読書メーター KADOKAWA Group

2022年6月の読書メーターまとめ

Millet.K
読んだ本
28
読んだページ
7903ページ
感想・レビュー
25
ナイス
1917ナイス

2022年6月に読んだ本
28

2022年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Millet.K
“先生は私が作った、人類の幸福のために死んだほうがいい人間のリストには入っていませんでした”(P43)動機は被害者ヴェニーシャの仕事にアリ。ところが第一容疑者が殺害され事件はさらに混沌と…真の正義とは。伏線女王のあれこれがそこかしこに。仕事を持つ女性の造形が興味深くもある。引用の発言をした家政婦紹介所ミス・エルキントンに一票。クライマックスでA・Dに火サスじみた科白が用意されたのは少々興醒めかな。驚くほど読みやすい一方、単純なタイプミスを校正できてない粗目立ちが勿体なさすぎる。毒毒度:4 おあと5675冊
Millet.K
2022/06/13 22:21

“チーズとパテ入りのフランス・パンの弁当を持ってきていた。ワインのないのを残念がる気持ちは起きなかった。すっかり満足しきった今の気分を、これ以上増幅させる必要はない。怖いほどに生々しい、疼くような幸福感、若さと無縁になってからめったに感じなくなった、あの魂を突き動かされるような喜びが、血管を巡るのがわかった”(P57)ダルグリッシュはひとりジャガーを疾らせる。大聖堂を見学したあと思い立ち海へとハンドルを切る。丘陵の緑から海の青き広がりまで一大パノラマを望む解放感が伝わりくる。

Millet.K
2022/06/13 22:22

“マリーをそっと降ろしたカミンズは、妻を抱き締め、子供は父親に寄りかかって、両腕で父親の足を抱き締めている。少しの間、親子三人は自分たちだけの世界で一枚の絵となって静止し、ダルグリッシュはのけ者になった。彼はルーク・カミンズをじっと見つめて、ヴェニーシャ・オールドリッジの夫、彼女の世界、彼女の憑かれたようにひたすら前進する人生の一部として想像してみた”(P71)ドライブの最終目的地は、ヴェニーシャの元夫が家族を住む陶房だ。ああこの場面は好きだなあ萩尾望都の絵が見えてしまう。

が「ナイス!」と言っています。

2022年6月にナイスが最も多かったつぶやき

Millet.K

栗本薫『キャバレー』を見届けろミッション終盤モヤモヤ。■愛車の純正マフラーが経年劣化、せっかくなので専門店で交換。見た目は品よいまま音はポルシェに。■写真は最近オススメのワンコインワイン。ブエルタ・ア・エスパーニャで目につくオズボーンの雄牛です。2022年5月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:7648ページ ナイス数:2025ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/200370/summary/monthly/2022/5

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chiseiok
2022/06/01 16:33

ワンコイン!試してみよう!!あざす😙

Millet.K
2022/06/01 21:26

ちなみにや◯やで売ってたよ〜ワンコインだったら、チリのサンタバイサンタカロリーナも安定しててオススメ〜

が「ナイス!」と言っています。

2022年6月の感想・レビュー一覧
25

Millet.K
“人はどのくらい愛されたかではなく、どのくらいたくさんのものを愛したかによって、はかられるべきだ”(P283)イベント【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の一・和編〉1冊目に東海洋士『刻丫卵(こくあらん)』を選ぶきっかけとなった本書。いいかげん本丸へ進むべき折に助走を繰り返しているのは、作家・栗本薫の時系列の乱れとかキャラぶれのせいだ。この中島梓名義の書き下ろしも脱線だらけだが、少なくとも12歳からつけていた日記を頻繁に参照し記憶の修正を図っているもよう。「ワキ役好き」な点だけには共感する。おあと5658冊
Millet.K
2022/07/01 12:39

“はじめて会った竹宮恵子は、「案に相違して、ひっそりと物静かな、はかなげな人で、マネージャーにウォルフみたいにいたわれていてびっくり」した、と”(P274)“ドジさまとはじめて会ったのは竹宮さんより1年くらいおくれて、例の、あとでささやななえと結婚することになる佐川俊彦が、「コミックJUN」という少年愛雑誌をつくったとき”(P275)“しめた、これは面白くあそべそうだと”(P276)本書は大泉関連本でもある。マネージャーと書かれている増山法恵は当時、竹宮のプロダクトディレクター的な立場。

Millet.K
2022/07/01 12:40

同人誌の内容や絶筆「トゥオネラの白鳥」のあらましを聞くにつけ、せっかく人生でアガペ=慈愛に遭うというめったにない経験ができたものの、最終的にはエロス=性愛の不足を嘆きながら亡くなることになったのかと思うとなんか切ないです、人間って。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
COMIC JUN創刊号〜JUNE第13号誌上で縦横無尽に遊んでいた頃の中島梓/栗本薫がまるわかり。タレント気分ではしゃぐ様子が今となっては微笑ましくもある。「少年派宣言」を派手にぶちかましあれよあれよ「美中年学」へ、最後は産まれたばかりの美赤児D介の話になり、さすがにファンから苦情が出たらしい。手元にない号の座談会で、たのきん推しの竹宮・増山との激突など大泉関連書としての価値もある。1984年竹宮惠子『風と木の詩』連載完了記念の対談、木原敏江『摩利と新吾』完結記念の対談つき。おあと5659冊
Millet.K
2022/07/02 08:10

『朝日のあたる家』を書庫の奥へ仕舞おうとして発見。わざわざJUNE本誌まで遡らなくてもよい、そこそこの資料価値アリ。まぁしかし超人的?な記憶力に相当自信を持っていたようですな。確認もせずに書いちゃうから、こともあろうに森茉莉作品の主人公名を間違えたりした言い訳部分は単行本化ではむろん削除。1987年集英社文庫化。1998年刊行のちくま文庫化ではハッキリ増補新版とされており、コチラは一読せねばと思っている。

Millet.K
2022/07/02 08:11

“私、迫る側になったジュリーに少々興味を失いました。いま、あっSEXY、と思うのは、甲斐よしひろくんです、あのしなやかな腰と細い脚、たのきんなんて目じゃないのよ” “コンサートが終わった直後、楽屋へいったら、甲斐くんは全身もう汗びっしょり”(P112)甲斐よしひろとは対談で意気投合したもよう。曲にインスパイアされた創作は世によくあるスタイルだが、栗本薫の場合気分で表題に使う程度で、あんまり深くないような。甲斐よしひろで『完全犯罪』を完璧に創り上げた萩尾望都と比べてはいけないがな。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“自分の本当に好きな球だけを狙い打ち給え。君のリード点はちょっとやそっとでは消えやしない”(色川武大)“とまどいの歌といえるかもしれない。曖昧で空虚な「気分」”(沢木耕太郎)陽水がどんな形で締めるか注目の折、相方が「帰れない二人」をしきりと再生しよる。問答無用の名曲。この曲と「冷たい部屋の世界地図」「小春おばさん」は一度演ってみたかった。《キャバレーを見届けろ》企画が千%完遂不可能になりつつあるせいで、堪えきれずパンドラの匣を開けてしまう。色川武大「前座で一言」がしみる。カバーは横尾忠則。おあと5661冊
Millet.K
2022/06/30 13:35

アンドレ・カンドレ時代からアルバム『ライオンとペリカン』までの全詩と、自作年譜、写真&エッセイ、インタビューで構成。詩が好きでも歌えるかといえばそうでもない曲があるのがなんか不思議。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
コットンさんの建築ツアー2013年9月開催とのこと。自分の視点とはかなり異なるので新鮮です。共通の建物は3つくらい! チャータードビルのカフェは閉店したんですね。年に一度は訪問した時期があり、好きな街ベスト3の一つ神戸。主にmeets誌頼りの街歩きでした。エビアン珈琲、チーズケーキの観音屋、ポームダムールの一番館、ネギソバ順徳は定番。端から端まで歩いたモトコーは今はなく、海文堂、vivo, va book store等々の閉店も残念すぎ。しばらく行ってないけれどどうなっているのかな神戸。おあと5660冊
Millet.K
2022/06/30 05:09

コットンさん、愉しませていただきました〜そういえば神戸っ子が『コットン』さんというステキな喫茶店の話をしてくれて、一度訪ねたいと思っていた矢先に閉店してしまったんです。落ち着いたらまた神戸の書店&喫茶店巡りをしたいです。

コットン
2022/07/24 05:31

最近更新出来てないですがコミュニティ『素敵な喫茶店』と『素敵なランチの店』というのを作っています〜。良ければ覗いて見てください→https://bookmeter.com/communities/331496 『個性派書店倶楽部』というコミュニティもやってますのでこちらも〜。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
成り行きとはいえ逃避行の敦賀〜武生が渋い。だが二人が島津の別荘がある蓼科に辿り着くことはなく…んんっ? あれ? 良の「オレ歌いたい」ってそういう意味じゃなかろうに、やっぱりこれで終わり? 全著作レビュアーの浜名湖うなぎさんが本作を「なかったことにしたいランキング1位」にした気持ちわかるぅ。2001年12月刊行、2002年2月初毒、一万冊の途上621冊目。当時の毒感がたったの3行。作者の地軸ブレを語る時間がもったいない。読友さんとは昔の沢田研二のカッコイイ動画で慰め合うしかない。毒毒度:1 おあと5662冊
Millet.K
2022/06/27 17:01

そういえば十年前、堺を出発って朽木(山内練の故郷だ)に寄って敦賀のヨーロッパ軒でソースかつ丼食べて、武生の遊里跡を探訪し、高岡で馴染みの居酒屋の暖簾をくぐり、翌日は安房越えで松本平に下りました。透と良、米原から蓼科までクルマでいけば近かったのにね。あ、透は運転ド下手だったね春先もスタッドレスじゃないと無理だしね。

くたくた
2022/06/27 23:44

身も心も。“今、俺の腕の中で夢見る人よ””一つにとけて、今、俺の腕の中で眠る人よ”・・・・まんまですね。別の作品のタイトルになってるけど。わたしゃ、やっぱり、島津を「友達」だと力説する透の言動は、ダメだと思うのよね。だって、ウソじゃん。それが、自分の為に人生投げ打ってくれた人に対して言う言葉かと。透がダメなんじゃなく、そんなこと書いちゃう栗本薫がダメなのよ。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
痛くても辛くても何かを失っても、本当の自分の人生を生きたい! まずは透としたいんだ〜明日のことなんて、透としてからさ…透と良の道行篇。ううむそこ? その数頁が必然性を伴うギリギリのところ。横浜の老舗ホテルから米原経由で敦賀のビジホへ流れゆく二人。次巻で完結だが、作者の沢田研二愛が醒めたのか、良の魅力が伝わらぬまま果てない予感。1999年刊行。初毒は2001年、一万冊毒書の途上438冊目。当時の毒毒日記によれば、マル・ウォルドロン「レフト・アローン」をBGMに毒了したもよう。毒毒度:2 おあと5663冊
Millet.K
2022/06/26 14:04

読友さんが東京サーガの年譜を作成してくれた!感謝。これに栗本薫/中島梓と、沢田研二と久世光彦を追加妄想。実際のGSブームとかキチンと追うと〈キャバレーブランチ〉を取り込みさえしなければ納得。両ブランチを合体させ俊一を年上にしたのはどう考えても間違ってる。ジュリーは劣化し、久世光彦は亡くなってしまった。マンガ狂で文学少女でJUNE文学始祖としての貯金が尽き、死の直前まで商業小説家としてのリハビリを試みていたのか、未完のシリーズをうっちゃって、ただ矢代俊一をオモチャに趣味の世界に没入していたかったのか。

コットン
2022/06/28 06:44

「レフト・アローン」をBGMにとは!渋い。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“四十七の女が、三十四のジゴロに向かって”(P16)先日この巻から再毒をこころみ時空の乱れに眩暈がした記憶も生々しい。ほぉれ雪子の年齢ブレたがな。透と良がずっとずうっと愛だったと気づいたから時は止まる君は美しい。5日後に一旦帰国だよ〜んとご機嫌な島津、首洗って待っとけと亜美、家を出てきたのにと雪子、殺すぞと風間、で次巻。無言電話は回収するのか? 1991年刊行だが、初毒は十年後2001年、一万冊毒書の途上435冊目。当時の毒毒日記では、仕事場に2泊後の毒了とな。無茶しよるぅ合掌〜毒毒度2 おあと5664冊
Millet.K
2022/06/24 09:38

COMIC JUN(のちJUNE)創刊2号座談会を検証。「もっと外で遊びたい」竹宮惠子、「もっと少年を知りたい」増山法恵、「もっと煙草を吸いたい」羅亜苦、「もっと沢田研二を知りたい」中島梓、「もっと締切を守りたい」ささやななえが出席。JUNEを熱く語る中島梓「小説でその種のシーンだけをすごく書いてた一時期があったの。前後、全然なしでね(笑)。そういうのが山ほどあるんだけど人に見せられないわけ。そのことを昼日中に考えるのも恥ずかしいって感じで。ところが不思議なことに、それを見ているとだんだん前後が出てくるの

Millet.K
2022/06/24 09:40

(中略)そしてそこに到達するための前後の何百枚かを一生懸命書き始めると、今度はその前後の方が重大になっていて、とうとう最後には、そこなしでも一つの話が書けるようになったわけ。すべてこれ健全な社会復帰への道でしてね(笑)。だから、人に見せられるものが書けるとなった時初めて、書いてもいいんだと思う。そこのけじめっていうのが欲しいんだな。」ケジメ!節度を持て!と晩年の栗本薫/中島梓に強く返しておきたいです。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
コットンさんの建築ツアー最新版第18回から遡っての東京めぐり。このエリア、自分が今世紀になってから3回くらいしか足を踏み入れていないまさに異界です。あれもこれも個性的な物件揃い、現場で実際に見上げたら気圧されるのは必至。1954年当時の最先端ファッションビル、フロム・ファーストビルが妙に落ち着いて見えるではないか。「表参道ヒルズ同潤館」に、同潤会アパート時代の遺香が感じられてホッとしたりも。おあと5665冊
コットン
2022/06/24 12:25

このツアーの時も同潤会アパート時代を懐かしむ声があがってました~♪

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
コットンさんの建築ツアー第18回からこちらへ。丸の内もゼロ年代まではそこそこ活動エリアだったが、地下移動が多く、再開発後のビルのカタチと正式名称と愛称が脳内で合致せず。その点こちらには、ビル全景とともに所在地、建築年、設計者、観賞ポイントが記されているから、地上から攻める時のおともに最適。地方遠征ついでに遊里の遺構を追ったりしてきたが、大きくてキレイな建造物とは無縁だった自分にはイロイロ新鮮なのです。日比谷ダイビルのブタさんたちに会いたくなってきた〜おあと5666冊
コットン
2022/06/23 12:30

こちらもご覧いただきありがとうございます。この回は丸の内もいいのですが『ドラード早稲田』がインパクト大きいです。

Millet.K
2022/06/23 14:28

『ドラード早稲田』は画像を見ただけでもインパクトが大きすぎて気圧されますなー

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
コットンさんの建築ツアー最新版とのこと。80年代後半〜ゼロ年代まで過ごした懐かしいエリア。遊里の遺構を趣味で追ってきているけれど、今後は昭和の遺構にテーマを拡げようかな。あくせくしてた当時はじっくり眺めたことがなかったが、こうしてみると名建築ばかり。鈴木ビル1階にできた森岡書店のコンセプトに興味津々。中銀カプセルタワービル解体が残念。解体といえば築地の旧電通本社ビル(丹下健三設計)のロビーにあった巨大耳オブジェがどうなったのか今メチャ気になっている。あゝ気になる〜おあと5667冊
コットン
2022/06/23 06:38

お読み頂きありがとうございます~♪。銀座は新旧取り混ぜた良さがありますよね。

Millet.K
2022/06/23 08:39

コットンさん、懐かしい街を楽しませていただきました。1丁目から見える『ぢ』の看板とか、昭和通りの改造社ビルとか気になる場所がいくつかありまして、近々訪ねてみようと思います。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“途中でゆらりとマイクの前に出ると、サックスを吹いた。誰に似ているとか、うまいとか下手とか、そんな次元の音ではなかった”(えびふらっと・ぶるぅすP122)時化たキャバレーバンドのベーシスト。GSブームのちょい人気者、今は女に喰わせてもらっている。ギター小僧の好奇心を往なし、過去は語らずやる気を見せずぶぅんと弾く…20年以上ぶり。泣き笑うためにだけ引用作を読む。ぐだぐだな日常に射す光めいた一瞬。つかまえたと思うはしからこぼれていく。収録作品中いちばん地味、でも一番しみるのだ。毒毒度:ー4 おあと5668冊
Millet.K
2022/06/22 10:05

個人的に「えびふらっと・ぶるぅす」はらも版『キャバレー』

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“創作とは 自分の内面ーー心の 秘密を 知ることだ”(ローマへの道 P88)“なにもかもなくしても 希望がなくても 世界が不条理でも 舞台だけは美しかった あそこには幸福があった”(青い鳥 P251)表現者は自分のマイナスな面をも見つめよと。読友さんをリスペクト。Google検索に引っかかってこない、自分の古すぎる『朝日のあたる家』毒感を探し当てついでに。初読は2000年、1万冊毒書の途上257冊目だった。再毒までの間に4000冊以上の本が並ぶ計算になるが、ささるポイントに経年のズレなし。おあと5670冊
くたくた
2022/06/22 04:11

最近の共読率激高ですけど、どの本も、文庫ー単行本で別々の本として読了登録してるんで、一向に「相性」には反映されない・・・・ですね(笑) 暴力の連鎖が描かれたこの本ですが、読んだ当初はけっこうキツい内容と思ったのですが、その後『残酷な神が・・・・』の執筆があり、こちらはまるで童話かってくらいに暖かい話に、自分の中では格上げ・・・・・

Millet.K
2022/06/22 08:45

おうよ、AIを出し抜く人生だぜ・・・この間はたしか122%とか144%とかだったような。実は残神は未毒なのですよ。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“ただ一人遠い砂漠で死にかけていても きみが友人でいてくれるなら ぼくはきっと安らかに満ちたりて死ねるよ”(狂おしい月星 P125)それなのに? Google検索に引っかかってこないほど古い『朝日のあたる家』の毒感をやっと探し当てついでに再毒。初読は2000年、1万冊毒書の途上280冊目。『ローマへの道』の脇役レヴィの連作がささる。不眠症のレヴィ。対人関係への怖れがかなりリアル。善意の人々にグイグイ来られて困惑し苛立つさま。自分の行動を他人に勝手に解釈される恐怖は作者の体験によるのかも。おあと5671冊
Millet.K
2022/06/21 09:31

“夢だったと こりるそばからおまえは 見ていた夢をまた恋しがるんだ”(狂おしい月星 P191)シグの友情がしみる。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“おれは良を見出したのだ”(P276)何年も透の胸には空洞が穿たれていた。今それを、良本人がぴったりと埋める。「朝日のあたる家」はずっとアニマルズのレコオドに馴染んでいたが、この話には沢田研二バージョンが合う。ちあきなおみバージョンは聴くたび総毛だつが、強すぎる。なお本作に音楽小説を期待してはいかん。風俗小説としては東京という都会が読めない不満が。あとから《東京サーガ》と名のられてもなぁ。この第2巻までは30年前毒了。今にして思えば案外ここで終わってたら納得できるような。毒毒度:2 おあと5669冊
Millet.K
2022/06/21 09:08

“そうして、磨かれて、床の間に飾られて、四十四まで来てしまった”(P188)雪子のこと。前巻で43歳。誕生日がいつかにもよるがブレ始める。ちなみに島津52歳、透33歳は維持されている。考えてみたら第1巻と第2巻は同時に刊行されてることだし、そのくらいは編集が校正するだろうし。

くたくた
2022/06/22 04:14

ここでは、半年程度は経過して、一歳年齢があがったのだな、と勝手に善意に解釈しましたが・・・・・どうでしょね。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“あたしのリズム感を育てたのは るーちゃんのピアノだ あの音があたしを踊らせた あこがれがあたしを踊らせた”(P81)純和風女子がロンドンのバレエ・スクールで新作公演に抜擢され…初読は本文庫で2000年。初出はプチフラワー1988年7月号〜1989年7月号。かつて、少女時代の憧れが継母+バレエ+松葉杖と語っていたそういえば。萩尾ワールドには松葉杖と性悪ライバルは登場せず、舞踏場面がキレイ。継母との衝突激しい。漫画家の仕事に反対され続けた自身を投影か。巻末エッセイに魅力がある。本作は倉田淳。おあと5672冊
が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“なるほど、時は流れすぎたのだ”(P46)話せば長い前世紀ぶり。矢代俊一に触れた第5巻を再毒と思い、ちょ待てよ。読友さんのと惑い&お怒りを精査すべきではと。第3巻16頁に透34歳で雪子47歳、娘・亜美を二十年前に生んだと書いてる。あれ?んじゃ亜美27歳?老けすぎやん。気を取り直し第1巻を手に取れば69頁、透33歳、パトロネ雪子43歳、雪子の娘19歳。ほら透と島津の歳の差だけじゃない。もうね時間が歪みすぎ。《キャバレーを見届けろ》は未完に終わるにせよ、こんな読み方イヤだ厭なのだ。毒毒度:2 おあと5673冊
Millet.K
2022/06/19 12:56

ゴリゴリっと単行本である。第3巻は1999年10月25日の第4刷。ってことはWEB上に自分の過去の毒感があるはずなのだが、どうやら古すぎてGoogle検索にかからないような状況になってきたらしい、知らんけど。

くたくた
2022/06/19 13:14

雪子の年齢のあたりは私も目をつぶって読みとばしてました。。。とにかく頭にうかんだことばを書き流すスタイルだったんでしょうね。その場の雰囲気やその場限りの説得力だけあればいい、と。大作家様なんだから、せめて考証スタッフ一人おいておきゃあこんなことにはならんのに。私もだいぶ読み流すように努力しましたが、ちょっと最後まで保ちませんでした。(苦笑)

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“人が死ねば、残された者は必ずやましく感じる”(P177)砂に囚われた亡骸。事故か自殺か殺人か。少年時代夏休みを過ごした神学校へ調査に赴くと、さらなる死が…寂しい子ども、愛されなかった子ども。死しても浮かび上がらない生は哀しすぎる。シリーズもいよいよ新世紀に突入。ADは1962年第1作から歳をとらない印象。これほど長いスパンで書かれても、物語の流れに違和感がない。『トーマの心臓』を再毒したばかりなので、黒髪で14歳のアダムがユリスモール・バイハンでしか読めず勝手にドキドキした。毒毒度:4 おあと5674冊
Millet.K
2022/06/17 09:24

“神学校には昼食時に着くと言ってあった。ローストフトを出る前にデリカテッセンで暖かいロールパンとバター、きめの粗いパテ、ワインのハーフ・ボトルを買い込んだ。彼は田舎をドライブするときには必ず、グラスと魔法瓶に入れたコーヒーを用意する” “秋の野原が広々と見渡せた。彼はそこに車を止めて、弁当を開くことにした。だがその前に携帯電話のスイッチを切った”(P76)自動車電話の登場は確か1986年『死の味』。本作には何度か携帯電話の存在が記されるが、全然シリーズの雰囲気を損なっていない。

Millet.K
2022/06/17 09:25

“オリーヴ油で焼いたナスとピーマンはすでに食卓に出ていた。フォークの触れあうひそやかな音がして、食事が始まった。その合図を待っていたかのように、ラファエルが朗読を”(P186)“魔法瓶に野菜とパスタがたっぷり入った、手作りらしいミネストローネ・スープが入っていた。おろしたパルメザン・チーズと、ナプキンに包んだ温かいロール・パン、バターが添えられている。皿の蓋を取ると、サラダとおいしそうなハムが現れた。おそらくセバスティアン神父の配慮だろう、ボルドーの赤が一壜”(P335)食事は美味く、ワインの趣味もよい。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“先生は私が作った、人類の幸福のために死んだほうがいい人間のリストには入っていませんでした”(P43)動機は被害者ヴェニーシャの仕事にアリ。ところが第一容疑者が殺害され事件はさらに混沌と…真の正義とは。伏線女王のあれこれがそこかしこに。仕事を持つ女性の造形が興味深くもある。引用の発言をした家政婦紹介所ミス・エルキントンに一票。クライマックスでA・Dに火サスじみた科白が用意されたのは少々興醒めかな。驚くほど読みやすい一方、単純なタイプミスを校正できてない粗目立ちが勿体なさすぎる。毒毒度:4 おあと5675冊
Millet.K
2022/06/13 22:21

“チーズとパテ入りのフランス・パンの弁当を持ってきていた。ワインのないのを残念がる気持ちは起きなかった。すっかり満足しきった今の気分を、これ以上増幅させる必要はない。怖いほどに生々しい、疼くような幸福感、若さと無縁になってからめったに感じなくなった、あの魂を突き動かされるような喜びが、血管を巡るのがわかった”(P57)ダルグリッシュはひとりジャガーを疾らせる。大聖堂を見学したあと思い立ち海へとハンドルを切る。丘陵の緑から海の青き広がりまで一大パノラマを望む解放感が伝わりくる。

Millet.K
2022/06/13 22:22

“マリーをそっと降ろしたカミンズは、妻を抱き締め、子供は父親に寄りかかって、両腕で父親の足を抱き締めている。少しの間、親子三人は自分たちだけの世界で一枚の絵となって静止し、ダルグリッシュはのけ者になった。彼はルーク・カミンズをじっと見つめて、ヴェニーシャ・オールドリッジの夫、彼女の世界、彼女の憑かれたようにひたすら前進する人生の一部として想像してみた”(P71)ドライブの最終目的地は、ヴェニーシャの元夫が家族を住む陶房だ。ああこの場面は好きだなあ萩尾望都の絵が見えてしまう。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“殺人犯は普通、被害者に予告しない”(P15)印象的なすべり出しでゼロ時間までを丹念に積み重ねる。極めて有能な刑事弁護士、女性初の学寮長を狙えるほどのヴェニーシャ。対人関係では同性異性問わず厳しい目を向けるため、嫌われ怖れられており…シリーズ途中で順番を違えてしまったが本来『原罪』に続いて読むべき作品だ。ダルグリッシュがぬぁんと153頁まで名前も出てこず。ケイトの新相棒ピアーズの造形も興味深い。なんだなんだこの読みやすさは〜そのぶん校正ミスが目立つ。25「ドル」とはドイヒー。毒毒度:4 おあと5676冊
Millet.K
2022/06/13 15:29

“洒落た店が嫌いだが、食べ物にはうるさかった。古くなったロールパン、乾燥したチーズ、油臭いバターには手をつけなかった” “彼のために初めて食事を作った。献立はステーキ。男性はステーキが好きにきまっている。肉屋の勧めでヒレ肉を買い、厚切りの新鮮な赤い肉は、直前にグリルに入れられるのを皿の上で待っている。〈マークス&スペンサー〉で、すでに洗って、食べられるようになっている野菜ー豆、ベビー・キャロット、新ジャガを買ってきた”(P92)ヴェニーシャが弁護し無罪を勝ち得たばかりの青年アッシュが娘オクタヴィアに接近。

Millet.K
2022/06/13 15:32

“地下の台所に降りて、厚いオニオン・タルトを作りました。デリア・スミスのレシピなんですけど、オールドリッジ先生のお気に入りでした。でも、まずペストリーを作って、練り粉を冷蔵庫で三十分寝かせて、その間に詰め物を作るので、そう簡単にできる料理ではありません。食後にアプリコット・ジャムのパンケーキが食べたいと言うので、オニオン・タルトを食べた後に作って、フライパンから直接お皿によそいました”(P228)デリア・スミスは実在する料理家。「練り粉」は「生地」ぐらいがよいのでは?

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“翼…あげる ぼくはいらない”(P411)エーリクのこのことばに尽きる。ひとはひとを救えるのだろうか…人でありつづけるかぎりの、永遠の問い。初出は週刊少女コミック1974年19〜52号。創作の源、原動力についてぐるぐる旅の途中、何度目かの再毒。個人的には70年代のこの頃の絵が一番好きだ。244頁、本の「ユーリ持ち」リクエストがあったのもなつかしい。おあと5677冊
Millet.K
2022/06/13 12:30

巻末に大原まり子のエッセイ「愛について」

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
1971年に少女コミック発表の7作品収録。本来なら秋から冬にかけて手に取るのが望ましい。家族、親子、きょうだい、アイデンティティ…帯には『トーマの心臓』の原点とあるが、表題作はスピンオフ作品とのこと。改めて読み比べると短編らしいメリハリがある。双児な理由がドラマチックで『一度きりの大泉の話』によると増山さんにラディゲ『肉体の悪魔』を勧められた影響なのだとか。本作で少年を書くことの解放感に目覚め『ポーの一族』キャラクター構想へとつながっていくのだな。創作の源、原動力についてぐるぐる旅は続く。おあと5678冊
が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
創作の源、原動力について考えていて前世紀ぶり再毒。ミステリーとミュージカルと甲斐バンドの楽曲…ファンとしてのめり込み、冷静に構成し、深く濃く表現できるのが凄い。作中劇のタイトルは「GOLD」。第2部の開幕曲が「翼あるもの」だったりもする。萩尾望都と甲斐よしひろ。出身は同じ福岡。互いに熱烈ファンだというふたりのスペシャル対談が◎。申し訳なくもミュージカルと甲斐バンドが得手と言い難い自分は、曲聴きながらは無理だった。ストリートピアノの動画を再生しつつ読むてな倒錯ぶり大変スマヌ。おあと5682冊
Millet.K
2022/06/10 11:28

もともとマネージャーが甲斐バンドの大ファン、聴くうちにモー様もファンになったのだそう。「萩尾望都と甲斐よしひろ」で検索したら、萩尾望都デビュー50周年記念パーティでのちょっとイイ話?を見つけニマニマした。里中満智子カッケーさすがです。

が「ナイス!」と言っています。
Millet.K
“あの嘘つき署長と嘘つき部下のせいだ”(P53)何を見落としたジェフリー? 凄い惨い酷い。変えられてしまった夫々の人生が痛ましすぎ。五百六百あたりまえ〜なH・C・Jとはいえさすがに怯む七百頁超。でも読めちゃう。2シリーズを合体させ19年を8年に縮めても、時空の歪み捻れを気にさせぬカリン・マジック。コロナ禍に元祖・検屍官新作の噂を聞いたが、あちらは検死もせず時間軸グダグダなうえ上下巻で価格は倍。それを思えばH・C・J多方面での頑張りを認めたい。但し最近校正ザツでは?注意されたし。毒毒度:5 おあと5683冊
くたくた
2022/06/08 12:15

ハーレクインなんかの粗製濫造(失礼)の社内文化を払拭できないでいるのか、とか邪推している(HCJすまぬ)

Millet.K
2022/06/08 12:18

ああなるほどねー。昔、扶桑社がドイヒーな印象がある。前世紀コナリーに手を出さなかった要因の一つ。

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Millet.K
“この次は、吉田秋生が「キャバレー」をマンガ化してくれるそうだ”(P279)〆たはずの〈キャバレーを見届けろ〉ミッションがあとを引く。そうそう吉田秋生とは相思相愛だった。なぜ企画ポシャった? 引用文確認のためだけのつもりで結局読んじゃう。中島梓/栗本薫による「発端の旅」1986年9月活字化、1989年12月文庫化。当時33歳、映画「キャバレー」原作者としても破竹の勢い。書いてあるある、原則として著者校ほぼなし、自らの小説の大ファン。そして“念じる思いがつよければ、必ずかなう”(P254)おあと5684冊
Millet.K
2022/06/05 12:05

“私にとってエポック・メイキングに思われたのは、宮谷一彦が「少年サンデー」に二回、書いたこと” “「俺の名はセイント、だが聖者でも何でもない」というフレーズではじまる、この「75セントのブルース」” “中年のわりとショボタレたジャズマン・セイントと、同居している少年トランペッター鷹彦の物語である。鷹彦にはアイドル・タレントとして売り出す話がまいこんで”(P121)初毒で読み流していたが、この設定は例のアレだ。個人的には脳内に古井戸「750円のブルース」が流れはじめ、別の匣を開けそうになる。いかんいかん

Millet.K
2022/06/05 12:06

■情報求む:栗本薫が萩尾望都と繋がれなかったのは、JUNE(創刊時COMIC JUN)1978年10月号に「11月のギムナジウム」のヤオイ作品が載った件もあるのではと個人的には思っている。あの「日々への想い」を描いた折原はるかとは誰のペンネームなのかご存知の方いらっしゃいませんか?

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Millet.K
“かまってても一銭のお金にもならないんだから、あいつにとってはまあ、娯楽なんでしょう”(P127)天才パティシエが殺人鬼? 城島事務所から回された仕事なんかヤバそう。園児・浩太郎の母親探しも難航。袋叩きに遭ったり突き落とされたり。二つの案件に繋がりが?…園長探偵・花ちゃんシリーズ。最初の3作はひと昔前の聖黒初毒時、“あいつ”に遭いたくて纒め読みした。連作ふうな4作めでウォーミングアップ、5作めに臨む。気になるあいつはピンポイントだが、聖黒の奈美や環の登場でこちらも元気になる。毒毒度:3 おあと5685冊
Millet.K
2022/06/02 11:53

“世田谷の『若草』だなんて、園長、シブイ店の名前出すんだもの、ちょっと見直したわ、わたし” “昔ふうの、けっこうどっしりしたケーキなの。スポンジを共立てしてるから” “考えようによっては野暮ったい味ね。だけどそこがいい、ってファンが”(P124)“レトロなバタークリームのケーキが多いのも特徴かな。砂糖の量も多め、その割にはリキュール類は控えめで、昔ふうにバニラ・エッセンスが香りづけの”(P125)俺の人選に間違いはなかった。山内練の秘書・環はさすが東京スイーツに詳しい。ついでにまさかのトリプルAネタが。

Millet.K
2022/06/02 11:54

“東京中のフェイジョアーダの中でいちばん旨いと俺は思っている。だが面白いことに、つかっている豆がブラジルの小さな黒豆ではなく、日本の丹波産の黒豆なのだ”(P184)“ブラジルのお好み焼きという感じのトルタサウガーダ、名前は覚えられないがブラジルではポピュラーな食べ物だという、白身の魚の入ったコロッケ、ひき肉とトマトと野菜を煮込んでご飯にかける料理、シュハスコという牛肉の串焼き”(P185)ライブハウスオーナーの宣ちゃんは元刑事で元四課。組織犯罪に詳しい。ブラジルビールを飲みつつ、例えばなしで情報収集だ。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/21(4643日経過)
記録初日
2004/04/04(7551日経過)
読んだ本
3595冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
1223417ページ(1日平均162ページ)
感想・レビュー
3143件(投稿率87.4%)
本棚
20棚
自己紹介

海外ホラー、ミステリ、SF主食の異形読み。
1999年「死ぬまでに10000冊の毒書」を宣言、
年間250冊を読みすすめるも途中7年の沈黙。
2012年、読メ登録とともに復活を果たす。
短編好き。アンソロジストに憧れを抱く。
紙本主義。装丁など本の佇まいにこだわる。
版ヅラやノンブル位置にキビシイ「組版警察」
密林のドイヒー画像が許せぬ「書影警察」
プラクティス好き「試走警察」

三一書房『サイコミステリーベスト100』を
2019年6月、30年がかりでコンプリート。
2020年11月「おあと6000冊」達成。
2023年3月プロフィール更新。

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