読書メーター KADOKAWA Group

2025年の読書メーターまとめ

にゃるはや
読んだ本
91
読んだページ
28779ページ
感想・レビュー
91
ナイス
3260ナイス
月間平均冊数
7.6
月間平均ページ数
2398ページ
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年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

にゃるはや
ネタバレ遺稿を探す旅を通して、一度も関わらずに亡くなった父親と向き合う物語。 本作が特異なのは、やはりレイアウトだろう。視覚に障害を持つ主人公にあわせて、全ページの文字を左右対称にレイアウトするという前代未聞の構成で描いている。電子化不可も納得の表現方法であり、「物語」と「本」そのものを密接にリンクさせている。この大胆な仕掛けが作品全体の「読む」という体験に深みを与えているのかな。 ドラマ部分は正直簡素だが、父という存在の輪郭を、物語の中と本の造りそのものから浮かび上がらせるという構成が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
にゃるはや
本作はこれまでの歩みを踏まえつつ、一作目の空気感へと立ち返る“原点回帰”の物語だと感じました。懐かしのフレーズと共に目の前の出来事すべてに全力で向き合う、ひたむきな成瀬の姿が特徴的です。 他人を気遣うことを覚え、少しずつ大人になっていく一方で、彼女の芯にあるものは微塵も揺らがない。何事にも気負わず、それでいて貪欲に、自然体で挑んでいく成瀬の日常が最後まで淡々と描かれることで、かけがえのないものとして胸に残ります。シリーズを楽しんできた方であれば、きっと同じ温度感のまま、最後まで味わえる作品だと思います。
ちづる
2025/12/24 23:27

とても共感できる読みでした。この作品は前作の延長ではなく、成瀬という人物が一度立ち止まり、自分の足で再び進む姿を描いていますよね。周囲を気にし始めた変化も成長の一部で、最後に「いつもの成瀬」に戻る流れが心地よかったです。あなたは、この原点回帰をどう受け止めましたか?

が「ナイス!」と言っています。
にゃるはや
“普通”という社会の基準に馴染めない女性が、コンビニを通して社会へ接続する。自らの「生き方」を問い直し、再定義していく物語。 この作品の良い所は、社会に適応できない人物の疎外感を悲劇的に描かず、社会の“歯車”としての存在価値を肯定している点。「家庭」や「愛」に価値を見出せなくとも、それは異常ではない。社会とどう接続するかは、自分自身で決めてよいのだと受け取った。 正直、話はそこまで楽しめなかったが、“普通”の定義や価値観の相違などについての描写は楽しめたし、軽く読める分量なので、総合的には悪くなかった。
にゃるはや
2025/04/22 15:39

オーディブルで聞きましたが、地の文はボソボソとこもった感じで朗読するのに対し、台詞の部分は声を張り上げるので、音量差にビックリします。主人公のキャラには合っているのですが、音量の調整が難しい…。環境にもよりますが、音量は台詞に合わせて調整した方が良いです。

が「ナイス!」と言っています。
にゃるはや
人生の節目に立つ5人の男女が、それぞれの悩みと向き合いながら、銀座をさまよう“王子”と出会う。プロポーズ前の青年、娘の独り立ちを迎える女性等、普遍的な痛みや迷いが描かれている。 本作で印象的なのは、劇的な解決や、誰かに直接救済される物語ではないこと。王子と登場人物は少しだけ言葉を交わす事で、互いの人生の物語が心に作用し、そっと背中を押される。 互いの存在や物語が、それぞれを内側からほんの少しだけ変え、前に進ませるという構造が印象に残りました。 派手さは無く、静かに寄り添う話が好みの方にはお勧めな一冊。
にゃるはや
2025/07/01 14:31

ここからは気になった点を追記します。 好みの範疇ですが、5章のストーリーだけ浮いているように感じました。 この章では後輩の話を通して、主人公が自身を顧みるのですが、この話は主人公の状況と酷似しており、少々都合が良いサンプルのように感じられました。 最後のオチの為に、後輩の話を持ってきたのだと思いますが、個人的には最後まで王子の話を中心に展開してほしかったです。

が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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年間で読んだ本91elkイメージ

1月1

2月1

3月4

4月10

5月16

6月9

7月10

8月10

9月10

10月8

11月7

12月5