ハリくんもとうとう3年生に。被服部に入って活動していくうちに、好きなことを好きって堂々と言えるようになったのはエライ！ひょんなことから入った被服部だけれど、かけがけのない居場所になってくれたんだね。糸井さんもいい味だしてた。この話は3巻で終わるが、ハリくんや他のみんなのその後をいつか別作品で垣間見られたらな。とりあえず、モモちゃんの出てくる作品を読みたいな。

ブラックバードの歌というのに、興味を引かれて読んでみた！鳥の巣の研究家の鈴木まもるさんが挿画を手掛けられていてさらに興味が湧いてきた。事故で腕に怪我をしてフルートを吹けなくなった少女の物語。引っ越し先のアパートの近くの公園で出会った少年に教えてもらって、少女アニーはブラックバードという鳥を知った。怪我で音楽を失ったと思っていた少女が愛らしい鳥の歌によって音楽を取り戻していくまで！いさかいがあるわけでもなく、すごく爽やかな読後感があるいい本。100頁そこそこなのですぐに読める。音楽と鳥を愛する人へ。

漫画版は読んでいたが、小説版も。ジュニア文庫だが、原爆の恐ろしさ、犠牲になった人々の悲しみ、痛みなんともいえず。月並みだが言葉にならない。この本は数年前にある図書館主催のイベントで購入したが、なぜか？まはら三桃さんのサインをいただいてしまった。経緯は省くが、貴重な本だが勤務先の小学校に寄贈する。子どもたちにも読んでほしいが、読めるかな？と若干不安がー。

ガリバー旅行記とタイトルがあるが、現代版ガリバー旅行記で、映画化されたものの小説を翻訳したもの。新聞社のメールルームという手紙の整理する底辺の部署にいて、旅行ジャーナリストのダーシーに片思いして上を夢見るガリバーにバミューダ・トライアングルへ旅するチャンスが巡ってきた！嵐のすえたどり着いた王国には小さい人々が……！とここからは、本家のガリバーめいた展開になっていく。軽く読めて面白かった。ここから本家のガリバー旅行記に興味をもつ向きもあるのかも？

ハリくんもとうとう3年生に。被服部に入って活動していくうちに、好きなことを好きって堂々と言えるようになったのはエライ！ひょんなことから入った被服部だけれど、かけがけのない居場所になってくれたんだね。糸井さんもいい味だしてた。この話は3巻で終わるが、ハリくんや他のみんなのその後をいつか別作品で垣間見られたらな。とりあえず、モモちゃんの出てくる作品を読みたいな。

お試し読書⑥１年かかって、去年のクリスマス頃にポプラ社のプレゼント企画に当選していただいた本を全部読み終えた。キラキライラストの行間広めのイマドキライトなノベルだった。最後に読んだこの本は事件ファイルと言いながら、中身はドタバタ恋愛コメディというふう。大人目線からはカワイイねぇ！で終わってしまうが、小学生ならけっこうドキドキしながら読めるのかも？ということで6冊全部学校に寄贈決定！ 一つだけ難点。「嗚咽をこぼして」という表現が気になった。「嗚咽」はもらすとか、出るとかであって、こぼすのは涙では？と思う。

ハリくん２年生になって…被服部に入ってきた新入部員。小倉さん、いいな。反感買うだろうけど。波風立っても、最後には穏やかにおさまるところ、この作者の書く作品の好きなところだ。サンカク先輩部長時のファッションショーはどうだったのかな？そのことには触れられないまま3巻になってしまった。毎回、巻末につくハリくんの手芸ノートがいいな。

勤務校蔵書より。男の子が手芸を好きだって、いいんじゃない？好きを一生懸命こなしていったら、何か形になってくるかもね？ならなくてもいいけど。その頃の気持ち、後できっと何かに生きてくる！