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2025年3月の読書メーターまとめ

いざなぎのみこと
読んだ本
10
読んだページ
3280ページ
感想・レビュー
10
ナイス
334ナイス

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2025年3月に読んだ本
10

2025年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いざなぎのみこと
鮎川哲也賞受賞の話題作ということで読んでみました。医師である主人公は搬送された遺体を見て驚く。それは自身と瓜二つの姿形である遺体であったため。何故自分と同じ顔をしているのか、どこの誰で死ななければならなかったのか、昔馴染みの医師とともに、謎に挑む。はじめはゆったりとしたペースなのですが、徐々にヒートアップ、最後は怒涛の展開に。ミステリーとしても面白いのですが、医療問題、ヒューマンドラマの要素も加わり、あっという間に読んでしまいました。ラストにタイトルも抜群にハマり、本当によく出来た作品でした。
が「ナイス!」と言っています。

2025年3月にナイスが最も多かったつぶやき

いざなぎのみこと

春よこい、早くこい🌸2025年2月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3627ページ ナイス数:385ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/156988/summary/monthly/2025/2

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2025年3月の感想・レビュー一覧
10

いざなぎのみこと
明治の北海道、猟を生業にする男の物語。生きるために喰らう。それが獣でも人間でも。時代の変化に抗いながら、群れることが出来ず、自分を貫くしかない男の不器用さに魅力を感じながら、徐々に迫り来る変化に不安を感じながら読み進めました。生きることと死ぬことが同局に存在し、それが当然だと分からない現在を再認識するとともに、細かいことを気にせず、生きることを喜ぶ生命の起源のようなものが羨ましくもありました。食らい、交わり、そして死んでいく、自然の摂理を見せつけられる一冊。共に暮らした犬が何ともいじらしい。
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いざなぎのみこと
努力とは何か。異なる2点間の選択であり、効用、今から死ぬまでの効用の高級値の最大化に対して、今支払うコストのことを努力と呼ぶ。個人によって時間割引率があり、時間割引率の高い人は努力をしないそう。なぜ努力はそもそも辛いのか。それは将来のご褒美が分かりづらいから。目に見える変化があれば、人は行動を変える。自分の頑張りを目の目に見える形にしてみる。明日の目標を立ててみるフィードフォワードでやりやすくなるとのこと。よし、明日から頑張ります(笑)
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いざなぎのみこと
秀吉配下の賤ヶ岳七本槍、そこには隠された槍が存在した。加藤清正や福島正則など、7人の目線から戦国の世を終結させるべく駆け抜けた漢が語られる作品。あまり知らなかった他の槍たちを知れたのも良かったですが、やはり八本目の槍の先見の明に感銘を受けました。創作もあるのでしょうが、米相場や鉱山経営まで視野を広げて見通していたとすると、日本全体、いや、世界全体を考えて経営していたことになります。徳川家康も治水や石切など、様々な分野を治世に活かしたと聞きますので、あながち間違ってないかもしれません。惜しい人材でした。
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いざなぎのみこと
斜線堂さんがデビューしたての頃、一日一作書き上げることを宣言して、それを纏めた一冊。先輩との恋模様?らしきものがミステリー風だったり、SF風だったり、ホラー風だったりと様々描かれています。こんな千本ノックみたいな作業を地道に行うことが、今のベストセラー作家への道に繋がっているのですね。感服いたしました。
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いざなぎのみこと
皆さんの職場はどんな職場ですか?最近、笑ってますか?仕事上でユーモアを用いることには、次の4つ、パワー、つながり、創造力(クリエイティビティ)、レジリエンスの効果があるそうです。でも、職場でユーモアを発揮するのは難しく、ビジネスは真面目であるべき、うけない、面白くなくちゃいけない、生まれつきの才能が必要と思われがち。でもユーモアは天賦の才ではなく、トレーニングと実践によって強化されるスキルであると著者は言います。ぜひ自分の職場もこんな風に明るく、楽しい職場でありたいです。
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いざなぎのみこと
誰だ、私を殺そうとしたのはー心当たりはありすぎるほどあった。日本一ついてない女探偵、葉村晶の最新作。五十肩に花粉症、コロナ禍も続く最中、近所のご老人のお世話を仰せつかる。親戚の怪しげな会合に出席する羽目になり、早速トラブルに巻き込まれることに。一族が経営する学園の闇にズカズカと入り込んでいく探偵の行末はいかにー。相変わらずのハードラックに苦笑するとともに、日常の生活に潜む市井の人の暗い側面を嫌というほど見せつけられます。自分の利益にならなくとも誰彼構わず吠えるまぐさ桶の犬の結末、本当に面白かったです。
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いざなぎのみこと
鮎川哲也賞受賞の話題作ということで読んでみました。医師である主人公は搬送された遺体を見て驚く。それは自身と瓜二つの姿形である遺体であったため。何故自分と同じ顔をしているのか、どこの誰で死ななければならなかったのか、昔馴染みの医師とともに、謎に挑む。はじめはゆったりとしたペースなのですが、徐々にヒートアップ、最後は怒涛の展開に。ミステリーとしても面白いのですが、医療問題、ヒューマンドラマの要素も加わり、あっという間に読んでしまいました。ラストにタイトルも抜群にハマり、本当によく出来た作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
臨海署安積班シリーズ、今回も様々な事件が起こります。地域問題が顕著になり、チームワークが求められる中、安定の組織力を見せる安積班。今作では他の係長や署長の人柄も見れて良かったです。人様の生命まで奪う強盗は許せないという木村係長や、署員は家族だから守ることを誓う署長の言動が胸に響きます。DXが進む現代、「ありがとう」の一言をわざわざ言いに来る親切心がいいですよね。最後に班長が口にした言葉こそ、今後の世界を象徴するものだと実感します。
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いざなぎのみこと
日本の音楽チャートを振り返りながら、メディア、媒体の変遷により、いかにヒット曲が生まれてきたかを解説する一冊。昔はテレビが主流で、それからドラマの主題歌、CDを経由し、着メロなどケータイ文化に発展して、今のサブスク時代と、音楽という一つの文化の栄枯盛衰を俯瞰して見れます。そして令和の現在、どうヒット曲が生まれるかを分析しています。YOASOBIやCreepy Nutsなどを例に挙げているので、すごく分かりやすかったです。自分の好きな乃紫も出てきて納得しました。これから売れたい人も読むといいかも。
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いざなぎのみこと
「八月の御所グラウンド」に続く、万城目ワールド全開の歴史ファンタジー。今回は日本史最大級のミステリー、本能寺の変がモチーフ。あの人物たちが時空を超えて立ち回ります。信長を始めとしたキャラクターたちを個性豊かに描いていて、独特の雰囲気を堪能しました。ぶりぶりぎっちょうって振振毬杖と書くんですね。でも、実は前に収録されている、「三月の局騒ぎ」の方に惹かれました。謎多き女性の正体、語りかける言葉、そして川に向かって叫ぶあのフレーズ…本好きの心を鷲掴みにする物語でした。ぜひ自分も出会いたいものです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/30(4874日経過)
記録初日
2011/11/30(4874日経過)
読んだ本
1125冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
366090ページ(1日平均75ページ)
感想・レビュー
1124件(投稿率99.9%)
本棚
39棚
性別
血液型
B型
外部サイト
自己紹介

好きな作家さんは
伊坂幸太郎
宮部みゆき
辻村深月
東野圭吾
恩田陸
本多孝好
道尾秀介
佐々木譲
小野不由美
乙一
などなど沢山です。
(敬称略)

よろしくお願いいたします。

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