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2024年6月の読書メーターまとめ

ひでちん
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2817ページ
感想・レビュー
8
ナイス
2187ナイス

2024年6月に読んだ本
8

2024年6月のお気に入り登録
6

  • あきの
  • ざちまる水産
  • 昼寝猫
  • 石油監査人
  • ぴなもん
  • yan

2024年6月のお気に入られ登録
5

  • あきの
  • ざちまる水産
  • 昼寝猫
  • 石油監査人
  • ぴなもん

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ひでちん
2020年『本屋大賞受賞作』筆者1回目の受賞作(昨年度も受賞)&初読み。 自由奔放な母と包容力ある父の元で育つ更紗。だが、父が死に母が恋人と蒸発し叔母に引き取られるが、両親とは正反対な叔母家での生活が息苦しい中、近所で評判のロリコン男:佐伯文と出逢う‥‥‥子供はどうしても親の影響を受ける。更紗の両親は更紗にとって良い両親だった。本人が嫌がって無ければ(←コレは大前提)、子が親のビールを注ごうが、晩飯にアイスを食べても良い。だが、他所から見れば「あそこの両親は変わっている」となる。本当に考えさせられる内容。
ひでちん
2024/06/10 13:00

また、実際全く何もされてないが、デジタルタトゥーで「ロリコン男に2ヶ月間監禁された元少女」として、その後15年間生活。 その中でも更紗の全てを受入れ、結婚しようと言ってくれた彼氏の真の本性‥‥‥下手に結婚して子供が出来る前に本性が解って良かったと解釈すべきか?? 糞の如し遣り口の元彼。押し付けられた他人の子供(梨花)。15年経って尚苦しめられる事件‥‥もぅ2人の事はそっとしといてあげて欲しい‥‥‥社会とか押し付けの一般常識とか、彼らには全く不要の概念だ。いつまでも幸せに暮らして欲しい。面白かった!!!!!

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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

ひでちん

2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3993ページ ナイス数:1321ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1173830/summary/monthly/2024/5 5月の読書数と作者まとめ。(敬称略) ①五十嵐貴久3冊 ②横山秀夫2冊 ③恩田陸1冊 ③今野敏1冊 ③瀬尾まいこ1冊 ③森田碧1冊 ③山本文緒1冊 ③米澤穂信1冊 合計11冊。新刊旧刊と程好く読めた月。

2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3993ページ ナイス数:1321ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1173830/summary/monthly/2024/5

5月の読書数と作者まとめ。(敬称略)

①五十嵐貴久3冊
②横山秀夫2冊
③恩田陸1冊
③今野敏1冊
③瀬尾まいこ1冊
③森田碧1冊
③山本文緒1冊
③米澤穂信1冊

合計11冊。新刊旧刊と程好く読めた月。
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2024年6月の感想・レビュー一覧
8

ひでちん
刑事の夢叶わず定年退官する留置官や地方紙の記者等々が主人公の全6編の単独短編集で、警察·新聞記者等の内面や事件を描く筆者十八番の物語。1編が適度な短さでサクサク読め、筆者色(何処か仄暗い雰囲気や事件の顛末)が存分に出てて面白かった!!! 特に第3編の家裁の調停委員:関根ゆき江さんの章。12〜13年前、娘を不登校にさせた女が離婚調停に来て再会する話。 人生何処でどう逆転するか解らんもんやなぁ〜と思わせておいての大どんでん返し!!! ここら辺がホント横山先生っぽいなぁ‥‥(笑)
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ひでちん
2002年初版。2004年寺尾聰氏主演と名だたる俳優陣で映画化の筆者大ヒット作。 警察学校教官の梶警部がアルツハイマーの妻を扼殺したと自首して来る。だが、犯行の詳細は語るが、自首迄の空白の2日間の行動だけは頑として語らないという物語展開。 只でさえ県警を揺るがす大事件の上、梶の2日間の行動(歌舞伎町に行ってた??)次第で、幹部の首が飛ぶ。 それだけは避けたい県警本部と何とか暴きたい検察との意地の張り合い·東京から都落ちした弁護士·中途採用の新聞記者等々‥‥この事件を中心に様々な人間の思惑が混沌とする。
ひでちん
2024/06/25 12:39

最後の最後迄語られない梶の空白の2日間。 梶の「そっとしといて欲しい」という願い。携わった人間は悉く梶の頑なな意志を汲んで行き、最終章で明かされる真実に滂沱の涙を止められなかった‥‥‥素晴らしい読書時間だった。

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ひでちん
単行本初版は90年らしく、今から34年前著の新装文庫版で読了。109回目の再版は流石としか言いようが無い。 樫間高之の婚約者:森崎朋美が結婚寸前死去、偲ぶ会で森崎家別荘に集う関係者達。そこに逃亡中の銀行強盗が侵入し殺人事件が起こり、高之視点で物語展開する。 銀行強盗達の侵入と朋美の親友桂子が朋美の死を疑問視(他殺ではないか??)した事により事態は動く‥‥人質達が何度か逃走を計るが、人質の誰かが妨害し、殺人が起き、隔絶された環境下で(絶海の孤島では無いが)、皆が皆を疑う推理合戦が始まる。 面白かったなぁ~♪
ひでちん
2024/06/20 10:43

結構初期段階で発言や行動が胡乱な人物がおり、終盤「やはりそうだったか‥‥」と思わせておいての大どんでん返し!!!!! 滅茶滅茶面白かった!!! また、巻末の推理小説の大家:折原一先生の解説(新装文庫版)も含めて楽しませて貰った。

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ひでちん
既刊本全読破す池井戸先生の新刊、上下巻の下。 過去に連覇経験もある古豪の明誠学院大学。だが、今や予選突破も出来なくなって久しく、指導者未経験の新監督:甲斐の元『古豪復活』を目指し、寄せ集め(関東連合)のチームで箱根駅伝を走る物語の下巻。 その甲斐。同陸上部元主将で箱根駅伝で大活躍。卒業後商社に勤め、陸上と無縁の生活。その初仕事が関東学生連合(本戦進出叶わぬ各大学から好成績者が選ばれ、本戦を走れる救済的措置。但し、正式な記録や順位がつかず、近年は最下位が定位置)の監督に‥‥しかも、3位以内を目指すと公言‥‥
いつでも母さん
2024/06/17 16:55

ひでちんさん、べろべろばーって🤭

ひでちん
2024/06/17 18:58

いつでも母さんさん。 甲斐が凄く大人だったのに比べて、平川の度重なる発言と子供っぽい態度には散々苛々させられました‥‥‥ 『べろべろばー』の私が云うのも何ですが‥‥(笑)

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ひでちん
池井戸先生も既刊本全て(随筆以外)読破し、待望の新刊上下巻の上。題名通り箱根駅伝が題材。 連覇経験もある古豪の明誠学院大学。代が変わり、今や予選突破も出来なくなって久しいが『古豪復活』を目指す過程で苦心惨憺する物語展開。 池井戸先生作故に読んだが、生まれも育ちも大阪の私には、正直『春夏の甲子園』や『冬の花園』の方が馴染みが深く、特に箱根駅伝は関東の大学しか出場しないし「東のスポーツ催事」程度の感覚しか無かった‥‥(関西でも好きな人は好きだろうが)
ひでちん
2024/06/13 14:07

続き。 作中の大日TVは日テレの事だが、辛島氏の「お涙頂戴的な青臭い実況は感心しない」は、その通りだ。 一時の野球中継も酷かった‥‥[実況]と[絶叫]の境目が解って無いし、本当やたらお涙頂戴の方に持って行くし‥‥兎に角[スポーツの古豪を復活させる(監督や携わる人を代えたりして)]という筆者雛形の1つ(後は[銀行内部の勧善懲悪]&[逆境でも頑張る町工場の社長]が三大雛形)で十八番の内容。よって、安心して読める。上巻で適宜苛々させられた中(←コレも雛形通りwww)、感動の準備が整った!!! 下巻へ行きます‥‥

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ひでちん
2020年『本屋大賞受賞作』筆者1回目の受賞作(昨年度も受賞)&初読み。 自由奔放な母と包容力ある父の元で育つ更紗。だが、父が死に母が恋人と蒸発し叔母に引き取られるが、両親とは正反対な叔母家での生活が息苦しい中、近所で評判のロリコン男:佐伯文と出逢う‥‥‥子供はどうしても親の影響を受ける。更紗の両親は更紗にとって良い両親だった。本人が嫌がって無ければ(←コレは大前提)、子が親のビールを注ごうが、晩飯にアイスを食べても良い。だが、他所から見れば「あそこの両親は変わっている」となる。本当に考えさせられる内容。
ひでちん
2024/06/10 13:00

また、実際全く何もされてないが、デジタルタトゥーで「ロリコン男に2ヶ月間監禁された元少女」として、その後15年間生活。 その中でも更紗の全てを受入れ、結婚しようと言ってくれた彼氏の真の本性‥‥‥下手に結婚して子供が出来る前に本性が解って良かったと解釈すべきか?? 糞の如し遣り口の元彼。押し付けられた他人の子供(梨花)。15年経って尚苦しめられる事件‥‥もぅ2人の事はそっとしといてあげて欲しい‥‥‥社会とか押し付けの一般常識とか、彼らには全く不要の概念だ。いつまでも幸せに暮らして欲しい。面白かった!!!!!

が「ナイス!」と言っています。
ひでちん
2019年『本屋大賞受賞作』幼少期母を亡くし、後に再婚した優しい実父の海外赴任に着いて行かず、継母を選んだ優子。 その後、17年間で父3人·母2人と家族形態を7回も変わるが、それでも特に苦労無く生活している優子の物語。 第1章は優子が小学時父が再婚し、高3の現在に到る迄の回想と現在の描写が同時並行して進む。 実父が転勤に我が子を置いてく時点で大概だが(笑)、養父母になる人は皆良くしてくれ、異性にもそこそこモテる。 時折級友にハブられたりもするが、全く動せず気にせずの恬淡な性格の優子。
ひでちん
2024/06/05 14:32

次章(終章)就職した優子が結婚を決め、その挨拶に過去の家を訪ねる内、皆の本当の気持ちや真相が見えて来て、解き明かされる展開。 実父に関しては、そんな気がしてたわ‥‥‥てか、そうじゃ無きゃ可怪しい。 コレは、優子の物語であり、森宮さんの物語でもあった。 受賞前年度が『かがみの孤城/辻村深月』更にその前年が『蜜蜂と遠雷/恩田陸』と、他の追随を許さない圧倒的大賞の翌年度で、注目度もかなり高かかった筈の受賞作だが、やはり「本屋大賞にハズレなし!!!」面白かった。

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ひでちん
東野先生の殺人無き幻想作。2017年映画化の大ヒット作。 悪事を働いた3人組が深夜逃げ込んだ廃屋の元雑貨店。 身を潜めていた其処に悩み相談の手紙が投函さる。どうやら、其処『ナミヤ雑貨店』店主は過去に悩み相談を請負っていたらしい‥‥‥という全5編の連作短編物語。 悪事は侵したが、どう考えても解せない、過去と現代を繋ぐ牛乳箱システムをすぐ受入れ、皆で真剣に議論して返事を書き、P.Nに[さん]付け呼称し、返信手紙に一喜一憂したりと全く憎めない3人組。 コロコロ変わる描写が実に面白かった!!!
石油監査人
2024/06/03 10:21

ひでちんさん、ナイスをありがとうございました。

ひでちん
2024/06/03 10:24

石油監査人さん。 此方こそありがとうございます!!!

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/25(1552日経過)
記録初日
2020/09/25(1552日経過)
読んだ本
1299冊(1日平均0.84冊)
読んだページ
429116ページ(1日平均276ページ)
感想・レビュー
658件(投稿率50.7%)
本棚
29棚
性別
年齢
47歳
血液型
A型
現住所
大阪府
外部サイト
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