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書き下ろしではなく、既刊の本からチョコレートに関するものを作者ごとに抜粋した集合エッセイ。伊藤まさこ、森茉莉、宮下奈都の話が好きだった。戦後のハーシーチョコレートの話が多かった。きっと世代を代表する食べ物なんだろう。

うっとり、チョコレート (おいしい文藝)伊藤まさこ,片岡義男,鈴木いづみ,西加奈子,宮内悠介,森茉莉

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あらすじ・内容

ナイス ★7

コメント(0)2024/11/27

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すごく朝井リョウ〜！って感じだった。近年の著作に比べて筆者の朝井リョウがより前に出ていたような気がする。というか、ラジオで話される著者の声で、脳内で読み上げられていた感じ。しばらくはこの本のことを考えて生活しちゃいそう。

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ネタバレ新刊、生殖記を読む前に朝井リョウの復習。初めて読んだ時は、特殊性癖の人から見る世界に圧倒されたけれど、今読み直してみると笑いどころもちょっとあるんだなと新視点。「ほんと、何が起きるかわからんよね、人生って。いや、わかるだろ。溺れることくらい。」吹き出して笑ってしまった。ほんとそうだよな。自分の世界に疑問を持たず生きている人間って、時々すごく盲目だなと感じる。新刊楽しみ。

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又吉直樹目当てで買ったが、満島ひかりの回文がかなり長文かつ面白く、えっこれ回文なの！？という驚きでそちらに魅入ってしまった。物語も十分面白いので又吉直樹著書読んでみたいな〜というときの入門にいいかも。

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何度も「この人は私かもしれない。」と思った本だった。 1冊の本の中で何度も心を救われた。偶然書店で目にして買ってみた本だったけれど、買ってよかった。

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すごい本を読んだ。読み終わって初めに思ったことはそれだった。不惑を目前にした女性2人がマンションを買い、暮らすエッセイ。著者ふたりの生活や人物像はもちろんだが、結婚という制度、誰かと暮らすということの意義、人生百年時代、海を超えた先にある国に暮らす2人の苦悩は決して人ごとではない。結婚でも、同棲でも、同居でもルームシェアでも、とにかく「誰かと暮らしている人」にはぜひ読んで欲しい本。図書館で借りた本だけど、買い直そうと思う。

女ふたり、暮らしています。キム・ハナ,ファン・ソヌ

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あらすじ・内容

ナイス ★9

コメント(0)2024/07/09

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おもしろすぎるなあ。損はしないからとにかく読んでみて！と勧めたい。太田上田で著者の宮島さんが次の構成は考えていると仰っていたので今から楽しみ。ぜひ広島の子の話の続きが読みたい。

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ネタバレ恋愛がしたいから、と元夫に別れを切り出され独り身となったマリエを取り巻く婚活や恋人との話。マリエは自身をブレブレだ、と物語の後半で語っていたけれど、結婚というものが必要なのか常に疑問だという姿勢は一貫しているように見えた。「私の幸も不幸も、私が決める。」その通りだと思うし、既婚未婚を問わず誰しもにそう思う権利があると思う。個人的には結婚云々よりもお金も時間も余裕のあるマリエの1人生活の充実っぷりが羨ましく、小麦粉に水を入れてこねたい気持ちになった。