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2024年2月の読書メーターまとめ

まる子
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感想・レビュー
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ナイス
1328ナイス

2024年2月に読んだ本
14

2024年2月のお気に入られ登録
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  • pinko

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まる子
#NetGalley もうもう一気読みだった!明治、道東方面の北海道の山奥で誰とも交わらず、養父以外に親も知らない猟師の男、熊爪の命ある限りの物語。決して山から降りようとせず、他人と交わらず、山の生き物を糧に生活する様は、変わり者と言われようと、生き物と自然を相手にして生きる彼にしか嗅ぐことのない臭いを漂わせる。『肉弾』も熊を相手にした話だったけれど、こちらは相手とともに追って自分も生きる、なんとも言えない強さを感じた。陽子を自分の物としたのは意外だったけれど、熊爪流「男の生き様」!直木賞納得の河﨑さん!
たいぱぱ
2024/06/05 18:47

男の生き様を超えてません?どういう生き方だよ!って突っ込んでしまったよ。しかし陽子はもっと理解できなかった…

まる子
2024/06/05 23:23

たいぱぱさん、たいぱぱ流から見ると「男の生き方」をゆうに超えてますよね(笑)陽子は…💧

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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

まる子

新年は額賀さんの『タスキ彼方』に始まり、直木賞候補『まいまいつぶろ』、砥上さんの続編『一線の湖』、中川なおみさんの『かけはし』が良かった✨2月も色々な本と出会える事を願って、よろしくお願いします!児童書2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:21冊 読んだページ数:5226ページ ナイス数:1639ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/134413/summary/monthly/2024/1

ダイスケ
2024/02/02 06:07

『一線の湖』と『ヒロイン』は読みたいと思いながら…なんですよねぇ。まる子さん、今月もよろしくお願いします。

まる子
2024/02/02 09:22

ダイスケさん、どちらもページ数の割にサラサラ読めました(斜め読みしたか?私💧)😊2月もよろしくお願いします✨

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2024年2月の感想・レビュー一覧
14

まる子
わけありでヒュナム洞に「ヒュナム洞書店」をオープンさせた店主のヨンジュン。少しずつ常連客もついてきた。どんな本を揃える?ベストセラーがなくても、自分がチョイスして置きたい本を。この書店で働く人、作家、知人はちょっとわけあり気味。けれどこのヒュナム洞書店で慰められ、応援され、勇気をもらい自分の生き方をみつめていく。ヒュナムの「ヒュ」は韓国語で「休」だそう。店主のヨンジュンをはじめ、様々な人がここでひと休みして自分を見つめ直す。そんな書店でした😊【本は「発見される力」が重要】の一文にうなずいた✨
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まる子
スマホアプリはなぜ無料なのか?という疑問から、企業はどのように収入を得るのか、自分の代わりにお金を払ってくれる人がいる仕組み。さらに広げて卸や小売、スタバやメルカリ、サイゼリヤ等の事例を出しているのは大人でも身近に感じてわかりやすい。市場の失敗、行動経済学、ビジネスとマーケティングの違いなど、中高生にわかりやすい。中学校なら公民、高校は政経で扱える内容。全ては知識があるかないか。世の中のしくみ、勉強して得た知識は自分や大切な人を守るためのもの。人を騙すような闇落ちさせないこと。貴重な分類6。
花ママ
2024/02/14 09:43

この本わかりやすいてますよね。図書館に入れました。

まる子
2024/02/14 18:01

花ママさん、とてもわかりやすい!14歳の世渡り術シリーズに感謝✨

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まる子
10巻目の最後には学校司書の回がなかった。残念💧大型本にブッカーをかける作業は大変だろうな。絵本のような薄い本にブッカーをかける時の㊙️技をホームグラウンドの司書さんに教えてもらった事がありふむふむだった✨本を選書して購入し、納品されるのは楽しみだけど…たしかに闇の仕事にあたる「除籍や除架」は頭を悩ませる。私立でない限り学校図書館なら保管場所が限られているし…。除籍しても取っておきたい本も渋々なんて事も。本の情報をどこまで信じるかは読者が考えれば良いことだね。「亞璃我斗夜っ」「夜露死苦ね!」by石平。
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まる子
校閲のお仕事漫画。新潮社の協力のもと描かれたので、作品の中の出版社は「新頂社」の校閲部。入社10年の九重(くじゅう)さんが、新入社員の瑞垣さん、5年目の丹沢くん、古株さんやOBの方と校閲について教えてくれます。「百年後も残る一冊を作る意志」を持つ九重さん。自分だったら向いてないかも…と思うことがいっぱい😅実際の作家さんの名前やクセも出てきて面白かった。タイトルの「くらべて」「けみして」がわかって納得!九重さんと瑞垣さんの物語はまだ続いているようなので、続編も楽しみ✨
まる子
2024/04/06 23:24

色々な人がいて世界が回ってますね!(世界にまで話が飛んだ(笑))

shio
2024/04/06 23:29

ホントに!😆

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まる子
北九州で生まれ育ちMr.トルネードと呼ばれた気象学者の藤田哲也(藤田・テッド・哲也)。自分の目で確かめ、自分の方法で論文を発表、様々な批判にあう事度々。そんな彼は、経験と冷蔵庫いっぱいの写真から、竜巻の下降気流やマイクロバーストからのダウンバーストを突き止め、航空機事故を激減させた一人の日本人。彼は最後の講演で「特に、若い世代に言いたいのは、『恥ずかしがらず、言いたいことを言いなさい』」だった。例えばそれが半分間違っていたとしても、半分は確かだから。と。総ルビの児童書伝記だった。学校に入れたい。
もぐもぐ
2024/02/12 16:43

竜巻の映画(スピルバーグが制作総指揮!)で、アメリカの研究者が竜巻の大きさ表すF値はFujita Scaleの事だよってちゃんと説明してた記憶が😊表紙の藤田さんのイラスト、めっちゃ似てますね😆私もこの本読んでみます!

まる子
2024/02/12 22:38

「日本人が知らない偉大な気象学者の初めてのジュニア向け伝記」(帯より)は、2017年8月発行されて6年半。まだレビューが20にも満たないです。ぜひぜひ読んでください✨

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まる子
13才になっていないオマル。家族7人とシリアのボスラに住んでいた。2011年のシリアではある事がきっかけで紛争が勃発。祖母の家へ避難→難民を待ち構える危険なヨルダン川を渡りヨルダンへ避難。彼らは難民になったー。持てる家財は限られ、不便な生活を強いられる。父親は死に、残された家族のこの先は…。妹の病気でロンドンに亡命する事になった。最後にはハッキリした未来は描かれていないけれど、作者は「読者に委ねる」と。作者エリザベス・レアードのサイトhttp://www.elizabethlaird.co.uk/
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まる子
高校生7人(男女含め)が修学旅行の同じ班になった。佐田誠は別行動の計画を立てる。高校生の青春を感じはしたけれど、過去の作品(2作だけど💧)も含めて、作風(文体)が自分に合わない事が多いと思った。きっとまた乗代さんの作品を読むだろうとは思うけれど…。『旅する練習』を読みたいと思ったけれど、どうしよいかな🤔
もぐもぐ
2024/02/11 12:06

初期の乗代さんは流石に私もダメでした💦森見さんの文体は更に個性際立ってますよね。私はあの拗らせっぷり大好きですが😆

まる子
2024/02/11 18:38

拗らせっぷり(笑)たしかにです🤣『夜は短しー』は未だに再トライできる気がしません😅

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まる子
1939年のロンドン。戦争が始まっていた。生まれつき内反足の障害を持ち生まれてきたエイダ。弟のジェイミーとは違い、母親に「奇形児」だからと人目につないよう家に閉じ込められ、悪いことをすれば戸棚に閉じ込められる虐待の日々。戦争悪化で疎開先のスーザンと過ごす日々は、内反足は手術で治るもの、母親からもらえなかった愛を「こんな自分でいいのだろうか」と思うほどもらった。著者も虐待の経験とフラッシュバックに悩まされた過去を持つ。エイダが手術をしてどのように生きるか、続編の『わたしがいどんだ戦い1940年』も読みたい。
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まる子
笑生子が小学3年生〜23歳までの間の物語。小学生の時に兄が出征し、死別。その後、戦争は悪化して食べ物、物資はなかなか手に入らない。焼夷弾に焼かれた人々、疎開での厳しさ、友達の死、母の看病と小学生が経験するには辛い現実ばかりだ。結婚後は子供にもめぐまれ、小夜子を姉の養子へ。その小夜子の物語が『あした、出会った少年』になるそう。著者の水越さんこそが小夜子にあたり、『ガラスの梨』は母である笑生子がモデルの物語。水越さんや母が知る戦争が二度と起こらないために「家族で読んで考えて欲しい」と込められている。
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まる子
卵性双生児のアリオとユリオ。「人を殺したい」と思うこの衝動は一体…。ユリオは実行し川で自殺した。アリオはこれからどう生きていけばいいのだろう。何もやる気が起こらない中、自分に瓜二つの市堰(いちせき)に出会ったー。これは偶然か⁉️幼なじみの深雪、母親の病いと叔父の野崎の真相を突き止める‼️ジョーカーは何者かー。不妊治療、受精卵へのDNA操作、果たしてそんな事が可能になる未来は現実にあるのかー。彼らが生まれてきた理由と衝動が明らかになる時、彼らは初めから狂わされていたのかもしれない。あの本の意味に驚き🫢
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まる子
文庫旅館とも呼ばれる凧屋旅館の若女将、丹家円は本を開くと匂いを感じてしまい本が読めない。旅館にある海老澤文庫と名付けられた文庫本(文豪)を、同じ匂いを纏う宿泊客に一冊すすめる。そして、その時に持つ客の悩みや秘密を…。円がなぜ匂いを嗅ぎとるのか、なぜ読めないのか、宿泊客と凧屋旅館を結びつける事とはー。悩みや秘密を抱えていらっしゃる方は、ぜひ凧屋旅館へ。若女将の丹家円がご案内いたします✨ 『むすめごごろ』川端康成、『湯島詣』泉鏡花、『春は馬車に乗って』横光利一、『小僧の神様』志賀直哉、『藪の中』芥川龍之介。
まる子
2024/02/07 00:51

もぐもぐさん、もしかして秘密をお持ちで⁉️🤭サラサラ〜っと読めますよ✨旅の日程が決まりましたら、ぜひ凧屋旅館にご予約ください👍

まる子
2024/02/07 00:54

がらくたどんさん、『春は馬にー』はこの手の本であまり見かけないような気がしました🤔『藪の中』は『芥川龍之介讀本』の中に入っている方で、夏目漱石の『 こころ』がこの話のキーになる本でした。機会があれば読んでみてください😊

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まる子
13才のダニエル・リーは「ザップ」と名付けた自分にしか聞こえない呪いの(ような)声が聞こえる。だから、寝るまでや他の事に時間を割かれる。そんなダニエルには、サラと言う同級生がいる。彼女はパニック発作とうつ病を持ち、その母親にも色々と。あるとき。ダニエルは自分が「強迫性障害=OCD」である事を本で知った。これは著者のウェスリー・キング氏が20代まで苦しんだ自分の経験から書かれた本。訳者はダニエルのように精神的障害に苦しんでいる人に「自分だけではない」「理解してくれる人がいる」と、希望になれば。と。
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まる子
奏杜高校用務員の平人生が「人生先生」と呼ばれる意味がわかる気がした。「恋と愛の違い」「運があるかないか」「SNSでバズる事が幸せか」「生きている意味を見出せない」そんな高校生の悩みに、ほんの「小さな気づき」を与えてくれる人生先生。今、ピンチです!って時になぜか現れる人生先生。高校生たちは自分のビオトープを、悩みの糸口を、これから見つけていけるだろう。先生の死にたいほどの後悔が明らかになっていないので、何かの折に(続編、リンク等)知る時を願って。「半分ずっこ」が東京?関東方面?の方言なんだと初めて知った。
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まる子
#NetGalley もうもう一気読みだった!明治、道東方面の北海道の山奥で誰とも交わらず、養父以外に親も知らない猟師の男、熊爪の命ある限りの物語。決して山から降りようとせず、他人と交わらず、山の生き物を糧に生活する様は、変わり者と言われようと、生き物と自然を相手にして生きる彼にしか嗅ぐことのない臭いを漂わせる。『肉弾』も熊を相手にした話だったけれど、こちらは相手とともに追って自分も生きる、なんとも言えない強さを感じた。陽子を自分の物としたのは意外だったけれど、熊爪流「男の生き様」!直木賞納得の河﨑さん!
たいぱぱ
2024/06/05 18:47

男の生き様を超えてません?どういう生き方だよ!って突っ込んでしまったよ。しかし陽子はもっと理解できなかった…

まる子
2024/06/05 23:23

たいぱぱさん、たいぱぱ流から見ると「男の生き方」をゆうに超えてますよね(笑)陽子は…💧

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/09/08(4670日経過)
記録初日
2011/09/08(4670日経過)
読んだ本
1318冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
355634ページ(1日平均76ページ)
感想・レビュー
1059件(投稿率80.3%)
本棚
10棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
北海道
自己紹介

若葉マーク付きの学校司書。

【好きな作家さん】
①三浦綾子さん
今も昔も変わりなく、私のバイブルです。若かりしあの頃、『塩狩峠』『氷点』『泥流地帯』でワンワン泣きました😭😭😭
どの作品も泣かなかった事はなかったと思います。
②島崎藤村
なぜか『破戒』が忘れられない作品

・2022年の200冊目は
『やわ肌くらべ』(奥山景布子)✨
・2023年100冊目
 『オール・ノット』柚木麻子
・2023年200冊目
『まどろみハーブティー 吉祥寺シェアハウスの優しい魔法』(丸井とまと)/ことのは文庫
・2023年250冊目
『可哀想な蝿』武田綾乃
・2023年270冊目
『あの夏を生きた君へ』水野ユーリ
・2024年100冊目
『おとうとのねじまきパン: ずっとむかし、満州という国であったこと』高橋うらら
・2024年111冊目
 『天の台所』落合由佳

★トータル900冊目
『命のスケッチブック』(中谷加代子、小手鞠るい)✨
★トータル1,000冊目
『ミュゲ書房 ―ある原稿をめぐって―|ミュゲ書房 × 読書メーター ショートストーリー』(伊藤調)✨
★トータル1,100冊目
 『長い長い夜』
  作・絵:ルリ/訳:カン・パンファ
(トンネ子ども文学賞受賞作)
★トータル1,200冊目/2023.12.29
 『なれのはて』(加藤シゲアキ)✨
 (170回直木賞候補作)
★トータル1,234冊目/2024.02.12
『Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を激減させた気象学者』(佐々木健一)
★トータル1,300冊目/2024.05.18
 『レベッカの見上げた空』
 (マシュー・フォックス/訳・堀川志野舞)

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