読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

たぬ
読んだ本
40
読んだページ
8935ページ
感想・レビュー
40
ナイス
757ナイス

2024年10月に読んだ本
40

2024年10月のお気に入り登録
1

  • Tetchy

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • Tetchy

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たぬ
☆4.5 映画は見てないんですよ。どんな内容? ほんのり百合なのか?(手を取り合って見つめあう二人の女の子がいたような…?) なにこれすごくいいじゃないよ。私はあの子が大好きで、あの子も私のことが大好きって確信が持てる関係いいよね。自分はこの輪の中にちゃんと入れているんだって実感できるのいいよね。マーニーはイマジナリーフレンドなのかしら? 後半の展開はもうドキドキでした。
たぬ
2024/10/11 19:22

で、ジブリバージョンはどんな感じなんすかね。ジブリお得意の大胆アレンジメントかな? 地上波でやってたら見てみよう。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
40

たぬ
☆3 私自身はここ数年どんなことで泣いたかなと考えると、本を読んで感極まってというのがいちばん多い。特定の曲を聴くと条件反射で涙が出てしまうパターンも数曲あるし、これは昔からの傾向だけど心がどうしようもなく弱っているときに優しい言葉をかけられると号泣必至、あとテレビなんかで一般人が泣いているのを見るとつられて涙腺がゆるゆるになる。「涙」を主題にした7つのお話はさらっと読めたけどやや物足りなかった。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 12色のクレヨンによる12のお話。いちばん好きなのは白クレヨンの話。蝶が修学旅行に行くっつードファンタジーなのに実在の地名が出てくるばかりか、帰るための電車賃を稼ぐべく浜松でウナギの餌やりをする蝶たちww 水色クレヨンの話はまあ現実は厳しいよなあと思うばかり。カレイが人間の女の子に惚れても女の子側からすれば「どう料理して食べようかな」だよなー。(カレイの煮つけと炊き立てご飯が恋しい)
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 小2から小5まで。自分の小学生時代を思い出さずにはいられない。私は倫太郎たちとは逆だったな。授業でわからないとこがあっても先生を独り占めしてはいけない、忙しい先生の手を煩わせてはいけない、質問の前によく復習しましょうって言われるのでは、なんてマイナス思考が働いていつも聞けないままだった。小1の時の担任は私含め特におとなしい子を数人ピクニックに連れ出してくれたっけ。そのおかげでか思えばこの先生にはわりと心を開けていた気がする。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 年少から小2まで。自由すぎる倫太郎、ぽわわんとしたその母芽衣。うわぁ保母さん大変だなあというのが読み始めの印象でした。話が進むにつれ倫太郎は自主性がとても強く、芽衣はそんな倫太郎のことを実に深く思っていることがわかってきた。子供のことをここまで真剣に考えている大人ってどれくらいいるだろう。保育士って子供が大好きなのは基本中の基本だけどそれだけじゃできない仕事だよなあ。ほんっと居眠り議員の給料を保育士さんたちに回せばいいのに。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 描写がカラフル! いろいろな植物・虫・動物を品種~見た目~性質と適度に説明してくれているから初心者向きの生物の講義を聴いているみたい。基本は冒険ファンタジーだけどアオザメオニはホラーだわね…こんなかわいい挿絵なのにおぞましいよ~。▶せっかくだから児童書強化期間中のこの機会を利用してクレヨン王国シリーズ制覇を目指すことにしました。残り40冊以上あるけど私ならできる。グッ!
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 うんと小さい頃にアニメを見ていた記憶があるのよ。謎の生き物と子供たちが出ていて、こんな夢みたいなお話があるなんて…♡とうっとりしていたことのみ覚えているんだ。でも原作はハートマークを浮かべるようなお話じゃなかったのでした。願いごとを叶えてもらう→時には本気で命の心配をしなきゃならないほどのとんでもない展開になるのが毎度のパターンなのでした。ただのふわふわファンタジーにはなっていないところがミソね。
たぬ
2024/10/27 22:19

★アニメ化に際し帽子をかぶらせたのは英断。原作の挿絵では子供は見ちゃいけませんレベルの異形だから。特に目の形状が怖い。こんなん出てきたら私ならチビるか気絶する自信あるよ。★アニメのタイトルが「妖精が出たドーン」「もてもてサミアドーン」「くまちゃんが行くドーン」といちいち「ドーン」をつけてるのが和める^^

が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 私は癒やしを求めているのです。モモちゃん小学校低学年、その妹アカネちゃん2歳前後。幼い姉妹を中心とした日々にほっこりさせられっぱなしよ。今回は死神や雪女やアカネちゃんを食べたい狼が出てきておだやかじゃないけども。アカネちゃんの突然の号泣にママは四苦八苦してるけども。こっちはただの読者だから「ふふふっ大変ねえ^^」で済んでしまうのだ。モモちゃんが妹に無駄にえらそうにするこの年頃のお姉ちゃん感出してるのもほほえましい。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 なじみの薄い国の話というのは人々の服装、家の様子、暮らしぶりなんかが日本とは全然違っていて、価値観だって異なるから読んでいてとても新鮮なんだよね。でも市長ムカつくからマグロの代わりに死んだ犬を生け簀に入れて贈っちゃおう♪にはドン引き。昨日までお墓に葬ろうとしていた生き物をそういうことに使うって私の感覚では道義的にアウトもアウトなんだけど…。最後の市議会に放り込まれたゴリアンじいさんの演説はスカッとしたな。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 トンカチってなんのこっちゃと思いましたが主役の男の子の名前でした。彼の犬がサヨナラ、さらにはアライグマはトマト、猫はヨジゲン、熊はブンブンといった名づけからしてこのお話の面白さは保証されたようなもの。いなくなってしまったサヨナラを愉快な仲間たちと探して不思議な世界を大冒険! 次から次へと起こるワクワクドキドキにもう夢中☆ 靖子さんは奥様ね。著作たくさんあるしブルーナの翻訳も何冊か手掛けてる。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 勤務中に酔っ払い子供を警棒で打擲する警官とかどうなってんの。孤児が町をうろついていても社会福祉?なにそれ?だし民度低すぎ。当時のクロアチアってこれがスタンダードなの?? そんなだから余計にゴリアンじいさんが聖人に見えてしまう。下巻ではどんな事件が勃発するのかな。ブランコとジュロが笑顔で肩を組む日は来るのかな。「長くつ下のピッピ」のモデルとなっているそうです。ただし挿画の雰囲気はちと作品世界とミスマッチかな~。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 今江祥智さんの本は小4~小6の頃わりとよく読んでいました。「ぼんぼん」も当時から存在は認識していたものの、分厚いしどんな内容かよくわからんし…と読むまでには至らず。いざ読んでみると;大阪空襲をクライマックスに戦時中の庶民の暮らしが描かれています。「女の子」ってだけでドギマギしている少年や大人の言うことにすぐ影響される中学生が瑞々しい。何より佐脇さんが頼もしすぎる。父親不在の一家を常に助けてくれる。内容的にも要となっていました。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3 つまるところは夏休みのキャンプというわけなのでした。大人たちがゆる~く見守っているとはいえ子供だけで船を操舵し焚火をし、悪天候の夜でもミッションをこなす。自分たちだけで考えやり遂げる姿は頼もしいしうらやましく感じた。それにしてもイギリス人というのは何かにつけてお湯を沸かしてお茶を淹れるのだなあ。想定外のほのぼの加減だったためこれ以降のシリーズを読むかはいったん保留とします。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 青木ヶ原の樹海の下は空洞になっていてそこには別世界が広がっている。なんて都市伝説がなかったっけ。大長編ドラの「竜の騎士」も思い出した。あっちは多奈川の川底だったけど。受験地獄から逃げ出した小学生・典型的なワル3人組・世間から隠れ住む爺と孫娘という構図もよかったし加えて恐竜×タイムスリップというのが実にロマンに溢れていた。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 表紙のグラサンかけたモグラ…誰だっけこれ… あっドリモグか? 画像検索したらまあまあ似てる(※ドリモグのほうが後)。モグラが一日に掘り進む距離は約90メートル。一日に食べる量は自分の体重と同じ量。おまけに12時間以上絶食→死亡。えっ…モグラってコスパ悪すぎない? ダイオウグソクムシなんて年単位で食べないでも生きてるのに。モグラ塚はメルヘンみがあってかわいいと思ってます。
たぬ
2024/10/19 22:14

【訂正】挿絵は再刊の2001年に新たに描かれているからドリモグが先発ですね。

が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 シリーズ5冊目はセミにフォーカス。同じセミでもヒグラシはうるせー扱いされないよね。むしろ風流ですねえなんて言われる。アブラやミンミンみたいに声量マックスでひたすらわめきちらすタイプじゃないからね。確かに地中に潜っている間に道路ができたり家が建ったりして地上に出ることができないセミはたくさんいるんだろうな。セミはおなかの中の膜をふるわせて鳴くというのは初めて知った。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 海について、海についてお勉強。人間の涙の塩辛さと海の塩辛さが同じなことや地球に海が誕生してから現在までの流れ、アメーバから哺乳類にいたるまでのさまざまな生きものたち。進化の過程に何かしらのバグが発生していたら裏表紙のぽっぺん先生のように人魚がいる世界になっていたのかも…? 海はロマンの宝庫だね。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 やっぱ笑いを取りに来てるよなあ。作中の動物園名が井の頭動物園ならぬ丼之頭(どぶのかしら)動物園なんだもの。漫画でいうところの吹き出しに明朝体で活字が躍っていたりイラストの横にこれまた明朝体で擬音が書かれているのもいい味なんだ。真面目っ子が頑張ってはしゃいでいます感がなんともけなげでね(ゴシック体ではこうはいくまい)。シリーズ3作目は頭のいい霊長類について。モモタロウがやけにダンディーです。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 2番目の見開き(※ノンブルなし)で「きゃ。」山の向こうから巨大なぽっぺん先生が「はぁい」(と大きな吹き出しと巨大フォントで)。きゃ。ってなんだよきゃ。って。この作者絶対笑いを取りにきてるだろ。ギンギラかいじゅうって…爬虫類かな? いや恐竜だ! ティラノのイラストがゴジラ体型なところに時代を感じるね。ここでも環境破壊に触れています。おばけ道路の噂がいつまでも色あせないといいな。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 「ぽっぺん先生物語シリーズ」の幼年向け姉妹編で絵は再刊にあたって新たに描き下ろされたもの。ちびっ子向け学習絵本といったテイスト。40年以上前の刊行だから今では更新されている事実もあるかもしれないけど、ぽっぺん先生と動物たちのコミカルな掛け合いで楽しく学べます。ここだと鳥の卵の大きさや様々な巣など。ヒヨドリってそこらへんにいつもいる鳥だけどこうしてじっくり向き合ったことなんてなかったなあ。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 シリーズ2冊目。モモちゃん3歳半~小学校入学前まで。妹のアカネちゃんが生まれプーにも同じ猫の友達ができた。幼児の感受性の強さに驚く。大人が気にもしないようなことでも本気でぶつかってくる。無垢だよなあ。本当に純真だなあ。疲れているママにそっと毛布をかけるモモちゃんの姿に私もじんときた。大きくなったねモモちゃん。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 うええぇぇぇ キモイキモイキモイ怖いキモイキモイ うわ…うわあああ… キモイキモイキモイキモイキモイよお~~ う、う、……ぅゎぁ… うぎぃやあああぁぁぁぁぁ
たぬ
2024/10/19 10:35

これ画材は油かな? 怪我をした膝小僧のジュクジュクした感じがやけに立体的で鳥肌もの

が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 …おや? これはつまり海賊ごっこというか船乗りごっこということなの?「ランサム・サーガ」としてシリーズ化されてるやつの最初のお話らしいし目次だけ見ればいかにも海洋冒険小説なのだけど。あ、それともこの先思いもよらない展開が待っているのかしら。まあそれでも4人のきょうだいとナンシイ&ペギイのなりきりぶりはガチ。本作は大人になってから読むよりも子供の頃に読んだほうが圧倒的に面白い本の典型かと思います。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 うわあ…無関係の一般人をストレスの捌け口にするって最悪だな。こいつには良心というものはないのか。しかしそんなこと言っている場合じゃなかった。透明人間になったから少しでも気に食わない奴は全部殺す。恐怖で支配してやる。思考がこれだもの。まさに歩く惨劇ですよ。透明人間になりたい=助平目的が大半であとは人目が怖いから死にたくはないけど消えたい、あの子の部屋にこっそり入りたい、その程度だと思ってた私はまだまだ甘いね。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 初版は60年も前と知り軽くびっくり。かわいい人形の表紙のハードカバーが実家にあったのだけど、こうして数十年後に再読しても全然色あせてない。モモちゃん誕生のお祝いにカレー粉持参で駆けつけるジャガイモ・玉ねぎ・人参、ソフトクリーム、チューインガム。お世話猫兼友達の猫のプー。3歳になってお姉さんモード発動のモモちゃん。懐かしいなあ。どの場面もつい昨日読んだばかりのように鮮明で、そのことがなんだか嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 「木かげの家の小人たち」の続編。小人たちの話メインとなって話の舞台も時間軸もスケールが大きくなりファンタジーモード大幅アップ。草木の小人や木の精、アマネジャキにモモンガーに山父といった妖怪(仮)に「八百万の神々」を感じた。死の川といのちの水は作中では死の川が圧倒的悪として描かれているけれど、2024年の現在ではそうも言ってられない面がありそうで…。反戦思想の強さも印象に残った。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 いぬいとみこさんと言えば小学生の時に「ながいながいペンギンの話」と「北極のムーシカミーシカ」を夢中になって読んだっけ。こちらは1959年初版発行、イギリスからやってきた小人たちと森山一家の交流を描いています。時代設定が戦時中メインということもあり、小人の話よりも森山家の戦争中の暮らしや思想に絡む出来事のほうが印象深かったです。小人が森山家に対してわりとドライな面もあるのが良い。続編もこれから読みます。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 「大どろぼうホッツェンプロッツ」シリーズのプロイスラーです。300年以上前の三十年戦争をリアルに体験している…とくればえらいヨボヨボのおばけを想像するかもしれないが、てるてる坊主を改良したようなかわいいおばけなのです。おじいちゃんミミズクと仲良しで人間をビビらせもするけれど逆に自分がビビらされることもある。いつからおばけなのかは言及されていないけど、この子の精神年齢は10歳くらいに思えた。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 映画は見てないんですよ。どんな内容? ほんのり百合なのか?(手を取り合って見つめあう二人の女の子がいたような…?) なにこれすごくいいじゃないよ。私はあの子が大好きで、あの子も私のことが大好きって確信が持てる関係いいよね。自分はこの輪の中にちゃんと入れているんだって実感できるのいいよね。マーニーはイマジナリーフレンドなのかしら? 後半の展開はもうドキドキでした。
たぬ
2024/10/11 19:22

で、ジブリバージョンはどんな感じなんすかね。ジブリお得意の大胆アレンジメントかな? 地上波でやってたら見てみよう。

が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 ファンタジーでドリーミンな童話集。雨つぶの首飾りなんて素敵ね。本の中から出てきた動物たちが冷蔵庫やお風呂で遊んでいたり、イーストを食べた猫がどんどん膨らんで大きくなっていったり、空飛ぶパイにみんなが乗ったり…子供の頃に空想した世界がいっぱい出てきます。静止画含め映像化は無理めなお話もいくつか。読み手がそれぞれに好きなように想像して楽しめるのがいいね。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 ははあ。こりゃなろう系…じゃないな転生ものだな。いや輪廻転生ものか。虫→魚→鳥→イタチと順調にステップアップ、人間まであと一息ってとこでまさかの毒キノコに! いろんな生物に転生したおかげで人間時代には思いもよらなかったこと、気づきもしなかったことをたくさん学べた。カゲロウにはカゲロウの、カワセミにはカワセミの、馬には馬の生き様ってものがあるのだ。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 数日前に読んだ「ぽっぺん先生と笑うカモメ号」がとーっても面白かったのでね、これはもうシリーズ1作目から読もう!と手に取ったのですよ。なぞなぞ絵本の中に入り込んでしまったぽっぺん先生。動物たちや透明人間たちとのてんやわんやが愉快でたまりません。読んでいる間じゅうずっとフフッて笑ってたもん。児童書とはいえ大人でも楽しい小ネタ満載なのが非常に良い。ご本人が描いている簡素かつコミカルな挿絵もいい味出してます。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 あたおかどころか要注意人物どころか完全危険人物じゃん…。風車に特攻するだけならまだしも本気で切りかかってくるんだもの。下手したら殺害されるよ。鞭打ち3300回を言い渡されつつも気の狂ったオジサンに最後まで付き合ったサンチョ・パンサには敢闘賞をあげたい。とはいえドン・キホーテさん、心配して追いかけて来てくれたカラスコなど友人には恵まれてるのよね。狂った理由が騎士道物語の読みすぎってとこに少しだけ親近感。※抄訳。訳者によるリライトあり
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 江國香織さんも全部読みたい作家の一人。難しい言葉は使わずに気の利いた言い回しや胸に響く表現をたっくさん描いてくれているのが好きなんだ。モンテロッソはどこにある? 無事にたどり着けるの? 猫のハスカップのきままな旅。「白ワインで蒸した鮭みたいな壁」、まさに! すごいなーほんと。金原ひとみさんのエッセイも収録。自らの性生活をさらっと披露する金原さん、ブレないね。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 はるか昔に教科書で読んだウーフ。にげちゃだめ!とあわてて窓を閉めたウーフがちょうちょを死なせてしまう描写にかなりのショックを受けたことを今でも覚えています。あの頃は私もピュアだったなあ。そしてウーフはもっともっとピュア。ピュアすぎて純白です。じゃ、もう一ぺんだよ。ミミちゃん、すき。ここで私は胸キュンの嵐、一点のくもりなく浄化されたよ。大半をかわいいが占めていますがさりげない教訓もあちこちに。名作です。
たぬ
2024/10/06 08:15

1924年生まれの神沢利子さんご存命だとは! 御年100歳!

が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 またまた乙女の本棚です。初出は1933年と初期も初期のこちらはホラーファンタジーとでも言おうか。スワは滝壺に落ち大蛇になった学生に呼ばれて自ら飛び込んだのだと思う。その先は書かれていないけど、小さな鮒(=スワ)は大蛇(学生)に食われるのだろう。※※ねこ助さんってここで初めて知ったけど儚げなお嬢さんの絵がとても好み。植物や着物の色使いもしっとりしていていいね。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 内容まったく覚えてないけど子供の頃に「鉢かつぎ姫」を読んだことあるなあ。現代風にアレンジしたらこんなに面白くなるなんてね。まず姫からして可憐ないい子ちゃんじゃないのがいい。「爆破してやる」だの「面倒くせー」だの頭の中はだいぶゲスいんだ。絵も癖が強い。舞台は日本でも姫のルックスは完全に西洋人だし中世の僧侶かと思ったら姫の老いた父親、嫂の髪型が19世紀の中国風だったりね。絵の力も加わって実に笑える楽しいお話になってます。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 病み女子いいわぁ~。くすんだパステルトーンもいい感じ。元々は1942年に出た短編集『女性』に入っていたもので、太宰お得意の若い女性の独白体です。この女性はいったい誰を待っているのだろう。もしかしたら大戦争でとうに命を落としているのかもしれない。だから自分でも誰を待っているのかわからない。
たぬ
2024/10/04 22:40

この「乙女の本棚」シリーズ、ほかのも読みたいな。好みの絵から選ぶのもありだね。妙なエロスを感じる「山月記」が気になる。

が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4 ついこの間まで当たり前にできていたことが急にできなくなるのは苦しいよね。先生への誕生日プレゼントの件は私もつらくなっちゃったな。誰が悪いわけでもないから余計に。けっこう短気なマリアンヌだけどマークの気持ちを考えながら行動するようになってきたのは成長が感じられた。私が10歳の時はいかにして体育をサボるかとか納豆食べすぎて見るのも嫌になってきたとか、そんなレベルのことしか頭になかった気がする。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆4.5 期せずして航海に乗り出す羽目になったぽっぺん先生(とカモメの女子)のドキドキハラハラ大アドベンチャーだよ。駄洒落の応酬に小学生の自由帳から飛び出してきたようなへんてこな動物たち。かと思えば処刑されたイギリス国王やら進化論やら知的な面も覗かせてる。ぽっぺん先生と奇妙なメンツの問答がもう笑えてしょうがなかったわ。存在は知っていたけど読むのは初めてのこのシリーズ、想定外に面白くて確かな満足です。
が「ナイス!」と言っています。
たぬ
☆3.5 ここはどういう世界なの? この人たちは何と戦ってるの? ずいぶん気楽な感じで戦闘機に乗ってるようだけど…。人名は和名だから日本が舞台かなとも考えたけど、少なくとも現代の日本が舞台ではないよね。読んでいてエヴァとカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」が脳裏を過りました。鈍いのかわざとなのか会話のテンポが無駄に遅くて若干イラ。これ面白くなるのかなあとずっと手探り状態のまま読み終えた。
たぬ
2024/10/02 20:46

単語の最後の音引きを省いているのは工学博士ゆえなのかしら。「メータ」「エレベータ」は気にならないけど「ジャンパ」「ライタ」「コーナ」は違和感あるわ。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/06/21(4906日経過)
記録初日
2004/05/20(7494日経過)
読んだ本
2861冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
886107ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
2856件(投稿率99.8%)
本棚
3棚
性別
血液型
A型
自己紹介

生きているうちに1万冊読むのが目標です。

5点満点で点数をつけています。
0.5点刻みで
5点→何度でも繰り返し読みたい。保存用に欲しい
4.5点→あと一歩で5点満点
4点→機会があればまた読みたい
3.5点→可もなく不可もなく
3点→ちょっと物足りないかな
2.5点→つまんないけど最後まで読み切ったぞ
2点→半分も読めずあーこれダメだ~
1.5点→最初の10頁で「無理」と投げ出す
1点→時空を超えたつまらなさ、作者ごと嫌いだ
ざっくりこんな感じ。

☆15冊以上読んでいて平均点4.20点以上の作家☆
(※再読は含めず。newは更新日に上書したもの)
吉村昭(95冊・4.29点)
小野不由美(29冊・4.58点)
遠藤周作(25冊・4.44点)
桐野夏生(24冊・4.44点)
東野圭吾(24冊・4.38点)
乙一(別名義含む・23冊・4.26点)
上橋菜穂子(22冊・4.55点)
西加奈子(20冊・4.40点)
太宰治(20冊・4.32点)←new
辻村深月(19冊・4.32点)
奥田英朗(18冊・4.56点)
スティーヴン・キング(18冊・4.50点)
恒川光太郎(17冊・4.56点)
綾辻行人(16冊・4.50点)
瀬尾まいこ(16冊・4.38点)
湊かなえ(16冊・4.26点)
村田沙耶香(15冊・4.43点)
宮部みゆき(15冊・4.40点)
朝井リョウ(15冊・4.30点)
*2024.10.5更新

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう