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2025年10月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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2025年10月に読んだ本
8

2025年10月のお気に入り登録
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2025年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaoriction
内容的にも分厚さ的にも私に合うだろうか?と思いながら開いた。途端、後戻りはできそうにないと気づく。凄惨な事件の数々とは裏腹にテンポ良く無駄のない筆致に手が、目が、頭が止まらなかった。人嫌いで破天荒なはみだし刑事 ポーと天才生意気分析官のティリーがゆっくりと友達となりバディになってゆく感じも事件の合間のほっこり要素として良いスパイス。ティリーがかわいい。この二人の友情がいつしか愛へと変わるのか?と勘繰ってしまう下世話な私。英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。これはシリーズを追いかけちゃうな。
kaoriction
2025/10/22 18:12

ドラマ化も決まっているそう。ますます楽しみ。ポーとティリー、フリンは誰がキャストに?

が「ナイス!」と言っています。

2025年10月にナイスが最も多かったつぶやき

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いくつかの個人的アクシデント(又は横ヤリ)に見舞われながら、読んだ本たち。読むつもりだったもの、読みたかったもの、まだ読んでいるもの、も 背後にまだまだ隠れてはいるのだけれど、それは今月にキャリーオーバーということにしよう。それもまた楽しみ^_^ 2025年9月の読書メーター ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/202070/summary/monthly/2025/9

いくつかの個人的アクシデント(又は横ヤリ)に見舞われながら、読んだ本たち。読むつもりだったもの、読みたかったもの、まだ読んでいるもの、も 背後にまだまだ隠れてはいるのだけれど、それは今月にキャリーオーバーということにしよう。それもまた楽しみ^_^
2025年9月の読書メーター ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/202070/summary/monthly/2025/9
kaoriction
2025/10/03 11:28

切実だな( ; ; )知らないといけないことなんだろうけど、直面して怖くて生きてゆくのが怖くなったらつらいから、私は敢えてそういう問題とは距離を置きつつ…と人ごとではないのはわかってはいるんだけど…もうしばらくは本、小説の世界を生きさせてぇーー

めりっく
2025/10/03 12:33

みんなが今の与党と野党第一党以外を選べばまだ止められるかも…(-。-;;) 現実になる前に止めよう!

が「ナイス!」と言っています。

2025年10月の感想・レビュー一覧
8

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彼らの人生、描く絵、語られる物語が色鮮やかなのは、取り巻く人々、取り分け支援者——パトロンという存在があったからこそなのかもしれない。マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。印象派の巨匠4人の制作における秘密に葛藤、人生を描く短編集。もちろん4人の画家と彼らの描いた絵に更なる興味は湧いたし、それが尽きることもない。けれど、この4つの物語の語り手である女性たちやタンギー爺さんなる人物たちに私の興味は惹かれた。フィクションとはいえ、4人の画家とその人生を語り、共に歩いた彼らの時間が見事な色彩を見せてくれたように思う。
が「ナイス!」と言っています。
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苦手で敬遠している柚木麻子の短編集。ほぼ初読み。ほぼ、というのは他のアンソロジーで「エルゴと不倫鮨」を既読だからだ。柚木麻子の苦手意識を払拭してくれたのがその作品だったのと、菊池寛 の文字に惹かれて手に取った。率直に言って…面白かった。はい。面白かったが、後半で不意に気づく。これは実はフェミニズム短編集なのではないか?と。それでもまぁ許容範囲ではあった。少女小説に絡めた「あしみじおじさん」はかなり好き。が、やはり、菊池寛フィーバーな「Cme Come Kan‼︎」と「アパート一階はカフェー」が楽しい作品。
が「ナイス!」と言っています。
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息子、弟、彼女の夫、彼らの父。場面場面で呼称は違うが、それらは言わずと知れた高名な劇作家シェイクスピアのこと。だが、この作品にその名前は一切出てこない。なぜなら、これは彼の妻・ アグネスの物語だからだ。史実を再解釈し、悪妻のイメージ強いアグネスの視点で描かれる家族の愛と絆、息子を失った悲しみ。スナップショット、スケッチというか。カシャカシャと場面が目の前にテンポよく映し出されるような、無駄のない読みやすい筆致。どんな解釈にせよ『ハムレット』が後世に遺ったということだけは紛れもない事実。女性小説賞受賞作。→
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2025/10/27 21:31

「おれは死ぬ、おまえは生きろ。…つらいこの世を生きて、俺の話を語り伝えてくれ。 『ハムレット』第五幕第二場」 ハムネットの魂が紛れもなく語り継いでいるのだと思う。『ハムレット』を読まなくては。

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2025/10/27 21:48

いつも一家の物語の影で弟の死や 父の不在、母の存在自体に翻弄されつつも耐え、優しく強く生きる長女、スザンナに私は惹かれた。

が「ナイス!」と言っています。
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シリーズ2作め。読むかどうか迷ったが。舞台がイギリスの領主屋敷、館ものだし、前作よりは断然好みだろうと手にした。が、なかなか没入できず空いた時間にちょこちょこ細切れに読んだ。テレビドラマを見るような感覚で。ミステリというほどミステリでもないし、かといってロマンスでもなく…それでもダラダラとながらも読んでしまうのは、やはりこの時代のものと雰囲気が好きだからかもしれない。個人的にはジェーンにもあまり魅力も感じていないし。いないのだけれど、次作の豪華客船もきっと読んでしまうのだろうと思う。感想も歯切れが悪いね。
が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
内容的にも分厚さ的にも私に合うだろうか?と思いながら開いた。途端、後戻りはできそうにないと気づく。凄惨な事件の数々とは裏腹にテンポ良く無駄のない筆致に手が、目が、頭が止まらなかった。人嫌いで破天荒なはみだし刑事 ポーと天才生意気分析官のティリーがゆっくりと友達となりバディになってゆく感じも事件の合間のほっこり要素として良いスパイス。ティリーがかわいい。この二人の友情がいつしか愛へと変わるのか?と勘繰ってしまう下世話な私。英国推理作家協会賞最優秀長篇賞ゴールドダガー受賞作。これはシリーズを追いかけちゃうな。
kaoriction
2025/10/22 18:12

ドラマ化も決まっているそう。ますます楽しみ。ポーとティリー、フリンは誰がキャストに?

が「ナイス!」と言っています。
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読む朝ドラ。明治、大正、富豪一族の檜垣澤家。美人三姉妹に妾の子である かな子。陰謀渦巻く館、女学校の友、政略結婚に駆け落ち、不審な死。帯に「『小公女』×『細雪』×『レベッカ』!不思議と後を引く懐かしい面白さ」とある。大好きなもの ×3だ。読まずにいられるわけがない。途中まで展開がスローペースだと嘆いていたが、大好きが3倍なだけはあった。読み応え十分。ドップリ。檜垣澤家というより、かな子のクロニクルだ。ミステリ要素はほぼ感じられなかったが大河小説としての重厚さはあった。朝ドラはなくとも映画化はされそう。
kaoriction
2025/10/13 15:13

スペイン風邪の流行がコロナ禍を、関東大震災は3.11を彷彿とさせる。マスクの手作りとか、大正の時代でもそうであったのか…と。⭐︎三姉妹やかな子、暁子の着物、洋装など衣装の描写も深く詳しくリアルで楽しかった。⭐︎クライマックスが『レベッカ』のようではあったけれど、少し物足りないなさを感じた。⭐︎でも、久しぶりに「小説」らしい小説を読んだ。これがミステリに分類されるのはどうかと思うが。

が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
一日二話と決めて読んでいた。ほかの本の合間に息抜きに。読書の息抜きに読書、というのもおかしな話だし、著者にも失礼な気もするのだけれど。けれど、半分、オリオたちの旅が始まる辺りから二話の縛りを自ら破りラストまで一気に駆け抜けた。どこかにありそうだけれど ありえない世界。大人の童話だ。閉ざされた世界から もう少し違った世界を見ている感じ。珍しく人がひとり死ぬところから始まり刑事さんまで出てくるのに、不思議と静かな世界。「六番目のブルー」。シリーズ3まであるらしい。息抜きに続きも読もう。いや、だから息抜きって…
が「ナイス!」と言っています。
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10年近くの積読本。購入当時、病床に伏していた父はいまはもういない。残された母が現在、この作品の昇平のような状況だ。そして、我が家は東家と同じく三姉妹だ。私は三女。亡くなった父の誕生日は昇平と同じ12月9日だったし、母の名前が字は違えど同じくヨウコ。あまりにも状況、境遇が似すぎていて、自分の日記を読んでいるような錯覚に陥った。作中の姉妹それぞれの思いも、母の思いも、痛切に感じる。自分の母のこれからを昇平に重ねると複雑な心境になるが、ロンググッドバイ。長いお別れ。母がどこかに帰るその時までゆっくりと歩もう。
じいじ
2025/10/05 07:20

この本、小生も積んだものの認知症の主人公に抵抗感があって、暫し躊躇っていました。レビューを拝読して、私も納得「ゆっくりと歩もう」と思います。

kaoriction
2025/10/05 11:17

じいじさん⭐︎私も購入したはいいけれど「父と重なるかなぁ」と当時は読めず、永らく積んでいました。父は認知症ではなかったのですが、なんとなく。時間を経て、感想にも書いたように母がアルツハイマーの初期の初期のようで昇平と似たような感じで…姉妹の葛藤やら何やら、本当に我が家と似ていて困りました。昇平の最期は、我が家の母ではなく、亡くなった父と同じで( ; ; )胃瘻だ人工呼吸器だの説明を受ける場面はリアルでした。蘇りました。それ以外ね部分に母のこれからも重なってしまいますが、そうです、「ゆっくり歩もう」!

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/25(5016日経過)
記録初日
2012/03/13(5028日経過)
読んだ本
1105冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
293513ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
1012件(投稿率91.6%)
本棚
23棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://note.com/6kaorin5
自己紹介

読書雑記の note 始めました。
感想や本のあれこれを書いています。

https://note.com/6kaorin5



2025.8. 現在
スランプを経て、
「今度読もう」「いつか読もう」
と本棚に積み重なってしまっている本をどんどん、ジャンジャン崩して行こう!と思い少しずつ実行しているところ。

明日、消えてなくなるかもしれないんだから、
いつか、なんて言っていられないのよ。

と同時に、
「いつか読みたい」「気になっていたんだよね」という本もどんどん読んで行こうと思っている所存。


やっぱり、どんなところに行っても、どんなことがあっても、私の帰る場所は ここ なんだな、と。
やっぱり、結局、私は 本が好き なんだな、と。


..・*・.. ..・*・.. ..・*・..


テレビが無くても
生きてはいけるけれど、
本が無くては
きっと生きてゆけません。

願わくば。
本に囲まれ、本に埋れて暮らしたい。
暮らしてゆきたい。

* * *

2012年3月13日、読書メーター登録。
「読み終わった本」は、それ以前のものも登録していますが、「感想」は、登録後に読んだもの。

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