け入れていく施設育ちの子。成長の描写が素晴らしく、若草物語や桜の園を彷彿とさせる清楚な女子と穏やかな陽の光が漂う。実は残酷な現実を内包したまま続く、ホラーであるが、穏やかで感情の制御ができている会話に、幸福な友情や愛情と自然豊かな風景が織り込まれる。強烈な作品だったなぁ。私にできることは、臓器提供許諾サイン。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

戸部アンソン

「方舟さくら丸」の仙川安部公房100周年読書会に参加してきました。モグラが這い出して来た街は、核爆弾後の世界を描いたのでは説が衝撃。ユープケッチャが偽虫だったことや、サクラの存在意義など深く読む方が参加されており、1人で本読むよりも視野が広がった。読書会企画されている方への深い感謝。私の「方舟の中の便器は、新幹線のトイレと同じ様な構造」になっているのだろうか説に、かもしれない話題で会話が成り立ったのが、生きてきてよかったと思うほど嬉しかった。

モトラッド
2024/11/10 12:13

読書会の楽しさが伝わって来る熱いレビューです(仙川って、安部氏の調布の旧邸に近いですね)✨因みに『安部公房展』@港の見える丘公園内『神奈川近代文学館』✨はご覧になりましたか?

戸部アンソン
2024/11/10 12:47

モトラッド様 港の見える丘公園内『神奈川近代文学館』行きました。直筆原稿や方舟さくら丸を書いたとされるワープロも見てきました。カメラマニアだったんだろうなぁと思うほどのレンズでしたね。

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2024年11月の感想・レビュー一覧
7

戸部アンソン
リアルとバーチャルの世界で生きる世界。人工知能が進み究極の恵みと称賛される開発をした博士の失踪。懐かしい謎解きだ。ロボットが傷をつけないように攻撃することや、防御する人工知能の心などリアルに感じた。相変わらず面白い、バーチャル空間は観覧車というのもなんだか楽しい、スペースは狭くていいわけだ!なんだか私もバーチャル空間もリアル空間も欲しくなる。バーチャル空間での死とリアルの死。森博嗣さんの作品全部読んでいた時代が蘇る。久しぶりに知り合いに会えた感じだった。
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戸部アンソン
飛ぶ男の話が微妙にホラーでおもしろかったなぁ。空を飛びたい。私もそう思う、そんな事が現実になったら、早起きして飛び回りたいなぁ。写真撮られても良い格好で飛ばなきゃなぁ。他の短編も実験的と呼ぶのかなぁ、突飛な発想の短編集、笑う月が私にも見える気がしてきた。海外のSFを読んだ事がなかった頃、安部公房って面白いと思っていたが、なんだかおどろけなくなった自分にガッカリだ。ダンゴムシのクスリ💊ありそうと思った。やはり面白いわ
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戸部アンソン
久しぶりに読んだ。不条理の極み。家族だけで解消しようとする心理。閉じ込める。妹が途中でお世話を放棄するのはなぜだろう。バイオリンを聴きに這い出てきた兄。かわいそうすぎる、懸命に働き、妹や家族のために頑張ってきた歴史も消える。家族ってそんなものか?姿が変わったことで変容するものか?消えてくれと言わんばかりの妹の言葉。不条理小説を読むと、そうこまではないと胸を撫で下ろす自分。幸福になるために書かれた話かな。ある日、巨大な虫になることと比較したら、とりあえず今は、幸せじゃないかと認識できる。さて読書会楽しみ😊
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戸部アンソン
ネタバレnever let me go そのタイトルから想像できるように、恋愛小説、の体裁であるが、社会問題提起でもあった。医学、科学の進歩と課題、彼らが生まれた目的は、使命を果たすこと。淡々と事実を受け入れていく施設育ちの子。成長の描写が素晴らしく、若草物語や桜の園を彷彿とさせる清楚な女子と穏やかな陽の光が漂う。実は残酷な現実を内包したまま続く、ホラーであるが、穏やかで感情の制御ができている会話に、幸福な友情や愛情と自然豊かな風景が織り込まれる。強烈な作品だったなぁ。私にできることは、臓器提供許諾サイン。
が「ナイス!」と言っています。
戸部アンソン
日の名残りなんだ。タイトル名翻訳なんだろうなと思った。執事という仕事の詳細が描かれており、興味深い、武士は人に仕えるが執事は館の保全、運営につくすみたい。イギリスの紳士の品格をたもたせるための執事という仕事。フォード車で旅する執事、その途中で目にする風景、行った事は無いが、ドライブ中の森林からわたる風をリアルに感じる。館の主と立派な屋敷を維持するための仕事への偏重。主人公の父親の死についても、唸ってしまうほどの仕事人間。女中頭からの告白。人生の後半、旅の途中で眺めている夕暮れ時と重なり1番美しいと私も思う
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戸部アンソン
ネタバレ方舟に乗り生き残ったとしてどうなるのか。読了後考えた。御破算からの世界をどう構築するのか。透明になる世界。孤独でよりべがない状況。元々主人公は孤独な妄想者。でもお金はあって、自家製大型おもちゃ箱の方舟を作った。その中に自分が気に入った人を閉じ込める。そのうちに大嫌いな父親と対峙する羽目になる。父親は死ぬ、自分は行き伸びる。自分の糞を食べて24時間で円を描いて移動するユープケッチャ、いもしない昆虫。安部公房の世界観が一貫して厭世的だったんだとおもった。太宰治と同時に読んだからか、誰とも分かり合えなさが切ない
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戸部アンソン
日々の暮らしを丁寧に生きる主人公たち。家族が早く亡くなってしまうこと、どうしようもない哀しみと暮らす人たち。餃子を作るシーンはまるで、つい最近の我が家のようだったのに、もう二度とそんな時間は戻らない。家族やペットや大切な対象が亡くなった人はこの小説を読むと良いと思う。話が出来ただけで楽になるというセリフがあるが、家族の死を受け入れる様子を、疑似体験できて、読み終わる頃には、心が軽くなる。装丁の谷中の坂を彷彿とさせる街なみの、空に浮かぶ餃子がとてもいい。
marsan
2024/11/18 19:29

ナイスありがとうございます😊

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/04(1676日経過)
記録初日
2021/07/24(1230日経過)
読んだ本
139冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
41433ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
127件(投稿率91.4%)
本棚
20棚
職業
役員・管理職
URL/ブログ
https://kakuyomu.jp/users/anson
自己紹介

ようこそ!
読むのも好きですが、自作もしています。
どうぞよろしくお願いします。


娘の新作
豆腐メンタルの歌
https://youtu.be/TReqpm0m4Mw?si=y7f-W0l_iK9tyzOf


私個人ブログも作ってみたり
https://profile.ameba.jp/ameba/tobe3/

自称作家なのでカクヨムに小説投稿してみたり
https://kakuyomu.jp/users/anson

マニュアル本買ってYouTubeも30個くらい作りました。
https://www.youtube.com/channel/UCmU3niheJzmFrrK3z9nWUSQ


読書歴は幼少期からです。
マンガ、早川数理シリーズ、子供のオススメなんでも読みます。

恩田陸さんと原田マハさんにハマっていた頃がありました。
今は阿部公房が再燃。イシグロカズオさんにハマった。
過去には、トーベヤンソンにハマって、妄想フィンランド移住してました。

森博嗣さん、司馬遼太郎さん、吉本ばななさん、小川洋子さん、村上春樹さん、村上龍さんなどハマっている間には、その作家が出版されている本は全部読む勢いです。
そして、いつの間にか違う作家にのめり込む読書スタイル。

祖師谷大蔵駅近くにある、店名が、「本とお酒と珈琲と」に良く居ます。

本についてお話しを聞くことも好きです。

自分が語ると、話しがあっちゃこっちゃ飛びますのでご了承ください。

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