ネタバレヒントは目の前にあったし、たぶん宮内が殺そうとしたのは胎児の燈真だろうなぁとか、京極夏彦が出てきたってことは…あぁたしかにページに段落だとかがまたがらないなぁまでは気づいたんだけど！まさかの左右対称、ページ裏は必ず白紙という「世界でいちばん透きとおった物語(物理)」だったとは。気づいた時は衝撃でした。最後の「　　　　　」もびっくり。現実とフィクションが曖昧になる物語だった、仕掛けもだけど話も面白かった。 A先生って誰だろうなぁ。

ネタバレ続きが気になってサクサク読めた。途中でゲームマスターの正体って身近な身内か？急に娘が人質になってるあたり、娘が犯人か？と疑いはしたけど、昔のバリバリ刑事してたお父さんに会いたい！自分を追ってほしい！という歪んだファザコンが動機とは思わなかった、手間のかかることを…。ゲームマスターに執着する父親と、刑事の父親に執着する娘という、盛大な親子のやりとりにみんな巻き込まれた感じか。

ネタバレきれいに犯人が解決する話は面白かった！

ネタバレ次々と自殺していく事件を解決する学園ミステリーかと思ったら、代々在校生に伝わる特殊能力を駆使して犯人を見つけるという、変わったミステリー(というか青春小説？)。高校生のめんどくさい人間関係やグループのノリが合わないと難しいし、嫌だなぁと思うけど、友人が亡くなったのも悲しいけど、でもやっぱ殺すのはダメだよ。

ネタバレ長野まゆみさんらしい、押しに弱く、厄介な男達を引き寄せ、本命の年上の男性に気持ちを振り回される青年が主人公の短編でした。言動の余白もおおくて(空き巣の下見や、花屋の盗聴、就活生の行動)、しっくりくる感じではないですが、長野まゆみさんらしいなぁという感想を持ちました。タイトルはレモンタルトですが、雨傘がまつわる話が多いのはなにか意味があったのかな。(雨がテーマの話って長野さん多い？)

ネタバレDV家庭の子どもが母親になった心理描写が妙にリアルだった。宇太郎もそうなりそうで、ならなくてホッとした。千映がアルコール依存症の暴力的な父親の優しかった一部にすがりついてる感じがした。最後はその父親を乗り越えたのか、引きずらずに目の前の家族を信じられて良かったな。

ネタバレヒントは目の前にあったし、たぶん宮内が殺そうとしたのは胎児の燈真だろうなぁとか、京極夏彦が出てきたってことは…あぁたしかにページに段落だとかがまたがらないなぁまでは気づいたんだけど！まさかの左右対称、ページ裏は必ず白紙という「世界でいちばん透きとおった物語(物理)」だったとは。気づいた時は衝撃でした。最後の「　　　　　」もびっくり。現実とフィクションが曖昧になる物語だった、仕掛けもだけど話も面白かった。 A先生って誰だろうなぁ。

ネタバレ強盗殺人事件に関与してるのは、存在も知らない一卵性の双子だった！は序盤で分かる。雅樹の安全や潔白が証明されたあとの、双子の片割れの真の目的は？そこからもう一捻りある奪われた2千万円の行き先は？と最後まで楽しめた。そういえば流行ってたよなぁタイガーマスク運動。最後は双子の明るい未来があって良かった！