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2024年9月の読書メーターまとめ

まゆまゆ
読んだ本
12
読んだページ
3510ページ
感想・レビュー
12
ナイス
227ナイス

2024年9月に読んだ本
12

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まゆまゆ
今の子どもたちは内面に何が起こっているのか、を保育士や教師、当人へのインタビューから描き出す内容。子は親を写し出す鏡、という言葉が今ほど当てはまると思わざるを得ない数々のエピソードに辟易する。成長するにつれて自然に体験してきた今の大人たちとは違い、デジタルをはじめとする外部サービスによって与えられた経験が必ずしも人格形成に良い影響を与えるとは限らない。みんな違ってみんなどうでもいい、が印象に残る。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

まゆまゆ

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:2976ページ ナイス数:268ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/151824/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
12

まゆまゆ
16年後の2040年、日本社会はどうなっているか。今の延長ではなくどこかでフェーズが変わる可能性が高いのは16年前を思えば明らか。テクノロジーによって利便性が高まると同時に人間らしく生きられる未来であるためには、新しい技術に好奇心を持って接することがカギになるだろう。スキルは更新し続けなければ!
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まゆまゆ
続発する大企業での不正や不祥事はこれまで声を上げることができなかった現場の人たちの声無き悲鳴である。なぜここまで現場が疲弊しているのかについて解説する内容。現場力とは主体的な問題解決力のこと。最近では当事者意識を持たずに働いている人が多いが、その理由は何の価値も生み出さない業務に忙殺されているから、との指摘には納得。
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まゆまゆ
ネタバレ江戸川沿いのアパートに住む4人の日常を中心に描く内容。同じアパートに住んでいるというだけですれ違う瞬間があるけど、特に意識しなければ日常の一部として忘れ去られてしまう。まるであるはずの場所なのに名前のない番外地みたいに。
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まゆまゆ
日本人が考える「頭がいい人」の定義が根本的に間違っていることを語る内容。前例踏襲で政府が発表することを疑うことを許さない社会になったのは学校教育の賜物?一度失敗したらやり直せない官僚的システムが一般企業にも浸透し、出る杭が打たれる状況では、うまく立ち回る人だけが自分の懐を温め、先のことなど真剣に考えることもない。
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まゆまゆ
ネタバレ腹違いの兄弟姉妹で、類い稀な才能を持つ弟の芸能界での活躍を外敵から守ろうとする姉二人の行動を描き出すストーリー。あれこれ詰め込まれすぎて内容を追っていくのに疲れてしまった…
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まゆまゆ
他人に関心を向けなくなっている傾向が強まり、もはや他人を自分と同じ人間だと感じられなくなっている状況下において、社会の分断が進んでいる。社会は昔からあったものではなく、他人に殺されずに生きるうえで必要な制度だっただけのこと。つまり社会の底には人間の生がある。他者とともに生きているという共通認識を見失った現代は社会の底が抜けている、とも言える。立場や役割とは制度、形式であって代替可能。それに振り回されている人は本当の自分を生きているといえるのか、との指摘にはドキッとする。
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まゆまゆ
「叱る」という行為そのものに効果や意味はなく、叱った人が満足するだけのある意味依存的な行為であることを語る内容。叱る相手を思い通りにコントロールしようとする行為によって相手もその通り行動するため、自分にとって正当化される。大人と子ども、特に学校で行われるのは、先生が叱るという行為以外の対処方法を知らないことの裏返しでもある。スポーツ指導者もまた然り。
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まゆまゆ
出生数の減少が続いているのは、母となる女性の数が減少しているからであり、もはや大幅に子どもの数が増えることはありえない。であれば、人口が減っていく前提でライフラインをはじめとする生活に関する様々なサービスが減少していくことに耐えられるように設計し直すことが重要である。ちょうどいい生活圏は30万人くらいとのことだが、うまくまとまるのだろうか…
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まゆまゆ
具体と抽象は言葉や数のようにすべてのことを学んだり活用したりする場面の基本となるものである、と中学生向けに解説する内容。複数の具体の上にくる概念が抽象。考えることはすなわち抽象化と具体化の繰り返しであり、現象の一部を切り取って単純に表現するためのツールが言葉である。
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まゆまゆ
身の回りで様々なことが数字化され確認できるようになることが増えたことで、ヒトは身体的な影響を受けるようになったとして、数字に向き合う姿勢を語る内容。暮らしに余分なものが増え数字が入り込む余地が生まれた結果、まるで伝染病のように人々に行き渡った。数字は正しくても正確であるとは限らない。数字にも性格がある、という話は面白い。
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まゆまゆ
ネタバレテレビでコメンテーターとして活躍する教育コンサルタントの表と裏の顔を描き出す内容。嘘で塗り固められた発言と虚像をテレビを通じて簡単に信じてしまう恐ろしさを感じずにはいられない。ラストは少し強引だけど(笑)
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まゆまゆ
今の子どもたちは内面に何が起こっているのか、を保育士や教師、当人へのインタビューから描き出す内容。子は親を写し出す鏡、という言葉が今ほど当てはまると思わざるを得ない数々のエピソードに辟易する。成長するにつれて自然に体験してきた今の大人たちとは違い、デジタルをはじめとする外部サービスによって与えられた経験が必ずしも人格形成に良い影響を与えるとは限らない。みんな違ってみんなどうでもいい、が印象に残る。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/08(4850日経過)
記録初日
2008/01/01(6257日経過)
読んだ本
2935冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
793447ページ(1日平均126ページ)
感想・レビュー
2822件(投稿率96.1%)
本棚
2棚
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