“かれんが観光大使になってくれたし、もう成仏できるわ” “四代目観光大使が生まれるまでまだ生きなきゃ” “つまり、わたしも女の子を産んで観光大使に仕立て上げるってこと?” “豚の角煮の味がしない。角煮はこの旅館の名物料理で、柔らかく煮込まれたお肉とマッシュポテトの組み合わせが最高なのに”(コンビーフはうまい P133)祖母も母もびわ湖大津観光大使という篠原かれん。成瀬と共に活動するうち気持ちに変化が。家族で毎GWを過ごす宿はたぶん、おごと温泉 湯元館。「豚角とじゃが芋のピューレ」が一番人気とのこと。
■月前半は二週連続〈わが征くは砂の大海〉手荷物がHUNTERブーツだけって笑。砂浜の闊歩と乗換え運動のせいか月後半謎の足痛トホホ。Go attack onlyとしか言わなかった気がするシーズンも終了間近■シーラッハは読み続ける■耳毛がカッケー図書館長■2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:2619ページ ナイス数:1245ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/200370/summary/monthly/2024/2
“大当たり。奥でロブスターが、明るい光の輪に照らされてヒゲを振って挨拶している。夕飯の、準備オーケー。というかまさに目の前。オイルとガーリックパウダー風味の汁気たっぷりのロブスターの殻焼き。その味が口の中に広がる。帰りにファーマーズマーケットでトウモロコシやジャガイモを買いこんで一緒にローストするか”(P41)ロブスターをもう一匹と考えたブレアーは出口を見失う。難破船ダイビング。異世界に潜んだ死の罠・・・
“ひろげた両脚のあいだで床に置いてあるウォトカは、イタリアの〈コンタリ〉というブランドで、ゾーヤが好きなロシアの〈インペリア〉や〈ストリチチャ・ゴールド〉とはまったくちがう味だった。だが、ゾーヤは利き酒をしているわけではなかった。ただ飲んでいた”(P63)ミラノのアパートメントにて呑んだくれるゾーヤ。泥酔していて依頼の電話に出られないこともしばしばあった。今日は電話に出られて仕事を受けたが、26分後の列車に乗る必要がある。出発まであと五分、ゾーヤはコカインをキメる…
“ゾーヤはマグカップを置き、狭いキッチンでヴェリスキーの横を通り、冷蔵庫をあけた。蓋のない〈ヌテラ〉の瓶を出し、ヴェリスキーが洗ったばかりのナイフを流しの横の水切りラックから取り、固まりかけている上のほうをこそげ落として、その下の柔らかいチョコレート・ヘーゼルナッツ・スプレッドをすくった”(P335)ミラノにあるゾーヤの汚部屋にて。目覚めを誘う、聞きなれない物音とコーヒーの香り。なんとヴェリスキーがリビングの掃除を終え、キッチンで洗い物をしている。
くたくたさんさすがです、よかですよジョシュ・ラニヨン。イチ推しシリーズ買うほど予算がなくて、まずは短篇から始めてみました。本作は愛は控えめ笑。装画+挿画もポイント高し。
成瀬の父・慶彦は極度の心配性。名古屋まで迎えに行こうなんてヘンなところで前向きになったりするが、ナビの予測より10分遅れで目的地に到着するような人。クレーマー琴美の夫・祐生のおっとり具合も、なんかツボ。
“かれんが観光大使になってくれたし、もう成仏できるわ” “四代目観光大使が生まれるまでまだ生きなきゃ” “つまり、わたしも女の子を産んで観光大使に仕立て上げるってこと?” “豚の角煮の味がしない。角煮はこの旅館の名物料理で、柔らかく煮込まれたお肉とマッシュポテトの組み合わせが最高なのに”(コンビーフはうまい P133)祖母も母もびわ湖大津観光大使という篠原かれん。成瀬と共に活動するうち気持ちに変化が。家族で毎GWを過ごす宿はたぶん、おごと温泉 湯元館。「豚角とじゃが芋のピューレ」が一番人気とのこと。
アハハ…そうですね😄✨すでに2回読んでいて、珍しくトリックに納得がいかない作品なんですよね。新訳で読むと印象変わるかもしれないし…読むときは頭から読みますね😄👍
“緑の葉を敷き詰めた上に積み重なった肉塊の山には、かつてそれが探検を共にした仲間の死体だったことを偲ばせるものは何も見えず、頭は一つもなくなって”(P045)“地面を引きずられた際の汚れだと思っていたものは、実は、味付けのための香草で”(P047)“黒い焦げ目のつき始めた表面が縦に裂け始め、その間から流れ出た肉汁が脂とともに滴り落ち”(P050)“私はその見知らぬ動物の肉を食べてみたくなったのだ。とうとうその機会は訪れなかったが”(P051)年に一度の饗宴を「観察」し記憶する。自分は証人なのか?
“毎晩十時半になると、義理の娘が私に夕食を運んでくれる” “白い皿が、台所の瓶から出したばかりの緑と黒のオリーブを乗せて少し輝く横で、ワインを入れた細長いコップは薄い蜜色の液体から強い大地の匂いを立ち昇らせ、多様な形で両者に照り返された蠟燭の焔は、静かな空気のなかで、いつもの高みと落ち着きを追い求めているようだ。別の白い皿に乗った分厚いパンは、重々しく存在感を示し”(P130)身を落ち着けた。孤児を引き取り、起業した。孫も曽孫もいる。読書という音のない音楽が慰めとなっている。
kiyokaさん、神戸は喫茶店文化がありますね。エビアンコーヒーでモーニング、元町の一番館で大好物のポーム・ダムール買って、昼は順徳のネギそばあるいはつるてんのぶっかけ、モトコーを端から端まで歩いたり古本屋巡りしたり、夜はベトナム料理屋か味噌だれの餃子か・・・神戸十年以上行けてないです〜
懐かしいですねー。今年の正月2日に6年ぶりに三ノ宮、元町をぶらつきましたが以前のような活気がなくなってるような気がしました…自分が歳をとったからかな。阪急の駅はきれいになってましたが。
海外ホラー、ミステリ、SF主食の異形読み。
1999年「死ぬまでに10000冊の毒書」を宣言、
年間250冊を読みすすめるも途中7年の沈黙。
2012年、読メ登録とともに復活を果たす。
短編好き。アンソロジストに憧れを抱く。
紙本主義。装丁など本の佇まいにこだわる。
版ヅラやノンブル位置にキビシイ「組版警察」
密林のドイヒー画像が許せぬ「書影警察」
プラクティス好き「試走警察」
三一書房『サイコミステリーベスト100』を
2019年6月、30年がかりでコンプリート。
2020年11月「おあと6000冊」達成。
2023年3月プロフィール更新。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
成瀬の父・慶彦は極度の心配性。名古屋まで迎えに行こうなんてヘンなところで前向きになったりするが、ナビの予測より10分遅れで目的地に到着するような人。クレーマー琴美の夫・祐生のおっとり具合も、なんかツボ。