読書メーター KADOKAWA Group

2024年7月の読書メーターまとめ

Yukiko Yosuke
読んだ本
94
読んだページ
19371ページ
感想・レビュー
94
ナイス
2603ナイス

2024年7月に読んだ本
94

2024年7月のお気に入り登録
7

  • りりあん
  • みんにゃりん
  • ワニ🐊
  • Eri
  • 猫大福
  • 優
  • あび

2024年7月のお気に入られ登録
5

  • りりあん
  • ワニ🐊
  • 辺辺
  • 優
  • てってけてー

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yukiko Yosuke
ネタバレ猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズの1冊目。かつて自分が行った殺人と同じ残忍な手口で自死をする被害者達。目には目を、なのだろうか。レイプ犯は自分をレイプして殺害し、4人殺害した犯人は4回も自死を試みる。遠隔操作が可能なのか、そこから捜査を進めていく比奈子達。母がくれた七味で持ち前の抜群の記憶力を発揮させて、事件の真相に迫る。プロローグで女児の遺体を見て咆哮したのは誰か。読者の方が先に気付くのだが、心の闇を背負った者の心を受け止めるのは比奈子にとっては辛いものだった。最後は怒涛の展開で息つく間もなかった。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

Yukiko Yosuke

六本木ヒルズの花ゆめ展に行き、自分の漫画遍歴を確認してきた6月。色んな作品を交互に読むことが多くて、一つの作品を集中して読みたいなあ、等と思ったり。今月もまたよろしくお願いします。2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:58冊 読んだページ数:12385ページ ナイス数:1642ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/129061/summary/monthly/2024/6

六本木ヒルズの花ゆめ展に行き、自分の漫画遍歴を確認してきた6月。色んな作品を交互に読むことが多くて、一つの作品を集中して読みたいなあ、等と思ったり。今月もまたよろしくお願いします。2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:58冊 読んだページ数:12385ページ ナイス数:1642ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/129061/summary/monthly/2024/6
Yukiko Yosuke
2024/07/08 00:06

>一条梓(アンフィトリテ)さん 20年位前に母親に「大人なんだからもうそろそろ漫画買うのやめたら?」と諭されましたがそこからも買い続け…、漫画やめられません。今月もよろしくお願いします!

一条梓(アンフィトリテ)
2024/07/09 17:29

大人だから…。というのは母に言われたことないですね。私の母も70歳過ぎてもマンガ読みますからね。特に「夏目友人帳」これはニャンコ先生目当てだと思います。後は最近、孫に勧められ気に入った「ちいかわ」でしょうね(笑)それぞれグッズまで購入してますよ(笑)

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
94

Yukiko Yosuke
ネタバレ「サラリーマンを愛するma2が贈る色とりどりのトキメキ」第4巻。黒澤と葵、大島と小津ちゃん、両想いになった先のそのまた先を見て進む関係。「来年は」「いつか一緒に」そんな言葉がするっと出てくるまでになった穏やかで、でもちょっとまだ熱い関係。そして、初登場時には浮気相手にされてしまっていた市川さんと、そんな彼女を慕う年下坂元の、大人なのに甘酸っぱいお話が良かった。大人びた恋愛をしてきた市川さんが、坂元に断られたら…と身を引きそうだった時に現れた元カレ最高。この先の2人を早く見たい。/大正カップルも相変わらず。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレこちらも再読。婚約解消を狙っていたはずのリリアーナが嫉妬心を覚えたり、ウィリアムの真意を知りたいと思ったりと、少しずつ変わっていく様子がかわいい。相変わらず食い気が張っていて、しょっちゅうもぐもぐやっている姿も可愛いけど。最初に婚約者を決めた時の投げやりなやり方を反省しつつも、リリアーナに拒絶されたらとヘタレな様子を見せるウィリアムがどんどん人間らしくなっていく様子も楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ再々々読。転生前のMMORPGに似た世界に転生したカリヤが、敵地に飛ばされたウォルドと共に祖国ティシアに帰る道中、様々な出会いのある、(やっぱり状況は厳しいんだが)キャラクターの楽しさを堪能できる巻。助けたエルフの子ルカーシュの縁で知り合うイイ性格のアンゼに、カリヤに懸想し傷心をいじられるヴェン、儚い詐欺のエリアというエルフの面々、精霊の友の称号でカリヤをまいほーむ認定した小さな妖精コロポックル達、バイヤール(精霊馬)の子イサク、カリヤのホームAIのオコジョ姿のセバス等々…255文字では書ききれない。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ会社お休みの日に再読。氷の王子と呼ばれる第一王子ウィリアムを射止めた、頬いっぱいにお菓子を頬張るリリアーナの姿をもう一度見たくなり。王子との結婚に全く興味が無い(興味があるのは食い気のみ)彼女があれよあれよという間にウィリアムの婚約者に決まり、ウィリアムには餌付けされ、厳しいという王太子妃教育には意外と楽しさを感じていたりと、細かなネタが楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ独身の物書き・希夏帆と恋人の愁人、彼の遠縁の子ども・冬真と春陽が紡ぐヒューマンドラマの第7巻。卒園・入学のシーズンは忙しい、マジで忙しい。運の悪い私はよく異動時期と重なって泣いたので、希夏帆の担当編集が無理の無いよう仕事を減らしてくれているのを見て感動した。小学校に入学する喜びに満ちた春陽、友達とお泊り会をするようになった冬真。子ども達が夫々の居場所を広げていくのを見ながら、彼らが自然にいられるように心配る希夏帆と愁人の態度が好ましくて癒される。外から見て歪でもちゃんと温かい家庭がここにある。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレやまんばのむすめ まゆのシリーズ。読友さんからのご紹介で借りてみました。山の原っぱでまゆが見つけた小さな白い雲。素早い動きの雲を何とか捕まえて乗ってみたら、ジェットコースターみたいで楽しそう。その雲は雲乗りの練習をしていたカミナリこぞうの雲でした。カミナリこぞうを入道雲に住むカミナリ一家の所にお届けしたまゆの優しさ溢れるお話でした。やまんば母さんの所に戻る時、空から見た景色に、いつか見た河童や鬼がいて…このシリーズの世界観も味わえます。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレトラウマが原因でキスができない体質だった一宮だが、深山との体質改善が功を奏して徐々にできるように。でも深山との不思議な関係が終わらない。何のために深山は一宮に構ってくれているのか。深山への恋情を意識しつつある一宮の耳に入ってくる深山の過去の話。不穏だなあと思っていたら、深山が一宮の渾身の告白を断ってしまうとか、ある???その先の深山の行動は想像の上。一宮のトラウマよりも酷い恋愛体質だったとか、元恋人が揃いも揃ってクズだとか、深山の方が精神的に危ないのでは。一宮どうするんだろ、気になる…。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ作家買いです。想像の斜め上を行く話で少々驚き。中学生時代のトラウマでキスができずコミュ障になっていた一宮と、誰にでも人当たりが良く優秀な深山。そんな深山にあれよあれよという間に童貞を奪われ、その後、キスができない体質改善に付き合うという提案までされる。吐いてしまうほどのトラウマに向き合う一宮を見ているのはちょっと辛い。これを荒療治で治そうというのが凄いというか…。ただ、吐瀉物に塗れたキスが一つの転機に。この2人の関係が進むのかと思って次巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ財前と吉利谷のパート、まだ続いてた。前巻までの緊迫した状況とは異なり、すっかり落ち着いて人見のもとを訪れる2人。幼少時代に一緒に過ごした3人が、紆余曲折あった後でも関係を変えずにいられるってすごくいいなって思う。…まあそれにしても財前の無表情かつストレートな物言いが楽しい。これは、吉利谷も大変だなあ(笑)。さて、ようやく人見と糸くんのパートに戻ってきた。人見の過去も結構エグイなあ。軽そうに見せていてもそうじゃないから糸くんに惹かれるんだろうな。2人がちゃんと結ばれて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ少女漫画でDom/Subモノを描いているので気になっていた作品。人口のうちわずかだが第2の性を持つ者が存在する世界。大学生になってからSubに覚醒した千草と、大会社の御曹司でかつDomの留司。これまでの境遇が正反対であることに加えて第2の性も絡めた恋愛ストーリーをどう作り上げていくのかが楽しみ。コマンドで支配する/支配される本能の関係と湧き上がる恋愛感情をどう自分の中で区別するのかという辺りを描くのかなー。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「暁のヨナ」最近ミュージカルの話題が続いているな。本編は…ヨナとゼノの戦いが繰り広げられ、見るのが辛い。ゼノを終わらせるのはヨナか/「人の余命で青春するな」福山リョウコの新連載。オーディションに諦めの気持ちで挑む之依に対して、熱血な音士。さすが福山さん。この先も楽しみ/「春の嵐とモンスター」栢くんが変わった。たぶん悪い方に。でも私は蘭ちゃんには南須君が良いと思うんだな/「守り刀のうた」「神さま学校の落ちこぼれ」主人公の力がこの先のキーになる。楽しみ/「琥春くんの細胞を」「ある殺し屋の閑話」どっちも最終話。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ財前と吉利谷のパートその3。一見無害そうに見える人って危ないんだよなあ。トイレに2人がこもった時に来ていたスース姿が彼だったか…。それにしても、脅し方が一般人じゃない。どこをどう踏み外してこんな人間になったんだと残念だった。真実を知ると、歪んでしまう気持ちも分からなくは無かったけど、それでもね…。危機に陥る財前を見つけられず焦る吉利谷と、絶望に沈みそうだった財前にハラハラさせられた。一緒に眠って翌朝も顔を合わせることができる関係になれて本当に良かった!
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ財前と吉利谷のパートその2。財前を思うが故に、彼の想いを誤解し、違う人生を歩み始めた吉利谷。吉利谷から友達という関係を言い渡された財前。吉利谷の負傷で再び出会い、ようやく2人の人生が歩み寄りを始めた。そして想い合う気持ちも。吉利谷の周囲に不穏な動きがあり、また財前の勤める事務所に元カノや火弦が出入りするようになり、何かが起きる気配が。/番外編の犬エピソード笑えた。無表情で惚気る曜明が面白過ぎ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第3巻。商家の娘エレナに転生した主人公が、前世で叶わなかった農業に携わる夢を第三王子のルイスと叶えようとする物語。…両想いである2人の前に立ちふさがるのは、2人の結婚を認めない父国王と、ルイスの妃の座を狙う大貴族の娘フローラ。国王には何か考えがあるのかもしれないと思えるが、フローラの方は自分の価値観に従って悪気なく毒を吐くタイプで歩み寄れると思えない。ルイスに拒絶されてもまだ頑張ろうとするので次巻も何か辛そう…。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ財前と吉利谷のパート。組長と弁護士という立場でありながら対等な関係である2人の幼少時代からの関係が描かれる。人見と含めて3人、格闘技教室で知り合い、適切な距離感で付き合ってきたのが、財前と吉利谷の家族問題で2人が近付いていく様子が、見てて辛いけどいい。両親亡き後妹を守り続けてきた財前に、自分が代わりに背負うからと言った吉利谷。家族との関係に心をずたずたにされた吉利谷に辛いならそう言えと言った財前。対等に、臆することなくお互いへの心遣いができる存在。肉親よりも強い絆があるんだろうなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレコミカライズ第4巻。クラウディアと義妹フェルミナの対決がようやく決着。フェルミナの最後の顔が荒れに荒れて、公爵令嬢とは思えない…。綺麗に幕引きか…と思いきや、シルヴェスター王太子からのプロポーズを演技だと断ってしまう。王太子が何を考えているのか分からないとか悪女になるんだと言いながら、結局二人とも初心だったということなのか…。そして新章突入。過去で娼館にいたクラウディアを身請けしようと声をかけてきたのがバーリ王国の王弟と判明、この先何かが起こるよう。/意外とルイーゼ嬢、いい人…。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレゲーム実況中に過労死し、乙女ゲームのキャラ・カインに転生した主人公。転生先の自分の妹ディアーナの破滅を防ぐために、攻略対象が主人公との接点を持たないように、ディアーナを破滅に導かないようにと振る舞う。…7歳なのに何て偉いの。闇落ちしそうなイルヴァレーノを攻略し手自分の侍従として雇うまでに持ち込み、妹を家臣に下げ渡す王太子に立ち向かう。…でも7歳なので可愛いんだ、妹にデレる姿が。妹愛が過ぎて正当に評価されていなかった彼だが、とっても優秀。王太子とはどう折り合いをつけるのか気になる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「暁のヨナ」ハクとゼノ、戦ってほしくない…。ヨナが夢で見た場面に漸く辿り着く/「狼皇子と嘘つきな結婚」音久無先生の新連載。面白そうだった/「推しに甘噛み」ヒナ、ライブ中継で甘夏くんへの想いを吐露し、推しを語り尽くす。カッコイイ/「春の嵐とモンスター」栢くんの異常さと、南須君&蘭ちゃんの普通さのギャップが凄い/「幽霊城の旦那様」展開が面白い/「シンデレラの…」これも展開が見逃せない/「ある殺し屋の閑話」何を信じていいんだろうという気持ちにさせるあたりが上手いなー/「騎士属性配信者が同期…」うんうん萌える設定
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレお家抗争の続き。自分の代わりに銃弾を受けた火弦を何とかして病院に送り届けようとする曜明の必死さ。表情はあまり変わっていないけれど、彼の必死さが本当に伝わってきた。火弦の命が助かって本当に良かった。その後の火弦に対する曜明の甘々な様子に(表情は変わらないんだけど)、読んでいるこちらの方が引いちゃったくらい。火弦、良かったねえ。想いが通じたのかどうかは、曜明の無表情さを見るとよく分からないんだけど、その特別さ加減を見る限り多分通じてるはず。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「魔王軍の懐刀」と呼ばれる不死旅団の旅団長アイク。魔王軍バステオが率いる第三軍団との戦争が終結。アンデッドで構成される第三軍団は、そりゃ聖なる魔法を使うよね(ここでは白魔法)。人間じゃないと使えない魔法を持っているのがチートと言えばチートかも。その後第七軍団の副団長に就任、相変わらずイヴァリースの街を統治しながら、今度は諸王連合軍との戦いに臨む。やっぱり火縄銃なのか。で、ドワーフか。この世界、人もそれなりに酷い設定なので、戦うのは仕方ないかも。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「魔王軍の懐刀」と呼ばれる不死旅団の旅団長アイク。自分の属する第七軍団の中に不穏な動きがあり、調べていくと副団長ジェイスが裏切っていた。軍団長セフィーロと共にジェイスを追い詰めるが、その黒幕が第三軍団長バステオと分かり、魔王の前での決闘を申し渡される。傀儡兵50対50の戦いと言うことで、火縄銃を投入するあたり、確かに珍しいけど、そんなに威力があるものなんだろうか…。魔族の方が強そうな…。決闘の後、バステオが本性を現し、魔王も巻き込んだ戦いに。で、次巻。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「魔王軍の懐刀」と呼ばれるほどの魔術師である不死旅団の旅団長アイク。人と魔族の共生を目指すという彼が、魔王ダイロクテンの下、第七軍団軍団長のセフィーロを上司としつつ、領主となったイヴァリースの城壁修復から人と魔族を協力させていく。何だろう、色々設定が分からない。転生した後、魔族の武人ロンベルクに育てられた経緯とか、メイドに雇うサティが部屋に入り込んでいた経緯とか、セフィーロだけがアイクの正体を知っている経緯とか。人と対立する魔族に属しながら、共生って本当にできるんだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「100倍の大きさだって食べられる!」と言うほどシュークリームが大好きなダイスケ。黒ネコとカラスにシュークリーム好きを買われ、自分たちの「いのち」が囚われているシュークリームを食べて欲しい(これがフツーの100倍の大きさ、デカイ)と依頼を受ける。魔女が昼寝をしている間に手を使わず口だけで食べられるか?黒ネコ達を助ける気半分、シュークリーム食べたさ半分で魔女に挑む様子(食べてるだけだけど)をハラハラ見守るお話です。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ自然豊かな田舎で暮らす訳アリな男達。…で、始まった物語だったはずなのに、ハードなヤクザ抗争モードに。火弦を自分の忠実な犬として側に置いていた曜明だが、自分の兄である元組長を殺害した犯人が判明し、事態が急に動き出す。曜明が大切にする兄の妻とその娘の姿を見て胸が苦しい火弦を見るのも、そんな曜明のために銃弾の前に身体を張る火弦を診るのも辛かった。事態が収束に向かうが、やるせない事実が判明し、危篤の火弦の状況も考えると、ここでお預け喰らった人は悶えたろうな…と思いました。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ自然豊かな田舎で暮らす訳アリな男達。事故で記憶を失った大輝と、大輝に心を許した沢斗が自分にとって大切な時間が消えたことに絶望するシーンが辛くてページをめくるのが辛かった巻。でも、大輝が考えてしまったように、沢斗が見ているのは過去の自分ではなく、今の大輝自身。記憶がなくなってしまっても気持ちを抑えられない、沢斗の正直な気持ちに心震えました…っ。記憶を亡くした大輝と記憶を大切に思う沢斗の気持ちが本当に成就する日が来て欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ科挙に失敗し、天才胡葉を信じられずに消そうとした張。女子供がここまで努力してきた自分よりできるわけがないという思い込みが彼を狂わせた。他方、自分より記憶力のある胡葉をすごいと評し、教えを乞う藺。科挙に受かるのは家族を幸せにする目的への通過点で、そこは受かれば良く、自分より知識のある存在から学べばよいという彼の柔軟な考え方が胡葉の過去のささくれを癒したかもしれない。それに、景雲が必死で胡葉は皆のために王都に残すべきだと説いていたことも。自分の興味が一番だった胡葉が人に対して歩み寄りを見せ始めた。いい傾向。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ再々読。昔RPGに耽った身には何度読んでも面白い。カリヤが転生した先は、中世風の力が正義という世界。厳しい幼少時代を過ごした彼が、最後に祖国ティシアに恩返しをしようとクラシエルとの戦争に参加したところから物語が始まる。客観的に物事を見るカリヤが何となく違和感を感じる戦況の歪さ、そんな中で最初から凛とした美しさを持つウォルドは特別に見えていたんだな。クロエ平原の戦いで父王と兄を失い、敵国に飛ばされたウォルドを庇護し、寄り添うカリヤに、ウォルドが惹かれたのも分かる。第1巻はBL描写がほぼなし、でも萌える。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ胡葉が王都を留守にしていた間にやってきた父。一人で患者を診てはいけないという教えに背いた娘・胡葉を連れ帰ろうとする。その理由が、胡葉の幼い頃、シングダムとの出会い含めて語られていく。天才って、褒められている間はいいけれど、度を超すと理解されないんだよね。/一方、李州の病の平定を皮切りに兵部尚書の勢いを止めようとする景雲だが、なかなか政治的な丁々発止は難しい。この先礼部尚書の協力が得られる可能性は出てきたが、皇太子と言えども権謀術数に長けるには経験が必要なんだなーと実感。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ高校時代からの親友・啓太に片想いをしてきたテーラーの君登。啓太が10年付き合ってきた彼女にプロポーズ直前で振られたことから2人の関係が親友からその先へ。君登がこれまでの親友ポジションから踏み出す怖さを感じるよりも、これまで女性と付き合ってきた啓太が、誰よりも仲良くしてきた親友を恋人として見る怖さの方が勝る気がするんだけれど、そこを啓太は軽々越えてきたのに驚き。もっと落ち込んだりするものかと思ったんだけど、元カノから言われた言葉ですとんと来たのかなあ。そこはもうちょっとゆっくりじっくり見たかったかも。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ日々の生活の中で、自分がどうにもならない宇宙に放り出されたような感覚に陥るようなときがある。覚えることが得意でも、その場に応じて臨機応変に考えたり行動したりできない宇野と、理解できないことが多くて分からないまま過ごしてきた小林と。そんな宇宙みたいな毎日でも、自分の足で歩きたいと自分なりの工夫をして、少し歩きやすくしてみる。正反対の2人が一緒にいて、夫々をすごいと思って大切にしあえる、読んでてジーンときた。自分も生きやすくするために命綱を持ち、工夫していると思える時があるもの。2人で成長していって欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレこの間の最後、自分が何者かが分からないアルスラーンの手をそっと取ったダリューンの台詞が何回読んでも良い。殿下は自分の大事な主君だ、それではいけないかと優しく伝えられ、涙する主従の姿に心打たれる。さて、本筋ではシンドゥラ国をラジェンドラに継がせるために、まずは前哨戦に勝ち、ナルサスの奇策でグジャラート城砦を陥落させる。その合間に見せる登場人物達の豊かな表情が楽しい。ナルサスの描く絵を見て凍り付くジャスワント、ラジェンドラの調子のいい台詞にウザそうな顔をするダリューン等。細かい所まで読むと楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレアルスラーンの下に人が集まる。初めて出会った王子2人。血統を重視するヒルメスと、血統を有しないアルスラーンとの対比が、今後の物語で重要になる。ナルサスは血統ではなく善政こそが国王となる資格であると説き、アルスラーンは未熟ながらも王者としての経験を積んでいく。国内がざわつく状況に隣国シンドゥラからの侵攻。この先シンドゥラの2人の王子の行く末までを見ることになるが、まずはラジェンドラの生け捕り。テンポよく進むストーリーが荒川さんらしくていい。キャラの生き生きした表情も見もの。ダリューンやエラム達の顔が…。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ女性に夢を抱いていなかった王太子ウィリアムが、仕方なく選んだ王太子妃候補だと思っているリリアーナ。ウィリアムが頑として王太子妃は自分だと言うのを信じられず、でも徐々に惹かれていく気持ちも無視できず…。2人の恋心のすれ違いがとうとう…。ちゃんと言葉にしないと分からないよね。リリアーナがお菓子をもぐもぐする姿、ウィリアムが周囲の友人達にヘタレ扱いされる姿と、1巻に続き微笑ましいシーンが多く楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ完結。御崎とあさひの結末がどうなるのか、読み終わってしまうのがもったいないな…と思って途中からペースダウンして読んでしまった。吸血鬼審問会/『母』来訪/吸血鬼事件の3編と御崎の心の変遷を描いた番外編を収録。御崎を助ける為とはいえ、あさひが御崎に自分の血を飲ませたことで大きく物語が変わったのか、と読み終わった今なら思う。運命の人を待ち続ける御崎と、不思議な夢を見始めたあさひと。お互いの気配に気付けなくなった運命の相手をどう知ることができるのか、あさひが御崎をどう救ったか、読み終えて満足です。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレどこかにあるというイチゴの村。そこに住む女の子達の物語。小さなおうちへようこそ/夢見る洋服屋さん/ふしぎの森のピクニックの3編が収録。装丁や挿絵も含めカントリーな感じの可愛い絵で、可愛いモノ好きにはたまらないんだろうなと思います。時折見開きで現れるお料理のレシピや作ったドレスの一覧、小物づくりのやり方など、お話以外でも楽しめます。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ様々な二つ名を持つバイレッタと「冷血狐」の二つ名を持つアナルドの、結婚10年目にしてようやくの新婚旅行。娘エルメレッタを連れて楽しい道中…という訳にはいかず、学院時代の友人、隣国の王女ミュオンがもたらす騒動、義父からの指示、すぐにいなくなるエルメレッタ、モブリスから何やら特務を受けているが部下に丸投げなアナルド。解決しなければならないことは多くとも、全てが詳らかにならないのがもどかしく、読み進んでしまう。相変わらず妻を溺愛するアナルドと、夫への気持ちを素直に表せないバイレッタのすれ違いぶりが見事。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ公爵令嬢シレーナに転生、悪役令嬢の運命を回避する努力を続けてきたのに、王太子と妹に裏切られ、彼らの婚約を正当化するために療養と称して離島の別荘に行くはずが義母の手違いで魔物島に送られ、…と散々な始まり。死にかけていた彼女を助けたのは、魔法の師と仰ぐ「碧海の魔導師」フォード。魔法で彼女を治療するが、客観的に見れば失踪したとされるシレーナの安否を公爵家に伝えないという不思議な行動をとるのは何故か。前世でスキューバが趣味だった主人公が、フォードと海の生き物たちと会話するシーンが癒される。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレヴィリアーナ伯爵家の長女リリアーナ。両親と兄弟に可愛がられ、結婚するなら恋愛結婚!と思っていた彼女は、壁の花に同化する努力をするも、王子との見合いであることがあからさまなパーティーで「氷の王子様」と呼ばれる第一王子ウィリアムに「コレでいい」と婚約者に選ばれてしまう。美味しいもの好き、恋愛結婚した両親を見て育ったリリアーナはお断わり一択なのに、彼女の振る舞いがウィリアムのツボに入ってどんどん気に入られてしまう。今度こそお断りOK!と思って色々行動するのが全部裏目に出るのが可愛くて仕方がない。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ姉・華子の代わりに鬼神と言われる中将岸直嗣の元に嫁いだ月子。ずっと代役だという負い目があった月子の所へ、華子が現れ、華子自身の気持ちを知り、自分が直嗣のもとへ輿入れしたことへの罪悪感は薄くなったものの、自分は直嗣にとって子を成すためだけに嫁いだ存在だという思い込みが残る。直嗣がようやく重い口を開いて自分の想いを告げて次巻。ちゃんと両想いになれるかな。なれるといいけど。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第11巻。桜志が雪のことを思って過ごしてきた時間の長さを思うと、彼の雪への想いも叶えてあげたくなる。友人の前で泣いた桜志、言葉や態度はちょっと乱暴でも、ずっと雪のことを見てきたんだから優しいよ。そして逸臣も自分の過去と夢を雪に語る。生まれた国が違うだけで人生が変わる現実を幼い頃に突きつけられた逸臣は、自分のできることを探してこれからも様々な場所へ行く。雪を連れて行きたいのか、待っていて欲しいのか、雪には甘えちゃいけないと思ってほしくないと言っていたけれど、どうしたいんだろう。/アフレコレポート楽しかった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレコミカライズ第5巻。ようやく、ようやくリーセル自身が真実に、そして自分の気持ちに気付く。時間が巻き戻った際に人の入れ替わりが起きてしまったその理由。第1巻から言われていた「上限点」。そして、聖女として王宮に乗り込んできたアイリスは歪んだ性格をひっそりと抱えているが、家族との確執もありそうで、彼女にも何か秘密があったのではと思わせる巻だった。大夜会でギディオンがリーセルに過去の自分と同じ場所で藍を囁く。でもギディオンの顔ではキスはしない。この先、2人の未来はどうなるんだろと思わせ次巻かあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレまだまだ謎の多い状態で、何が正しい情報なのか、背景はどうなってるのか、物語を理解する大前提が読者にとって固まっていないので不安定な読後感になってしまう。それでも、読まされてしまう魅力が凄い。他人の記憶を消せるという変異種フェチの社長の能力が効かず、自分を好きだと叫んだ神崎の記憶が残る絶是って何者なの?という疑問も増え。あと、花ゆめ本誌に登場した時も度肝を抜かれたエロさが相変わらずスゴイなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ幼なじみで同棲中のハルとユキ。小学生の頃からの付き合いだった2人が、仲良くなって、恋心を抱いて、…という流れが、今の2人の生活の中に差し込まれて、ああこんな風に2人は関係を作ってきたんだなあとしみじみできたいいお話。ガチムチで格好いいユキの方が色々思い悩むんだが、うっかり者でヘタレなハルが、ちゃんと彼の欲しい言葉をくれる。「おれと幸せになってください」って、かっこよすぎ。巻末の描き下ろしも良かった。/あと、表紙のユキちゃんの肉体が美しい!
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ大分長い間積読してしまってました。そう言えば准太と高人の最初って…かなり強引だったな確かに。それを取り返すかのような優しい雰囲気の初デート。演技の場でぶつかり合うことの多い2人が、手に手を取って優しい雰囲気なのって初めてでは?/一方、有栖と卯坂の話も決着を見たか。有栖の兄との確執、音楽を捨てなかったことへの感謝。准太と高人よりちょっと大人な2人の恋路も何とか決着。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ1巻とは別作品かと思う位、鯛代くんのイケメン度合いが上がっていて驚きの巻だった。鯛代くん姉も合わせて美人姉弟の破壊力が半端なかった。そして、鯛代くんが選んだ世界と姉が連れて行きたかった世界の違いでちょっとホロリとしました。いい話だった。一方、やっぱり勘違い瀬賀くんにも転機が。鯛代くん姉のマネージャー差波の包容力と言うか大人度合いが、見た目に反して生真面目で抑圧的な瀬賀くんに合っていて、酔っぱらった彼をこのまま抱擁しちゃってください!って大分思った。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ悪戯好きで言うことを聞かないこぶたのブウとトンとヤン。とうとうお母さんがマジギレし、言うことが聞けない子はどこへでも行きなさいと言われてしまいます。家出をした3匹は様々なお家にお邪魔してその家の子になってみますがしっくりきません。とうとう自分達でテントのお家を作ります。それでもやっぱりお母さんのいる家にはかないません。ちょっと離れるとお母さんとお家のありがたみが分かるってやつですね。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレしばらく積読していたのだけど…、アレ、こんな話だっけ?何かギャップが…。2巻再読してみたら…お姉さん登場で終わってたんだった。当初コミュ障で顔面ホラーな鯛代くんと、ちょっと流されやすい先輩蛯原くんのドタバタコメディだったのが、2人のモダモダが丁寧に描かれていてドキドキする。特に攻めに転じた鯛代くんと、どうしていいか分からない蛯原くんの表情が!/本編のストーリーは、売れっ子モデルの姉が、鯛代くんを日の当たる所に立たせたいとそのきっかけ作り。勘違い瀬賀くんの前には鯛代くん姉のマネージャーが!こっちも楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズの1冊目。かつて自分が行った殺人と同じ残忍な手口で自死をする被害者達。目には目を、なのだろうか。レイプ犯は自分をレイプして殺害し、4人殺害した犯人は4回も自死を試みる。遠隔操作が可能なのか、そこから捜査を進めていく比奈子達。母がくれた七味で持ち前の抜群の記憶力を発揮させて、事件の真相に迫る。プロローグで女児の遺体を見て咆哮したのは誰か。読者の方が先に気付くのだが、心の闇を背負った者の心を受け止めるのは比奈子にとっては辛いものだった。最後は怒涛の展開で息つく間もなかった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ派遣OLの名取もといナタリーが絡む悪役令嬢ラピスやヒロインのダイアナが見せる表情にグッとくる本作。ラピスの親愛の情は嬉しいけれど、仕事を任されないのに不満のあるナトリ。グラン王太子が王太子を降りると決断したことで、その側近ルビウスが暗躍した結末。ラピスやダイアナを本気で駆り立て、でも王太子グランがルビウスを庇う余地がまだあるその差配がニクイ。自分がシナリオを変えてしまったことを知り、この後ナトリがどう動くのか。ラピスが望む結末はナトリの望む未来とは異なる。心配だなー。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ完結。芸の道と恋の道。日本の伝統芸能の歌舞伎をテーマにどこまで描けるんだろうと思っていたけれど、とても良かった!源介と惣五郎の2人を見守る周囲の人達が、彼ら2人の道を応援してくれているのに感動した最終巻だった。菊右衛門が蔦丸に語った「どんな道を選んだって壁にはぶつかるんだから」 「自分の意思で良い役者になって欲しい」という台詞が本当に良かった。舞台の上でずっとお互いへの想いを語り合える源介と惣五郎であってほしいな。
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Yukiko Yosuke
ネタバレペシャワール城塞を目指すアルスラーン達。アルスラーンとエラム、ギーヴの3人、ダリューンとファランギースの2人、ナルサスはゾット族の族長の娘アルフリードと出会い2人に。ヒルメスの出自は早々に明らかになったが、アルスラーンの出自は徐々に。彼が庶民と暮らした経緯の真相はもっと後で明らかになる。また、この作品は単なる戦争ものではなく、魔術が跋扈する世界でもある。「地行術」を駆使して襲ってくる魔術士達の陰謀とも今後は立ち向かうことになる。/苦労人ギスカール、アルフリードに見初められたナルサス達の表情が笑える。
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Yukiko Yosuke
ネタバレルシタニア軍の追手からの逃避行を続けるアルスラーン一行が辿り着いたのはカシャーンのホディールのもと。数万の軍勢を持ちながら、王都エクバターナ陥落の報にも動かなかった貴族の1人。自分の利に強欲な貴族の一例として、また、パルスの奴隷制度で奴隷自身が自らの意思で領主の下で働いている社会制度の闇が描かれる。奴隷制度の廃止を目指そうと決めたアルスラーンは、ここで苦い経験をする。彼は苦い経験を何度も重ね、その度に考え、王者として育っていく。彼から友にと望まれたエラムもまた、彼もいっしょに学び育っていく。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ職場の後輩が粉をかけてくることで喧嘩をしてしまった諒太と蒼衣。友人達に愚痴っても収まらない諒太を蒼衣が甘やかしてやると言ったその先は…諒太がやり過ぎ、蒼衣がお冠になるという王道パターンだが、微笑ましい。諒太は瀧さんに相談すべきだと思うー。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ幼なじみの諒太と蒼衣。ずっと一緒に過ごしてきた2人が、就職を機にすれ違っていき不安になる様子が描かれる。自分の知らない相手の時間、相手が出会う人々、仕事の数々。自分だけが知っていることが減り、自分の知らないことが増えていく不安。そういう時に、ちょっとしたボタンの掛け違いがあると、爆発しちゃうよねぇ。それでもお互いの気持ちを再確認し、ちゃんと今の自分達の生活に合わせた時間の使い方ができるようになっていく。ちょっと大人になった2人を見た感じでした。
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Yukiko Yosuke
ネタバレお使いを頼まれたゆうくん、お母さんの書いた地図が分かりづらく、通りかかったお友達のお母さんに情報を書き足してもらったらとても分かりやすくなり、そして考える。地図の便利さ、地図を書ける人と書けない人がいること。地図は場所を教えてくれるものだけれど、何かの仕組みや考え方を表すものだと考えることもできる。路線図だって地図だ。心の地図や時間の地図があってもいい。歴史は過去の地図だし、設計図は未来を創る地図だ。何かを分かりやすく伝えるという目的で地図を見た時、自分がどの位置にいるのか、いつも考えておけると良い。
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Yukiko Yosuke
ネタバレドルオタのアナウンサー木下と王子系アイドルグループ「リヒト」のメンバー榛名。木下と知り合ってからはマシになったものの、元々榛名の素行が悪くてSNSでターゲットにされてしまう。犯人は、デビュー前に一緒にレッスンを受けていた仲間だった三家で、彼の密着取材の間我慢しないといけない木下と榛名、そして見守るリヒトのメンバーが団結して臨むのが仲良くて良かった。木下のリヒト愛(さらに榛名愛)が抑えざるを得ないのが寂しい…でも話の展開上仕方ない…。三家と司波の話も読んでみたい。
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Yukiko Yosuke
ネタバレファランギース(とおまけの)ギーヴがアルスラーンの麾下に。ファランギースとギーヴの出会い(の掛け合い)は何回読んでも楽しい。自分の出生に関する大きな秘密が何か、故国を裏切りルシタニアについたカーラーンから聞き出すために、彼の策略にのって5人対千人の戦いを挑んだアルスラーン達。地形を利用し、計略を利用し、見事な戦いを繰り広げる最中、話を聞き出せないままカーラーンは非業の死を遂げる。夫々のキャラが生き生きとしていて、コミカライズを読んだ後だと、原作読み直すと彼らの顔が思い浮かぶ。
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Yukiko Yosuke
ネタバレシリーズ6冊目。しずく達が通う小学校の先生達の番外編。人当たりが良く人気のある朝永(α)に対し、強面で表情が変化しにくい柳木(Ω)。柳木フェチな朝永の狂態に若干引く場面もあるが(笑)、それも個性か。朝永からの告白に対してなかなか一歩進めない柳木。彼の家庭環境がそうさせるのだけれど、義理の弟・響羽を介して繋がっていた叔母とのつながりがようやく清算されて、一歩踏み出せるようになった。愛され柳木は表情が柔らかくなるんだろうな、強面いいんだけどな。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ「雪村せんせいとケイくん」と「シメコロシノキ」の2つの連作短編集。雪村の元彼北上葉介でつながるのが良い。/北上には「愛されたい」と言った雪村先生がケイには「愛されたい 愛したい」と思った、その差と雪村先生の表情に萌えた。/「シメコロシノキ」調べた。熱帯雨林に生息する養生植物で、宿主となる樹木の表面で成長する。結果、宿主が枯死するんだそうだ。同じ誕生日に生まれた異母兄弟の誠二と曉。曉を大切に守って着ながら、愛情でがんじがらめになっていた誠二。誠二の愛情を確かめたかった曉。2人の葛藤の先が悲恋じゃなく良い。
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Yukiko Yosuke
ネタバレアトロパテネの敗戦から脱出したアルスラーンが、守護者ダリューンを得て、軍師ナルサスと生涯の友エラムとの出会いから、仲間と歴史を変えていく一歩を歩き始める巻。これから本作で活躍する人物達も次々登場。吟遊詩人ギーヴ、ルシタニアの王弟ギスカールやイノケンティス王、そして騎士エステルと、徐々に役者がそろってくる。それにしても、侵略戦争の末路は残酷だ。特に宗教を大義名分にした戦争ほどひどい。勝者は敗者を人間とは思わない。本作でも同様に描かれる。ナルサスの知略と、ダリューンとの滑稽な掛け合いに癒される。
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Yukiko Yosuke
ネタバレ「なんて素敵にジャパネスク」の続編。2018年刊行の復刻版。1巻目は懐かしさで胸熱だったが、2巻目は話が面白くて夢中で読んだ。瑠璃姫の幼い頃の初恋の相手、吉野君が鬼となって登場。瑠璃姫の実家、内大臣の三条邸を焼失させてしまう。命の危険があるため、鷹男の帝と右近の少将に昇進した高彬により後宮で匿われるが、そこは瑠璃姫、そこから飛び出して吉野君の陰謀を阻止してしまう。ちょっと気の多い瑠璃姫の幼い頃の想い人への優しさ、これまたちょっと気の多い鷹男の帝のお誘い、これをものともせず瑠璃姫一途な高彬がエライと思う。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ作者さんの別作品を読んで他の作品も読みたくなり。圧倒的画力で、グリム童話やギリシャ神話、史実を基にしたエログロな短編6つを堪能できる。最後の豊後の妙林尼の復讐の話は、戦の影に隠れ涙にくれることの多い女達が、男連中に自分達の力を最大限に生かして思い知らせるというなかなか無い展開でスカッとする。どの話も原典から想像力を働かせ、強かな女の存在を知らしめる作品になっている。/シーモア読み放題で。
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Yukiko Yosuke
異性を惑わす容姿を持ちながら、剣の腕を磨き商売人としての能力の高いバイレッタと、彼女の夫であり彼女にゾッコンだが表情に出ない「冷血狐」ことアナルド・スワンガン中佐。スパイ容疑をかけられ、帝国軍からアナルドとの離縁を通告されたバイレッタ。商売に勤しもうと帝国の北方に向かうと、アナルドも同じ方面にいて、心乱れてしまう様子がちょっと切ない。バイレッタのスパイ容疑の黒幕モブリスの悪魔的な企みには呆れるが、アナルドの惚気を引き出しバイレッタの羞恥心を最大にした功労者として褒めてもいいんじゃないかとちょっと思う。
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Yukiko Yosuke
コミカライズ第4巻。これまで圧倒的キングとして平良の前に君臨していた清居の心情がとうとう詳らかに語られる巻。清居を崇高な存在として崇め奉る平良からは想像もつかない、人間らしい嫉妬心や迷いにまみれた清居の心にこちらも揺さぶられる。読友さんが書かれていたように、この作品は原作の見事な補完作品となっている。文字だけで追っていた世界に更に幾つもの層を足してくれるような、そんな感覚を読む度に味わえる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
クラス担任から将来の夢を考えてくる宿題を貰ったピピンとトムトム。トムトムが将来の夢の一つとして呟いた「怪盗ダンダン」。後から読み返すと、これ、ちゃんと伏線になってる!ピピンの詩の宿題を手伝ってくれていたドラさんとの悪だくみ、チェントさんの秘密、ドラさんを含めたドレミファ荘の三姉妹。個性的なキャラと、いつの間にか探偵のようなことをやっていたピピンとトムトムの活躍の先はハッピーエンドも。児童書として中学年がじっくり読める長さと楽しさ。毎晩1節ずつ読んであげると2週間かかったので結構大変だったが。(笑)
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレお試しで1巻読んでみた。アニメ化をその後に知ったけど、魔道具作りが面白そう。家電メーカーのクレーム処理担当で過労死したっぽい主人公が転生したのは魔道具師を父に持つダリヤ。前世の記憶を基に新たな魔道具を作る楽しさを描く物語かと思いきや、この巻は、父亡き後の兄弟子かつ婚約者のトビアスとの婚約破棄、魔道具の権利問題での諍いがメインでとっても残念。男性優位の考えを持つトビアスとは元々上手くいくはずも無かったんだろうが、それでもダリヤの父亡き後からとは腹が立つ。この先はダリヤにいい人が現れるみたいなのでそれに期待。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ異性を惑わす容姿を持ちながら、剣の腕を磨き商売人としての能力の高いバイレッタと、彼女の夫であり彼女にゾッコンだが表情に出ない「冷血狐」ことアナルド・スワンガン中佐。夫婦なのに恋愛下手なこの2人のもどかしい恋事情が見たくて続巻も読んでます。バイレッタのスパイ容疑とスワンガン伯爵家の爵位剥奪の噂から始まり、帝国軍から離縁せよとの通告を受けたバイレッタは、商売に生きると帝国の北方に向かう。前作で敵だったエミリオが助言をくれたり、変わらず信奉者を増やすバイレッタに感心する。彼女のスパッとした活躍を下巻に期待。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ小3の娘のクラスの読み聞かせで読んでみました。あまりに常識と異なるアベコベさんご一家の普段の様子について何の説明もなく読み始めてしまうと「??」となるのではと思い、いくつか例を挙げてから読み始めたら、その(私達の)常識と異なる部分を楽しんでもらえたみたいです。朝ごはんのデザートがトマトだったり、泥棒に(歓迎の意味を込めて)ケーキを投げつけたり、家の中をぐちゃぐちゃにすることが「ちゃんときれいにする」ことだったり、自分達の普通と違うことが楽しいようでした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「ヒズ・リトル・アンバー」初回限定版の20P小冊子の電子化。とにかく琥士郎がかわいい!見た目ももちろんだけど、源慈の結婚指輪を探す健気さも。もっと子豹エピソードが本編にあったら良かったのになー。可愛すぎる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ罪を犯したとして墜とされた天使・琥士郎と彼を受け入れた元ヤンの源慈の逃避行。琥士郎が地上に墜とされた原因となったのは、源慈の亡くなった妻椿を助けようとしたからだった。そんな因果を考えて、琥士郎を天に還す源慈。15年の歳月を経て、2人が選んだ結末、彼らを後押しした存在が尊かった。2巻で終わるのがもったいない設定過多。ファンタジーに振るなら、何で天使なのに豹にされていたのかとか、作者さんは色々アイディア持ってたんじゃないかなあ、とか思っちゃいました。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ2000年目前の大晦日に妻を亡くした源慈と、彼の前に現れた豹化する琥士郎。5年でほぼ大人に成長した琥士郎は、世話をしてくれる源慈のことが好きだと告白。豹の性質か発情期があり、源慈にそっちの世話をしてもらうような関係になる。ちょっと変わった子供を育てている感覚でいたら、いつのまにか大人になって恋情を訴えかけてくる相手に、元妻を偲ぶ源慈がなかなか手を出せない、そんなもどかしさが良いと思っていたら、琥士郎は実は罪を犯した天使だったとか。設定過多な気はするが次巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ完結。両親を亡くし、叔母の槙生と暮らしてきた朝。彼女は根無し草のように生きてきた槙生の人生に大きな転換点を与え、毎日が朝を基準に回るようになった。朝との距離を測りながら、彼女の人生にどれだけ入り込んでいいのか悩みながら、姉の代わりに大切にしたい存在に対して「愛してる」だけでは足りない想いを心に抱える。いつでも幸せであってほしい、でも幸せを押し付けたいわけじゃない。いつでもあるがままに。朝の卒業の日に、槙生が朝に向けて作った詩が何度読んでも泣ける。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を亡くし、叔母の槙生と暮らす朝。「なりたいものになりなさい」と言っていた母、「やりたいことをやんなさい 本当にやりたいと思ったならどんなつまんないことでも」と言う槙生。同じことのようで、そうではない。朝自身には見つけられない自分の価値。他人が言う、朝の価値。自分には何も無いと思えることこそが自由なのではと思えるようになったのは朝の成長か。成人を目の前にしていつまで槙生と一緒にいられるか不安になる朝。夜を徹して物語を生み出す槙生の横で眠る尊さを「ちがう国の女王の玉座のかたすみで眠る」と描くシーンが好き。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を亡くし、叔母の槙生と暮らす朝。少しずつ月日を重ねて、両親に守られていた自分の存在意義や才能、将来を手探りで探し、少しずつ大人に近づいていく。もちろん、子供であることには違いないのだけれど、時折はっとするような言葉を投げかける彼女の存在は、彼女でしかありえない。スランプに陥って、手から言葉が零れていくような状況にある槙生が、朝の才能だと思っていることと訥々と語るシーンが好き。槙生に嫌われたくないという笠町のちょっと引いた愛情も好き。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を亡くした朝と、彼女を引き取った叔母の槙生。ぐらぐら揺れながらも、これまで経験したことから自分の言葉を持ち始めた朝。父親の記憶を辿って、自分への愛情を確認して、自分の立つ拠り所を見つけようとする。生きている自分に何も言葉を残してくれていない父からの愛情をどう探すのか。女であることだけで志望学部に入れない現実を見た同級生、女性が恋愛対象の親友、そして何もない自分。えみりがこれまで言えなかったことを朝に言えたことは、歪みそうだった2人の関係に未来への一歩をもたらした気がする。悩まずして何が人生か。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ再読。両親を亡くした朝と、彼女を引き取った叔母の槙生。人との関係が苦手な槙生が朝に吐き出す言葉が重くて尊い。朝は、母が両親が自分をどう思っていたか、母が自分をどう思っていたか、その次に父が自分をどう思っていたかを、彼らを失った後に一歩ずつ考えていく。現実世界で思うようにいかない、自分達を貶めるような事実があっても前を向いていけるように、彼女は自分に関わった人とのことを日々考える。他人への行動に見返りも実利も無い、それでも行動に移すことが尊いと説く槙生の言葉を反芻しつつ。自分が高校生の時に読みたかったかも。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ面白かったー。推し愛が強すぎて周囲から理解の得られなさ度合いが半端ない佑真が「かくりよ」で閻魔大王の専属料理人として働く所から始まる最終巻。記憶を操作され、お互いのことを忘れてしまった蓮と佑真が、試練を与えた閻魔大王に引き合わされ、もう一度恋に落ちてお互いの気持ちを確かめ合う…でも佑真が妖怪たちに馴染みすぎていて悲壮感が無いんだなこれが(笑)。オメガバ設定ここで使うか!斜め上な推しへの愛がありつつも、自分の店を出したい佑真が最後に選んだ自分の人生。モブだモブだと言っていた彼が実は一番行動派だったかも。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
2018年刊行。小売流通業でいかにAIを活用しマネタイズを成功させるか。リアル店舗でのAIの活用方法、ショッパーマーケティングの重要性、リソース集中、新しいことを始める時の組織の在り方、ビジネス書を読んだことがあれば知っている内容も多い中、リテール独自の話に関しては参考になる箇所がある。AIカメラ・タブレットカート等の活用というところで、まだまだAI活用開始の頃の話だと分かるが、この後、どうなったのかも知りたいと思った。…初版だったからか、誤字脱字のレベルが半端なく、校正もっとしっかりやってほしい。
Yukiko Yosuke
2024/07/08 01:12

あまりにも誤字脱字が多いと、そっちが気になって内容が頭に入らなくなる…。

が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を亡くした朝と、彼女を引き取った叔母の槙生。鈍感になっていた心が復活し感情が爆発していた朝が落ち着いてきた。自分が普通であることにイライラする朝に、彼氏を作らないと言うえみりの仄かな恋心。作家の槙生が苦しみながら新しい物語を書いているのに、やりがいなど無いと言い切る冷静さと、笠町と身体を重ねる生々しさと、色々なことを包含しながら日々を送る様子が描かれる。生きていると様々な雑音にも、千々乱れる心にも揺り動かされながら、でもちゃんと飲み食いするんだな、と思う。/ネーム、あの線だけで表情までも描くんだなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ通常のオメガバースと違って悲壮感のほぼ無い、妖怪混じりのラブコメBL。推しに癒しを求める佑真とその推し対象である蓮。前回ちゃんと結ばれて息子の颯馬も生まれてラブラブなはずが、妖怪の里の閻魔大王に呼ばれ挨拶に行った時に(この旅はこの旅で大変だったが)天邪鬼から嘘を見抜く力を解除された蓮に不安を覚え、閻魔大王から専属料理人にならないかとスカウトを受け迷い…。混乱の最中、閻魔大王の試練として、全員の記憶を操作され、佑真は妖怪の里で料理人として働くことに…。佑真が意外と幸せそうな分、どうなるの次?という感じ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ表紙カバーの著者一言に「今、最終章です」とあり、それを実感する最近の展開。この物語のベースにある予言。その謎が解けないままここまで来たが、ゼノの解釈が間違っていた?ヨナが見るつながらない未来の夢。過去へとつながった時に、緋龍王がヨナに与える勇気。四龍を終わらせたいゼノと終わらせたくないヨナが次に出会う時に…。/後書きにあった「大腸内視鏡検査のしんどさよ」に完全同意。あの検査の後、1週間体重が戻らない。/ヨナ原画展での草凪先生の机のコーナーはアナログさが出ていて良かったなあ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ2巻で完結…かな。いいお話だった。社長令嬢の園宮純礼と1か月間彼女の専属執事として働くことになった高瀬恒。男嫌いになった原因を作った先輩に対しての純礼の反撃が恰好いい。自分の手の届く範囲でちゃんと幸せになれる。その、基本ポジティブで人に手を差し伸べずにはいられない性格だから、自己愛の強い母からのネグレクトに近い仕打ちに人と一線を引いてきた恒の心を解かしたか。純礼も恒も、周囲の友人に恵まれていて、心が温まる。各話の間に差し挟まれる単話も楽しく、特に純礼パパとママの出会いは最高だった。
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Yukiko Yosuke
ネタバレどろろんびょういんシリーズ最後の3冊目。昼間は閉まっていて夜に開くお化けのための病院。奇想天外な患者さんを治療するどろろん先生の元へ人間の男の子しょうちゃんがお母さんに連れてこられ、「人間を診るのは初めてだぞ」と困惑。熱は色の変わる蛙に計らせ、舌を出す聴診器で胸の音は聞けたものの、しょうちゃんが口を開けてくれないので喉を見ることができない。困って頭をぶるぶる振っていたら、頭が外れ、どろろん先生の正体にしょうちゃんが大爆笑。風邪と診察できたというお話。お薬は…人間用が無かったのでちょっと効きすぎたようで。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレどろろんびょういんシリーズの2冊目。昼間は閉まっていて夜に開くどろろんびょういんはお化けのお医者さん。今回も想像の斜め上を行く患者さんが。ベッドから落ちて頭のお皿を割ってしまった河童、虫歯になった甘いもの好きの吸血鬼、落書きをされてしまった塗り壁に、冷えて赤ちゃんが生まれないやかんころがしのお母さん。真面目に治療しても、ちょっと遊んでも何だか楽しいどろろん先生。最後のオチは1冊目と同じ。表紙カバーの折り返しまで楽しかったです。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「墜落JKと廃人教師」とうとう完結。最近の花ゆめの長期連載作品の最後に倣い、ちょっと後のお話。/「幽霊城の旦那様」もっとシリアス寄りかと思っていたが、意外と仕込まれているネタが楽しい。/「顔だけじゃ…」土井垣君と才奈の関係素敵だと思う。奏人先輩のCVは梅原さんかー。/「暁のヨナ」ムンドク様素敵です。/「ある殺し屋の閑話」展開は王道だけど殺し屋のキャラがいい。/「シンデレラの…」この先、アトラと2人の王子の関係どうなるのか読めない。/「黒魔導士が…」中学生時代、尊すぎ。/今号、最初から最後まで面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ作家買いです。夜光先生の描くオメガバースは、普通と違って不思議な世界。旅行代理店で働く人見(α)と佑真(β?)。イケメン人見を推しとして崇め奉ってきた佑真だが、退職するという人見からの突然のプロポーズ。退職後はド田舎の旅館で働くから自分の顔を拝めないぞと脅されついていく佑真の素直さ、推しへの愛が強い。人見の実家の旅館は妖怪専門の旅館で、佑真は時々危険な目に。どうやってオメガバースの雰囲気が出るのかと思っていたら、そう来たか!という展開で、全然読めなかった。だんだん強烈になる佑真の推し(人見)への愛が最高。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ単行本のアニメイトセットの20P小冊子の電子化。その後の2人が描かれる。晴れて恋人同士になったが、会社では営業のライバル同士の2人。会社では見せない姿を、2人で過ごす時には見せてくれる。それを自慢したいけれど、やっぱり独占したい、という千堂の甘いモノローグでいっぱいな、幸せストーリーだった。ごちそうさまです。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「コルセーア」のスピンオフ。ピサールの若き宰相ヤーニと、カナーレに暗殺されたことになっていた元司法長官セサーム。二十年来の親友だった二人が紆余曲折の末に結ばれる話。国政の中枢で働く者を育てる僧院で幼い頃から一緒に過ごし、気持ちを寄せながらも決して結ばれることの無い、やるせない関係だった2人を変えたのは、かつてのセサームの愛弟子で自分を殺害しようとしたカナーレとの再会。身体を重ねることで親友という関係が壊れるのではと思っていた、この2人のお話が読めて最高でした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ本編最終巻。モレア海の海賊プレヴェーサの艦隊司令官のアヤースと盲目の参謀カナーレ。攫われたプレヴェーサの姫アウラを救出するために、単身コルラダン総督の元へ乗り込むカナーレ。総督ユーグはカナーレの実の兄。ユーグの歪んだ愛情が、確執を生み出したことが分かる。兄との決着をつけるための戦い。ピサールを巻き込んだ砦の襲撃に発展し、スケールの大きさに息をのみます。戦いの最中にカナーレに対して生きる意味を与えたアヤースが格好良かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ高校時代に好きだと言われたことを無邪気に受け取ってその本当の意味を考えられなかった幼さが生み出した、大人になってからの葛藤。八千代と藤次。八千代の結婚後接点の無かった2人が、藤次の祖母の告別式で再会。離婚していた八千代、恋人のいる藤次。高校時代の幸せと苦さの混じった思い出と、今の2人が交互に描写され、第三者の目線でそんな2人を見ている藤次の恋人・聖人を横から見ている読者の私達。愛を知ってしまった3人が辿り着く結末がちょっと苦かった。聖人がいい人過ぎる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ切ない話だった。人と獣人が共存しつつもまだ歪な部分が残る世界。過激な獣人を制圧するMGTに所属する後醍と、彼に拾われた幸。半獣人(キメラ)である幸が自分の本性を隠し、でも隠し切れない後醍への想いが切ないお話。自分の正体が分かってしまった時の後醍の反応に絶望したり、後醍に申し訳ないと思ったり、抱く気持ちは人と同じ。2人の想い が通じて良かった。そして、後醍が尊敬する存在のオミとそれに付き従うロウ。この2人の存在も作品に色を加えていて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ売れっ子作曲家の伊之瀬と弁護士の真澄。人の悲しみが音として聞こえる伊之瀬だが、真澄から聞こえるこれまで聞いたことの無い美しい音。何故そんなに悲しいのか、その音が美しいのかという興味から近付く2人。生涯叶わない想いを抱き悲しく美しい音を奏でる真澄を静かに見守る伊之瀬。彼の想い人の代わりにと真澄を抱いたときから悲しみの音は聞こえなくなり、そして2人が本当の想いに気付く。何だかちょっとファンタジーのような映画を観ているような気になる作品。悲しさの代わりに聞こえるようになった嬉しさの音を聞いてみたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「無能な皇子とよばれてますが中身は敵国の宰相です」番外編集。短編2編が収録。リドリーが敵国のベルナール皇子と入れ替わった時の、ベルナール皇子側のお話が笑える。本編だと、地下に閉じ込めたと言っていただけだが、どういう経緯で閉じ込められたのかが分かって楽しかった。もう1編では、シュルツのちょっとした嫉妬心が垣間見えて、本編でリドリーとの関係がどうなるのか再び楽しみに。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレシリーズ2冊目。コミカライズを待てずに下巻も読み切った。1か月間の賭けの期間も終わりに差し掛かる頃に出始めた、夫アナルドを首謀者とするクーデター騒ぎ。相変わらず揉める領地の経営問題。アナルドを狙う伯爵夫人、学院に通っていた時からバイレッタを狙ってきた侯爵家嫡男。不穏な動きの首魁が誰か分かっていつつも、なかなか全貌を描かないのでアナルドやバイレッタが無事で済むかハラハラして読み進んだ。言葉の足りないアナルドにバイレッタが傷つく度に、2人の関係が構築できるかもハラハラ。ちゃんと収まって良かった…。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/20(4865日経過)
記録初日
2011/07/02(4914日経過)
読んだ本
4448冊(1日平均0.91冊)
読んだページ
880061ページ(1日平均179ページ)
感想・レビュー
3296件(投稿率74.1%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100001122665796
自己紹介

大学院・専門学校・高校の男子3人と小3女子の母。某通信企業に勤務。小説(ラノベ含む)、ビジネス書、漫画と乱読タイプだが、在宅勤務が3年を超えて通勤時の読書時間がなくなり、漫画が多い昨今。いつも睡眠不足。

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