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2025年1月の読書メーターまとめ

緋莢
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感想・レビュー
15
ナイス
1210ナイス

2025年1月に読んだ本
15

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2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

緋莢
ネタバレ「ごめん、みんな。俺のせいだ。ごめん」かつて箱根駅伝を連覇したこともある明誠学院だったが、2年連続で予選会を突破できずにいた。箱根駅伝に一度も出場したことのない主将・青葉隼斗は気合を入れて挑むも、自身の不調もあり、チームはわずか10秒差で本選出場を逃す。打ちひしがれた隼斗は、監督の諸矢が辞めることと、関東学生連合チームへの参加を聞かされて…〝オープン参加”という扱いで、正式記録に残らない関東学生連合チームと、箱根駅伝を中継する 大日テレビを軸に物語が展開していきます(続く
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

緋莢

2024年もたくさんのナイスありがとうございます。久々の1000冊超え、1日3冊ペース達成。ただ、結構無茶したので、この冊数やペースも、これが最後になるかなぁ… 2024年の読書メーター 読んだ本の数:1160冊 読んだページ数:316981ページ ナイス数:30226ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/19960/summary/yearly

緋莢
2025/01/05 05:48

オススメ本棚は早ければ本日にでも作ります。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
15

緋莢
極真空手の第1回全日本選手権優勝、キックボクシングの戦績は8戦6勝(6KO)2敗(対戦相手は全員タイ人)。 〝クラッシュ・ギャルズ”長与千種&ライオネス飛鳥のコーチ、『あしたのジョー』力石徹のモデルで、板垣恵介の刃牙の回し蹴りの原型になったなど、こうして列挙するだけでも下手なフィクションは裸足で逃げ出す(もしくは、リアリティがないと言われそう)出来事の数々。それが、山崎照朝という人物の経歴というのだから驚きます(続く
緋莢
2025/01/08 17:41

と思ってしまいました。「空手で金儲けをしたくない」という信念故に、〝プロ”としてリングに上がるのは勿論、表舞台に出ることを好まなかったという辺りが凄いなと思いました。特に真樹日佐夫が「自分の方が喧嘩が強い」 と言っていたと知り…という後の顛末には、「空手に懸ける男の美学だと思います。生き方が清廉潔白、武道一筋。」 と、証言している人がいるのに納得しました。『ジャッカー電撃隊』の鉄の爪、『科学戦隊ダイナマン』のカー将軍などで お馴染みの石橋雅史が大山倍達に一目をおかれ、師範代をしていて、山崎を指導(続く

緋莢
2025/01/08 17:41

山崎が「俺がまねしたのは 大山館長と石橋先生。師と呼ぶのもこの2人だけ」と語っており、驚きました。また、山崎の指導はクラッシュ・ギャルズだけでなく 全日本女子プロレスの多くの選手に影響を与え、ブル中野にヌンチャクを伝授、観客を飽きさせない 試合内容になっていったなど、90年代の全女黄金期を作ったといっても過言ではないな、と感じました。 300ページほどですが、内容は非常に濃く、山崎照朝という人物の魅力が十二分に伝わってくる、とても良い本でした

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
「自分たちが持っているものすべてをぶつけあう試合がしたい。『そんなのはプロレスじゃない』と先輩や会社から言われても構わない。自分は最後に『プロレスじゃないプロレス』をやりたい」借金をきっかけに家族がバラバラになり、念願の女子プロレスラーになるも、落ちこぼれだった 長与千種。エリートの道を歩むも「見ていてまったく面白くない」とマネージャーから 言われてしまったライオネス飛鳥。その2人が組んだクラッシュ・ギャルズは、大ブームを起こすも…(続く
緋莢
2025/01/08 17:39

〝プロレスの天才”長与千種をパートナーに持ち苦悩するライオネス飛鳥。その飛鳥が一度引退し、復帰後、ヒールとなり、プロレスの面白さを知っていくというのは、とても興味深かったです。一方で、長与は引退後、自らの団体を作り、理想の環境を整えるも…というのは、時代が悪かったとしか(長与の立ち上げたGAEA JAPANのレスラーたちは素晴らしく、対抗戦時代のレスラーと 全くそん色は無かったと思っています。特に里村明衣子と北斗晶の シングルは、強く印象に残っています)(続く

緋莢
2025/01/08 17:39

文春文庫で読んでいましたが、10年も経たずに品切れとなっており 2023年に光文社未来ライブラリーで刊行された際は税込みで1500円になっていて眩暈がしました(文春文庫版は600円台) 新たなあとがきや解説が追加されているとはいえ、これはなぁ…作者や出版社が悪いという訳ではなく 色々事情があって、仕方のない事なのでしょうが。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
クラッシュ・ギャルズ引退後、初めてヒールとしてトップに立ったブル中野。そのブル中野と抗争を繰り広げたアジャ・コング。他団体との対抗戦が大きな話題となったが、井上京子は「なんでコイツらがメインやってんだろう」、豊田真奈美も「全女が一番」だと思っていたという。90年代女子プロレスを軸として、14人のインタビューが 収録されています。全日本女子プロレスという団体がいかに狂っていたかというのは、 かつて所属していたレスラーたちのインタビューを読むと、よくわかります(続く
緋莢
2025/01/08 17:38

アジャ・コングとブル中野の試合で放たれた金網最上段からのギロチンドロップ(2024年、NHKの番組で当事者2人を揃えて解説してもらったり、該当画面が流れるとは思いもしませんでしたが)、金網の上でよろけたのは計算だった いくら頑張っても92キロまでしか太れなかったので、ステロイドを打ったなど、ブル中野が語っていたのが衝撃的でした。 どのインタビューも内容が非常に濃く、読み応えがあります。刊行当時、女子プロレスは冬の時代だったのですが 後にまた人気が出てきている模様(続く

緋莢
2025/01/08 17:38

この辺は全く知らないので、誰かその変遷を書いてくれないかな、と思ったり。 2016年刊行のこの本、当時は発売予定表で見た時に文庫で1000円か…と思ったのですが、800ページという厚さの 現物を見て&中身が非常に濃かったので、1000円は安すぎるとなりました。今出すとしたら、下手すると倍近くの 値段がするかもしれません。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
図書館本。「ご臨終です」、「は?」1963年、21歳で力道山と結婚。しかし、その半年後に力道山は死亡。30億円(現在の価値にして、約100億円)の遺産を相続するも、莫大な相続税、負債も背負うことになった。さらに日本プロレスのゴタゴタにも巻き込まれ…力道山の試合をちゃんと観た事こそないものの(プロレスの歴史的なVTRでチラリと観た程度)、名前は勿論知っています。しかし、妻がまだ存命だというのは全く知りませんでした(続く
緋莢
2025/01/08 17:36

力道山にというのが敬子の全く知らないところで行われていたというのは、そういう時代だったという事でしょう。結婚が決まった後、力道山に子どもが3人いることを知った(全日本やノアにいた百田光雄は、敬子の子供ではありません) というのもアレですが、リキアパートの屋根裏部屋に住んでいた、<子供たちにとって、敬子が自宅にいることで、力道山の 折檻が著しく減ったからである>という記述には、うわぁ…となりました。 力道山の亡くなった後のゴタゴタ、特にプロレス関連のものは、本当どうしようもないな、と(続く

緋莢
2025/01/08 17:37

力道山十三回忌追善大試合へアントニオ猪木が出場できなかった事に対する田中敬子の〝声明文”、その経緯は 実にあの新聞らしいな、と感じました。そのアントニオ猪木、様々なビジネスに手を出したのは力道山の影響だったり 2000年開催の「第2回メモリアル力道山」でのタッキー(滝沢秀明)のスペシャルエキシビションマッチ実現は ジャニー喜多川、メリー喜多川と力道山の関係があったからというのには、へぇーとなりました

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
図書館本。自分は全く世代ではなく、試合を観た事はないのですが、沢村忠という名前、彼の代表的な技「真空飛び膝蹴り」という名称は知っています。世代で無い人間ですらそうなので、当時、とんでもないブームだったんだろうなぁ、というのは分かります。この本はタイトルからも分かるように、沢村忠をキックボクシングに勧誘し、ブームを作ったプロモーター・野口修の生涯を、インタビューをもとに書いた本(続く
緋莢
2025/01/08 17:34

沢村忠に関しては、真剣勝負をやっていなかった(ただし、野口修は その辺については明言していません)、というのも、この本を読むまで知らず、しかも「一番練習していた」、「決して実力がなかった訳ではない」という証言が あるのに複雑な想いを抱きました。各TV局が、キックボクシングを放送するようになるという辺りには2003年大晦日の格闘技イベントが3局で放送されたというのを思い出しました。昔から変わっていなかったんだな、と。 さらに野口は、山口洋子との関係から五木ひろしの売り出しにも成功(続く

緋莢
2025/01/08 17:35

が、その成功が続く訳もなく… 終盤で、<運に見放された>とありますが、ダービー馬を作るのに夢中になっていた野口が、他の事を おろそかにしていたツケが出ただけではないか、と思いました。幸運の女神には前髪しかないと言いますし、 よそ見していたら、それを掴む事なんて当然できないわけで。決して面白くなかった訳ではないのですが、ここ数年で 読むのに一番時間がかかった本でした。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
図書館本。「どの項目というよりも全般的に見て、自分の感覚と(トラックマンのデータが)合っているかどうかを確認している」野球は、積極的に追っていないので、データ分析がここまで重要になっているというのは知りませんでした。大谷翔平とダルビッシュ有は、2023年のWBCの際、弾道測定器「トラックマン」を1球1球確認していた。それは、自分の中の〝投げたい球”と実際に投げた球が、自分の思っている通りに なっているかデータで確認しているというのがあり、驚きました(続く
緋莢
2025/01/07 17:09

ただし、データが万能という訳では無く、WBCに参加するようなトップクラスの選手はデータを見せるだけで勝手に解釈し、動作まで繋げられるが、そこまでの選手じゃないと、データを見ても解釈が上手く出来ていないとあり、なるほどな、となりました。この辺は、将棋の、AIを使った研究も同じことなのでしょう。野球アナリスト界の〝ブラックジャック”として(続く

緋莢
2025/01/07 17:09

紹介されていたお股ニキ(野球歴はほぼ無いながら、多くのプロ野球選手にアドバイスをしている)などの ような存在が、これから増えてくるかもしれません。アナリスト、コーチ共々、野球経験が例えなくても データをきちんと読み解ける、その意味を説明できるという力が重要になってきそうです。 作中で紹介されていたマイケル・ルイス『マネー・ボール』や、参考文献であげられていたものも面白そうなものが多く この世界を少し深掘りしたくなりました。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
<メジャー球団のなかでもきわめて資金力の乏しいオークランド・アスレチックスが、なぜこんなに強いのか?>それは、ゼネラルマネージャーを任されたビリー・ビーンが、体系的な科学分析を用いて、非効率な部分を洗い出し、安くて優秀な人材を発掘したから。アスレチックスがドラフトやトレードで獲得した選手の多くは、従来の野球観のせいで過小評価されていた、というのが「まえがき」で出てきて 序盤からひきこまれました。2002年、アスレチックスの選手平均年俸は146万ドルで、ヤンキースの約三分の一。 (続く
緋莢
2025/01/08 17:29

kei-zuさん、コメントありがとうございます。映画化されているのは知っていましたが、面白いんですね!kei-zuさんには、同著者の『世紀の空売り』の映画もすすめていただいたのですが、まだ観てないので、『マネー・ボール』の映画も併せて観ないと…

kei-zu
2025/01/08 19:33

両作品ともおすすめです。ぜひぜひ(o^-')b

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
図書館本。阪神タイガースがまだ大阪タイガースだったころの監督、岸一郎。1955年、就任した時は既に還暦。しかも、プロ野球経験がなかった。そんな監督の指揮の下、選手たちが大活躍し、優勝!フィクションなら、そんな展開になるのでしょうが、現実は非情。僅か33試合のみ。どんな人物だったのかもよく分かっていない岸一郎、そして、阪神タイガースについて書いた本。『本の雑誌』2024年8月号の、「2024年度上半期ベスト10」で 触れられていて、興味を惹かれた本(続く
緋莢
2025/01/07 17:07

個人的には、プロ野球は熱心には見ていないのですが、こういう本は大好きです。プロ経験がないといっても、さすがに野球を全く知らないなんてことは全くなく、早稲田や満鉄で活躍していたという実績があります。そして、オーナーに「私なら今の動脈硬化を起こしかねないタイガースから古い血を入れ替え、新たな健康体に立て直すことができる」と手紙を送っており、それに、チーム内がゴタゴタしていたオーナーが飛びついたという経緯が書かれており、様々な要因が 奇跡的に合致してこんな事になったんだなぁ、と(続く

緋莢
2025/01/07 17:07

<主力選手が監督を無視、反抗し、ついにその座から 追い落としてしまった事実は重い。選手に勝利感を与えてしまったこの処置が〝揉める阪神”の 導火線になっていた>なんていう記述もあり…「この本をタイガースでやろうとしても…できひんやろな。 闇が深すぎて、あらゆる権力構造が複雑すぎるんや」と序盤で著者が言われていますが、そういう要因も 絡まってるんだろうなぁ。岸が去った後のタイガースや、岸自身の行方もおっており、とても読みごたえがありました。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
図書館本。現在、出川哲朗司会で年2回放送されている番組で、昨年、一番的中率の低かったサンドウィッチマン・伊達(楽天ファン)が罰ゲームとして、オリックスのファンクラブに入会させられるというのをやっていました。さすがに、罰ゲームとまではいわないまでも通常は、入るとしたら自分の好きな球団のファンクラブにだけ入会すると思います。 しかし、著者は何と全12球団のファンクラブに入会!しかも20年!!著者は知ったのは前作『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!』 で(続く
緋莢
2025/01/07 17:06

その時にも驚いたのですが、そこからさらに10年継続したとは…「12球団FC評論家」を特許庁商標登録した顛末も書かれていますが その後に、全12球団FC入会者が他にいるかTwitter(当時)で呼びかけたら、同志が出てきたというのにもビックリしました。 Bluetoothスピーカー、スマートウォッチなどの電子機器や本革のトートバックなど、意外なグッズも紹介されていて、全く知らない 世界なので、驚きの連続でした。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
「箱根駅伝をぜひ中継しましょうよ!すごいイベントじゃないですか」日本テレビにディレクターとして入社した坂田信久は、取材した箱根駅伝に魅了される。箱根駅伝を中継しましょう!と先輩たちに訴えるも、即却下されてしまう。しかし、20年以上諦めなかった坂田は、ついに企画が通し、箱根駅伝の中継が決まるが、それには様々な困難があって…2007年に刊行された『「箱根駅伝」不可能に挑んだ男たち』を 改題、加筆・修正して文庫化(続く
緋莢
2025/01/06 17:30

単行本、とても面白かったので、今まで文庫化されていないのが、とても不思議でした。多分、同時期に刊行された池井戸潤『俺たちの箱根駅伝』の影響もあったのでしょう。今やすっかりお正月の風物詩となった箱根駅伝の中継。しかし、最初にテレビ中継をしたのは日本テレビではなく、テレビ東京。ただし、9区までは録画編集で、10区のゴール部分だけ生中継というもの。そのため、日本テレビは なるべく多くの区間を中継するために動きます。特に困難なのは山の中継で、それを実現させるために(続く

緋莢
2025/01/06 17:30

スタッフたちは過酷な〝山登り”をすることに。そういうのも含めて、とても読み応えがありました。 また、箱根駅伝の歴史について、特に昭和18年に行われた〝幻の第22回大会”に関しては、誰か小説化して欲しいと思うほど 印象深かったです。しっかり加筆もされており、特に2024年の第100回大会は、1月1日に大きな地震が起きたことで 中継が行われるかなども含めて、色々困難があったようです。「我々が変えるべき大会ではないのです」放送が成功した後の 坂田の言葉、これがずっと受けつがれていって欲しいと思います。

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緋莢
図書館本。2023年刊行。2024年1月2日、3日開催の大会で100回を迎えた箱根駅伝について、その誕生から現在まで 歴史や事等を書いています。ただ、タイトルは100年となっていますが、第1回開催は1920年。戦争で開催中止になった年もあるので…まあ、細かいことを言っても仕方ないですが。そもそも〝駅伝”は、1917年に京都から上野まで3日間かけて行われた「東海道五十三次駅伝競走」が最初 (明治天皇が京都から東京へ向かって50年経った、という事で企画されたもの。516キロを23区間に分けた模様)(続く
緋莢
2025/01/06 17:29

「宿駅伝馬制」から取って、駅伝となった、金栗四三が箱根駅伝創設に関わっているというのは知っていましたが、元々は「アメリカ大陸横断挑戦のための国内予選」というのには、へぇーとなりました(実現はせず)その他、第1回大会は午後1時スタートだったので最終走者ゴールが午後9時53分になり、沿道に松明を持った人を置いた、選手自身も提灯を手にして走った 交通整理をしていた警察官が選手と一緒に走りだした(その警察官は後に大学に入学し、選手として箱根駅伝を走る)(続く

緋莢
2025/01/06 17:29

TVでの生中継が実現し、視聴率も高い大会となると、無理をしてでも走る選手が悲劇を生む等のエピソードは 2023年末に日本テレビで放送された「箱根駅伝 伝説のシーン表と裏 3時間SP」でもやっていたので 番組は、この本を参考にしたんだろうなぁ、と(もしくは偶然被ったのかもしれませんが) 最後の方に、箱根駅伝全国化について言及されていますが、個人的には否定派。まず、全国の大学に出場資格がある 出雲駅伝、全日本大学駅伝で、箱根常連校を脅かすような大学が出てきてください、と思っています。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
図書館本。「ほら、十四分台が出るぞ!金山、頑張れ!」陸上部に入部。そんな金山に、監督・中村清の 強烈な洗礼が…「母親が死んで、お前らが田舎に帰ったら、母親は生き返るのか?」母親が死んで 葬式に行きたいと言った部員に、こう言い放つ監督。これ以外にもそういうのが多く、 昭和の時代でも、こんなのドン引きだよ…でも、許されてたのが昭和という時代なんだろうなぁ。 箱根駅伝の描写がもう少しあるかと思ったのですが、案外あっさり終わってしまいました。 上巻同様、薄味に感じてしまい、個人的にはとても物足りない作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
緋莢
図書館本。「頼むぞ、金山!」、「はい!」運動に長い間、劣等感を持っていたが、長距離走で 思いがけず良い順位を取り、陸上競技に目覚めた金山雅之。全道中学選手権で優勝し、高校でも 陸上に励むが…BSテレ東で放送されている「あの本、読みました?」の〝走る”名著特集の中で 瀬古利彦がオススメしており、興味を惹かれて、手に取りました。瀬古利彦がオススメしていた理由が 自分が出ているから、というもの(続く
緋莢
2025/01/06 17:27

箱根駅伝で二区を走った瀬古利彦が書かれており、三区で その襷を受け取ったのが著者。つまり自伝的小説です。プロローグで、その箱根駅伝の場面が 書かれており、出だしは良かったのですが、その後が…同級生の死、早稲田大学に入学が決まり 東京へ出てきた著者が父親から告げられたことなど、大きな事件が起きない訳では ないのですが、全体的にどうも薄味に感じてしまい、う~ん…となったまま終わってしまいました。

が「ナイス!」と言っています。
緋莢
ネタバレ「お前が調子が悪くても、他のメンバーが必ず取り返してくれる。だから、お前はタスキをつなぐことだけを考えろ。 仲間を信じろ。」いよいよ箱根駅伝本選がスタート。いつも以上の走りが出来る者、プレッシャーや思わぬアクシデントで、いつも通りの走りが出来なかった者。それぞれがしっかり書かれていて、とても読みごたえがあります。そして、彼らに声をかける監督の甲斐がとても魅力的。正直、甲斐に 関しては、もう少し、その過去も含めて、書いてほしかったなぁ、と思います(続く
が「ナイス!」と言っています。
緋莢
ネタバレ「ごめん、みんな。俺のせいだ。ごめん」かつて箱根駅伝を連覇したこともある明誠学院だったが、2年連続で予選会を突破できずにいた。箱根駅伝に一度も出場したことのない主将・青葉隼斗は気合を入れて挑むも、自身の不調もあり、チームはわずか10秒差で本選出場を逃す。打ちひしがれた隼斗は、監督の諸矢が辞めることと、関東学生連合チームへの参加を聞かされて…〝オープン参加”という扱いで、正式記録に残らない関東学生連合チームと、箱根駅伝を中継する 大日テレビを軸に物語が展開していきます(続く
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/04/30(5774日経過)
記録初日
2008/01/03(6257日経過)
読んだ本
13085冊(1日平均2.09冊)
読んだページ
3374172ページ(1日平均539ページ)
感想・レビュー
12995件(投稿率99.3%)
本棚
179棚
性別
年齢
43歳
血液型
AB型
職業
その他
現住所
東京都
URL/ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/hisaya24/
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本・マンガ、自分が面白い!と
思えるものなら何でも好きです。

読書雑記というブログを
やってます。更新はそんなに
頻繁ではありません。

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ページ数300万ページ
(2023年11月)突破!


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ナイスしていただいた方
本当にありがとうございます。

たまにコメントをいただきますが
すぐに返信出来ない事が多いです。
申し訳ありません。
また、メッセージは基本、返信しません。

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「2012年各月ベスト」
「2012年上半期ベスト」
「2012年ベスト」単行本・文庫・マンガ
「2013年各月ベスト」
「2013年上半期ベスト」
「2013年年間ベスト」
「2014年各月ベスト」
「2014年上半期ベスト」
「2014年年間ベスト」
「2015年各月ベスト」
「2015年年間ベスト」
「2016年各月ベスト」
「2016年上半期ベスト」
「2016年年間ベスト」
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「2017年年間ベスト」
「2018年各月ベスト」
「2018年上半期ベスト」
「2018年年間ベスト」
「2019年各月ベスト」
「2019年上半期ベスト」
「2019年年間ベスト」
「2020年各月ベスト」
「2020年年間ベスト」
「2021年各月ベスト」
※1~5月は無
「2021年年間ベスト」
「2022年各月ベスト」
※5~7、9月は無
「2022年年間ベスト」
「2023年各月ベスト」
「2023年上半期ベスト」
「2023年年間ベスト」
「2024年1月ベスト」
「2024年2月ベスト」
「2024年3月ベスト」
「2024年4月ベスト」
「2024年5月ベスト」
「2024年6月ベスト」
「2024年上半期ベスト」
「2024年7月ベスト」
「2024年8月ベスト」
「2024年9月ベスト」
「2024年10月ベスト」
「2024年11月ベスト」
「マンガ大賞にノミネートされた事はないけど
お薦めのマンガ」




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