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2024年9月の読書メーターまとめ

ミネ吉
読んだ本
7
読んだページ
2268ページ
感想・レビュー
7
ナイス
198ナイス

2024年9月に読んだ本
7

2024年9月のお気に入り登録
2

  • KEI
  • 中玉ケビン砂糖

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • Kircheis
  • KEI

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ミネ吉
本当に久しぶりの東野圭吾さん。(多分、高校時代以来。)有名なシリーズものの第一作目。犯罪捜査の中で出くわす不思議な現象を、物理学の助教授が、科学の力で解き明かしていく。この科学ネタが、楽しい理科実験という感じでとても魅力的。あと探偵役のガリレオこと湯川学の飄々としたキャラもいいしワトソン役の親友、草薙俊平との信頼関係も良い。素直に楽しめた。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ミネ吉

8月は途中までいいペースでしたが、「遠野物語」に時間がかかりすぎ後半失速・・・。まあでも読み切れてよかったです。 2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2321ページ ナイス数:169ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1319577/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
7

ミネ吉
久々のブラッドベリ。イリノイ州のグリーン・タウンという架空の田舎町を舞台に、12歳の少年ダグラスの、1928年の一夏を描く。少年が主人公ではあるが、個人的には年老いた人たちが印象に残る。昔話を子供たちに「タイムマシン」と呼ばれて親しまれるフリーリー大佐。95歳にして30代の男性とロマンチックな時を過ごすミス・ルーミス。料理の天才だったが、台所を片づけさせられた途端に料理ができなくなる、ダグのおばあちゃん。少々ノスタルジックな気持ちになり、子供の頃同居していた自分の祖母のことなどを改めて考えたりした。
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ミネ吉
万城目学さん初読み。すごくよかった。面白かった。かなり突飛な設定なのにしっかりと物語として成立している。京都の街と歴史をうまく取り入れた舞台設定が魅力的で、思わず京都に行きたくなる。独特のユーモアが楽しい。キャラクターがよく、みんなを好きになる。特に高村と楠木ふみが最高。中年なので今更だけど、こんな青春時代は憧れるなぁ。傑作。
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ミネ吉
本当に久しぶりの東野圭吾さん。(多分、高校時代以来。)有名なシリーズものの第一作目。犯罪捜査の中で出くわす不思議な現象を、物理学の助教授が、科学の力で解き明かしていく。この科学ネタが、楽しい理科実験という感じでとても魅力的。あと探偵役のガリレオこと湯川学の飄々としたキャラもいいしワトソン役の親友、草薙俊平との信頼関係も良い。素直に楽しめた。
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ミネ吉
山の手線が転生して加速器になったら。自分は文系卒で知りようもないけど、物理学の研究室ではこんな感じのジョークが日々飛び交っているのかな。作品はそれなりに面白いけれど期待してたほどは笑えなかったというのが正直な感想。自分の知識不足で科学ネタがわからないというのが一番大きいが、山の手線はじめ登場人物(およびAI)たちの、コメディタッチの軽い口調があまり肌に合わなかったのもある。もっと堅い感じの方が設定のバカバカしさとのギャップで笑えるんじゃないか、などと思ったり。でも、発想は好きなので他の作品も読んでみたい。
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ミネ吉
恒川光太郎さんの幻想小説短編5篇。連作ではなく、一つ一つ独立している。恒川さんの作品を読むのは6冊目だけど、本作もとっても良かった。どの作品も、独創的なのに読みやすい。今回の中だと、4本目の鸚鵡の話が一番好き。集団で行動する鳥の気持ちが理解できる(ような気がする)傑作。表紙のイラスト、瓶、猫、幽霊、鸚鵡、謎の爬虫類が、各短編を表す趣向も好き。
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ミネ吉
ネタバレ話題作だったので文庫化を機に購入。いやー、痺れた。天地がひっくり返る。普段本を読まない人に何かオススメは?とか聞かれたら真っ先にこれを勧めたい。本編には文句のつけようもないけど、麻衣は脱出したあとどうするのだろう?一緒にいた人々が大勢死んで、しれっとそのまま元の日常というわけには行かないだろう。警察に掘り返されたら言い逃れは難しい気がする。その後の話を短編とかでもいいので読んでみたい。
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ミネ吉
ネタバレ津村記久子さんの2021年刊の長編小説。平凡な住宅地に住む10家族と、刑務所から脱走した女性の物語。津村さんの作品には珍しく少しミステリーっぽい題材。登場人物も多くて名前が覚えられず最初はやや読むのに難儀したが、後半からぐっと面白くなり一気に読んだ。最初はそれぞれ孤立して悩みを抱えていた各家庭が、脱走犯の見張りをきっかけに緩やかにつながり、問題が解決されていく様は、少し出来過ぎのような気もするけれどやはり暖かい気持ちになる。素直に良かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/20(1094日経過)
記録初日
2021/03/07(1444日経過)
読んだ本
269冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
95560ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
231件(投稿率85.9%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

くたびれた中年です。憩いを求めて読書をしています。

以前は集中できず、1冊読み通すのに苦労してとても読書好きとは言えなかったのですが、最近は色々なものを諦めたせいか、自分を消して本の世界に没頭し、1行1行の文章を味わえるようになってきました。

そんなわけで、なるべく実生活と遠そうなSF、ファンタジー、歴史ものなどを好んでいますが、決め事を作らずその時々の興味に応じてなんでも読みます。

<最近好きな作家>・・・ジャンルバラバラです
★米澤穂信
すっかりはまっています。簡潔なのに情景が浮かんでくる、臨場感のある文章が好きです。
★永井路子
史料を丹念に読み込んで作り上げた独自の歴史観があり、異なる作品同士も一つの世界を共有しているように感じます。古代が舞台の著作が多いのも好きな理由です。
★津村記久子
文章が体になじむというか心地良くてずっと読んでいたくなります。
★アイザック・アシモフ
SF界のBIG3の一人と言われているそうですが、あまり肩ひじ張らずに楽しめるエンタメ作家だと自分は勝手に思っています。

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