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2024年11月の読書メーターまとめ

いざなぎのみこと
読んだ本
11
読んだページ
3307ページ
感想・レビュー
11
ナイス
289ナイス

2024年11月に読んだ本
11

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いざなぎのみこと
道尾秀介さんの全てがひっくり返る「いけない」第2弾。今回もやってくれました。過疎化した村に住む姉妹のエピソードから物語が始まるのですが、少しずつ狂気が散りばめられていき、次の章では子ども、家族と別視点で村の出来事が描かれ、衝撃のラストに繋がっていきます。最後、「?」と思ったのですが、なるほど、そういうことだったのですね。各章の挿絵を二度見してしまいました。振り返ると恐怖が倍増しました。最後まで真相を見逃してはいけない、見事なミステリーでした。
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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

いざなぎのみこと

おおっ!当たった!

おおっ!当たった!
さこぽん
2024/11/13 20:43

うわぁ!おめでとうございますvvラッキー☆だ

いざなぎのみこと
2024/11/13 22:59

>さこぽんさん ありがとうございます。本当ラッキーでした。希望せず、どれでもいいとしたのが良かったのかもしれません✨

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2024年11月の感想・レビュー一覧
11

いざなぎのみこと
小野不由美さんによるジャパニーズホラー、地方に残る旧来の呪いの恐ろしさをまざまざと描く作品。かなり昔、30年以上前に書かれた本とのことですが、そのリアルさ、じわじわと迫り来る恐怖は時代を感じさせない出来栄えです。さすが主上。どうしようもない絶望感に震えながら、一抹の希望に縋る若さが眩しく思えました。ラストの怪異の言葉にもホロリ、色褪せない名作です。
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いざなぎのみこと
昔話をモチーフにしたミステリー第三弾、流石に王道からちょっと捻りを加えてますが、キレは健在、こぶとり爺さんから耳なし芳一、舌切り雀、三年寝太郎から金太郎と、有名所を押さえていますが、他にも笠地蔵や姥捨山など小ネタを入れたりと大盤振る舞い。展開もif設定から安楽椅子探偵、クローズドサークルと、様々な設定で楽しませてもらいました。最後だから派手に…という意図を感じます。無理かもしれませんが、続編期待してしまいます。
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いざなぎのみこと
オペ室の悪魔・渡海征司郎はいかにして出来上がったのかー1980年代に戻り、その過去を描いた作品。「ブラックぺアン」がドラマ化され、人気を集めたキャラが再登場で嬉しい限りです。未来ある若き医師が影を帯びていく様が書かれていて、上手く出来ていると思いました。他の登場人物も元気そうで(?)何よりです。またオペ室の悪魔を小説でもドラマでも見たいですね。
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いざなぎのみこと
この世に存在する無数の数字、あなたはいつの間にか数字に侵されていませんか?いいねの数からフォロワー数、今朝食べた食事のカロリーから恋人との電話時間まで。でも、いいねの数で自分の価値が決まりますか?恋人との電話時間が短いと必ず破綻するのでしょうか?これは現代に蔓延る数字を疑問視し、自分らしさを見つめ直すための一冊です。日々、数字を気にしてしまう方はぜひ読んでみてください。
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いざなぎのみこと
完全犯罪や密室殺人なんて小説の中だけのこと。実際はもっと曖昧で、いい加減な犯罪ばかりーそれが今作のテーマ。犯罪を取り締まることを民間の探偵に委託し、アウトソーシングで事件を解決する警察庁の組織に配属された主人公。不可能犯罪が発生すると臨場し、そこで雇われた名探偵と一緒に事件を捜査するのですが、その犯罪がどこか間抜けで不完全な代物で、思わずツッコミを入れたくなるものばかり。小説であることを逆手にとった、何ともあやふやな作品です。クスリと笑いたい方にオススメの脱力系ミステリーです。
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いざなぎのみこと
先日、この世を去った料理家の服部さんと「三流シェフ」の三國さんの対談を中心とした一冊。お二人の経歴や歩んできた料理の道を知ることが出来て、大変勉強になりました。子どものうちから、しっかりと味を知る料理を食べていないとダメなんですね。苦味も大切な味覚であり、それを知るからこそ料理に深みが増す。お二人が子ども世代に料理の教育に力を入れている理由が分かり、感無量です。服部さんが食育基本法の制定に大きく関わっていることも知り、偉大な人物だったと改めて気づきました。合掌。
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いざなぎのみこと
横浜ネイバーズ第4弾、今回はマツの先輩がギャンブルでトラブルに巻き込まれる話がメイン。騙されるのが悪いという風評は少なからずありますが、やはりそれは違うと思います。弱い人に手を差し伸べられる、そんな社会であってほしいです。最後のロンの決意はカッコよかったですね。
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いざなぎのみこと
ドレスがビリビリに破かれていたり、ミステリー原稿を汚してしまったり、死体が移動していたり、稀な悪運により逮捕されなかったり、瞬間移動できる一族が事件に巻き込まれたり、いろいろな短編が収録された作品。軽くポップなミステリーなので、サクサク読めました。今度はぜひ長編が読みたいです。
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いざなぎのみこと
ふと立ち寄った喫茶店で耳にした会話。「俺の名を語る偽探偵が現れたらしい。犯人は誰か」。安楽椅子探偵ならぬ喫茶店探偵として謎解きに興じる中、無愛想な女子店員が語る推理とは-雑居ビルの各店舗を舞台に、様々な事件を推理していく様は面白かったです。特に、歴史書の秘剣を解き明かすのは素晴らしい推理でした。主人公と無愛想な名探偵女子店員とのやり取りも微笑ましく、出来れば続編も期待したい作品でした。
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いざなぎのみこと
組織のリーダーとして必要なものは何か?それは経営理念をしっかり持ち、それを従業員に浸透させることである。ヤマト運輸やグーグルなどを例に、社員が自発的に動く真髄を教えてくれる一冊。こんな風に組織をまとめられたら素敵な会社になるでしょうね。
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いざなぎのみこと
道尾秀介さんの全てがひっくり返る「いけない」第2弾。今回もやってくれました。過疎化した村に住む姉妹のエピソードから物語が始まるのですが、少しずつ狂気が散りばめられていき、次の章では子ども、家族と別視点で村の出来事が描かれ、衝撃のラストに繋がっていきます。最後、「?」と思ったのですが、なるほど、そういうことだったのですね。各章の挿絵を二度見してしまいました。振り返ると恐怖が倍増しました。最後まで真相を見逃してはいけない、見事なミステリーでした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/30(4754日経過)
記録初日
2011/11/30(4754日経過)
読んだ本
1082冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
352211ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
1082件(投稿率100.0%)
本棚
39棚
性別
血液型
B型
外部サイト
自己紹介

好きな作家さんは
伊坂幸太郎
宮部みゆき
辻村深月
東野圭吾
恩田陸
本多孝好
道尾秀介
佐々木譲
小野不由美
乙一
などなど沢山です。
(敬称略)

よろしくお願いいたします。

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