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2024年9月の読書メーターまとめ

青乃108号
読んだ本
13
読んだページ
4815ページ
感想・レビュー
13
ナイス
6703ナイス

2024年9月に読んだ本
13

2024年9月のお気に入り登録
12

  • toshi
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  • ジニー
  • ハル
  • 畑ぽん
  • ねこけし
  • gerBera.m
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  • shun kikuchi
  • りすまる
  • あや
  • 犯人

2024年9月のお気に入られ登録
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2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青乃108号
何か「死神の精度」を思わせる設定に、ああ、きっとあの本にインスパイアされた作品なんだな、と思いその点を中心にレビューを書こうと思って、一応念の為に調べてみたら本作の方が「死神~」よりずっと前に出版されてて。良かったあ。赤っ恥かくところだった。本作は俺にとっては2冊目の森絵都作品なんだけど、「風に舞いあがるビニールシート」とのあまりの違いに、本当に同一作家か?と疑う程だった。何と言っても白眉は母親からの手紙。爆笑してしまった。とはいえ、テーマはシリアスなもので、タイトルに込められた意味は深いものであった。
かりん
2024/10/17 18:58

昔からのファンなので、「風に舞い上がる~」の方が「こういうのも書くんだ~」って感じでした(笑) 森絵都さんの児童書は大人が読んでも深い何かを感じさせてくれます。「DIVE!」や「永遠の出口」なんかは娘より夢中になって読みましたよ。

青乃108号
2024/10/17 19:17

かりんさん その様ですね😃「永遠の出口」読みたい本に登録させて頂きました!教えて頂きありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

青乃108号

8月は毎日暑かったけど、良い本が沢山読めた充実した1ヶ月でした(^^)何より登録本が500冊に到達しましたし、皆様のおかげです。感謝です!今月はどんな本と出会えるのか、ワクワクしています🍀今月もどうぞよろしくお願いいたします🙏2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:4846ページ ナイス数:7804ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1235074/summary/monthly/2024/8

Vanc
2024/09/03 22:42

いつも大変お世話になっております。共読は今村作品の1冊。いろいろなジャンルの本を読まれているんですね。宜しくお願いします。

青乃108号
2024/09/03 23:55

Vancさん いつもありがとうございます(^^)はい、ジャンルに拘らず、面白い本を広く探して読んでいます。皆さんのレビューは本当に参考になって助かります。今月も色々読みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします🙏

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
13

青乃108号
何か「死神の精度」を思わせる設定に、ああ、きっとあの本にインスパイアされた作品なんだな、と思いその点を中心にレビューを書こうと思って、一応念の為に調べてみたら本作の方が「死神~」よりずっと前に出版されてて。良かったあ。赤っ恥かくところだった。本作は俺にとっては2冊目の森絵都作品なんだけど、「風に舞いあがるビニールシート」とのあまりの違いに、本当に同一作家か?と疑う程だった。何と言っても白眉は母親からの手紙。爆笑してしまった。とはいえ、テーマはシリアスなもので、タイトルに込められた意味は深いものであった。
かりん
2024/10/17 18:58

昔からのファンなので、「風に舞い上がる~」の方が「こういうのも書くんだ~」って感じでした(笑) 森絵都さんの児童書は大人が読んでも深い何かを感じさせてくれます。「DIVE!」や「永遠の出口」なんかは娘より夢中になって読みましたよ。

青乃108号
2024/10/17 19:17

かりんさん その様ですね😃「永遠の出口」読みたい本に登録させて頂きました!教えて頂きありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
まあ面白いか面白くないかで言えば、どちらかと言えば面白い方なんだろう。いやしの村、なる怪しげなコミュニティに潜伏しつつ記されたというルポルタージュの体裁を装ったこの本。読んでて1ヶ所、明らかに変に話をはしょってると気になる所があり、後にそこには重大な隠し事がありまして、みたいな判りやすい騙し方をされて何じゃそれって思ってですね。それでまあ、本全体の体裁というか、構成の理由が意味不明。前書きが1番最後で何じゃこれ。ストーリーはどちらかと言えば面白いんですけども、何でこんな自己満的な作りなんかなって。嫌です。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
薬を飲み間違えたせいで貴重な休日の大半を眠ってしまい、無為に終えるのが悔しく必死に読み終えた。映画「メメント」の主人公の様に自分の記憶が40分程しか保てない男①と、映画「スターウォーズep.4」の、ルークと共に帝国軍の検問をすり抜けるシーンでオビ・ワンが使った【フォース】の様に他人に記憶を上書きする能力を持った殺人鬼②。例えの方が長くなって申し訳ないが、簡単に言うと①と②の対決を描いた作品。②のフォースは①には通じない。しかし40分しか記憶のが持続しない①がどうやって②に闘いを挑むのか。大変面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
蒲生美智留なる美貌の悪女に操られ、業務上横領に手を染める者。家族を惨殺してしまう者。エトセトラ、エトセトラ。警察は美智留の存在を炙り出し、検察は証拠を確保し彼女を被告とした裁判が開廷される…久しぶりに中山七里の小説の面白さを堪能できた。彼の作品にしてはグロテスクな描写が控え目なのも好印象。変わりに、ちと扇情的描写の多さが気にはなったが、必要な場面ではあった。何と言っても特筆すべきは蒲生美智留なるキャラクターを創出した事だ。彼女の手にかかってしまってはさもありなん、と思わせる説得力を持って実体化されている。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
女児殺害犯と同姓同名というだけで、様々ないわれのない辛い思いをしてきた大勢の大山正紀。SNSの世界で、現実の世界で、彼らの背負ってきた十字架は想像を絶する物だった…もっともらしいテーマと大義名分を振りかざしてはいるものの、著者の狙いは大勢の同姓同名者を登場させ、読者を混乱させ手玉にとってほくそ笑む事にこそあったのではないか。その上、時系列にさえ細工をして、ここまでやっては卑怯ではないのか。SNSでの誹謗中傷の問題など大山正紀どうしで延々と討論させたりしていかにも社会問題を提議した作品に見せかけてはいるが。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
これは所謂、【本格ミステリ】マニアの為の本。そうでない俺の様な門外漢にはこれはちょっと…な本だった。赤毛のものを狙った連続殺害事件が発生。殺害現場で起こる死体と犯人の消失トリック、これは凄いぞと読み進め、ついに後半で明らかになる、殺害されたものと連続殺害事件の謎がいちどきに明らかになった瞬間…間違いなく前代未聞の真相に、怒りを覚える人30%、あきれて笑うしかない人30%、これは凄い!と衝撃を受ける人40%。その上密室トリックと犯人のミスリードまで堪能出来ちゃう。この作品だけは絶対に映像化は不可能でしょう。
nori
2024/09/21 10:54

怒りの30%に入りそうな危惧が…

青乃108号
2024/09/21 11:50

noriさん 私は笑うしかない、の30%の1人でした(///∇///)いずれにしても、こればかりは読んでみない事にはわからないかと…機会がありましたら読んでみて下さい。コメントありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
初読の作家の短編集。6編収録されているが、どの作品も粒揃いの秀作である。中でも②の「僕はエスパーじゃない」⑤の「蟻の牙」⑥の「堕ちる」がお気に入り。②の主人公の男は俺そのものであった。⑤は今話題の「公益通報」を扱っており興味深かった。⑥は絵画に取り憑かれた無名の画家の狂気と、彼の絵を何とか世に知らしめんとする無名の学芸員の狂気に引き込まれた。短編としてプロットは良く練られているし、締めくくりも気がきいていて心地よい。筆力も優れており、ぐんぐん読ませる。これは良い作家を知った。他の作品も是非、読んでみたい。
萩
2024/09/19 10:09

あら、エスパーの男は青乃さんだったんですね😲あのラストが気になります。蟻の話は「実録!」みたいな感じで面白いっていうか興味深いですよね。楽しめたみたいで嬉しいです✨

青乃108号
2024/09/19 10:17

萩さんのレビューのおかげで読む事が出来ました❗️とても面白かったです(^^)ありがとうございます🙏

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
何と書けばいいのかな。面白かったと言えば面白かったけど、思っていたような作品ではなかった。作品で描かれる不可解な学園の世界はそれなりに魅力的ではあったので、結局最後まで読んだんだけど。色々仕込んではいるけれど何か納得出来ないというか、パズルのピースがピタっとはまって、ああ!そうだったのかっていう爽快感がない。なんか読後もモヤモヤした感じが残る。登場人物は多いけど、二、三人を除けばどうでも良い扱いだし。学園の造りは描写が下手くそでイメージが掴みにくい事この上ない。俺にとっては「サスペリアpart2」だった。
nori
2024/09/21 11:29

恩田陸には当たり外れが…😅 こういうレビューはありがたいです

青乃108号
2024/09/21 11:55

noriさん 私は恩田陸は殆ど読んだ事がなく…あまり相性の良くない作家なんだろうと思ってました。そうですか、当たり外れがあるんですね…当たりの本を調べて、読んでみたいと思います。コメントありがとうございます(^^)

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
児童虐待をテーマに掲げた短編集、5話収録。思った程、陰惨な話ではなかった。虐待を受けて育った子供は自分の子供にも虐待をするようになる、という法則に乗っ取った話もあるが、どの話も最後に仄かな救いが描かれて印象は悪くない。5話が全て同じ町での話であり、登場人物が別の話にリンクしてくるのは良くあるパターンで、またこれか、と思った事はあったけれど、その点を除けば全体的に各話とも読みやすく良い話であり、十分及第点をつけられる良い本だった。特に最後の「うばすて山」が印象に残った。読み終えて改めて本のタイトルが切ない。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
何て味気も素っ気もないタイトルだろう。が第一印象だった。目次を見ても、 器を探して/犬の散歩/ 守護神/鐘の音/ジェネレーションX そして最後の 風に舞いあがるビニールシート。見事に素っ気ないタイトルが並ぶ短編集と知る。読み始めると、その素っ気ないタイトルと裏腹にそれぞれの短編は巧みな文章力で見事な主題に纏められている事に驚く。そして、最後の 風に舞いあがるビニールシート。まさかこのタイトルからこの内容を予想出来る者はおるまい。これはやられた。初めて読む作家だけど、恐れ入った。他の作品も読みたいと思った。
ショースケ
2024/09/10 15:03

私もこれは衝撃を受けました。今までの森さんと全く違う印象で、力強さを感じました。

青乃108号
2024/09/10 23:33

ショースケさん え!森さんって、いつもはこんな感じじゃないんですか!そうですか…とりあえず「カラフル」は読んでみようとは思いますが…コメントありがとうございます(^^)

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
登場人物のあまりの多さに人物表と相関図のない、この版を選んだ事を後悔した。が、翻訳は200年も前の英国の小説の格式を保ちつつも読みやすいものであり、文句のつけようはない。肝心の物語はというと、これはやはり年頃の女性向けの恋愛小説としては不朽の名作だと確かに思ったが、俺のようなオッサンとしては娘の結婚話にヤキモキさせられる父親の立場でこれを読むしかないのであって、いささか退屈だったし、最後は義務感だけで読み終えてホッとした。「高慢と偏見」で知られる本作だが「自負と偏見」の本書より前者の方が相応しいと感じた。
るい
2024/09/09 21:42

長かったのではありませんか?案外にクドクドと情景や心情描写が多かった気がします。DVDに本を付けてヤフーのオークションで売ってしまいました。結局はシンデレラストーリーだと思いますね。世界の文学に申し訳ない批評ですが。たまに、癒されたくなるかと思いTVドラマを焼いたのを持っています。

青乃108号
2024/09/09 22:43

るいさん はい、長いと感じました。くどいとまでは思いませんでしたが何度も寝落ちしながらようやく読み終えました。私見ですが先日読んだ「アドルフ」の方が好みでした。2作続けて読んだので、しばらく恋愛小説は読まなくていいかな、と思います。コメントありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
若い男、アドルフの、ひたすら内へ内へと向かう視点から描かれた、人妻エレノールとの愛と破局の物語。それにしても刻々と変化を繰り返す、アドルフの心情を、愛から憎しみへ、またちょこっとの愛を垣間見せての絶望的な憎悪へ、とをここまで延々と語る偏執的な物語は稀有だろう。俺は読みながら度々我が身をかえりみ、自分の中にアドルフを見た。これは遺憾である。しかしこれは古来からの言ってみれば恋愛の真理であるからしてしょうがないじゃん。恋愛は死ぬのだ。ゆっくりとだが確実に。しかしそれを友愛に変える事が出来ればいいなーなんてね。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
主人公の境遇が俺とダブる部分が多くて、なかなか辛い読書だった。俺も前職は設計事務所勤めだったの。設計にかける彼の情熱。俺も昔はこうだったんだ。でもそれはキツイ仕事で23年目で燃え尽きた。病んだ。最後は大手顧客のネゴに独断で仕事を断わった。数ヶ月かけて打ち合わせして自分で仕上げた設計図を競合大手に無償で渡し、その上ご丁寧に説明会まで出向いた。設計意図を理解して欲しかった。若かった故の心意気だった。だからこの本の、最後の主人公の行動は俺には理解出来る。何とかこの作品を、形に出来れば、世に残せれば。その思いは。
Vanc
2024/09/05 22:25

ナイスレビューですね。青乃さんは設計者だったんですね。辛い話なんですね。私には妙に惹きつけられる物語で、その年のお気に入り上位の本でした。でも本当の意味での理解は出来てないのでしょうね。それでもいいので、いつか読み返してみたくなりました。お疲れ様。

青乃108号
2024/09/05 22:38

Vancさん こんなレビューで良いのか?って凄く不安だったんです。でも、書いて良かったです。ありがとうございます!いつも本当に、ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします🙏

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/19(1345日経過)
記録初日
2021/03/08(1356日経過)
読んだ本
544冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
190033ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
544件(投稿率100.0%)
本棚
40棚
性別
血液型
AB型
職業
サービス業
自己紹介

日々些末な事などに終われあまり時間がない上、読む速さも極めて遅い。しかるに総合的に残された時間と言うものにも限りが見えて来た俺。果たして俺は後、何冊の本が読めるのか?

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