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2025年10月の読書メーターまとめ

いざなぎのみこと
読んだ本
11
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3977ページ
感想・レビュー
11
ナイス
450ナイス
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2025年10月に読んだ本
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2025年10月のお気に入り登録
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2025年10月のお気に入られ登録
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2025年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いざなぎのみこと
問題はブレイクショットの打ち方だー一見無駄なことだと思っても、それがいつか大事な事象に発展することがある。自動車組立工場の青年、遠いアフリカ大陸の少年兵、ヘッジファンド会社の役員に町工場の若き課長と、様々主役が変わる中、日本製自動車「ブレイクショット」がビリヤードの球のごとく物語を加速させていく。自身でどうしようもない事態に巻き込まれようとも、意志を込めて放つ一打が奇跡を起こすと証明してくれます。別々の局面が最後に一つに収束されていく様は見事の一言。希望を持って生きる重要性を感じさせてくれる一冊です。
maxa
2025/10/26 18:53

おぉ〜!ビリヤードの球に喩えるレビュー、スピード感も感じられてかっこいいですね!

いざなぎのみこと
2025/10/27 07:41

>maxaさん お褒めいただきありがとうございます。maxaさんのレビューを読み、ぜひ読んでみたい作品と思っていました。逢坂さんの作品はどれも斬新で、様々勉強になりますよね。すごく為になり、いつも読む時ワクワクします。

が「ナイス!」と言っています。

2025年10月にナイスが最も多かったつぶやき

いざなぎのみこと

昨日、コーヒーフェスに行ってきました。多くのコーヒー店が出店していて、沢山のコーヒーファンが集まっていました。自分も大磯のFIG COFFEE ROASTERYさん、千代田区のお医者さんが手掛けるba coffee croftさん、座間の「赤い」名店RED POISONさん、厚木の老舗南蛮屋さんのコーヒー豆をゲットしました。どれも素敵な香りで、朝が楽しみになりました。

昨日、コーヒーフェスに行ってきました。多くのコーヒー店が出店していて、沢山のコーヒーファンが集まっていました。自分も大磯のFIG COFFEE ROASTERYさん、千代田区のお医者さんが手掛けるba coffee croftさん、座間の「赤い」名店RED POISONさん、厚木の老舗南蛮屋さんのコーヒー豆をゲットしました。どれも素敵な香りで、朝が楽しみになりました。
が「ナイス!」と言っています。

2025年10月の感想・レビュー一覧
11

いざなぎのみこと
ついにシリーズ完結…!想い人とまた平穏な日常を過ごせるようになり、少しずつ距離が近づく二人。香りにまつわる謎も変わらず舞い込み、デザイナーの夢や消えた仏像、かつて出会った不仲な兄弟のその後など、関わってきた人の思いが様々伝わってきます。そして源氏香図という最後に相応しい謎の裏に隠された切実な想いに胸打たれました。同じ日々がまた来ると思い込んでしまう若さ、失って初めて気づき後悔する悲しみが説かれる光景に、今まで綴られてきた物語の重みをしみじみ感じました。これで終わりとは本当に残念、いつかぜひ続編を。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
亀戸で発生した無差別殺傷事件。「死刑になりたかったから」と語る容疑者の背景を記事にすることになったライターの主人公は取材の過程で自身との相似点を見つけてしまう。出自、境遇、学歴、交友関係など自身と容疑者を分ける領域は気水域のように不安定に揺らいでいるー最近、「無敵の人」などと注目されている存在ですが、格差社会だったり、取り返しがきかない世の中だったり、一昔前なら他人と比較することがなかったから受容できていたものが一斉に吹き出したように思えます。自分も揺らいでいる一人なのかも…他人事に思えない一冊でした。
maxa
2025/10/31 08:22

主人公も含めた人々の状況をズバリタイトルの汽水域に喩えた表現、本当凄かったですね。淀川沿いを歩くシーンが強く印象に残っています。私もまた揺らいでいる一人だわ…。

いざなぎのみこと
2025/10/31 23:40

>maxaさん タイトルが本当に秀逸ですよね。いつ一線を越えるか分からないと心しておかないといけませんね。maxaさんを繋ぎ止めておける錨のような存在になれたら嬉しいです。

が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
鎌倉香房シリーズ第四弾。今作では想い人と離れ離れとなってしまったことから始まります。前作の事件から何があったのかー顛末が少しずつ判明していくのですが、彼を取り巻く家庭環境や境遇が分かると、少なからず同情してしまいます。それでも言いたいのは、人は決して一人ではないということ。短いながらも生きてきて、感謝してくれる人がいるということ。代わりにアルバイトをしてくれる親友、憎まれ口を叩きながら駆けつけてくれる叔父、そして大切な家族を託してくれた人、皆が幸せを願っているのだから。香乃の叱咤する姿に感涙です。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
この世の全ては数値化できるーラプラスの魔女が三度この世に現れる。今作では父を亡くした少年の手助けとして、行動を共にすることに。死亡した謎の解明のため、警察とは別に危ない捜査に乗り出すのですが、相変わらずの勝ち気な性格で、闇社会の男たちにも一歩も引かない姿勢がいいですね。思春期の男の子からしたらとても魅力的に見えるのでしょう。果てにはあんなことまでされちゃって(笑)。忘れられない7日間になったことでしょう。
MI
2025/10/31 07:03

いざなぎのみことさんほんと続いてほしいですね😊

いざなぎのみこと
2025/10/31 23:43

>MIさん まだまだ続きそうな雰囲気ありましたよね。ガリレオみたいにぜひ続いてほしいです。

が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
機捜シリーズの最新作。第三弾では、大臣暗殺予告の警備に駆り出されます。衆院解散に伴う総選挙期間内のため、地元警察と連携して対象者に張り付くことに。応援者や有権者、ボランティアなど多くの人が行き交う中、いかにして守り切るのかー。今回は何といっても、大久保隊員の活躍が目玉です。女性ならではの人懐こい性格を武器に関係者から話を引き出し、捜査を有利に進めていく様には若手と思えない仕事ぶり。「ちゃん」付けなんかで呼んでは失礼に当たります。今の世の中、性別に関係なく、個性を発揮して輝くのが理想だと感心しました。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
道警シリーズ新章開幕!佐伯は警部補になって函館に赴任、早速事件に乗り出します。夜中に発せられた一本の通報、被害者は食品加工会社の社長。捜査が進む中で少しずつ判明する事実。果たして事件の真相はー。佐伯の捜査の腕前は函館でも噂になっているらしく、早くも全幅の信頼を置かれていて、その中で若手を育てながら着実に捜査を進めていく姿は読んでいて何とも清々しい。地元の住民とも距離を縮め、地域に密着しようとする様にも好感が持てます。いやー、待っていて良かった。かつての仲間の情報も僅かながらあって大満足の一冊。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
問題はブレイクショットの打ち方だー一見無駄なことだと思っても、それがいつか大事な事象に発展することがある。自動車組立工場の青年、遠いアフリカ大陸の少年兵、ヘッジファンド会社の役員に町工場の若き課長と、様々主役が変わる中、日本製自動車「ブレイクショット」がビリヤードの球のごとく物語を加速させていく。自身でどうしようもない事態に巻き込まれようとも、意志を込めて放つ一打が奇跡を起こすと証明してくれます。別々の局面が最後に一つに収束されていく様は見事の一言。希望を持って生きる重要性を感じさせてくれる一冊です。
maxa
2025/10/26 18:53

おぉ〜!ビリヤードの球に喩えるレビュー、スピード感も感じられてかっこいいですね!

いざなぎのみこと
2025/10/27 07:41

>maxaさん お褒めいただきありがとうございます。maxaさんのレビューを読み、ぜひ読んでみたい作品と思っていました。逢坂さんの作品はどれも斬新で、様々勉強になりますよね。すごく為になり、いつも読む時ワクワクします。

が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
出会いは突然だった。「私は車椅子じゃない。」高校入学初日に出会った彼女から発せられた言葉をきっかけに変わっていく日々。自己中で独善的だった性格や挫折を味わった部活動の過去を引きずり、悲観的で濃淡のない生活が少しずつ色濃いものに変わっていく。「パラスター」で培われた車椅子ユーザーの視点に、元々上手かった若い世代特有の世界観が相まって、清々しい気持ちにさせてくれる物語です。傷ついて下を向いてしまっている人にぜひ読んでほしい作品。明日はきっとカラフルと信じられるから。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
タイトルが気になって読んでみたのですが、なるほど、特別支援学校の高校生たちを描いたミステリーでした。冒頭の入学のエピソードから心を掴まれ、様々学びを得られることに驚きました。登場人物たちの日常が何とも色鮮やかで、「あ、この子にはこのように感じられるのか」と納得させられることが多々ありました。そして周りとの軋轢に傷つきながらも、少しずつ成長していく姿が何とも微笑ましい。ただのミステリーに留まらない、特別という表現が自分の中で変わる、それくらい特別な作品でした。ぜひ彼ら、彼女らのその後が見てみたいです。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
滝蓮司と卯月麗一、高校生の二人はたこ糸研究会と称して探偵活動に明け暮れる。ある日、双子姉妹の依頼を受けたことにより、学園を揺るがす大事件に巻き込まれることに…。「死んだら永遠に休めます」の作者のデビュー作ということで読んでみたのですが、こちらもぶっ飛んだ展開で、読んでいて苦しくなりました。タイトルの意味が分かる後半から推理合戦も本格化するのですが後味が悪く、フィクションだからこそのストーリーと半ば納得しながら読み終わりました。暗い気持ちにさせられる憂鬱なミステリー、作者の思惑にすっかり嵌ってしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
いざなぎのみこと
鎌倉香房シリーズ第3弾、今回は香乃、雪弥の境遇にまつわるエピソードが満載で、大満足の一冊でした。友達や家族との関係性を巡り、自身が自然と思い込んでいたレッテルやカテゴライズにより、いかに世界を狭めてしまっているか、それに苦悩している姿を感じ入りました。香乃や雪弥の年齢ならもっと自己中心的でも仕方ないと思えるのに、傷ついても前に進もうとする意志が感じられてすごく励まされました。恵まれなかったからこそ幸せになってもらいたい、若さゆえの危うさも孕みながら、それでも応援したい、それだけを祈りながら次作に続きます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/30(5129日経過)
記録初日
2011/11/30(5129日経過)
読んだ本
1224冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
398561ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
1223件(投稿率99.9%)
本棚
41棚
性別
血液型
B型
外部サイト
自己紹介

好きな作家さんは
伊坂幸太郎
宮部みゆき
辻村深月
東野圭吾
恩田陸
本多孝好
道尾秀介
佐々木譲
小野不由美
乙一
などなど沢山です。
(敬称略)

よろしくお願いいたします。

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