読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

難波猛
読んだ本
12
読んだページ
3867ページ
感想・レビュー
12
ナイス
157ナイス

2024年5月に読んだ本
12

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • 杜のカラス
  • だいき

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

難波猛
#読書 ◆2023年本屋大賞2位 ◆過去の事件でチェロを捨て不眠症に悩む橘が、音楽教室に著作権違反の潜入捜査として潜り込む ◆タイトルの深海魚ラブカは、過去の誘拐事件での暗闇と、素性を隠してスパイとして潜り込むダブルミーニング ◆講師の浅葉や受講生達と関わる中で、音楽の魅力や人と関わる喜びを実感し始める分、破局の結末への緊迫感が高まっていく ◆自分の心が創った透明な膜を破り、前に向けて進んでいく希望のあるラスト
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
12

難波猛
#読書 ◆芥川賞受賞の私小説 ◆過大な自意識と劣等感と刹那的な性格ゆえに、中卒で日雇い仕事で食いつなぎ散財しながら家賃を滞納しては追い払われる主人公 ◆世間や友人や他人への強烈な嫉妬や反感、表面で彼等を馬鹿にしながら、普通の人生を渇望しても辿り着けない自分への小心な不安や焦燥が生々しく汚ならしく描かれていて、むしろ爽快な作品
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆人間関係の古典 ◆富を稼ぐ15%は技術、85%は人的スキル ◆習慣とは人生の様々な状況に対応する能力 ◆最重要スキルは飽くなき向学心 ◆盗人に五分の理を認める ◆人を裁くな、人に裁かれたくなければ ◆心からの称賛で自己重要感への渇望を満たす ◆人に関心を持たせるより人に関心を寄せる ◆議論に勝つには議論を避ける ◆誤りを指摘しない、先に自分の誤りを認めると相手は寛容で重要感を示したくなる ◆一度ノーと言うとイエスに変えたくない(一貫性) ◆説得したければ相手に思い付かせる、相手に花を持たせる
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆富を得るには特殊知識×説明責任×レバレッジ ◆特殊知識=熱中できて他人が模倣できないスキル ◆説明責任=自分の名でリスクを取る ◆レバレッジ=自分をプロダクト化×メディア化、事業を所有して寝てても複利で富を得る ◆人生の見返りは群れを出てこそ得られる ◆努力量より正しい判断がモノを言う ◆幸福は外的な欲望でなく内的な平安 ◆自分のブランドを世界一にすると幸運から近寄ってくる ◆欲望とは苦しみの目録 ◆誰と働くかを徹底的に選ぶ ◆人生に意味はなく塵になることを受け入れる
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆フィードバック(FB)なくして成長なし ◆FBには受け止める力=コーチャビリティも必要 ◆ポジティブFB⇔ギャップFB(軽め=気付き、重め=改善要求) ◆空雨傘(事実認識合意→課題合意→打ち手)で改善を促す ◆6Right=適切な機会、環境、トーン、雰囲気、関係性、動機 ◆FBは1:1&口頭で ◆叱るではなく気づかせる ◆表層課題より深層課題を掘り下げる ◆人と課題を分離する ◆求められるまで助言しない ◆不足のギャップと理想とのギャップがある 自分の理想を描いてもらう
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆人間の脳はデジタル社会に適応していない ◆脳の報酬系がスマホとSNSにハッキングされる ◆スマホ長期利用のストレスは脳の他機能低下や不眠や食欲不振や記憶障害を招く ◆集中力は貴重品、スマホの存在が作業記憶(ワーキングメモリー)分散 ◆スマホを置くと会話を楽しめない ◆ブルーライトがメラトニン抑制で睡眠不足 ◆ゴシップ好きは生存戦略、悪い噂は貴重 ◆スマホを使うほど子供はバカになる(自制心や我慢が低下) ◆週2時間以上の運動がストレスや衝動を抑え集中を高める解決法 ◆創造的な仕事には集中力が必要
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆「間取りミステリー」的な作品 ◆不可思議な間取りの家の謎を解く前半と、その家で起きた事件の背後にある呪われた歴史を解明する後半 ◆前半の推論がやや強引で、後半の話は荒唐無稽な感もあるが、「殺人のための間取り」という切り口は新しかった
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆2023年本屋大賞2位 ◆過去の事件でチェロを捨て不眠症に悩む橘が、音楽教室に著作権違反の潜入捜査として潜り込む ◆タイトルの深海魚ラブカは、過去の誘拐事件での暗闇と、素性を隠してスパイとして潜り込むダブルミーニング ◆講師の浅葉や受講生達と関わる中で、音楽の魅力や人と関わる喜びを実感し始める分、破局の結末への緊迫感が高まっていく ◆自分の心が創った透明な膜を破り、前に向けて進んでいく希望のあるラスト
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆徳川家の重厚な罠により開戦へ追い込まれる豊臣家 ◆関ヶ原以降に辛酸を舐め尽くした後藤又兵衛や真田幸村ら牢人達は奮戦して大軍を撃退し続ける ◆だが、本丸の淀殿達は恐怖心から講和し、徳川家に騙されて壕を埋められて天下の大坂城も裸城になってしまう ◆パズルのように悪謀を積み重ね続ける徳川陣営と、その謀略に無邪気なほど簡単に嵌まり続ける豊臣陣営の対比に、哀しさと滑稽さを感じる作品
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆抜け道を探して楽に成果を出す ◆問題解決力は生きるスキル ◆違法でなければ感情論のズルいは気にしない ◆交渉は相手が困っている時 ◆いい人の罠=皆が満足する解決法はない、決済者を満足させる ◆解決策は完成度よりインパクトとスピード ◆無理ゲーならすぐ撤退 ◆許容できるリスクを考える、リスク耐性をつける ◆面倒くさいキャラ設定で客を選ぶ ◆もぐら叩きでなくボトルを締める ◆得意分野で戦う、罪悪感を感じるまで放置 ◆問題解決は考え方、問題を肯定的に受け止めれば解決している
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆関西弁の神様ガネーシャが語る成功の課題 ◆靴を磨く、寄付する、人を笑わせる、頑張れた自分を誉める ◆お金持ち=他人を喜ばせる(人の欲を見抜く) ◆受動的な反応でなく主体的な選択 ◆今までの習慣をやめる ◆意識でなく実行する環境を変える ◆世界は秩序正しい法則で動く、全ての責任は自分 ◆大事な人に時間を使い喜ばせる ◆好かれる人=相手の自尊心を満たす ◆人を喜ばせることを楽しみにする ◆やらない後悔を残さず生きる ◆仕事は作業、好きな作業を仕事にする ◆才能を認められるために応募する
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆三井物産の要職や社長を歴任後、78歳で多難な国鉄総裁に就任した気骨の人物 ◆「マンキー(山猿)が勲章下げた姿を見せられるか」と勳一等を断り、総裁の報酬も断り、晩年は国府津で農園を営み遺言で自身への葬儀の参列も断る ◆戦争にも堂々と反対し、国会でも臆することなく、筋を通しながら捨て身でパブリックサービスの拡充に勤めたソルジャーの姿は、自身の欲得だけを求める現代人が失っている仕事への誇りを考えさせられる
が「ナイス!」と言っています。
難波猛
#読書 ◆ギバー(与える)/テイカー(奪う)/マッチャー(バランス) ◆ギバーが最も成功するが、最も踏みつけにされるリスクがある ◆仕事の本質はギブ、先に与える人が成功する ◆テイカーが勝つと周りが損して非難される、ギバーが勝つと称賛される ◆ギバーの恩恵は時間で増幅(短距離より長距離) ◆SNSやコミュニティの発達で評判が可視化されテイカーは勝ち続けられない ◆ペイフォワード(恩送り)を促す ◆パイを奪うよりパイを増やす ◆信用残高が貯まると挑戦を応援される ◆ギバーが出世=人はギバーと働きたい
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/05/18 18:23

この本では、人生や仕事で成功するためには"ギバー"の姿勢が重要だと説かれていました。与え続けることで、長期的に見れば確実に恩恵が返ってくるのです。テイカーは一時的には得をするかもしれませんが、評判が悪くなり最終的には損をします。ギバーは称賛され、信用を得て、さらなる機会に恵まれるという良い循環が生まれるのがポイントだと思います。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/31(1336日経過)
記録初日
2020/10/31(1336日経過)
読んだ本
511冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
143069ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
483件(投稿率94.5%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
https://www.facebook.com/profile.php?id=100023831678984
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう