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2025年2月の読書メーターまとめ

Millet.K
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12
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3601ページ
感想・レビュー
12
ナイス
847ナイス

2025年2月に読んだ本
12

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Millet.K
“こんな苦悩は過去に経験がない”(P11)“やってやろうじゃない”(P22)“なぜなら、わたしはプロだから”(P43)暗殺者の傷心?暗殺者の覚醒?暗殺者の矜恃? ちゃうちゃうここはワニ町や。シンフルに卑劣なロマンス詐欺!? 傷心してるバヤイかっ!…数カ月遅れで第8弾参戦。イヴァノヴィッチのバウンティハンターの代わりに読み始めたから、もう少しハメを外してくれてもいいが、塩梅難しい。本国では28作既刊。あと20人は死ぬかもって大丈夫か。毒にも薬にもならんわけじゃないがもはや毒毒度はつけられん。おあと5272冊
Millet.K
2025/02/18 14:11

あちらのほうが過激なぶん、好みではあるんだ。もっといえば、ランズデールのハップ&レナードが自分規格コージー

みみみ
2025/02/18 15:22

ハップ&レナードは笑えて泣けるところが好き。いいよね。

が「ナイス!」と言っています。

2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

Millet.K

■毒書は80年代回帰/オキ・シロー/森瑤子/ダイキリ/ヘミングウェイ/午後の死■仙台遠征を取りやめフェリーで西の旅。前日大雨で観光は不成立。様式美を追求したハンティングブーツ+レーシング傘イイ仕事っぷり■明石海峡大橋通過■2025年1月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:3907ページ ナイス数:1171ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/200370/summary/monthly/2025/1

■毒書は80年代回帰/オキ・シロー/森瑤子/ダイキリ/ヘミングウェイ/午後の死■仙台遠征を取りやめフェリーで西の旅。前日大雨で観光は不成立。様式美を追求したハンティングブーツ+レーシング傘イイ仕事っぷり■明石海峡大橋通過■2025年1月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:3907ページ ナイス数:1171ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/200370/summary/monthly/2025/1
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2025年2月の感想・レビュー一覧
12

Millet.K
“好奇心は激しい飢えに変わった”(P027)“犯人の顔を見なければ”(P080)70〜80年代カリフォルニア州で少なくとも13人殺害、50人以上強姦、百件以上強盗をはたらいた男。著者は〈黄金州の殺人鬼〉と命名し独自捜査に取り組むが執筆途中の2016年急逝。協力者と夫がまとめ2018年本書を上梓、直後のブックツアー中に容疑者逮捕という劇的展開に。本書には残虐で煽情的な犯罪実録を期待してはならない。正義の追求は地道な取材と検索検証。答え合わせを今自ら出来ぬ著者の無念が計り知れない。毒毒度:4 おあと5265冊
Millet.K
2025/03/05 08:32

キムチさんおはようございます。前世紀〈サイコ百人斬り〉と称してフィクションノンフィクション問わず読み漁った時期がありまして割りと読み慣れているはずなんですが、何か異質な疲弊を体験しましたね。

キムチ
2025/03/05 09:21

実は、私も20年前、それ、やっていたんです。それなのに、これ、狂気的ニュアンスや筆者の独善的コメがうっとうし過ぎて、疲れました

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Millet.K
わぁい岸田えりこさんのお話だ~〈こと〉ちゃん家にある鳩どけい。猫の〈ねねこ〉は鳩と遊びたくてたまらない。ことちゃんの留守中にチョしちゃう。あらら鳩出てこなくなっちゃった。でも大丈夫。時計やさんは鳩時計をなおしてくれて、じつは猫も好きだからってステキなおまけをつけてくれたよ。それはね…鳩時計とお揃いの猫時計がかわぇえす。図書館1回1猫本。おあと5266冊
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Millet.K
“さあ、くらわせてやる” “ムレタを巻いた。瞬時に、まっしぐらに”(敗れざる者 P273)全短編全3巻の1巻めを四半世紀ぶり再毒。書棚から発掘した西班牙あるいは闘牛つながりラスト一冊でもある。人みな互いに異邦人。欧羅巴の亜墨利加人。インディアン。夫と妻。父と子。男と女。漂泊者。虚無感と疎外感…斜陽の闘牛士を描く引用作が一番しみた。引導を渡す役回りのピカドールが渋くて脇キャラ票を投じたい。拳闘「五万ドル」競馬「ぼくの父」もかなり好み。但し人間より馬が死ぬ場面がいつもながらツラい。毒毒度:4 おあと5267冊
Shintaro
2025/03/02 08:03

スバゲッティにトマトケチャップをかけるのは米国人が発祥ということでよろしいか

Millet.K
2025/03/02 08:59

引用はかなり省略しました。まずフライパンに缶詰を2つ開けました。ポークと豆の缶詰、次にスパゲッティの缶詰です。温めつつよく混ぜて煮込み半分を皿に。その熱々の一皿めを食べる前にちょこっとトマト・ケチャップかけてます。二皿めにはかけてないようです。銘柄は書かれてませんがアメリカでトマト・ケチャップといえばハインツですね。

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Millet.K
ネタバレ“あんたがあんたでいることへの仕返し”(P150)速攻毒消し後ホワイトハウスへ。宇宙で起きた殺人事件の検死をリモートでやってのける見せ場アリ。だが地上の殺人事件も毒入りワイン事件も解決にはほど遠い。前任者に呼びつけられヘリ使ってまで行ったのに見込み甘く遅刻そして解任。残り二十頁ほど。まさかのつづく? おっとどっこい後出しじゃんけん的結末が〜ラストが慌しすぎる。スカーペッタ宅への侵入は一体誰をor何を狙ってなのか疑問。次巻も出た。こうなったら終焉を見届けるためだけに読み続ける。毒毒度:2 おあと5268冊
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Millet.K
“たいがいの人は、生きてきたとおりの死に方をする”(P185)『烙印』で終焉を見届けたと思いきやぬぁんとシリーズ再開。検死しない検屍官をこれ以上読むのは不本意だが、出だしはまあまあ緊張感&スピード感あり。おや?意外とイケるかも。ファミリー以外は信用できないとか傲慢スタッフにイラついたりもお約束。17頁に最愛の姪ルーシーに関する重大事項が書かれまさか一巻抜かした?と慌てたがセ〜フ。138頁では恒例モテ夫自慢キタ〜とニヤつくもあっさりめで拍子抜け。で、なぜホワイトハウスに行った? 毒毒度:2 おあと5269冊
Millet.K
2025/02/22 10:19

“ファビアンは濃いめに淹れたコーヒーをカップに注いだ。バトンルージュに住むお母さんから定期的に届くというチコリブレンドのコーヒーのスモーキーな香りが広がった”(P32)ゴス系ファッションモデルと見まごう風貌。ファビアンは、3人いる法医学調査官の中で抜きん出て優秀だが、必要のない手伝いを申し出ている。スカーペッタの領分に土足で踏み込もうとしている…

Millet.K
2025/02/22 10:19

“手にしたグランクリュのワインに視線を戻す”(P214)“気取らないビストロタンブラーにワインを注ぐ。ほのかに柑橘の香りがする爽やかでクリアな味わいが、前菜の生ガキと完璧なハーモニーを” “次にテーブルに出されたのはリヨンの名物料理、カワカマスのクネルのザリガニソース添えだ。それをいただきながら、私たちはホワイトバーガンディーの複雑な味わいについて科学的な考察を”(P215)インターポールにて事務総長ガブリエッラとランチを共にしたことを思い出す。あの時お土産にもらったワイン…

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Millet.K
装画はキョーレツな面がまえの折れ耳さん。表題も謎めいている。勇気を出し絵本を開いてみれば…安心してください猫たちにとっての特別な夜とくべつなお月さまのお話。個人的には斜め後ろからのフォルムが特にかぁいい。主人公のモデルは愛猫白木さん(永遠の20歳11か月29日)とのこと。おあと5270冊
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Millet.K
“としょかんに ライオンがいるというのは なかなかいいものです” ルールはあっても緊急時には柔軟に。ライオンはおはなしのじかんが好き。図書館といえばもちろんわが家の図書館長。2012年2月にわが家の庭に迷い込んできた頃が思い出される。自転車と並走するクロス猫を経て家猫になり図書館長の座に就いた。猫の日間近な図書館1回1猫本。おあと5271冊
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Millet.K
“こんな苦悩は過去に経験がない”(P11)“やってやろうじゃない”(P22)“なぜなら、わたしはプロだから”(P43)暗殺者の傷心?暗殺者の覚醒?暗殺者の矜恃? ちゃうちゃうここはワニ町や。シンフルに卑劣なロマンス詐欺!? 傷心してるバヤイかっ!…数カ月遅れで第8弾参戦。イヴァノヴィッチのバウンティハンターの代わりに読み始めたから、もう少しハメを外してくれてもいいが、塩梅難しい。本国では28作既刊。あと20人は死ぬかもって大丈夫か。毒にも薬にもならんわけじゃないがもはや毒毒度はつけられん。おあと5272冊
Millet.K
2025/02/18 14:11

あちらのほうが過激なぶん、好みではあるんだ。もっといえば、ランズデールのハップ&レナードが自分規格コージー

みみみ
2025/02/18 15:22

ハップ&レナードは笑えて泣けるところが好き。いいよね。

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Millet.K
“ぼくなんか生え抜きのインテリですけど”(なぜゴヤか? P42)『美しきもの見し人は』再毒了後探しまくり、ようやく佐伯泰英『闘牛士エル・コルドベス〜』の隣で発見した。素直にスペインつながり。表題の硬い印象とは裏腹、引用部分=PLAYBOY誌インタビューのざっくばらんな調子が好ましい。旅行記ならず、年間通じスペインに暮らす日常がある。いつもながら忖度なし忌憚なしの語り口◎。〈写真家〉佐伯泰英とは旅のツレだったことも。アルバ侯爵邸の攻略に神吉敬三の力があった件も興味深く読んだ。毒毒度:4 おあと5273冊
Millet.K
2025/02/17 13:48

“他人の82歳の生涯を生きるということは、本当にくたびれることでした。終り近い頃に、ゴヤの死のところを書きおえて書斎を出て来て、家人に、ゴヤ死んだぞ、と告げたとき泪がワーッと出た。ゴヤに死なれた当座は、本当に空虚で困りました” (なぜゴヤか? P42)

Millet.K
2025/02/17 13:48

■ゴヤ1 スペイン・光と影(集英社文庫)https://bookmeter.com/books/1210342 ■ゴヤ2 マドリード・砂漠と緑 https://bookmeter.com/books/1243808   ■ゴヤ3 巨人の影に https://bookmeter.com/books/2324708 ■ゴヤ4 運命・黒い絵 https://bookmeter.com/books/2576183

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Millet.K
“なぜやめられたのだろう”(P364)未解決連続殺人事件の生存者イヴが、犯罪実話を上梓した。TVに出演しサイン会で煽るイヴ。狙いは殺人犯の炙り出しにあり…殺人犯ジムが本を手にし頁を繰る間だけ毒者は作中作〈ナッシング・マン〉が読めるという構成。同時にジムのサエない日常にも付き合わされる。異形読み的にはこの人物、アウトサイダー=社会や組織に居ながら漂泊する魂という魅力がない。ただただナッシング。事件は創作だが、はじめた動機も止めた理由もありふれている点が結構リアルなのかもしれない。毒毒度:4 おあと5274冊
Millet.K
2025/02/17 11:05

■コリン・ウィルソン『現代殺人の解剖』第6章 殺人とロマンティシズムより抜粋。 “私たちの社会がじょじょに進化するにつれて、次第に多くの知的な個人は、欲求不満と犯行というこの立場に置かれることになる”(P182)“すなわち、自分が取るに足らぬ人物であるという感じを素直に受け容れるには知的すぎるが、さりとて、人に認められる自尊レヴェルで自己主張をするには知力もしくは肝っ玉が足りぬという「どっちつかずの」人たちの数が次第に増えつつあるのだ”(P183)

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Millet.K
“あの子を失望させなかった男はあなただけでしょうね”(P217)“この仕事はなにもかも奪う。奪われなかったのはあなただけなんだよ、ベイビー”(P524)サラはレイプ被害者との約束を果たすべく証言…献本セット当選以来交際続行中。五百六百あたりまえ〜七百頁弱の本作も一気読み。残酷な事件を巡り子を思う親の様々なケースを見せる。フェイスの母性、アマンダの母性も。交歓会ク●面子と極め付け糞な黒幕には鉄槌ぐらいじゃ収まらん。凄い惨い酷いは通常運転。ついでにH・C・J校正ザツなのも通常運転。毒毒度:4 おあと5275冊
Millet.K
2025/02/13 10:09

“ぽってりとしたラビオリを見つめた” “じつは怖かった。食料品を買って手打ちパスタをこしらえ、退職後に年金をもらえるまともな仕事に就き、言われなくてもちゃんと水分を摂る男とつきあったことがない。いままでつきあった相手は、浮気者か嘘つきかくそ野郎か、つねに金欠で”(P79)“だれに作り方を教わったの?” “親父だ。うちの家族の男はみんな料理をする”(P80)“失敗したパンケーキを食うやつが必要じゃないのか?”(P81)フェイスが付き合っているのはFBI捜査官。手料理を持参してくるような男…

Millet.K
2025/02/13 10:09

“銃は持ってる?” “臨戦態勢よ” “わたしはリボルバー” “いまもクラウン・ローヤルの袋に入れてるの?”(P567)“店名はイベリア半島の自治州ではなく、フラナリー・オコナーの農場の名前にちなんでつけられたそうだ”(P575)囮捜査の舞台〈アンダルシア・バー&グリル〉へ。ウィルは整形外科医、ジェレミーはその息子に扮して乗り込む。アマンダ、イヴリン、ケイト・マーフィが店内で監視。アマンダの銃が紫色のベルベットの袋に入っているのはお約束らしい。P631の“クラウン・ロイヤル” 表記よりローヤルの方が好み。

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Millet.K
“挑戦であった”(P108)極貧の漂泊者→花形闘牛士→億万長者へ上りつめた男が、自分を閉め出すトラストに宣戦布告…ヘミングウェイ短編集の隣で見つけ、西への船旅に携行。初出誌は日本版プレイボーイ。第1回ドキュメント・ファイル大賞受賞作を1987文庫化。写真家としての著者は平凡社カラー文庫『闘牛』と小川国夫『角よ故国へ沈め』で知った。特に後者のモノクロ写真の凄みに激しく引き込まれた。光と影。名声と挫折。血と肉の饗宴。闘牛界だけではないコントラストの国スペインの時代がじっくり読める。毒毒度:5 おあと5276冊
Millet.K
2025/02/04 15:37

“最後の見せ場がきて雨にうたれた砂場に、コルドベスとイムプルシーボが残された”(P106)1964年5月サン・イシドロの祝祭日における正闘牛士進級披露闘牛のこの後の場面描写に息をのむ。余裕あるパセの間ずっと、闘牛士の視線は観客に向けられた。牡牛はその名の通り、イムプルシーボ=直情的でその勇猛さには気品があった。だが一瞬にして牡牛は狡猾な動きで闘牛士の身体をすくい上げる。それだけでない、遠くではなく自分の足元にゆっくりと落とし、大腿部へ二撃目を沈ませ…うぉう・・・

Millet.K
2025/02/04 15:39

“三人目の委員は、ひと昔前のスター闘牛士、ミゲール・マテオ・ミゲリン” “フランシスコ・ロージ監督の名作『真実の瞬間』で主役の闘牛士を見事に演じた男”(P129)1968年、闘牛場使用料値上げにともない、興行トラスト側は、入場料値上げおよび闘牛士報酬の一律値下げを断行。四大興行主は、不公平の是正と身分の安定のためと称し、闘牛士五人委員会を結成させる。真の狙いはコルドベス人気削減。委員の一人で元スター闘牛士は背広姿で飛び入りしコルドベスの牛を横取りしたが、トラスト傘下ゆえこの暴挙は罰金だけで許された

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/21(4733日経過)
記録初日
2004/04/04(7641日経過)
読んだ本
3634冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
1234073ページ(1日平均161ページ)
感想・レビュー
3183件(投稿率87.6%)
本棚
20棚
自己紹介

海外ホラー、ミステリ、SF主食の異形読み。
1999年「死ぬまでに10000冊の毒書」を宣言、
年間250冊を読みすすめるも途中7年の沈黙。
2012年、読メ登録とともに復活を果たす。
短編好き。アンソロジストに憧れを抱く。
紙本主義。装丁など本の佇まいにこだわる。
版ヅラやノンブル位置にキビシイ「組版警察」
密林のドイヒー画像が許せぬ「書影警察」
プラクティス好き「試走警察」

三一書房『サイコミステリーベスト100』を
2019年6月、30年がかりでコンプリート。
2020年11月「おあと6000冊」達成。
2023年3月プロフィール更新。

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