膠芽腫:脳神経外科医は、最初の画像を見た瞬間に、この患者は助かるかどうかがわかる。脳は胃と違って全摘出ができない。その機能温存と腫瘍切除のタイトロープをわたる。その究極の手段が覚醒下手術。BNCTも光免疫療法のアプローチも、それでも残ってしまった腫瘍、再発してしまった腫瘍を物理的に破壊する方法。
この場合のエビデンスとは、異なる状況下で繰り返し観測される市場や消費者行動の規則性のこと。/担当者や経営者が良かれと思ってやっている”マーケティング”こそが、実は事業の成長を妨げ、時にはビジネスを衰退させる原因になっている。つまり、「エビデンスベース」ではなく、担当者が信じ込んでいる「おとぎ話ベース」や、お気に入りの「成功事例ベース」で戦略や施策が決まり、そのマーケティングでは効果がない、むしろマイナスになることを自信満々でやっていることもある。
通商政策の目的を経済に置くのではなく、国家安全保障の枠でとらえ直せば、自由貿易と保護貿易の2つを対比する政策論は意味をなさなくなる。バイデンはトランプの政策を撤回せず放置した/守りが弱い半導体工場。2020年10月延岡・旭化成マイクロシステムで火災、自動車向けセンサー供給停止。2021年2月米テキサス停電によりサムスン電子、NXPセミコンダクターズ、インフォニオン数週間操業停止。2021年3月ひたちなか・ルネサス那珂工場で大規模火災、自動車向けマイコンチップの供給停止。台湾新竹TSMC最先端工場で火災。
現在の海底ケーブルは15世紀からのシーレーンとピタリと重なっている。世界のデータの流れは90%が国境を越えた海底ケーブルを通る。シンガポールは、その海底ケーブルを束ねる位置にある。地理的な空間だけでなくインターネットの仮想空間でもアジアで最重要の要衝であり、米中などの大国から見れば、シンガポールに影響力を行使することが、デジタル覇権に直結することが読み取れる。
インターネットの世の中への浸透に従い、地理上の位置や物理的な距離が大きな意味を持つことになった。リアルタイムに近づくほど時差が問題になる。インターネット接続は地理学と地政学の交わるところ(国と国の安全保障の問題)で、大きな問題になり得る/インターネットの生命線が切断の危機に。世界のインターネットの生命線である「日本ー東南アジア線」(日本はアメリカと東南アジアを結ぶハブ)は地震や航行船舶数の増加(停泊時のアンカー)によりすべからく切断の危険にさらされている(2006年台湾沖地震)/IPアドレスの枯渇問題。
房総半島と陸奥の結びつき。房総半島と東北の太平洋沿岸地域の伝統的な交流の担い手は、海食洞窟への墓葬(五松山洞窟遺跡など)という特異な風習をもつ海人集団。倭王権は、6世紀後半ごろに王権と関りの深い房総半島の豪族(武射氏、大伴直氏)と通じて房総半島の海人集団と接触し、東北の太平洋沿岸部への本格的な進出のきっかけとした。蝦夷戦争(774年~)と海上交通、軍事利用された海の道。
「固定費を抜本的に削り込む」諸悪の根源は余剰能力。高炉の休止、呉地区の全面閉鎖。32ラインの休止。粗鋼生産能力の2割削減。大口「値上げなくして供給なし」顧客との決死の価格交渉。「それでは供給できないと伝えてほしい」値決めの主導権を握る。トヨタと宝山鋼鉄への特許侵害提訴。異例のスピードで決断、海外M&A。インド鉄鋼大手エッサール・スチールの買収。インドや米国などクローズドな地産地消型マーケットに一貫製鉄所を持ち、交易リスクを軽減。高級鋼への国内巨額投資、名古屋製鉄所にライン新設。水素還元製鉄を実用化へ。
未来現実ツリー:UDEを逆手に取り、望ましい現象(DE)を考えつなげて図式化し、明るい未来をどう創造するために「何を変えるか」を考えるために使う。まずは現状のUDEを挙げるだけ挙げる。それらのUDEをすべてひっくり返しDE(望ましい現象)を考える。出発点から目標までを論理的につなげる。「現実」とそれに対応する顧客の「要望」について対応できる「行動」を考える。
【目標はスループットを増やしながら同時に在庫と業務費用を減らすこと】/依存的事象(ある事象はある事象につながっている)と統計的変動(その時々で変わるため前もって正確に把握できない)、この2つの現象が合わさったときの効果が重要/【工場の中のリソースをボトルネック(その処理能力が与えられた仕事と同じかそれ以下のリソース)と非ボトルネック(与えられた仕事量より処理能力が大きいリソース)に分ける】/ボトルネックは悪ではなく単なる現実/【工場の能力はボトルネックに等しい。スループットはボトルネックが決定している】
最大活用するポイント➀ボトルネックの時間のムダをあらゆる方法でなくす②ボトルネックの負荷を減らして生産能力を増やす/非ボトルネックをボトルネックより働かせても生産性は向上しない/リソースを活用する、とは目的を達成するためにリソースを使うこと/【TOC(制約理論):全体最適マネジメント】システムには必ずどこかに制約がある。その制約に集中することが全体最適になる。①制約を見つける、②制約をどう徹底活用するかを決める、③他のすべてを②の決定に従わせる、④制約の能力を高める、⑤ここまでで制約が解消したら➀に戻る。
仏教の思想は時間論だと言っていい。それは”今を生きる”ということ。現在の瞬間に永遠を開く。/だれ人も軽んじない人間尊重の振る舞いこそが法華経。法華経の教えを知らなくても、人間尊重の振る舞いを貫いているなら、その人はすでに法華経を行じていることになる。逆に、仏道修行の形式を満たしていたとしても、人間を軽んじていたり利用したりするようなことがあれば法華経だとも仏教だとも言えない。この考え方を敷衍すれば、仏教徒であるか否かということも二の次になる。
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きれいな風景や寺社城庭(古墳も)を巡るのが趣味です。カラヴァッジョ、セザンヌ、マティス、アンリ・ルソー、長谷川等伯、尾形光琳の絵が好きです。レアル・ソシエダ(シャビ・アロンソ)のファンです。
郷里を出てから大阪→東京→神戸→大阪→東京→大阪→東京→横浜→東京と流浪しています。
その合間にフランス、ベルギー、ドイツ、イタリア、バチカン、スイス、ギリシア、トルコ、イギリス、オーストリア、スペイン、ジブラルタル、アンドラ、チェコ、ハンガリー、アメリカ、ブラジル、パラグアイ、モナコ、リヒテンシュタイン、韓国、カナダ、台湾と放浪しました。
国内でお気に入りの場所は、霧島、仁淀川、出雲、大山、白山、飛鳥、熊野、伊勢志摩、諏訪、月山、奥入瀬、大雪山旭岳です。ハワイとディズニーランドには行ったことがありません。未踏の高知県に行ってみたいと思っています(2017年8月高知旅行、47都道府県踏破)。
好きなものは入道雲とネコ、好きな食べ物は卵かけごはんとスイカ、好きな人物は高田純次と藤原隆家、毛利勝永、村田蔵六です。
プロフィールの写真は、志野の焼きものとトルコ絨毯です。↑のURL/ブログのリンク先はインスタグラムで、旅先の写真をアップしてます。
ふー、書き過ぎました。
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