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2024年10月の読書メーターまとめ

miya
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284ナイス

2024年10月に読んだ本
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2024年10月のお気に入り登録
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  • 中玉ケビン砂糖

2024年10月のお気に入られ登録
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  • 中玉ケビン砂糖

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

miya
大学病院で最先端医療をバリバリ勉強して難しい症例をこなすことだけが医師の仕事ではない。雄町先生のように少数の患者と向き合っていく医療っていいなあと感じた。 あと京都のお餅が美味しそう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
23

miya
1人で知り合いもいない、何にも知らない新しい街に飛び込むのは、国内/外だろうが、学業/仕事/家庭の事情だろうが、すごくエネルギーのいることであり勇気が必要なことだと思う。彬子女王は留学中のあれこれを読者が楽しめるように書き、どんな人に世話になったとかどんな人といい関係になれたとか、読んでいるこちらも明るい気持ちになるようなテイストだったけど、世界的のトップでもあるOxfordで博士課程を修めるというのは並大抵ではない。その勇気やガッツはただひたすら尊敬に値する。
miya
2024/10/28 21:17

あと、皇族でもイギリスまで行ってしまえば普通の人と同じように生活されるんだなって。好感度が上がり、親近感がわいた点でもある。

が「ナイス!」と言っています。
miya
第1章のチューバの話があまりにも詳しくて鮮明で作者自身の話を書いてるのかと思うくらい引き込まれた。あまりよさを理解してもらえないチューバを、それを吹くのを運命であるかのように受け入れ愛する女の話といいプラネタリウムを1人で作り上げちゃう男の話といい、周りがどう言おうと好きなことにまっすぐでそれを信じられる人には1種の芯があって強い。プラネタリウム、子供の頃に2回ほど行ったきりだからまた行きたくなったし、重低音が響くオーケストラの合奏も聴きたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
miya
ちょっとだめなおっさんの話かと思いきや序盤からゴリゴリの正統派(?)ヤクザが出てきて暴力的なシーンも。そんなにボコボコにされてるのによくまだ生きてるなというほどの描写。結構救いようのない感じの家族だったのに、岩田に引っかき回されて文也が父を探しに行くことで徐々に家の中にも平穏が戻ってきているのが上手くいきすぎな気もするけど、父が家を出て勝手に好きなようにやっていたことで「停滞していた家族も動き始めた」、そんな終わり方はよかった。
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miya
どこがすごく好きかというと結構リアルな、そこらで起こってそうな事例を物語にしていて、ストーリーとして楽しめると同時に現代医療の課題についても軽く触れたりしているところ。最先端でバリバリやる医者も医学の発展には必要だけど、患者1人と向き合ってゆっくり不安を解消してあげるのも知識経験が豊富な医師ができることなんじゃないかな。面白かったから続刊でないかなーー
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miya
個人的にずっとずっと気になってた本。可愛い表紙からほのぼのした家族の話かと思いきや想像の斜め上をいく衝撃的な内容で読みごたえがあった。あたたかくて少しあついくらいの家族の愛。守るべき存在の為ならなんだってできるしどんな損な役回りにもなれるという覚悟。最後にみーちゃんがちゃんと周作のそばに居続けられることになって本当によかった。
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miya
作者の世の中のあれこれにたいする己の考えをまとめたエッセイ集。正直「そんなことどっちだっていいのに」とか「他人のことなのにそこまで気になるかね」とか思ったけど、一個人の社会の見方としては面白かった。こんな風な視点もあるのかあ、と。きっと普段から細かなことにも気づいてそれをうまく言語化できる人なんだろうな。
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miya
家の掃除をしたり自分でご飯を作ったりするのはちゃんと生活していくため。別に完璧じゃなくても、基本的なことはする。同居している人がいるなら、お互い納得できるように分担する。1人暮らしの時なんかは自分1人のことだけ考えていればいいしある程度余裕をもって家事ができるけど複数人で生活していると所詮は他人だしやってらんない時もあるよね。主人公が家事に対して前向きになれたのはよかった。
miya
2024/10/20 20:19

元奥さんみたいにずーーっと自分1人で家事をこなしてきたような人ならもちろん楽しいことばかりじゃなかったはず。結婚したての頃は夫を喜ばせようとしたり自分の家を好きなようにカスタマイズしたりできたけど、子供が1人増えただけで本当に掃除もままならないし自分のことなんて後回しになりがち。働いていたら尚更。そんな家に家事を分担しない、自分の話も聞いてくれない人間がいたらもちろん腹は立つし絶望もする。そんな感じだった夫が家事学校へ少し通っただけで「家事は誰の生活にも平等に喜びを与える」とか言い始めたら(続)

miya
2024/10/20 20:21

「なにきれいごと言ってんだ」って思うのは当然。だって家事学校にいる間は学びたいスキルだけを数時間で学べるんだから、そりゃ時間的にも精神的にも余裕あって楽しめるだろうけど。本当に自分の生活に戻ってきて、2人の生活あるいは家族の生活に戻った時も同じように分担しようと思えるかが肝ですね。 ということを感じた1冊だった。

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miya
新刊発売メールが届いたので速攻購入。 スキルス胃がんの患者の話が一番泣けた。 父がそうであったようにがんと心の中で予想出来ていても自分のなかで折り合いをつけて前向きに明るく振舞ってきた患者さん。 後悔ないように生きていきたい。
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miya
ほのぼのクリニック系のお話かと思いきやしっかり世の中にありがちな医療関係の社会問題と結びつけられててびっくり。万事屋のようなこじんまりしたクリニックで患者1人1人ときちんと向えるのすごく良いなあ。表面的な治療だけではなくて、こっちが伝えたいことを患者の心にストンと落とし込んで、勘違いしていたりやたらと意地っ張りな患者に自ら間違いに気づかせるような話のうまい医者ってのはそうそういないよな多分。
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miya
椎名誠さんの本をあまり読んでこなかったから知らなかったけどこんなに旅とかずんずんしていくようなパワフルな人だったなんて!3匹の孫の話も、じいじい目線で微笑ましかった。私も北海道でジンギスカンを食べて自然を楽しんで海を眺めて夜は部屋の天井から夜空の星を眺めたい(´・ω・`)
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miya
ああ、タイトル回収、、、母の「女/男はこうあるべき」「(これといった要求はないと言いつつ)子供にはこうなってほしい」等といった固定観念が強くて読んでて息苦しいところはあったけど、清澄のまっすぐさと素直さに助けられた。水青も弟にウェディングドレスを仕立ててもらったことで、自分のなかにあった固いものや思い込みが少しは丸くなったのではないか。美しい1冊でした。
miya
2024/10/16 18:47

タイトルの「水」は、清澄と水青の名前に由来しているだけではなく、家族みんながプールで楽しく泳いで遊んでいるのをプールサイドに座って「犬」のように見ていたおばあちゃんの記憶とも関係してるんだね。そんなおばあちゃんが「年を取ったからそれがなんだ。やりたいことは今からぜんぶやっていくんだ」と今度は自ら人生を謳歌するようになっていく描写もすごくよかった。友達に誘われたフラダンスではなく水泳をチョイスしているのもいい。

miya
2024/10/16 18:49

「女だから」とか「男だから」とか、そんなことが言われなくなる世の中になってほしい。別に男女で趣味が制限されるわけじゃない。だれが何を好きになったっていい。もちろん犯罪にまで発展しちゃうのはダメだけども。ちょっと変わった趣味を持つ人をまるっと受け入れるとまではいかなくても、「そういう人もいるのだ」と割り切って理解できるひとが増えたらいいと思う。石好きのくるみちゃんの話ももっと見たかったかも。

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miya
なんてあたたかいラストなの。。。いい意味で小説らしくなくて、どこかにいる誰かの日常、という感じ。特別なことも起こらないし特別な能力も持ち合わせていない、そんな一人ひとりの、まさにタイトル通りの「ひと」によって生まれる世界、空気。優しいな。いいな、と思う。それにただ優しいだけじゃなくてちゃんと芯のある優しさというか、そんな感じ。質量がある。私もそんな人になりたい。
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miya
とにかく絵が綺麗。そして内容もじんわり胸に響く。
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miya
佐原さんの小説は人の優しいところ、人間捨てたもんじゃないなと思わせてくれる描写がたくさんあるのが好き。
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miya
ふうう、『地面師』の作者が書きそうなラストだったぜ、、、そりゃ蒲田の物件取れたからと言ってそのままハッピー順調で終わるわけなかったよね私が甘かった。 途中まではどんな仕事もその仕事特有のコツみたなものがあって、ゲーム感覚で1つ1つ潰していったらそれなりに楽しめるなとか思ったけど、これはちょっと不動産屋のゴリゴリ課長とほかの企業に勤める周囲の人たちの狭間になった主人公の価値観が問われたちゃったよねぇぇ、難しい
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miya
なるほど~~ゴリゴリの自己啓発ではなく、ただ自分はこのようにして生きてきてこのような環境で育ってきたから今の自分がいるんだっていうのを書いてる本。『世界は案外テキトーにやっても回る』。一生懸命やるのも、手抜いてやるのもそれぞれ生き方の一つ。どっちがいい悪いとかではなく自分に合った生き方をするのが大事。バリバリ働きたい人が、ひろゆきのように若いうちからゆったり暮らすとなるとそれはそれでしんどさを感じると思う。逆もまた然り。視野を広げてくれた1冊。
が「ナイス!」と言っています。
miya
大学病院で最先端医療をバリバリ勉強して難しい症例をこなすことだけが医師の仕事ではない。雄町先生のように少数の患者と向き合っていく医療っていいなあと感じた。 あと京都のお餅が美味しそう。
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miya
絵がとにかく綺麗。青山さんの作品の1コマみたいなところもあって懐かしい気持ちになった。また読み返したい、小説の方も。
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miya
んぇ、みじか?!?! ここからどう発展するのかな~~~とか思ってたら終わった、、、正直よく分からなかったからネット民の解説読んでもう一回読み直す。 文字がグラデーションで赤くなっていくのはちょっとゾッとした。
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miya
本当に読んでて息が詰まりそうやったで、、、、 でも世の中にはいろんな価値観があるということ、隆が叔父の豊に出逢って新しい生き方(親の敷いたレールじゃない道)を知れたこと、どんなに金持ちでもそれぞれの過去があって悩みがあること等、、、自分がこれから生きていくうえで参考になった部分もある。 今の世の中勉強以外にも選択肢はあって(勉強が大事じゃないという意味ではない)、自分の努力ややり方次第では如何様にも花を咲かせることができるんだということを未来の子供たちに教えたい。
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miya
世の中の人を納得させて鎮火させる謝罪の方法を知り尽くしている山王丸、こんなところにもテクニックが活きてくるのか~~と、面白く読めた。
が「ナイス!」と言っています。
miya
切ない終わり、、、ありきたりな日常をきれいごとで締めくくらないのが重松作品の好きなところ。人間の未熟なところと青臭さ、未完成さを表現して、「また明日もちょっとだけ頑張ろうかな」という気持ちにさせてくれる。
が「ナイス!」と言っています。
miya
結婚したら子供がいるのが当たり前、子供が欲しくないなら結婚する必要などない。。。そんな価値観が蔓延しているような世界観で読んでいて息苦しかった。別に結婚するのは子供のためではないだろうに、なぜか「結婚=子供」なところがまだある日本。少子化の問題はひとまず置いておいて、子を持つ持たないの個人の選択ぐらいは尊重してもいいのではなかろうか???
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/11/09(380日経過)
記録初日
2017/10/05(2606日経過)
読んだ本
228冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
68577ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
116件(投稿率50.9%)
本棚
4棚
自己紹介

雑種系、なんでも読みます。
10代の頃あまり本を読んでなかったせいか、
今は何を読んでも面白い。
みなさんの読書レビュー等楽しく読ませていただいてます。

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