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2022年7月の読書メーターまとめ

juneberry
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感想・レビュー
34
ナイス
225ナイス

2022年7月に読んだ本
34

2022年7月のお気に入られ登録
1

  • ほんた

2022年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

juneberry
警察組織の複雑さを知った気がした。警視庁と地方と、キャリアとそれ以外と、職種の違い?が複雑に絡み合いながら、はいかイエスかしかない世界って、なかなか、一枚岩になるのは難しいな…すごい組織だと初めて感じた。企業よりも、それぞれの思いや立場を持った人が集まって、それが一つになることがあるんだろうかと、上巻を読み終わった時に感じている。
が「ナイス!」と言っています。

2022年7月の感想・レビュー一覧
34

juneberry
このシリーズの初期の作品を何冊か読んだことがあったので、読んでみました。この作品では、それぞれのキャラがすっかり出来上がっていて、全く違ったイメージを持ちました。以前は、刑事同士の人間関係などにドキドキ感があったけれど、それはすでに定番になって、推理の方に力が入っている感じがしました。前者を期待していたので少し残念。
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juneberry
池井戸潤さんらしい、悪役が存在する痛快なストーリーだった。初めに読んだ作品が「なるへそ」だったので、らしいと言うのがやっとわかってきた。建設業界が談合をしている意味、何のために談合をしていたのかがよくわかった。でも、談合は資本主義でなく、平等という感じで、昔から建設業界は安定を求めているということだったんだ。すべてがそうでないと思うが、時代が変わっていく中、その流れに適応できない業界はなかなか発展していかないと思った。建設業界のこれからはどうなんだろうか。
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juneberry
数学の統計だけでも知っていると、世の中で飛び交っているその数字の意味がよく理解できると感じた。知っているか、知らないかで生死を分けることがあるということだった。数字を聞いた時にどれだけ、リアルにその数字を感じられるか、だと思った。日常に数字に触れていない私なんかは、そうは言っても…と思いがちだし、トリックにもやられてしまいがち。
juneberry
とても分かりやすかった。プレゼンの仕方からYouTubeまで、それぞれの特性を生かしての説明で面白かった。以前から知ってはいたけれど、視覚優位だということをもっと活用して、プレゼンの、特に視覚で表現しようのないところなどに、逆に活用することが、人の心を動かす仕掛けだと思った。また、容姿を気にするよりも単純接触効果を狙って毎日動画を配信するなど、特徴がそれぞれであることに納得した。
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いろいろな点がたくさん出てきて、少しずつ繋がって線になっていくが、まさか、そこを覆すのか…という衝撃があった。面白い。人の心の奥の奥にあるものって、どんな人でもとっても傷つきやすいものなのかも知れない。それを、大人になるにつれて、いろいろな何かをかぶせて、守って、日常何事もなかったように生活しているんだと思った。ムゲンの世界の構造は、本当にこんな風になっているように感じられた。
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juneberry
上下巻あるものは、上巻はどうしても謎がわからないところが多くて、ちょっと物足りない感じがする。その分、期待感もある。想像していたよりもスピリチュアルなストーリーに戸惑ってしまった。どう繋がっているんだろうというドキドキ感と楽しみがある。
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juneberry
映画で見たことがあったが、本で読むとさらに心が痛んだ。いい人の心が傷つくストーリー、私はちょっと苦手。できれば避けて通りたいと思ってしまうが、読んでしまう。読み手の心をグッと動かすストーリーは、素晴らしい。本当の悪人って、どういう人のことを言うんでしょうか。また、心にすごく突き刺さりました。
が「ナイス!」と言っています。
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途中で何がテーマなんだろうか…と思いながら読み進めた。家族、そして性について、包み隠さずに描かれていた。偏見のない家族がオープンに性について考える。とてもいい家族だと思った。ただ、結末は私にとって意外だった。幼い頃に無邪気に感じた物ごとを、大人になり逆の立場で、残酷な事実として感じる。私は、何とも言えない悲しさを感じた。
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サイコパスに立ち向かう一般人、という読んでいてハラハラする設定だった。そこに、死神がついていたので、それだけ聞くと、なんと怖いストーリーという感じだが、面白く読めた。サイコパスや一般人の仕事を心理学的な視点からも捉えていて、納得できるところも多かった。でも、やっぱり、助けてくれる人がいなければ、良心のないサイコパスを一般人が相手にするのは怖いと思った。
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とても面白かった。何について感想を書いていいのかわからないくらい全部が刺激的だけど、全部、当たり前のことを指摘してくれていて、それができていないのが、日本なのかなと思った。日本では「荒立てない」ような空気があって、そこを忖度する人も頭のいい人だし、だから海外へ出る人も頭のいい人だし。そういう時代を論理的に見える化してもらえた。「頭の良さは能力ではなく態度である」やってみないとわからないから、頭を柔らかく歳をとりたいと思う。刺激的な雑談だった。
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juneberry
ちょうど平成の時代を流行歌とともに振り返る…ようなところがあり、だいたい同年代だったので、懐かしく読めました。どんな動物でも敏感なので、犬に人のフェロモンがわかるなら面白いと思った。そうなのかも知れないとも感じた。
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人って、自分の性格や生き方だけでなく、その人を取り巻く環境の影響がとても影響するのだと感じた。 戸籍を取り替えるという意味、犯罪に使われるのではなくて、新しく生まれ変わって生きていくことで、自分の思うような生き方ができて幸せなのなら、それもありなのかもと思った。逆に、そうしなければ、自分らしく生きることができない。そういう私も自由に生きているようで、今まで生きてきたことで、色々なしがらみがあるのかと思うと、新しく生まれ変わってなりたい自分になるというのは、誰にでもある願望なのかも知れないと思った。
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今回は、恋愛小説を書いているのかと、ちょっと残念に思いながら読み進めていた。爽やかなストーリーだけど、やっぱり推理のさらに上をいく感じが、サラッとすごいと思った。
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とっても面白かった。あの時代にピアノをやっていた女子なら共感できることがたくさん。あの頃は、ピアノは本当に楽しくなかった。でも、この本で、音符や記号の一つ一つに作曲家の思いがあることや、その素敵な曲を知ってもらうために披露することを知って、ピアノがすごく魅力的に見えてきました。やっぱり、やらされているのではなくて、自分でやりたいと思って弾くのとでは、最終的に向かうところが全く違ってくると思った。私もやってみようかな、なんてちょっと思いました。
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ご自身の経験から自分で検証されて、HSS型HSPについて書かれていた。具体的な日常生活の中での不快や我慢とそこからの改善について、わかりやすく丁寧に書かれているので、私もそう言うところあるな、でもちょっと違う…と色々考えながら読み進められた。HSSの自分の割合を知って、全てに反映させていくことが、生き方につながっているということがよくわかった。同じような不快を感じている読者へ、一足先に快適ライフを送れるようになった作者からの暖かいメッセージがあった。
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外国人は確かにストーリーを語るなぁ、と読んでいて感じた。そのまま真似をするわけではないけれど、ストーリーを話すと人の心に入って行きやすいということは理解できた。外国でストーリーという言葉だけれど、日本では、その背景とか経緯というとしっくりくるように感じる。それをするための、それに至ったストーリーがある。そのことを周りの人に知らせる。すごく大切なことだと感じた。人の心を動かす方法だと感じた。
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juneberry
村上春樹さんは、初めてかも知れない。1部2部はわからないことばかりで、どんどん不思議な世界へ入っていく感があった。伏線があるのかと思いながら、その時には理解できないことをたくさん持ったまま読み進めた。最終的に全体的に思考の世界、精神世界では理解できたような気がした。現実世界で起こったことの意図は私にはわからなかったが、一つの作品の中でこれだけ内容の幅を広げて、全てに新鮮さを持っているところがこの作品の魅力だと感じた。抽象的だが、どこが得意という感じでもなく、全てが奥深く描かれている雰囲気が良かった。
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出版のために加筆修正はしているにしても、自分の信念を持っていて強い人だと感じた。潰れそうな時にも、自分のために料理を作っているところから、本当に料理が好きなんだと感じる。困難にぶつかった時の小保方さんの心の動きを見ることで、自分との考え方との違いを感じた。自分がいっぱいいっぱいの時でも、近しい人に対し自分の感情を曝け出して当たったりせず、自分の中に押しとどめているところが、あの会見で見えた彼女の姿の核の部分なんだろうと思えた。
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juneberry
科学的なことや真相はわからないが、当時記者会見から、その丁寧な対応にとても感心しました。その時、裏ではこんな思いをしていたと知るとともに、ツラいことから逃げずに信念を貫きたいという思いの強い人だと感じた。 そもそも、凡人の私にはSTAP細胞がどうであれ、日常にはさほど影響がなかった。小保方さんの可愛さにマスコミが乗っかっていたのは素人ながらにも感じていた。それが最も気の毒だったと思う。 この一冊からだけだが、内容やその表現の仕方や思考を垣間見えるだけでも、一般的な常識を持った聡明な人だと感じた。
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juneberry
上巻から続く、組織が一枚岩となっていないところをクローズアップした感じになっているが、それぞれの立場から県警を守りたいという気持ちは強く感じられた。 だいたいの推理小説は、主人公が謎を解き明かすことが多いが、推理のその上を行く人がいたところに驚きと、安心感とがあった。 大きな組織をまとめていき、さらに事件を解決していくとなると、想像もつかない統率力が必要なんだと感じた。側から見ると統制の取れた組織内でも、組織内にはいろいろな思いを持っている人がいるんだと感じた。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
juneberry
警察組織の複雑さを知った気がした。警視庁と地方と、キャリアとそれ以外と、職種の違い?が複雑に絡み合いながら、はいかイエスかしかない世界って、なかなか、一枚岩になるのは難しいな…すごい組織だと初めて感じた。企業よりも、それぞれの思いや立場を持った人が集まって、それが一つになることがあるんだろうかと、上巻を読み終わった時に感じている。
が「ナイス!」と言っています。
juneberry
あまりにもよく知っていた事件で、小説として読めなかった。テープは当時ある電話番号で聞けたので、高校生だった私が聞いた。すごく衝撃的だった。同年代で関西京阪地域におられた方にとっては、とても刺激的な小説だと感じた。高校生ながら、この声の子はどう思ってるんだろうかと頭をよぎった。その子たちのその後が、小説通りかどうかはわからないが、とにかく犯罪に手を染めることは、家族など自分に関わる人たちの人生を狂わせてしまうことは確かだと思った。
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juneberry
人はそれぞれ、自分の考えを信じながら、自分の家族を守り、生きているんだと感じた。しばらく推理ものばかり読んでいたので、最後まで犯人がわからないところに引っかかってしまった…私にとっては深すぎる作品だと思った。
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juneberry
ブレインロックを仕方がないと思っていたけれど、解除すればいいと思えた。自分のせいではないと思い、人のせいにしていたところに気付かされた。私たちの思考が色々なところから縛られていることがわかりました。想像以上にしっかりした内容で何度も読み返したいと思います。
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juneberry
まくし立てるような関西弁が心地よく、また内容が言い当てているところが面白かった。あっけらかんとした母親と、思春期で多感で感受性の高い娘の中にある思いが少しずつぶつかる様子が、とても刺激的だった。次元が違う親子のようだったが、繋がっているところに温かさを感じた。大きなストーリーも面白かったけれど、ちょっとしたところどころにツッコミが入っているところも面白くて気に入った。
が「ナイス!」と言っています。
juneberry
物語が終わって欲しくない…と思いながら読んだ。昔「マディソン郡の橋」と同じ印象をもった。ただ、20代、学生時代だったので意味がわからず、日常ばかりで、面白くなかったという感想を持った。でも、今50代になって、色々な感情がわかってとても奥深い作品だなと感じた。昔読んだマディゾン群の奥深さも、学生の私にはわからなかったんだろうと感じた。人は、歳と共に感じることが変わってくると感じた。
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juneberry
些細な人間関係の中にある、奥深い感覚とはまた違う感覚でした。私はこのプラトニックな感覚が好きでした。それぞれの価値観があって、人との付き合いがある。大きな展開のない物語だったけど、心の揺れや心の動きが(主人公)とても伝わってきました。
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juneberry
上巻からの続きで展開が楽しみでした。少しずつ仲間を増やしながら、そうなると裏切りがないか、私が疑いながらもチームが出来上がっていく。それぞれの危険の中での行動に緊迫感があった。USBの動画が、どこかにあるではと思いながら最後まで来てしまった。動画の存在が証明されず、最終のもしも仮に…と世間で騒がれている様子を引いた視点から見ている感じに当事者になった気持ちがした。 もしも私なら…できないことが多いけれど、こんなに正しいと思うことを突き詰められる人たちがいたらと思うと、尊敬と心強さでいっぱいでした。
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何となくわかってきていた結末だったが、初めに転落死した生徒の兄が感じていた感覚をすっかり忘れていたことに自分自身で驚いた。学校のことばかりに目が行ってしまっていて、初めに答えをもらっていたような感覚だった。次から次へと色々なことが起こり、それに翻弄されながら過ごしていたけれど、中学生たちが自分たち自身のこととして捉えられていた。思春期とひと言でまとめるのも少し軽々しいが、大人になる前の子どもではない時期の中学生って、秘めているものが大きいと感じた。
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中学生の学校裁判中、白熱したやりとりが行われた。弁護側検事側双方とも、聡明な中学生たちから、中学生ならではの視点からの真実が解明されていく。展開の中に少しずつ違和感を感じる場面もあり、真相にはまだ遠い感じを受けた。ストーリーの進展とともに実際の真相はどうなのかを、並行して読み進め、ほんとに面白い。中学3年生から見た大人はどう見えているのか。大人に正義を求めている生徒たちの思いや、大人のようになろうとする姿、私たちにとって仕方がないと感じるところで、あきらめないところにそのパワーを感じた。
が「ナイス!」と言っています。
juneberry
中学生たちが学校裁判のために人から話を聞く中で、いろいろな人間関係や、そこでの違和感を知っていく。中学生にできる事は限られているようだが、大人の方が今の生活を当たり前だと思っていても、そこから踏み出さないことが多いなと感じた。そして、真実のために思いがけず検事役を引き受け、その検事役自体は半信半疑でやっていた登場人物だったが、次第に周りの人へその意気込みは伝播していくと感じた。核となる人がいれば、周りの人は、人によって変わっていくように感じた。
が「ナイス!」と言っています。
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翻弄されていた自分の学校の問題に聡明な中学生たちが立ち向かおうとし始め、1部では学校で大人たちが主体だったが、2部は生徒たちが主体となって今まで起こった事象に正面から向かっていく。学校のその立場で考えながら動いていたけれど置き去りになっていた生徒たちだったが、腑に落ちる答えが欲しいと思う気持ちは新鮮で生徒らしい。たくさんの人を巻き込みながら、自分たちで逃げ隠れできない状況を作り、ものごとへ向かう姿に、大人にはない中学生パワーを感じる。
が「ナイス!」と言っています。
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次々と事件が起きるが、まだ点と点でわからない段階。そして、自分たちが知りたいことがわからないまま、大人たちが隠してしまう。多感な時期の中学生たちが、悶々とした気持ちを自分たちでどうにかしたいと考え始める。大人たちが最善と思って選択していることが、この年代の子どもたちにとっては、そうでないこともあると感じた。だから一般的に思春期は難しいのかも知れない。
が「ナイス!」と言っています。
juneberry
同級生の転落死から中学生の生活に少しずつ変化が出てくる。思春期の多感な時期の生徒たちが、友人の死に疑惑を持ちつつ、全体像はまだまだ見えず、少しずつ何かに巻き込まれていくドキドキ感があった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/11(1356日経過)
記録初日
2020/08/11(1356日経過)
読んだ本
1307冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
376299ページ(1日平均277ページ)
感想・レビュー
1301件(投稿率99.5%)
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外部サイト
自己紹介

いつも読書していたわけでなく、気が向いたら読んできました。
読書略歴
小学生の頃は江戸川乱歩、中学生の頃は赤川次郎の探偵もの、高校生は読書せず、大学生では宮本輝などの流行りを読む。
その後はすすめられられると読む。鬼平犯科帳は通勤電車で読破。渡辺淳一、東野圭吾など。ハリーポッターシリーズの頃は待ちわびて読んでいました。
最近は、小説8割かな。

公認心理師 キャリアコンサルタント サラリーマン AmazonKindle オーディブル活用
起業に向けて勉強中 趣味読書/アンティーク風/勝間さん/選択理論心理学/焼肉/ゴルフ🔰


https://twitter.com/juneber32291762

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