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伊坂 幸太郎(2)有川 ひろ(1)セレナ・ヴァレンティーノ,駒田 文子(1)サン テグジュペリ(1)湊 かなえ(1)ダニエル キイス(1)森 博嗣(1)25%伊坂 幸太郎12%有川 ひろ12%セレナ・ヴァレンティ…12%サン テグジュペリ12%湊 かなえ12%ダニエル キイス12%森 博嗣著者グラフ上位10名
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ちらしずし5合
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小学生ぶりの再読。 一貫して表現はやわらかく文章は読みやすい。でもこれは子どもではなく大人こそ読むべき本だと感じた。有名なあの一説はもちろん、補足のように()の中にさらっと書かれた「悲しい気持ちは必ずやわらぐよ」という王子さまの言葉が心に沁みて泣いてしまった。 この本の大人たちを小学生の私は「へんな人!」としか思わなかったが、大人の複雑さ、窮屈さがわかる今ならば王子さまの心を忘れたくないと願う。
0255文字
ちらしずし5合
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ネタバレ怒涛の展開と鮮やかな回収が忘れられなくてついつい伊坂幸太郎作品を手に取ってしまうが、この作品も例に漏れず至高だった。 冒頭の1文、タイトル、何の関係もないと思われた登場人物まで結びつく美しさだが、結局父親は亡くなったり自首はしなかったりと綺麗事に収めないところに好感が持てる。 家族4人とも良いキャラクターで、特に父親が春のことを実の息子と違わずに大切に思う気持ちに何度か泣かされた。 他の作品も読みたい。
0255文字
ちらしずし5合
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ネタバレ前作の旅猫リポートから。短編集なので少しずつ読んだ。 旅猫リポート外伝はもちろん、全ての作品が心優しい猫と人間のお話で素敵だった。特に最後に収録されており表題にもなっている「みとりねこ」は、猫の浩太が肉球はんこを練習する理由がわかったとき、タイトルの意味を理解したとき、飼い主の帰りを待ってから旅立つときの3回ボロボロ泣きながら読んだ。有川ひろさんやっぱり大好きです。
0255文字
ちらしずし5合
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ミステリを読んでいて「犯人が分からない」ことはよくあるが「犯人を明らかにされてもなかなか理解ができない」ことは新鮮な感覚だった。 「今は夏。彼女はそれを思い出す。」有名な書き出しなので読む前にそれだけは知っていたが、この言葉が様々な登場人物の心理描写になり得るとは思わなかった。再読すれば感じ方は全く異なるだろう。 ただひとつ、19歳女子大生と32歳教授に恋愛を匂わせると叩かれそうだと思ったら1996年の作品で納得した。しかし中高生の時ならときめいただろうに違和感を覚えるようになった自分が少し悲しかった
0255文字
ちらしずし5合
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ネタバレ4編の別々の主人公による物語の登場人物が実は繋がっている構成。 主人公は皆、阪神・淡路大震災に関わる体験をしていたが、震災で亡くなった友人を笠に着て別れさせない非人道的束縛男や、「避難生活よりはましやろ」と育児放棄を行う母親に怒りが湧いた。震災を経験していない私にはリアルなのかどうかは判断できないが、数多の人間の醜さを目の当たりにしてでももう一度読みたいと思えるような救いはなかったように思う。 他の湊かなえさん作品の方が私には刺さった。
0255文字
ちらしずし5合
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ネタバレこんなに面白い本に久々に出逢えた。 序盤に客観視点で首相暗殺の容疑者青柳を描き、それが青柳や知人の視点に切り替わる。野次馬の立場で見ていたら分からない真相が次々浮き彫りになる。 スリリングなテーマと対照的に思わず笑みがこぼれるような登場人物の人柄とコミカルなやり取りが最高。特に青柳のお父さんがマスコミをものともせず「ちゃっちゃと逃げろ」と言ってのける、親の果てしない愛が伝わるシーンが素敵。 結局悪意が白日のもとに晒されることは無かったけれど青柳がたくさんの人に信じられ、生きているならこれでいいと思った。
0255文字
ちらしずし5合
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ネタバレチャーリイは高い知能を得て幸せだったのだろうか。もし手術を受けなければ、プライドや不信感という感情を覚えることもなく今まで通り暮らせたと思う。しかし気づかないまま人の悪意に晒されている状態が幸せだろうか。非常に難しい。 それでも、知能が再度低くなってもアルジャーノンを慈しむチャーリイの心が一番尊くて美しいと思った。 人間の優しさ、矮小さ、苦悩、優越感など細やかな感情が描写されており、共感するところが多かった。 序文の「思いやりをもつ能力がなければ知能など空しいもの」という言葉は忘れてはならない
KAKAPO

ちらしずし5合さん、こんにちは「思いやりをもつ能力がなければ知能など空しいもの」本当にそうですね。世の中の嫌な話しは、お互いに思いやりさえあれば、おおむね解決するものばかりです。

10/24 16:07
ちらしずし5合

KAKAPOさんコメントありがとうございます♪ その通りです、お互いを攻撃しあう嫌味の応酬ではなく思いやりをもった話し合いができるといいですよね!

11/16 15:51
3件のコメントを全て見る
0255文字
ちらしずし5合
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受験失敗の苦しさ、野次馬根性の人間、上手くいかない家族関係など息苦しさが地味だけど全て身近なもので、読んでいくうちにこちらまで心が沈んでいくような物語だった。しかも殺された医師(高橋家の父親)以外のキャラクターは全員人としての醜さや小狡さを持っていて胸焼けがした。 ちょっとしたかけ違えでぼろぼろに崩れていく家庭に、幼かった自分の家族への振る舞いを重ねて後悔が絶えない。 犯人のどんでん返しなどは無く、ミステリというより人間関係がテーマのように感じた。
0255文字

読んだ本
22

読んでる本
1

積読本
7

読みたい本
17

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/01/14(1204日経過)
記録初日
2022/01/14(1204日経過)
読んだ本
22冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
7344ページ(1日平均6ページ)
感想・レビュー
21件(投稿率95.5%)
本棚
5棚
性別
血液型
B型
職業
大学生
自己紹介

ひとりで受け止めきれない本があり感想を探していたところ辿り着きました。読書好きな理系学生です。
お気に入りの本は紙媒体で手元に置きたい派。

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