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2023年6月の読書メーターまとめ

青乃108号
読んだ本
12
読んだページ
4323ページ
感想・レビュー
12
ナイス
5079ナイス

2023年6月に読んだ本
12

2023年6月のお気に入り登録
10

  • nearco
  • 秋田健次郎
  • fgaozi
  • ハネ
  • ヲム
  • ユキオ
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2023年6月のお気に入られ登録
16

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2023年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青乃108号
俺はこういう仕掛け本に滅法弱く、ネタバレをくらう前にと、普段図書館本しか読まないくせに一大決心して書店で買った。読んだ。確かにこれは間違いなく「世界で一番透きとおった物語」だ。文字通りの。死を間近にした作家の父が「透きとおった物語」しか読む事のできない息子に、最後に読ませたかった物語の内容自体は原稿の消失の為に想像しか出来ないが、「透き通った物語」に仕立てる為の途方もない艱難辛苦を、弱った体で最期まで乗り越えようとしていた父の姿に胸がいっぱいになり、そして最後には心暖かくなる作品となっている。
mike
2023/11/11 10:51

青乃さん、面白かったです。読み手の立場で感想も様々ですね。仕掛けに驚く人が多い中、青乃さんが父親に寄り添った感想を書かれているのがとても新鮮です✨

青乃108号
2023/11/11 22:47

mikeさん 光栄です(*´∇`)コメントありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月にナイスが最も多かったつぶやき

青乃108号

仕事が心身ともにしんどくて唯一読書と、ここ読書メーターが オアシスだった5月でした💦来月もどうぞ、よろしくお願いいたします🙏読んだ本の数:12冊 読んだページ数:4375ページ ナイス数:5330ナイス ★青乃108号さんの2023年5月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1235074/summary/monthly/2023/5

Vanc
2023/06/01 21:01

青乃108号さん、お疲れ様です。適度に息抜きも必要になりますね。共読は往年の名作2冊含めて3冊でした。今月も宜しくお願いします。

青乃108号
2023/06/02 11:18

Vancさん いつも暖かいコメントありがとうございます🤗よろしくお願いします

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月の感想・レビュー一覧
12

青乃108号
推理小説ではない、松本清張の短編集。少しずつ読んでいたらえらく時間がかかってしまった。短編なのに濃い。ここには幸せな人生は無い。あるのは人間の執念、情念、諦念、その他人間の不幸の味三昧。他人の不幸は蜜の味とは言うが、もう十分ですお腹一杯です。続けて読むとえらく疲れるので1日1話ずつ読むのが吉。
ジャッカル
2023/06/30 13:34

そうだったと思います。表題の短編お母さんの努力が…

青乃108号
2023/06/30 17:38

あまり詳しくはないですが初期のものだったかと…1話目読んだのはかなり前なのでお母さんの努力、記憶にありません💦

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青乃108号
372ページあるのにすぐ読める。読みやすさを追求した為だろうが全編に渡る軽妙なセリフのやり取りのうち3割方ぐらいは無駄話と言って良く、俺としてはどうでも良い部分だった(正直、全部スベッていた)のでばっさりカットしてトータル260ページぐらいにしてもらいたかった。ミステリーとしては謎解明の為のヒントの出し方があからさまであり、鈍い俺でもあと一息のところまでは辿り着く事が出来たが、一歩上を行かれ大変悔しい思いをした。もう少しゆっくり読めば良かったな。焦らなくていいのにな。
青乃108号
2023/06/29 16:29

TAKUMI。さん 作品自体は面白く読みましたよ(*´∇`)仰有る部分は好き嫌いあるとは思います、私は嫌いでした。コメントありがとうございます!

TAKUMI。
2023/06/29 16:33

そうですよね 返信ありがとうございました。

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青乃108号
隣同士となった2組の夫婦の物語。やたらと人が死ぬが、その事を除けば一昔前のトレンディドラマ(死語)の様な風合いの話。引っ越して来た方の奥さんは隣の旦那が人を殺す場面を目撃するが、彼女が躁鬱病を抱えている為、誰も彼女の話を信じようとしない。噴飯ものだ。夫婦2組、4人の話でごちゃごちゃしてるところに途中から隣の旦那の弟が登場し、余計に話はややこしくなる。読んでいて違和感を感じる。弟、要らないんじゃないか。人物が1人余計なんじゃないか。何だそういう事だったのか。全体的に散らかった感じですっきりしない話だった。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
町田康の、多分、講演を文字起こしした本。日頃から「敬愛している」などと吹聴しておきながら知らんかった、まさかの俺と同世代。同じ時代を生きながら、彼は此の様な立派な本を著す御大におなりになったのに較べ、ああ俺は何と薄っぺらく無駄に生きて来てしまったのかと今さらながらに後悔し、猛烈なスピードで読んでいたらしゅうしゅうと頭から煙が出ている様な、あ、今、気が狂うという実感がして非常に恐ろしかった。
エル・トポ
2023/06/23 20:39

パンク時代にライブを見たことがあります。

青乃108号
2023/06/23 21:13

エル・トポさん 何とも羨ましい限りです❗️

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
俺はこういう仕掛け本に滅法弱く、ネタバレをくらう前にと、普段図書館本しか読まないくせに一大決心して書店で買った。読んだ。確かにこれは間違いなく「世界で一番透きとおった物語」だ。文字通りの。死を間近にした作家の父が「透きとおった物語」しか読む事のできない息子に、最後に読ませたかった物語の内容自体は原稿の消失の為に想像しか出来ないが、「透き通った物語」に仕立てる為の途方もない艱難辛苦を、弱った体で最期まで乗り越えようとしていた父の姿に胸がいっぱいになり、そして最後には心暖かくなる作品となっている。
mike
2023/11/11 10:51

青乃さん、面白かったです。読み手の立場で感想も様々ですね。仕掛けに驚く人が多い中、青乃さんが父親に寄り添った感想を書かれているのがとても新鮮です✨

青乃108号
2023/11/11 22:47

mikeさん 光栄です(*´∇`)コメントありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
ジェリーフィッシュと呼ばれる小型飛行船を巡る陰謀と船内で起きる殺人の物語。ストーリーは3つの異なる時系列の物語を同時進行で走らせ、最後に1つにまとめてみせる形式である。2つならまだしも3つの時系列同時進行はポンコツ頭には負担が大きく、途中で何度も迷子に。しかしエピローグの解決編で丁寧に説明してくれる親切設計で俺にも理解が出来た。二度読みを強いるミステリーが最近多い中で、一度読めば十分に満足出来るこの様な作品は好ましい。ラストは賛否あるかも知れないが俺的には好み。総合的にも良作だと思う。次作も読んでみよう。
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青乃108号
のっけから胸糞な展開で嫌だった。2人が成長し再会しての展開もますます胸糞で嫌だった。ラストで明かされる事件の真相もやっぱり胸糞で嫌だった。こんな胸糞な話を嫌々読まされている自分が嫌だった。エピローグは取って付けたようで最も嫌だった。早くも今年のワーストは決まってしまった。あー嫌だ嫌だ。
青乃108号
2023/06/18 07:14

mayuさん あの親子は、わたしの読書史上でも2番目に最悪でした。思い出したくない、忘れてしまいたい程、嫌でした。コメントありがとうございます🤗

mayu
2023/06/18 10:25

2番ですか∑(°口°๑)‼もっとすごいのがいるんですね!圭輔は他の作品でもでてきますよ。『代償』はドラマ化されてますが、途中で観るのやめちゃいました。

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青乃108号
なんだか漫画みたいだな。読み始めはその様に感じ、なめてかかっていた。どうみても文字通り一本道のストーリーのはず。ところが読んでいくうちどんどん引き込まれる。見せ場に次ぐ見せ場の連続はまるでジェットコースタームービーの様で、これはやめられない。次々出現する新たな敵。それぞれの出自を語るエピソードを随時挟みながらも、先を目指し突き進む物語のテンポはいささかも乱れず、その構成は見事というしかない。全3巻の内のこの第1巻は、とても気になるところで終わってしまい。これは第2巻も読まずにはいられなくなる。
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青乃108号
発表時期は前後するものの、並べて読めばひと繋がりになる三つの短編からなる西村堅太の最初の短編集。 私小説。作家、藤澤清造に傾倒するあまりのマニアックな収集癖に関する部分はえらく退屈であるが、同居する女性との生活に話が及ぶと俄然、面白くなる。この男、ろくでなし。すぐに怒って女性を殴る、蹴る。女性が逃げ出すと「二度としません」などと泣いて謝り、戻って来るとじきにまた平手打ちし髪の毛つかんで椅子ごと引き倒し殴る蹴る。酷い話なのに、何でこんなに面白いんだろう。勿論俺は、妻に手を上げた事など一度もないのに。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
北杜夫は「マンボウ」シリーズのエッセイしか読んだ事がなく、初の小説。ビックリする程純文学だった。彼らしいユーモアは影を潜め、陰鬱な精神世界を垣間見させられる重い話が五話収録。特に最後の表題作は、自分自身メンヘラ(鬱病)で閉鎖病棟に4ヶ月入院x2度経験した俺には、あの思い出したくもない屈辱の日々を、強制的にまざまざと思いださせてしまう恐ろしい話だった。もちろん作中で紹介される電気ショック療法やロボトミー手術などは俺の時はなかったけれど。精神病院の、一種独特な空気を見事に描ききったさすがの芥川賞受賞作だった。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
この本の日本語タイトルと装丁に騙されてはいけない。原題は「FIVE DECEMBERS」である。真珠湾は舞台の一つに過ぎず、戦争は背景にしか過ぎない。人生には数限り無い程の選択肢がある。この本を知るか或いは知らないか、もその1つだ。この本を知った上で次の選択肢はこの本を読むか読まないか、だ。分厚い本だ、しかも二段組だ。残酷な描写も一部にはある。しかしこの本には、真に大切な事が書いてある。クライマックスの一連の描写には何とも表現の仕様のない感情が押し寄せる。比類のない程面白い本だ。読まない選択は間違いだ。
たか
2024/03/11 17:00

青乃さんのレビューを見て、読ませていただきました!予想以上に面白かったです♪長さを感じさせないほど、引き込まれました!

青乃108号
2024/03/12 00:18

たかさん 何よりも嬉しいです(*´∇`)良かったです!コメントありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
やっぱり中山七里の本は安心して読める。これは大きい。物語の展開もクライマックスに向けて息もつかせないし、さらにその上ヒネリも効いている。物語のテーマも、臓器移植推進の為に急がれたとされる脳死=人の死とする定義に疑問を投げかけており、非常に考えさせられる。ラストシーン、他人に移植された我が子の心臓の鼓動に耳を寄せる母親の思いは、人の親なら誰しも共感出来るところだろう。さて、本作はシリーズ化されているようなので、次作も読もう。安心して。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/19(1320日経過)
記録初日
2021/03/08(1331日経過)
読んだ本
533冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
186627ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
533件(投稿率100.0%)
本棚
38棚
性別
血液型
AB型
職業
サービス業
自己紹介

日々些末な事などに終われあまり時間がない上、読む速さも極めて遅い。しかるに総合的に残された時間と言うものにも限りが見えて来た俺。果たして俺は後、何冊の本が読めるのか?

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