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2024年11月の読書メーターまとめ

河イルカ
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感想・レビュー
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ナイス
167ナイス

2024年11月に読んだ本
14

2024年11月のお気に入られ登録
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  • みう

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

河イルカ
1日限りのイベントという限定的なストーリーだが、まるで高校生活のすべてが詰まっているようだった。 高校を舞台にした本は多いが、こんなにまざまざと当時のことを思い出す本はない。 高校のイベントの時の奇妙な一体感とか高揚感とかは、学校の中でしか人生を知らない視野の狭さと引き換えなんだろうけど、それでもやっぱりかけがえのないものだと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
14

河イルカ
図書館本 関羽の神格化は山西商人の影響くらいは知っていたが、それ以外にも様々な要因があることが分かった。それぞれでご利益が異なるのが面白い。 許田の忠と華陽道の義の説明はよく分からなかったけど、きっと元から矛盾しているのだろう。 矛盾する論理に妥協せず、理想に苦しむ姿が関羽の魅力だ(頭でっかちともいう)。 演義では神格化のために人間的な苦しみが描かれないのが残念。
河イルカ
2024/11/29 21:50

関帝廟は横浜の観光地化されたものしか知らなかったので、華僑の生活に根差した関帝廟というのが新しい驚きだった。 華僑というと成功した人のイメージが強いが、最初は慣れない土地で頼る人もなく、苦しい生活をしていたはずだ。そうした中で関羽信仰はまさに心の拠り所だったに違いない。

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河イルカ
ネタバレフルメタの続編が出ると聞いて、でも予定調和に終始してたらやだなと思っていたけど、全然そんなことはなかった。 お約束と破天荒が次々に押し寄せる、これぞ期待通りのフルメタ。 単にソースケやかなめの活躍をおかわりするのではなく、きちんと中年を書いているところがとてもいい。 中年真っ最中の身から見ても、彼らがきちんと年齢を重ねてるところが感じられて感慨深い。 次巻で活躍する(であろう)美魔女テッサが楽しみだ。
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河イルカ
自分はこの人のレプリカかと思うくらい、ナオの感情表現や情景描写がツボに刺さりまくって、詩のようにじんわりと、深く物語に引き込まれる。 1巻から再読してたおかげで刊行から少し遅れて読んだけど、ちょうどストーリー上の時期と重なったのがまた良かった。
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河イルカ
1日限りのイベントという限定的なストーリーだが、まるで高校生活のすべてが詰まっているようだった。 高校を舞台にした本は多いが、こんなにまざまざと当時のことを思い出す本はない。 高校のイベントの時の奇妙な一体感とか高揚感とかは、学校の中でしか人生を知らない視野の狭さと引き換えなんだろうけど、それでもやっぱりかけがえのないものだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
河イルカ
家中華というフレーズにひかれて購読。 中華料理のレシピはどれも調味料や油が多くて、きっと外食の味が基準なんだろうと思っていたが、この本は確かにあっさり目のシンプルな味付けで家庭料理な感じがする。 あと眺めてるだけでも地域ごとの特色が見て取れて面白い。 本気のレシピ本としてはいろいろ足りないけど、プラスアルファで中国家庭料理探訪記と考えると十分満足。
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河イルカ
図書館本。 直球ストレートなアンガーマネジメントの本。 漫画が突き抜けてて面白かった。 文章だとなかなか伝わらないけど、すぐ怒る人の頭の中はこうなっているのかと、妙に納得。
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河イルカ
読み終わってから改めて、素晴らしいタイトルだと感じた。 船という言葉のイメージ、編むという言葉のイメージ。地道ながらロマンあふれる、辞書の編集という題材にピッタリの、想像力を掻き立てられるタイトルだ。 今後もタイトルを見たら再読したくなる、というかむしろ、タイトルを見ただけで再読した気分になれるような気がする。
河イルカ
2024/11/19 22:47

辞書の編纂が航海で人が船なのか、人が航海で辞書が船なのか、どちらにしても想像が膨らむ。

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河イルカ
ネタバレ図書館本 著者初読み。青春物語として読んでる分にはとても面白いけど、毒がないというか、この本ならではという特有の面白みが感じられなかった。映画や漫画にしたほうが楽しめそう。 著者初の誰も死なない小説とのことなので、まだ小手調べなのかもしれない。
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河イルカ
ネタバレ中国での最新の恐竜の発掘や研究の成果を紹介する体を装いつつ、化石の盗掘や転売の問題、学術研究と政治の癒着などの中国の闇を暴きたてるのはこの著者ならでは。その一方、民間の有志の活動もしっかり紹介していて、単なる暴露本で終わらないところも相変わらずの安心感。 日本と同じように、中国の恐竜研究にもドラえもんが影響しているのはなんともうれしい。協力して研究してきた関係は続いてほしい。
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河イルカ
ネタバレ予想はしていたが映画とはだいぶ違った。 かなりコメディー寄りで、さながらうっかり八兵衛の諸国漫遊記といったところ。 お気に入りのシーンはサルと一緒に宇宙に行くところ、と言っても映画のファンは信じてくれないだろう。 面白いことは間違いないが、このお話のどの辺がアメリカの琴線に触れたのかはよくわからない。これをもとに映画のあの感動物語を作り上げたのには脱帽する。
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河イルカ
ネタバレちょっと感情移入できないくらい良くない高校生の理帆子が、知り合った不思議な青年に見守られるようにして、現実と向き合っていく。 便利な秘密道具などない、あくまでも現実的な話だけど、ドラえもんの息づいを確かに感じる。 ドラえもんが好きだった自分、凍りのクジラのような閉塞感を感じていた自分、成長してもダメダメな自分、様々な自分が重なる。
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河イルカ
ネタバレコロナ禍での北京という過酷な環境にも順応して生活を前向きに楽しむ菖蒲がまぶしい。 傍若無人にふるまう様からどろどろのストーリーを予想(期待)するが、誰のことも悪者にしていないし、また中国と日本を比較しながらどちらのことも悪く言っていない。 正義のヒーローの活躍のような、胸のすく話だった。 [蹴落とされて泣く敗者がいるかぎり、勝ちに喜ぶ人間の本性等しく皆卑しくない?] どんな人も来るもの拒まずの菖蒲の名セリフ。 きっと菖蒲の行く末はアンパンマンか阿Qのどちらかだろう。
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河イルカ
ネタバレ図書館本 小川氏の名前につられて読み始めたが9割ゴリラの話。 ネットでもよく話題になる、優しいゴリラのエピソードが満載。その一方で、残酷な子供殺しをしてしまうのは不思議。 特に興味引いたのは、猿は1日でも群れから離れると仲間扱いされなくなるとのこと。 別の本で読んだが、ヒトが言葉を話し始めたとき、話す内容の8割は噂話だったらしい。 噂話をするのは、群れの仲間が狩りなどで長期間不在になる時に、その仲間を忘れないようにするためだったのだろう。
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河イルカ
ネタバレ中国の歴史書の嚆矢である史記や春秋左氏伝で既に完全されていた、中国の歴史にこだわる姿勢、その成立の道筋を追う本。 伝統的な伝世資料と新しい出土資料を同列に扱う様は中々スリリングだった。伝統が形づくられた時点にさかのぼるのだから当然と言えば当然なのだが。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/12/11(739日経過)
記録初日
2022/09/01(840日経過)
読んだ本
438冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
140222ページ(1日平均166ページ)
感想・レビュー
177件(投稿率40.4%)
本棚
12棚
自己紹介

底辺SE
三国志とかITとか

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