前作の記憶は薄らいでいたが問題無く読めた。特に北原先生の過去は、なかなか壮絶で一気読み。編集者二人のタッグも、仕事と家庭と人生を絡めてて含めて面白い。最後の「汝、星の如く」のその後も、それぞれが問題に直面しながらも、それぞれの生き方を受け入れていくようで安心できた。「幸も不幸も、一点に留まり続けるものではない。」「物語のように美しいエンドマークはない。積み上がった記憶は整理も回収もされず、ある日、散らかったまま終わる。」それが人生。

前作の記憶は薄らいでいたが問題無く読めた。特に北原先生の過去は、なかなか壮絶で一気読み。編集者二人のタッグも、仕事と家庭と人生を絡めてて含めて面白い。最後の「汝、星の如く」のその後も、それぞれが問題に直面しながらも、それぞれの生き方を受け入れていくようで安心できた。「幸も不幸も、一点に留まり続けるものではない。」「物語のように美しいエンドマークはない。積み上がった記憶は整理も回収もされず、ある日、散らかったまま終わる。」それが人生。

良かった！小野寺さんの描く普通の人の何気ない毎日。とは言っても、それぞれ抱えてる問題はある。葛藤もある。それを受け入れることが、次への小さな(好転)変化に繋がるお話だった。小さくても気持ちの変化は大事だ。禍福は糾える縄の如し。巡り合った縁は大事にしたいと思った。「君を待つ」「リトル·トリマー·ガール」「ハナダソフ」が好み。

タクジョ！良かった！タクシーの運転手というと、最近は危険な事件に巻き込まれそうなイメージもあるが、もちろん小野寺史宜さんワールドの爽やかなお仕事ストーリー。新卒採用、中途採用、訳あり人生。。人様々だ。仕事に対する向き合い方や人間関係。他人や仕事をリスペクトすることは、やはり全ての根底にあることを、フンワリ教えてくれる良本だ。夏子が出てくる前作があるのか？探したい！

図書館で予約していたら、続編が先にきてしまった。が、ドラマをみていたので問題無し！奈津子は小林聡美。ノエチはキョンキョン。佐久間のおばちゃんは由紀さおりに脳内変換。周りに振り回されず、のんびり生活する２人に癒された。団地が「おかえり」って言ってくれてる感覚はいいなぁ。結局人とのつながりなんだろうなぁ。

若い頃はバタンキューの毎日だったけど、ここ最近は寝つけなかったり、夜中に目を覚ますことが増えた。そして頭に浮かぶのは、ネガティブなこと。言いようのない不安。題名に惹かれて読んだ。しっとりとしていて、でもほんわかして。。寝ながらストーリーを思い出すと良く眠れそうな気がする。あめ、木守柿、寝息が特に良かった。

独特の世界観。ありえないストーリー。しかも読んでいる間ずっと喉が渇き、身体中に何かしら違和感がある。しかし、どんどん読み進めてしまう。一度の脱出の時は、手に汗握る展開だった。最後には順応していく主人公。気持ちの変化に納得させられてしまう筆力。夢にまで出てきそうな息苦しさとザラザラした感触の読書体験。名作と言われるだけのことはある。 砂は何かの象徴なのか？