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2026年4月の読書メーターまとめ

ねじやま
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2026年4月に読んだ本
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  • ハチテメ
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2026年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ねじやま
オノマトペの分析をすることで言語とは何かという定義付けを模索している。オノマトペのアイコン性こそが言語たらしめるものであり、特に感情価が大部分を占めることが特徴である。幼い子どもがオノマトペをどう会得していくのか、そして言語習得へどう向かっていくのかの推論が面白かった。また、諸言語におけるオノマトペの比較で、音の清濁や、阻害音・共鳴音といった特徴から印象を二分できる点は感心させられた。ブースティング・ラッピング、アブダクション推論の習得によってオノマトペを卒業し、論理的関係を表現できる過程が興味深かった。
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2026年4月にナイスが最も多かったつぶやき

ねじやま

2026年3月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3599ページ ナイス数:131ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1697650/summary/monthly/2026/3

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2026年4月の感想・レビュー一覧
16

ねじやま
後進地域である「南」のアフリカと、「北」の国の関係を見ながら、アフリカが実質的に独立するにはどのすればいいのか、これまでどう歩んできたのかが書かれている。「北」の反省の上に立った経済発展が求められているにも関わらず、アフリカナショナリズム的主張が忌避されている「北」の自己矛盾を押し付けられている状態を打破しなければならない。南アのアパルトヘイト廃絶のための脱植民地化、民主化プロセスの実現の歴史は目を見張るものがあった。紛争のルーツを歴史・文化・経済・社会的に突き止める作業が不可欠という主張は納得がいった。
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ねじやま
意識の中身全般であるクオリアqualiaと統合情報論を特徴づける研究アプローチについて。脳が損傷を受けても意識レベルでクオリアにほぼ影響を与えない部分があり、他人のクオリアを理解可能であるのなどのの研究が示されている。ニューロンネットワークを圏論などで解析することによって曖昧なようにみえるクオリア(意識)を説明できるようになることは舌を巻くしかなかった。
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ねじやま
オノマトペの分析をすることで言語とは何かという定義付けを模索している。オノマトペのアイコン性こそが言語たらしめるものであり、特に感情価が大部分を占めることが特徴である。幼い子どもがオノマトペをどう会得していくのか、そして言語習得へどう向かっていくのかの推論が面白かった。また、諸言語におけるオノマトペの比較で、音の清濁や、阻害音・共鳴音といった特徴から印象を二分できる点は感心させられた。ブースティング・ラッピング、アブダクション推論の習得によってオノマトペを卒業し、論理的関係を表現できる過程が興味深かった。
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ねじやま
Audibleにて 微生物による土壌生産を土の本質とし、ヒトに作れないもの:「土」と「生命」生命の相互の関係について語られている。生命の誕生にはどうやら粘土が関わっているという説には驚いた。粘土の吸着性によって化学反応の場となり、さらに特定の配列を促進する性質があるそうだ。生物進化と共に土も多様化してきている。人工土壌は作れるのかという課題に対して、微生物による養分供給が大事である反面、微生物が土壌に定着するかという視点もある。
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ねじやま
我々は世界の存在に驚く、絶対に安全である、そして罪を感じる体験によって絶対的価値について語りたくなるものである。しかし世界が存在していることの事実がアプリオリにあるので絶対的驚きというものはありえないという意味で、この言語表現はどれも無意味であると主張している。ものごとの本質を決めるのは文法であり、文法は偶然的で恣意的なものである。その文法規則によって規定された言語ゲームこそがウィトゲンシュタインの中でおおきなテーマとして揺れ動いている。この現象→基準への転換である言語ゲームこそ行為と評価の枠を形成する。
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ねじやま
以前読んだ100分で名著の知識の定着・補助に役立った。朝令暮改な朝廷や、荒ぶれの寺勢力、道を誤った平家などいわゆる「諸行無常の響き」を悉にしている。平安に特有の、「生まれ」だけが、尊いものであるという世俗に固執した価値観の現代との違いに驚いた。天皇と上皇の本来あるべき関係は上皇は政治に容喙せず、天皇から孝養を尽くされるべきである。また、義経は英雄と見なされることがおおいが、実態は横暴で情に浅い人物であったことをしり、そうであるならば頼朝に破門にされる理由もあるのかなと感じた。
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ねじやま
大絶滅展の予習として古生物学たるものの予習のため拝読。化石研究のための分生物学的アプローチの過程と苦悩の数々を説明している。いかにして化石から遺伝情報を読み取るのかの話は面白かった。ミトコンドリアDNAの研究からPCRの確立、ラセミ体割合の研究などを駆使して進化のインパクトを探るワクワク感があった。特にヘモグロビンの進化速度を一定とみなして、動物の多様化を推定する方法は目を疑うものがあった。
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ねじやま
フェイクニュース:情報内容の真実性が欠如しており、情報を正直に伝えようとする意図の欠如したものと向き合っていくためには、誤謬推論を行うことや、知的な謙虚さの徳を持つことが挙げられる。そのために、自己の知的限界を見極め、判断を委ねるべき相手に判断を委ねることという主張は思い切りのあるものだと感じた。また陰謀論を開放的になるという利点をあげつつも、知識を減らすという重大な欠点を抱える代物であることを指摘している。開かれた心、批判的思考、そして証拠に対するリスペクトを世に対して持ち俯瞰的にみれるようにしたい。
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ねじやま
皇帝が目的語で、軍が主語で語られる新鮮な叙述だった。ローマの興亡について、五賢帝時代のパクス=ロマーナや、ゲルマン化などについて、軍事面から解説している。軍部によって皇帝が暗殺、辞任、そして擁立されている事例が少なくないことに驚いたと共に、軍とローマ帝国の切り離せない関係を実感した。パクス=ロマーナといえば、安定の大繁栄の時代というイメージがある。もちろんその面はあり、安定期なのは間違いない。しかし、戦争は領土拡大の名目で各地で行われていたことは驚きだ。機動軍の立場とローマの興亡も面白いテーマだった。
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ねじやま
ショーペンハウアーの気性の荒さと、明細な思考が文体に現れている。彼は文体こそが、思索をうつし出すものであると主張している。三文文士、鉄面皮など俗っぽい文章を批判する姿勢が強く、絶妙なにゅあんすのらしそうを表現する芸術手段を高く評価している。また、読書とは他人に考えてもらうものとしており、インプットとしての読書に対しここに書くようなアウトプットの作業を交えるという自分でものを考えるという行為こそが大切なのである。大衆受けする本を読まずに済ますことが大切だという主張は強烈であった。
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ねじやま
ウィトゲンシュタイン観の「世界」と「命題」の関係は、「世界」がそうであることのすべてであること、これを考えるものこそが「命題」となっている。論理や命題に対して、アプリオリである、トートロジーであると突き放すような立場をとっている面があるのに対し、言語の限界を世界の限界と評価するこの背反がとても印象的であった。「すべての命題は無価値がある」とあるが、これは私が世界のなかにいる以上、命題は世界そのものであり、導けるので価値がないといっているのだと解釈した。
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ねじやま
存在に対し、<ガアル>と<デアル>の概念があり、存在は存在了解の働きにある。ハイデガーは存在と生成を同一視し、現存在を超えた超自然的すなわち形而上学的に文化を覆そうとしていた。極めて難解であった。
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ねじやま
「愛は技術である」これは交際やデートの技術などというものではなく、愛すること自体が技術だと述べている。愛の能動的性質の要素は配慮、責任、尊敬、知であり、逆接的にそうでないものを批判している点が肉欲と理性の境界線として分かりやすかった。一人でいられることこそが愛するための条件であり、愛と交換可能なのは愛のみで、与えるものだけが与えられるという構図は今まで意識したことがなかった。愛の可能性を信じることは、人間の洞察に基づいた信念であることを心にとめてこきたい。
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ねじやま
「魔女妄想」の形成と、悪魔学者の著作により悪魔と契約したとされた女性が民衆抑圧的装置として社会的に使用され、処刑されてきた歴史がある。所謂魔女裁判ではどうにも感情的かつ宗教観に満ちた悪魔論により裁かれ、拷問・処刑が行われたことは歴史として知っておく必要があり、発生したリンチなどは現在の私人逮捕やSNSでの誹謗中傷などの社会現象に繋がる部分もあり、他人事とは思えなかった。このような悪魔思想が生まれてしまうのは、情勢の不安からなるスケープゴートであり、「現代の魔女狩り」ともいえる事例があることを肝に銘じたい。
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ねじやま
古代から近現代までの東南アジアについて書かれており、ベトナムの比重が大きめとなっている。大航海時代や植民地時代の被支配側の視点で歴史を見るということをしてこなかったので、被支配側のメリット・デメリットを知れたのは新鮮であった。東南アジアのユニークさは中国・欧米・日本の交易に呼応して発展してきたというその一端を知れた。植民地エリートはどれだけ優秀でも、決して本国人と同等に扱われないことが、ナショナリズムの形成に繋がるという視点には自己矛盾を抱えつつも納得のいくものであった。
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ねじやま
記憶の定着やひらめきのために必要なものとして連想が挙げられている。個々の概念の理解だけでは不十分であり、その関係性を知ることこそが理解と記憶を促し、所謂”記憶力”の差を生じさせるものであると説いている。本書にある「記憶は技術である」というフレーズを頭に刻み、丸暗記から逃げ、思い出すというアウトプットのプロセスを踏むことを意識していきたい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/03/24(48日経過)
記録初日
2024/05/20(721日経過)
読んだ本
128冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
33771ページ(1日平均46ページ)
感想・レビュー
60件(投稿率46.9%)
本棚
6棚
性別
自己紹介

理系大学生やってます。
本を読み続けます。

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