読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ぬらりひょん
読んだ本
9
読んだページ
2205ページ
感想・レビュー
9
ナイス
260ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぬらりひょん
とても美しい物語だった。時々毒を吐く人物も出てくるが、基本みんな嫌味を言う程度。戦国時代だったら、とうに淘汰されていただろうな。8代将軍の時代は平和で成熟した時代だったんだなぁ。吉宗も賢いし、大岡忠相も人間ができている。家重のことはもちろん、忠光をここまで信じ切れる度量がすごい。家重が忠光を大手門まで見送る場面が絵になる。こんなお殿様が本当にいたのかなぁ。
ぬらりひょん
2024/10/24 15:47

吉宗も忠光も引き際が素晴らしい。終活とはこういうことか!「光る君へ」の一条天皇のように、上に立つ人は死ぬ間際まで大変ね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ぬらりひょん

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3239ページ ナイス数:261ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/203400/summary/monthly/2024/9

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

ぬらりひょん
「何か悪いことをしようとする気の迷いがあったら『見てござる、見てござる』と心で唱えなさい」昔はお天道様が見ているとよく言ったものだけど、確かにそういう心が欠けているかもしれない。「損得」でなく「善悪」で判断する。稲森氏は仕事人間できっと奥様はワンオペ状態であったろうと推測するが、その奥様こそができた人物だったんだろうなと思う。現代では早々に離婚されてたかもしれないなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
群ようこさんレベルになると、「スマホを買った」ネタで本1冊書けちゃうのね〜。ガラケーを頑なに持たなかった人も、スマホに抗うのはなかなかむずかしい。もう世の中のデフォルトになってしまったからね。高齢者にはほんとうに厳しい世の中です。スマホに頼りすぎて目的地にたどり着けないという話に、大いに共感しました。ホテルから歩いて5分のレストランに1時間半もかかったことがあります。Googleに遊ばれているとしか思えません。
が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
『植物はなぜ動かないのか』でも思ったけど、植物って脳みそとか目とかあるんじゃないだろうか?賢すぎる!生まれ変わったら(基本生まれ変わりたくないけど、どうしてもというなら)草(ホトケノザ希望)がいい私としては、難しいかもしれない。この本で「蜜標」という言葉を初めて知った。なんと美しい言葉だろう。紫色の花はミツバチ(=賢い!)だけに蜜を与えるために、花の形を複雑にした上で蜜のありかを示す蜜標をつけた。杉のように風まかせで大量に花粉を飛ばすヤツより、戦略的でかっこいい。やっぱりホトケノザだな。
ぬらりひょん
2024/10/25 19:44

驚きがたくさんありすぎて、書ききれない。最近よく見かけるユリは台湾原産の「タカサゴユリ」で雑草。よく似た「テッポウユリ」は園芸種で球根で増え花が咲くまで3年かかるが、タカサゴユリは種子からわずか数ヶ月で花を咲かせる。げげっ。日本の葛がアメリカ大陸で猛威を奮っているらしい。今年の夏は草刈りが追いつかず、近くのバイパスが葛で覆い尽くされそうになってる。そのうち日本は葛と竹ばかりになるんじゃないだろうか。

ぬらりひょん
2024/10/25 19:49

もう一つ大事なことを書き忘れた。この本のキモは「踏まれたら、立ち上がらない」。雑草の目的は種を残すことなので、そんなことに無駄なエネルギーは使わない。この本を読む中高生が何を思うか、気になります。

が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
とても美しい物語だった。時々毒を吐く人物も出てくるが、基本みんな嫌味を言う程度。戦国時代だったら、とうに淘汰されていただろうな。8代将軍の時代は平和で成熟した時代だったんだなぁ。吉宗も賢いし、大岡忠相も人間ができている。家重のことはもちろん、忠光をここまで信じ切れる度量がすごい。家重が忠光を大手門まで見送る場面が絵になる。こんなお殿様が本当にいたのかなぁ。
ぬらりひょん
2024/10/24 15:47

吉宗も忠光も引き際が素晴らしい。終活とはこういうことか!「光る君へ」の一条天皇のように、上に立つ人は死ぬ間際まで大変ね。

が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
先日読んだ『バリ山行』の第171回芥川賞の時の候補作だったらしい。今回はどちらも良かったね〜。ホームの敷地の中にあるニセモノのバス停「海岸通り」。時刻表は素数の並び。この導入部でこれはおもしろいやつと確信しました。来ないバスを待つ認知症のサトウさんとサトウさんの娘のフリをする清掃員のクズミさん。クズミさんには何か家族に事情がありそうだけど、ニセモノの親子ごっこはそれなりに平和で楽しそう。血が繋がっていなくても、国が違っても、ファミリーになれるんじゃないかな。
が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
バリってなに?というところからスタート。波多の転職先の危機とバリでの命の危機、どちらもヒリヒリするような切迫感で話が進む。現実の厳しさをバリ行きで圧倒して捩じ伏せようとしているような苦しさを感じた。バリはあえて行く必要のないところ。肉体をいじめることで麻薬のような快感が得られる?修行?読んだ後、表紙の絵の意味がわかった。
ぬらりひょん
2024/10/20 20:31

登山て必ずしも山頂を目指さなくていいのね、という目から鱗な話だった。

が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
びっくりしたこと…①手話を覚えたマイケル(ゴリラ)が捕らえられた時の様子を飼育員に手話で語り始めたこと。「ボクは群れで暮らしていたんだけど、お母さんは密猟者に首を切られて殺されて…」②犬の知性…例えば人が指を刺した方を向くことができる。これは限られた動物しか持たない能力です。③実は我々の脳はここ1万年の間縮んでいます…ヒトの脳の外付けデータベースをたくさん手に入れたから。どうも文字を手に入れたことによって、多くを記憶しなくてよくなったこともあるらしい。とするとこの先はもっと小さくなるかもね。
が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
お初の作家さん。女性が主体的に生きられなかった時代、大正末期から戦後の昭和までの千代さん(奥様)と初衣さん(女中頭)の物語。離婚と戦争により二人の立場が逆転する。ところが、ちっともそうは見えない。他所の家ならありえないことだったかもしれないが、二人が立場を超越した関係であったからこそである。あの時代、女中も主婦も言われたことを受け入れるしかない状況は同じだったのかなと思った。ただ、この関係はちょっと羨ましい。
が「ナイス!」と言っています。
ぬらりひょん
どうもこの作家さんと相性が悪いのか、2週間くらいかかってようやく読了。この頃はページを開いて字がみっちり詰まっていると、ため息が出る。しかも章の区切りがなくて、ひたすらダラダラと続く。話の山場がほとんどない。おとよさんを主人公に据えることにそもそも無理があったのでは、なんて思ったりして。ただ、河鍋暁斎は江戸末期の人だったということで、死んだ後に大きく評価が変わったというのはおもしろい。明治維新は世の中の価値観が激変をもたらしたと。
ぬらりひょん
2024/10/07 15:37

直木賞受賞作だったのか〜。失礼しました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/29(4626日経過)
記録初日
2009/06/22(5637日経過)
読んだ本
1893冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
501749ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
1767件(投稿率93.3%)
本棚
13棚
性別
血液型
O型
職業
主婦
現住所
三重県
自己紹介

コロナ禍にあって、生活が変わって自分が本当に必要なものはなんだろうと考えました。

①  食う  ② 寝る  ③ 読む

かなぁ。読書、裁縫、庭いじり、ラジオなど、わたしって一人でできることがもともと好きだったのね。改めて本が好きで本当に良かった!

 ♫ 好きな作家♪

 伊坂幸太郎 中島京子 垣谷美雨 柚月裕子 村上春樹 万城目学  三浦しをん 森見登美彦 瀬尾まい子 などなど

 ♬尊敬するひと♪
  みうらじゅん 山田五郎 中川祥子 落合陽一 などひとつ
のことをとことん追求して楽しめる人

どうしても読む本が偏ってしまうので、読友さんのレビューが
頼りです。

どうぞよろしくおねがいします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう