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2024年5月の読書メーターまとめ

柏葉
読んだ本
12
読んだページ
3928ページ
感想・レビュー
12
ナイス
71ナイス

2024年5月に読んだ本
12

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • エドガー

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

柏葉
ネタバレめちゃくちゃ面白くて一気読みした。顔を出して実名で爆破予告をした15歳の少年・渡辺篤人を、少年犯罪を扱う記者・安藤が追うストーリー。渡辺篤人はかつて祖母と妹を少年犯罪により失った被害者であり、被害者の会で安藤とも面識があった。渡辺篤人の家族が亡くなる原因となった放火をした少年・富田ヒイロ、ヒイロを唆した犯人であり安藤の恋人を殺害した加害者でもある少年・灰谷ユズルと、読み進める度に二重三重のベールに包まれていた真実が明らかになる。ページを繰る手が止まらなかった。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

柏葉

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3833ページ ナイス数:75ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/11660/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
12

柏葉
心理カウンセラーの下園先生と40代女性ライターによる心の疲労の癒し方を描いた本。会話形式なのがすごく良かった。相談者である40代女性ライターは共感しやすく、また文章として綴られていることで相談者の気持ちを客観的に見れた。相談役の下園先生はとても聞き上手。相談者の話を傾聴し、「自分に持っていないもの」を持っている女性に対していろんな気持ちが湧きやすいという傾向を炙り出していく。本書を読んで、自分がどれだけ慢性的に疲れているかが自覚できた。日常的に我慢することも多く、休みもほとんどない。→
柏葉
2024/05/24 17:12

心の第2段階、プチうつゾーンに入ると、心が疲弊しているので自分の能力がいつもより低下する。うつのサインとして「頭の働き低速モード」→「自分責めモード」→「無力感モード」or「被害妄想モード」、「ネガティブ感情だだ漏れモード」がある。 できるだけ毎日8時間睡眠を確保する、1日3回意識して丁寧に深呼吸する 「断る練習」をする、断るときに「自分なりの言い訳」を心の中に準備しておく。 人生のたいていの問題は、疲労を解消して心身の条件を整えさえすれば、けっこう解決できてしまうもの。

柏葉
2024/05/24 17:12

「表面飾り」「しがみつき」「思い込み」が休むことの妨げになる。 疲労が蓄積しやすいパターンは「体を動かす活動量」「精神的な活動量」「人間関係上の問題」「情報の氾濫」の4つ。 感情をコントロールすることはできないけれど、うまく付き合うことはできる。他人の言動を変えることはできないけれど、自分の言動は変えられる。 生産性のない日々を罪悪感を持たずに過ごすこと。

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柏葉
ネタバレ呪いにより毎日『死に戻り』続ける五十番目の後宮の妃・ソーニャと、彼女の呪いに幼少期から影響を受け図らずも『賢帝』となってしまった皇帝・エルクウェッドの、後宮攻略コメディ。ソーニャの意図しない『死に戻り』に毎回エルクウェッドは巻き込まれ、ブチ切れながらよく分からない特技を身に付け、謎のダンスを踊ったり伝説を量産したりする。冒頭の掴みとそこから繋がるエルクウェッドの回想は面白かったが、回想が終わっても同じパターンが続き、それが最後まで続くので飽きてしまった。うーむ、難しい。
柏葉
ネタバレレーベルとタイトル、あらすじだけで手に取ったので、あとがきを読んで作者を知りびっくりした。なれる!SEシリーズの人かー!! 順風満帆な人生を送ってきた26歳の大手通信会社営業職OLが、婚約破棄と昇進取り消しに合い、やけっぱちで始め(途中から夢中になって描いた)小説が新人賞を受賞し、兼業作家としてのスタートを切る物語。 婚約者に振られる冒頭は負のエネルギーに満ちていて読んでいてちょっとしんどかったが、売れっ子作家の青葉策太郎と出会い、執筆業に本気で向き合うことを決めてから面白くなった。→
柏葉
ネタバレめちゃくちゃ面白くて一気読みした。顔を出して実名で爆破予告をした15歳の少年・渡辺篤人を、少年犯罪を扱う記者・安藤が追うストーリー。渡辺篤人はかつて祖母と妹を少年犯罪により失った被害者であり、被害者の会で安藤とも面識があった。渡辺篤人の家族が亡くなる原因となった放火をした少年・富田ヒイロ、ヒイロを唆した犯人であり安藤の恋人を殺害した加害者でもある少年・灰谷ユズルと、読み進める度に二重三重のベールに包まれていた真実が明らかになる。ページを繰る手が止まらなかった。
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柏葉
ネタバレめちゃんこ面白かった。一気読み。事故に遭ってから人の頭上にポイント=人間としての総合点が見えるようになった主人公が、低ポイントのクラスメイトのポイントを向上させようとプロデュースするところから物語は始まる。ドラマ版「野ブタをプロデュース」を思い出させ、主人公が自身の立ち位置にこだわりすぎる卑屈なところが時々目立つものの、あくまで明るく青春っぽい。スクールカースト上位の曽山の本性が分かってからが本書の本領発揮となる。主人公の性格も過去のいじめが原因と分かり、腑に落ちた。→
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柏葉
ネタバレ占い師のような未来予報士の未来予報に少しだけ心を動かされ、一歩を踏み出した男女の物語。いずれの主人公も未来予報を受ける前の生活が荒れており、イライラした。プライドを発揮するところを間違えて上司や同僚にいいように使われている派遣社員、二浪して第四志望の大学に入ったものの過去の栄光が忘れられず引きこもってオンラインゲームに縋る大学生、学生時代の友人の戯れ言に騙されて700万円の借金を負い、恋人にも言い出せず無駄にストイックに生きる会社員。疲れている時に読んだからかな。
柏葉
ネタバレ諜報機関『御伽衆』の長・『翁』であり、普段は高校に通い優等生を完璧に演じきっている橘黒姫、『御伽衆』の暗殺者『弓竹』であるものの組織とも切り離されたスリーパー・エージェントであり、学校では孤立しているコミュ力ポンコツな芹沢明希星、橘黒姫が一目惚れしその権力でもって24時間監視されている目立たない男子生徒・凡田純一の、誤解とコミュニケーション不全が引き起こす三角関係コメディ。ストーリーも7割を過ぎ、凡田純一の正体が明らかになってから物語は動き出す。自分には合わなかった。
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柏葉
JKリフレで働く19歳の家出少女とコンビニ店長の社畜青年の奇妙な同居生活。イラストやテキストはライトノベルだが、ストーリー展開は重め。ライトノベルというパッケージでなければ手にとっていなかっただろう。重いテーマにもかかわらず、テキストのおかげで粛々と読み進めることができた。水商売に溺れる女性達の描写がキツく、ライトノベルという皮を被っているから読み切れた感じ。250ページ超のうち数ページの描写なんだけどね。
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柏葉
ネタバレめっちゃくちゃ面白くて一気読みした。最終巻である今巻はクライマックスの連続で、見たいと思った展開がそのまま続き、ページを繰る手が止まらなかった。ガメリア合衆国との圧倒的な戦力差にはじめから諦観せざるを得ず、静かな気持ちで読み始められた。リオが皇族ではない一人の女の子としての日常を気に入っているのかと思ったら、異性として速夫のことが好きと分かり、ますますリオのことが好きになると共に切なくなった。カラー口絵に一介の二等水兵が出てくるなんて思わなかったよ。戦後もリオが幸せそうで良かった。
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柏葉
ネタバレ飛行駆逐艦「東雲」でのプロレス大会、リオと速夫の無人島漂流記、ユーリのカイトへの接触とカイトのガメリア大統領就任など。巻頭コメントのとおり「クライマックス前のライト回」で、安心して読めた。死んだと思ったリオが生きていたのは素直に嬉しい。イザヤとミュウのピチピチスーツでの笑顔のダブルピース写真を撮るためにプロレス大会に勤しむ水兵達も、初めての酒に悪酔いするイザヤも見ていて楽しい。最終巻である5巻はまた戦闘で大勢の兵達を失いそうで、心が痛む。→
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柏葉
「ソロモン海空戦」を描く3巻。戦って戦って勝っても、戦う度に連合艦隊は多くの軍艦と兵員を失い、ジリ貧になっていく。どれだけ敵に損害を与えようが、敵は時間と共に大きくなり、こちらは小さくなっていく。戦うのを止めると日之雄は干上がり、かといって勝ち筋は全く見えない。先の見えない絶望的な戦いがしんどい。水兵達の盗撮騒ぎやイザヤのコスプレ騒動などのコメディ部分は楽しいし、イザヤ達第八空雷艦隊、通称「白之宮艦隊」の活躍はドキドキするが、連合艦隊の行く末を考えると苦しくなる。
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柏葉
ネタバレビーチでの盗撮に勤しむ水兵達というコメディ部分から始まる2巻。本シリーズの魅力は、史実の太平洋戦争を基盤としつつ、飛行艦隊という存在があることで史実と異なる戦闘や結果を期待させることだと思う。同時に、基本的な地理や海上艦隊などは史実を元にすることで、飛行艦隊というギミックを理解することに集中できる。主人公の黒之クロトの真面目な努力家の天才のアホという造形も最高。日之雄八千万の国民が爪に火を灯して重税に耐えて造られた艦隊と何年も訓練に耐えた兵達が、高級将官の慢心と保身と出世欲のために失われていくのは辛い。→
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/01/12(5638日経過)
記録初日
2011/04/02(4828日経過)
読んだ本
1891冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
578012ページ(1日平均119ページ)
感想・レビュー
1475件(投稿率78.0%)
本棚
11棚
性別
職業
事務系
現住所
神奈川県
URL/ブログ
http://booklog.jp/users/keina215
自己紹介

ぽつぽつとまた小説を読み始めています。
隙間時間に読むので軽いものが多めです。
やっぱりライトノベルが好き。

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