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私の中学校での修学旅行は、隣の中学校と合同で貸し切り列車を仕立ててもらい、機関車客車を引かれて上野に向かった。乗ったのは仙台市内で、東北本線を走ったが、主人公と似たり寄ったりだろう。
もしも貧しくてギュウギュウ詰めの列車に乗って上野に向かったなら、早く故郷に帰りたいけれど、「帰ったら二度と東京に行きたくなくなる」と思うものだろうなあ。当時の東京には金も仕事もあっても、時間や夢や喜びは少なかったろうなあ。それは勝ち組とかではなく、富の偏りと、職種・業種のバランスがあまりにも不公平だったのだ。
プロテスタント教会の長老。1995年に受洗。若い日からスギ花粉症、ナルコレプシー、双極性障害に悩む。西洋哲学に志し、博士前期課程にて中途退学(学位は学士)かつての趣味はスノーボード、アマチュア無線、エスペラント。現在はサッカー観戦。
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